JP3086526U - 口内清掃具 - Google Patents

口内清掃具

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伊男 林
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株式会社トーリン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的に口内の清掃を行えるとともに、清掃す
る介護者などの指を保護できるようにする。 【解決手段】 両指2,3の腹および背の両側を保護す
る保護部材4の連結部8を、両指2,3の間に挟んで保
持し、清掃液を浸した袋状の浸漬部材9に、両指2,3
を挿入し、両指2,3を口内に入れて浸漬部材5によっ
て口内を清掃し、誤って噛まれても保護部材4の上下の
対向片6,7で歯を受け止めて両指2,3が傷つかない
ようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、口内清掃具に関し、更に詳しくは、特に寝たきりの高齢者や病人な どの口内を清掃するのに好適な口内清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】
身体が不自由な寝たきりの高齢者や病人などでは、口内が乾燥して食物の残渣 などによって汚れるために、介護者が口内の清掃を行っている。
【0003】 従来では、大きめの口内清掃用の綿棒に、うがい剤などの清掃液を染み込ませ て該綿棒を用いて口内を清掃している。
【0004】 しかしながら、綿棒を用いた清掃では、口内を充分に清掃するには、時間がか かっしまう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、複数の指の先端に、ガーゼを巻き付けて清掃液を染み込ませて口内に 指を入れて清掃するようにしている。
【0006】 このようにガーゼを巻き付けた指を、高齢者などの口内に入れて清掃する場合 には、清掃中に、高齢者などが口内に入れられた指を誤って噛んでしまって介護 者が指を傷めてしまうことがある。
【0007】 本考案は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、効率的に口内の清 掃を行えるとともに、清掃する介護者などの指を保護できるようにすることを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案では、上述の目的を達成するために、次のよう構成している。
【0009】 すなわち、本考案の口内清掃具は、複数の指の間に挟まれて保持される保護部 材と、該保護部材を保持した前記複数の指に装着されて清掃液が浸される浸漬部 材とを備え、口内に前記複数の指を挿入して前記浸漬部材で口内を清掃する口内 清掃具であって、前記保護部材は、前記複数の指の腹および背の両側を保護する ように延びる一対の対向片と、両対向片を連結する連結片とを有している。
【0010】 本考案によると、複数の指の腹および背の両側を保護するように延びる一対の 対向片を有する保護部材を複数の指の間に挟んで保持し、うがい剤などの清掃液 が浸された浸漬部材を装着し、口内に複数の指を挿入して清掃するので、清掃さ れる高齢者などが誤って噛んでも前記一対の対向片によって歯が受け止められて 指が保護されることになり、指が傷つけられるのを防止することができる。
【0011】 本考案の一つの実施態様においては、前記対向片は、前記複数の指に沿って長 手方向に延びるとともに、前記連結片は、前記両対向片の幅方向の略中央部を前 記長手方向に沿って連結するものである。
【0012】 本考案によると、両対向片を連結する連結片を複数の指で挟んで保持すること により、指の腹および背の両側が対向片によって保護されることになる。
【0013】 本考案の好ましい実施態様においては、前記保護部材は、前記複数の指の間に 挟まれて保持された状態で、指先には至らない長さに形成されている。
【0014】 本考案によれば、保護部材は、複数の指の間に挟まれて保持された状態では、 指先には至らない長さであるので、指先の腹を自由に動かして浸漬部材によって 口内を充分に清掃できる。
【0015】 本考案の他の実施態様においては、前記浸漬部材は、繊維材料によって構成さ れるとともに、前記保護部材を保持した前記複数の指が挿入される袋状に形成さ れている。
【0016】 本考案によると、清掃液が浸される浸漬部材は、前記複数の指が挿入される袋 状に形成されているので、保護部材を保持した複数の指に簡単に装着できること になる。
【0017】 本考案の更に他の実施態様においては、前記浸漬部材には、前記袋状の内部へ 液体が浸入しないようにフィルムが内張りされている。
【0018】 本考案によると、袋状の浸漬部材には、フィルムが内張りされているので、清 掃液や口内の唾液などが内部に浸入して指が濡れるといったことがない。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】 図1〜図3は、本考案の一つの実施の形態に係る口内清掃具およびその装着状 態を示す斜視図である。
【0021】 この実施の形態の口内清掃具1は、人指し指2と中指3との間に挟まれて保持 される保護部材4と、該保護部材4を保持した両指2,3に装着されてうがい剤 などの清掃液が浸される浸漬部材5とを備えている。この口内清掃具1を装着し た両指2,3を、寝たきりの高齢者などの口内に挿入して浸漬部材5で口内を清 掃するものであり、清掃中に、口内を清掃される高齢者などが誤って噛んでも保 護部材4によって歯を受け止めて口内に挿入されている両指2,3を保護するも のである。
【0022】 保護部材4は、例えば、70度〜90度程度の硬度を有し、ウレタンゴムやシ リコンゴムなどのゴム材料あるいはポリエチレンなどの樹脂材料から構成されて おり、後述のように口内に入れた際に、噛まれても歯を受け止めることができる 一方、歯を傷めることのないように弾力性を有している。
【0023】 この保護部材4は、人指し指2と中指3の腹および背の両側をそれぞれ保護す るように延びる一対の対向片6,7と、両対向片6,7を連結する連結片8とを 有しており、両対向片6,7は、指2,3が入る程度の間隔をもって対向してい る。
【0024】 一対の対向片6,7は、両指2,3に沿って長手方向に延びるとともに、連結 片8は、両対向片6,7の幅方向の略中央部を長手方向に沿って連結するもので ある。すなわち、この保護部材4は、上下に平行に延びる両対向片6,7を、そ の中央部の連結片8で連結した断面形状が、大略I型(レール型)に形成されて ている。したがって、連結片8を、人指し指2と中指3との間で挟むように保持 することにより、図2に示されるように、上下の対向片6,7が、両指2,3の 腹および背の両側の一部を覆うことになる。連結片8は、両指2,3の関節部分 に対応する部分8aは、やや薄肉に形成されており、両指2,3に充分に適合す るように構成されている。
【0025】 また、保護部材4は、両指2,3の間に挟まれて保持された状態で、指先には 至らない程度の長さに形成されており、両指2,3の指先の腹を用いて口内を効 率的に清掃できるように構成されている。さらに、保護部材4の上下の対向片6 ,7の幅は、指先に対応する先端部に向かって狭くなるように形成されており、 指先を自由に動かせるようになっている。
【0026】 うがい剤などの清掃液が浸される浸漬部材5は、清掃液が染み込み易いように 、繊維材料、この実施の形態では、綿の不織布から構成されており、指が挿入さ れる挿入口9を有して袋状に形成されている。
【0027】 この袋状の浸漬部材5は、保護部材4を保持した両指2,3を挿入した際に、 図3に示されるように、両指2,3の付け根付近まで延びる長さに形成されてお り、浸漬部材5の先端部を、清掃液に浸すことにより、毛細管現象によって上方 まで清掃液が伝わって浸かることになる。
【0028】 以上のような構成を有する本考案の口内清掃具1では、図2に示されるように 、保護部材4の連結部8を、人指し指2と中指3との間に挟んで保持し、清掃液 を浸した袋状の浸漬部材5に、保護部材4を保持した両指2,3を図3に示され るように挿入する。そして、浸漬部材1を被せた両指2,3を、寝たきりの高齢 者などの口内に入れて、浸漬部材で口内を清掃する。
【0029】 清掃中に、高齢者などが誤って口を閉じて噛もうとすると、両指2,3の腹お よび背の両側を保護する保護部材6,7が、上下の歯を受け止めて両指2,3を 保護し、両指2,3が傷つけられることがない。
【0030】 このように両指2,3を口内に入れて効率的に清掃をできるとともに、誤って 噛まれても両指2,3が保護部材4によって確実に保護されて傷つけられること がない。
【0031】 (その他の実施の形態) 上述の実施の形態では、浸漬部材5として、不織布からなる袋状のものを用い たけれども、従来のように、清掃液を浸したガーゼなどを、保護部材5を保持し た両指2,3に巻き付けて清掃を行うようにしてもよい。
【0032】 また、本考案の他の実施の形態として、袋状の浸漬部材5の内面を、フィルム シートなどで内張りし、清掃液や口内の唾液が浸漬部材5の内部に浸入して両指 2,3が濡れてしまうのを防止するようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、保護部材を指の間に挟んで保持し、うがい剤な どの清掃液が浸された浸漬部材を装着し、口内に挿入して清掃するので、綿棒な どを用いて清掃するのに比べて効率的に清掃することができる一方、高齢者など が誤って噛んでも、指の腹および背の両側を保護する保護部材によって、歯が受 け止められて指が保護されることになり、指が傷つけられることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一つの実施形態の口内清掃具の斜視図
である。
【図2】図1の保護部材を両指に装着した状態を示す斜
視図である。
【図3】図1の口内清掃具を、両指に装着した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 口内清掃具 2 人指し指 3 中指 4 保護部材 5 浸漬部材 6,7 対向片 8 連結片

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の指の間に挟まれて保持される保護
    部材と、該保護部材を保持した前記複数の指に装着され
    て清掃液が浸される浸漬部材とを備え、口内に前記複数
    の指を挿入して前記浸漬部材で口内を清掃する口内清掃
    具であって、 前記保護部材は、前記複数の指の腹および背の両側を保
    護するように延びる一対の対向片と、両対向片を連結す
    る連結片とを有することを特徴とする口内清掃具。
  2. 【請求項2】 前記対向片は、前記複数の指に沿って長
    手方向に延びるとともに、前記連結片は、前記両対向片
    の幅方向の略中央部を前記長手方向に沿って連結する請
    求項1記載の口内清掃具。
  3. 【請求項3】 前記保護部材は、前記複数の指の間に挟
    まれて保持された状態で、指先には至らない長さに形成
    される請求項1または2記載の口内清掃具。
  4. 【請求項4】 前記浸漬部材は、繊維材料によって構成
    されるとともに、前記保護部材を保持した前記複数の指
    が挿入される袋状に形成される請求項1〜3のいずれか
    に記載の口内清掃具。
  5. 【請求項5】 前記浸漬部材には、前記袋状の内部へ液
    体が浸入しないようにフィルムが内張りされる請求項4
    記載の口内清掃具。
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