JP3086218U - 祭 壇 - Google Patents
祭 壇Info
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- JP3086218U JP3086218U JP2001007646U JP2001007646U JP3086218U JP 3086218 U JP3086218 U JP 3086218U JP 2001007646 U JP2001007646 U JP 2001007646U JP 2001007646 U JP2001007646 U JP 2001007646U JP 3086218 U JP3086218 U JP 3086218U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】設置場所を制限しない移動性(可搬性)及び物
品性(装飾性を含む)と、立位で使用可能で付帯する宗
教用具をコンパクト収納可能な機能性又は意匠性を改善
する。 【解決手段】分離可能な上台1とキャスター3付き下台
2から構成された祭壇であって、上台1は、飾棚11の周
囲に設けた照明手段12と、前面に設けた両開きのウイン
グ扉13と、該扉13の開閉に応動して照明手段12の電源を
オン・オフするスイッチング手段を有する。下台2は、
庫内の縦方向に仕切りを設け、その一方に上下空間全体
を使用可能に形成したスタンド用具収納室21と、他方に
横方向に多段に仕切りを設けて上下空間を区画し、各別
に使用可能に配置した半閉鎖的な室空間22,23,24を有す
る。室空間の一つには仮安置室23を設けている。閉扉時
には収納物が隠蔽され木質の家具調外観を呈するものと
した。
品性(装飾性を含む)と、立位で使用可能で付帯する宗
教用具をコンパクト収納可能な機能性又は意匠性を改善
する。 【解決手段】分離可能な上台1とキャスター3付き下台
2から構成された祭壇であって、上台1は、飾棚11の周
囲に設けた照明手段12と、前面に設けた両開きのウイン
グ扉13と、該扉13の開閉に応動して照明手段12の電源を
オン・オフするスイッチング手段を有する。下台2は、
庫内の縦方向に仕切りを設け、その一方に上下空間全体
を使用可能に形成したスタンド用具収納室21と、他方に
横方向に多段に仕切りを設けて上下空間を区画し、各別
に使用可能に配置した半閉鎖的な室空間22,23,24を有す
る。室空間の一つには仮安置室23を設けている。閉扉時
には収納物が隠蔽され木質の家具調外観を呈するものと
した。
Description
【0001】
本考案は、分離可能な上台とキャスター付き下台から構成され、経机、経本そ の他の必要に応じて使用する宗教用具を収納する前記下台の上に、偶像、供物そ の他の日常的に安置する宗教用具を収容する前記上台を載置してなり、設置場所 を制限しない移動性(可搬性)及び物品性(装飾性を含む)と、立位で使用可能 で付帯する宗教用具をコンパクト収納可能な機能性又は意匠性を改善した祭壇に 関する。なお、宗教は特に限定されない。
【0002】
従来より、建て売りやマンション等の普及により家屋又は住居の多様化に対応 可能であることをうたった祭壇の提案が知られている。
【0003】 こうした家屋又は住居では、祭壇を設置するための仏間や神棚が住居の一角を 占め、かつ、必須であるとするような建築様式がなくなりつつあることが窺われ る。
【0004】 たしかに、生活様式のうえでも祭壇に日常的に向かうことがない人たちが多い と思われる。しかしながら、こうした人たちにおいても宗教用具としての祭壇は 必要であるとする場合が多い。
【0005】 今日的な祭壇は、威厳や風格のある固定設置型かインスタントな簡易仮設型に 分化してきた傾向がある。
【0006】 一方、家具については、所謂「家具調」や「木調」という呼びかたがあるよう に、日常生活のなかに木質感を求めるニーズは依然として高いものがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、マンション等の現代的な住居では仏間等を設けた間取りは殆ど なく、概してインスタントな簡易仮設型の祭壇が受け入れられているが、家具類 との均衡のとれるものは少なく、機能性や意匠性(美観)についても改善の余地 があった。
【0008】 ここでは、「設置場所を制限しない」、すなわち仏間等を有しないマンション 等の家屋又は住居の建築様式(又は間取り)の多様化に対応可能なインテリアと しての物品性(装飾性を含む)、移動性(可搬性)、機能性及び意匠性を改善し 、しかも宗教宗派を特に限定しない汎用的な祭壇が期待されている。
【0009】 本考案はこのような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、設 置場所を制限しない移動性(可搬性)及びインテリアとしての物品性(装飾性を 含む)と、立位で使用可能で付帯する宗教用具をコンパクト収納可能な機能性及 び外観に係る意匠性を改善し、しかも宗教を特に限定しない汎用性を有する祭壇 を提供するものである。
【0010】
課題を解決するために本考案は、分離可能な上台とキャスター付き下台から構 成され、経机、経本その他の必要に応じて使用する宗教用具を収納する前記下台 の上に、偶像、供物その他の日常的に安置する宗教用具を収容する前記上台を載 置してなる祭壇であって、 前記上台が、飾棚の周囲に設けた照明手段と、前面に設けた両開きのウイング扉 と、該扉の開閉に応動して前記照明手段の電源をオン・オフするスイッチング手 段を有するものであり、前記下台が、庫内の縦方向に仕切りを設け、その一方に 上下空間全体を使用可能に形成したスタンド用具収納室と、他方に横方向に多段 に仕切りを設けて上下空間を区画し、各別に使用可能に配置した半閉鎖的な室空 間を有し、該室空間の一つに故人の遺骨その他の遺品を一時的に収納する仮安置 室を設けたものであり、閉扉時には収納物が隠蔽され木質の家具調外観を呈する ものとしたことを特徴とするものである。
【0011】
本考案の実施の形態について添付図面を参照して以下説明する。
【0012】 図1は、本考案の実施形態を示す開扉時の正面視説明図である。
【0013】 図2は、同じく閉扉時の正面視説明図である。参考までに寸法を付してた。
【0014】 図3は、同じく縦断面視説明図である。
【0015】 図4は、組み立て式経机を示す正面視説明図である。
【0016】 本考案は、図示するとおり、分離可能な上台1とキャスター3付き下台2から 構成され、経机、経本その他の必要に応じて使用する宗教用具を収納する下台2 の上に、偶像、供物その他の日常的に安置する宗教用具を収容する上台1を載置 してなる祭壇Xである。
【0017】 その特徴的構成において、上台1は、飾棚11(祭壇ホール)の周囲に設けた照 明手段12と、前面に設けた両開きのウイング扉13〔所謂、観音扉。〕と、該扉13 の開閉に応動して照明手段12の電源をオン・オフするスイッチング手段(14)〔図 示省略〕を有している。ここで、飾棚11の周囲には二重アーチ15を設けて照明効 果と意匠性を改善している。また、照明手段12は、例えばアーチ15の背後にバッ クライトを設け、両側に一対の吊灯籠又は灯明を設けるのが好ましい。
【0018】 また、下台2は、庫内の縦方向に仕切りを設け、その一方に上下空間全体を使 用可能に形成したスタンド用具収納室21を有している。〔図1〕図示のスタンド 用具は組み立て式経机4であり、天板と脚(一対)とつなぎ部材を解体して収納 する。〔図4〕
【0019】 また、他方に、横方向に多段に仕切りを設けて上下空間を区画し、各別に使用 可能に配置した半閉鎖的な室空間22,23,24を有し、該室空間22,23,24の一つ、好 ましくは中段に故人の遺骨その他の遺品を一時的に収納する仮安置室23を設けて いる。この仮安置室23は扉231 付きとしており、これにより匂いの発散を抑制し ている。
【0020】 仮安置室23以外の室空間22,24 は、例えば上2段を引出し22,22 とし、下1段 を前面開放の収室空間(収納室24)としている。これらは物入れとして使用し、 付属的な宗教用具のほか手入れ用のワックス、布その他の清掃用具を収納するこ とができる。〔図1及び図3〕
【0021】 さらに、ウイング扉25(両開き)を設けており、閉扉時には収納物が隠蔽され 木質の家具調外観を呈するものとしている。〔図2〕なお、扉25の裏面には、数 珠、杢撥(木製ばち)、毛払い等を掛けるフックを設けている。〔図示省略〕
【0022】 このように本考案構成の祭壇は、上下台1,2を木調〔詳しくは、ウォールナ ット(wallnut) 調やナチュラルオーク(naturaloak)調〕で統一した家具調祭壇X であって、日本家屋やマンションのいずれに持ち込んでも違和感がない。しかも 、宗教用具一式がコンパクトに収納可能であることはもとより、特に仮安置室23 を有している点で完備した祭壇となっている。
【0023】
本考案は以上の構成よりなるものであり、これによれば設置場所を制限しない 移動性又は可搬性と、立位で使用可能で付帯する宗教用具をコンパクト収納可能 な構造性又は意匠性を改善するとともに、家具調に設えてあるので、日本家屋や マンション等の建築様式(間取り)又は生活様式の多様化に対応可能であり、多 数の人に利用されることが期待できる。
【0024】 特に、仏壇としての使用において、下台に半閉鎖的な遺骨の仮安置室を有して いるので、納骨までの期間、生活空間に匂いも発散せず便利である。
【0025】 また、宗教や宗派を特に限定しない汎用性を有する点でも現代向きである。
【図1】本考案の実施形態を示す開扉時の正面視説明図
である。
である。
【図2】同じく閉扉時の正面視説明図である。
【図3】同じく縦断面視説明図である。
【図4】組み立て式経机を示す正面視説明図である。
1 上台 11 飾棚(祭壇ホール) 12 照明手段 13 ウイング扉(両開き) 14 スイッチング手段 15 アーチ 2 下台 21 スタンド用具収納室 22 引出し(室空間) 23 仮安置室(室空間) 231 扉(片開き) 24 収納室(前面開放の室空間) 25 ウイング扉(両開き) 3 キャスター 4 組み立て式経机(スタンド用具) X 祭壇〔本考案〕
Claims (1)
- 【請求項1】 分離可能な上台とキャスター付き下台か
ら構成され、経机、経本その他の必要に応じて使用する
宗教用具を収納する前記下台の上に、偶像、供物その他
の日常的に安置する宗教用具を収容する前記上台を載置
してなる祭壇であって、前記上台が、飾棚の周囲に設け
た照明手段と、前面に設けた両開きのウイング扉と、該
扉の開閉に応動して前記照明手段の電源をオン・オフす
るスイッチング手段を有するものであり、前記下台が、
庫内の縦方向に仕切りを設け、その一方に上下空間全体
を使用可能に形成したスタンド用具収納室と、他方に横
方向に多段に仕切りを設けて上下空間を区画し、各別に
使用可能に配置した半閉鎖的な室空間を有し、該室空間
の一つに故人の遺骨その他の遺品を一時的に収納する仮
安置室を設けてなり、閉扉時には収納物が隠蔽され木質
の家具調外観を呈するものとしたことを特徴とする祭
壇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007646U JP3086218U (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 祭 壇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007646U JP3086218U (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 祭 壇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086218U true JP3086218U (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=43237630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007646U Expired - Fee Related JP3086218U (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 祭 壇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086218U (ja) |
-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001007646U patent/JP3086218U/ja not_active Expired - Fee Related
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