JP3086096U - 柔らかな布等を吸い付けずに吸塵する、掃除機のクリーナーヘッド。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は掃除機の吸い取口に，薄い柔
らかな布等が吸着し，吸塵を妨げるのを防止する装置で
ある。 【解決手段】 本考案は，吸い取口の表面に，編状ま
たは櫛状または多孔状の板を取り付け，対象物との間に
隙間を確保し，空気の流入を妨げることなく，塵や埃を
吸い取る装置であり，布団や衣服などの柔らかい布に付
着した，花粉や埃などを取ることに役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は従来の掃除機では、吸い付いてしまい困難だった、柔らかい布等の塵 や埃を、床や畳などを掃除する要領で簡単に吸い取る装置です。

【０００２】

【従来の技術】

従来の掃除機のクリーナーヘッドは、布団や衣服などの表面の塵や埃を、取ろう とすると、布などを押さえる障害物がないので吸入口に布全体が吸込まれてしま い、クリーナーヘッドを前後に動かすことは困難であった。

【０００３】

【考案の解決しようとする課題】

布団や衣服など柔らかい布の上、を，従来どうりクリーナーヘッドを前後に動か しながら，塵や埃を簡単に吸い取るようにできないか，というのが課題である。

【０００４】 この考案はこのような，従来技術の課題を解決する目的でなされたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するための手段を図を使って以下に説明する。

【０００６】 図１に示すのは，この装置の外観図である。 図２は、この装置の側断面図である。 この考案は掃除機の吸引口に，図２のに示すような、網状または櫛状または多 孔状の、前後に丸みを持たせた板をつけることにより，布面 図２のと吸入口 図２のとの間に僅かな隙間ができ，その間を 空気 図２のが流れ込むこ とにより対象物との間の摩擦が少なくなり，クリーナーヘッドのスムーズな移動 が可能となる。

【０００７】 板に丸みをつけて前後に突き出したことにより，僅かな隙間が確保されることで 、空気の流通が妨げられず、前や後ろへの移動に、円滑さをもたらし、薄い布地 の吸着を防ぐ働きをする。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図３はこの装置を下から見た図である。 図３のは網状 図３のは多孔状 図３のは櫛状 の形態を示す。このような形状の吸い取り口に 差込み口 図２のに示すよう に、テーパーをつければ，既存のあらゆる掃除機に取り付け可能であり、このよ うな形態の板を、従来のクリーナーヘッドに緊縛する形態でも可能である。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明してきたように、この考案は、今まで布団や洗濯物を外に干したときに 、付着する花粉や埃を、簡単に吸い取ることができるという効果があり、最近特 に増えている，花粉症の人にとっては、大変役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この装置の外観図

【図２】 この装置の側断面図

【図３】 この装置を下から見た図

【符号の説明】 丸みをもたせた板 布 空気流入口 空気 アジャスタブルソケット は網状の図 は多孔状の図 は櫛状の図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】掃除機の吸込口に網状または櫛状または多
   孔状の板を装着し、柔らかな布などの吸入口に吸込まれ
   るのを妨げ塵や埃などを吸入する装置。