JP3086008U - 内臓機能活性化運動機 - Google Patents

内臓機能活性化運動機

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JP3086008U JP2001006417U JP2001006417U JP3086008U JP 3086008 U JP3086008 U JP 3086008U JP 2001006417 U JP2001006417 U JP 2001006417U JP 2001006417 U JP2001006417 U JP 2001006417U JP 3086008 U JP3086008 U JP 3086008U
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正義 信田
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正義 信田
小澤 清
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Abstract

(57)【要約】 内臓機能の劣化、老化を回復、予防する為の足関節を屈
曲 【課題】 内臓機能の劣化、老化を回復、予防する為の
足関節を屈曲、復元する作業を反復して行う内臓機能活
性化の施術を駆動力を利用できる機器により行うことが
できるようにする。 【解決手段】基盤1の一端に、基部を蝶着して仰臥した
被施術者の足を保持、固定して傾斜、復元できる押圧具
4を取り付け、他の端寄りに、先端にピストンシャフト
6を持つクランク機構3と自動スイッチ式タイマーとを
有するギアモートル2を取り付け、ピストンシャフト6
の先端を押圧具4の上部に固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は運動不足により発生する内蔵の劣化、老化、疾病その他の諸症状の予 防、回復の為の内臓機能の活性化に係わるものであり、前記諸症状の発生の原因 となる内臓運動の不足、欠落を改善するため、骨格系、筋肉系の構造上、内臓活 動に密接に連繋する足に対し一定のリズムで反復して押圧力を加えることにより 、足関節の屈曲運動を一定時間継続的に行って内臓器官に適度の刺激とショック とを与え、内臓器官の機能の活性化を図る機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
中高年令者の保健、体力維持を図る手段として一般にジョギングやウオーキン グなど足を動かす運動が医師等により推奨されているが、これは足の運動が単に 足の筋肉や機能を強化するだけでなく、人体の各臓器、各器官にも適度の運動と 刺激を与え、臓器、器官の劣化、老化を防いで、体全体の自然治癒能力を高める 効果があることが立証されている為である。 この足を動かす運動の最も主体的な活動をなすものは足関節の動きであり、足 関節の動きが脚部、腰部、腹部と繋がる骨格系、筋肉系の動きとなって、これが 各臓器、器官にも運動を起こさせる効果を生むものであるところから、自力でジ ョキングやウオーキングなどの運動ができなくなった者や寝たきりの病弱者等運 動の不足または不能な者に対して、仰臥させて上向する足の上半部を手力をもっ て押圧し、足関節を屈曲させたあと力を抜いて復元させる屈曲運動を反復して行 う施術が医師、療術者により屡々行われている。この施術により、運動不足によ って鬱積した不快感から解放され、体全体に活力が回復して壮快となる者が多数 存在する事実はその効果が運動の不足者、不能者の保健、体力の回復に極めて有 効であることを充分に立証している。
【0003】 然し乍ら、この施術を行うには、被施術者を仰臥させ、上向する足を施術者が 手をもって把握し、手力をもって押圧して足関節を屈曲させた後、力を抜いて復 元させる屈曲運動を一定のリズムで少なくとも10分程度行う必要があること、 また、限られた数の施術者が多数の被施術者に施術しなければならないこと等、 施術者にとって肉体的に、かつ、時間的に極めて負担が大きいばかりでなく、被 施術者にとっても施術を受ける為に長時間待たされることが屡々発生する等、実 行上、施術者にとっても被施術者にとっても極めて負担が大きいという問題点が あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来技術の問題点を解決する為になされたもので、その目的は施 術者が直接的に自力を行使することによって行ってきた足関節の屈曲、復元の反 復運動を駆動力により押圧、解圧する機能を有する機器により行うことによって 、効果的且つ効率的施術が可能となる内臓機能活性化運動機を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
足関節の屈曲、復元を反復して行う内臓機能活性化運動の為の施術は被施術者 の年齢、健康、体力の程度等各個体の身体的条件に則して行われなければならず 、これを駆動力を利用した機器により行う場合は被施術者に対して無理や過度の 負担を強いることにならないようにしなければならない。即ち、被施術者の身体 的状況に応じて足関節への押圧の程度、運動の時間等を適切に調整できるように する必要があり、その手段を講じた内臓機能活性化運動機は次のようなものであ る。 即ち、本考案の内臓機能活性化運動機は基盤1にクランク機構3を有するギア モートル2と軸受支柱5と押圧具4とを取り付けることにより構成されたもので ある。
【0006】 基盤1は前記クランク機構3を有するギアモートル2と軸受支柱5と押圧具4 とを取り付けることができる形状及び大きさとしてあり、仰臥した人体の上向す る足を押圧具4により押圧した時、反対方向にずれることがないよう固定部材を 備えている。 ギアモートル2は回転軸を上向きにして取り付けられ、回転軸にはクランク機 構3が設けられている。また、被施術者の身体的状況に応じて運転時間を調整で きるよう自動スイッチ付きタイマーが取り付けられている。
【0007】 クランク機構3はクランク盤10と立軸17を介して回動自在に取り付けられ たクランク棒11とからなり、クランク棒11は先端を支点12を介してピスト ンシャフト6に回動自在に繋ぎ止められている。そして、立軸17はクランク盤 10上に設けられたガイド機構により、クランク盤10の中心より遠近自在の位 置に移動でき、かつ、任意の位置に固定できるように取り付けられている。即ち 、立軸17をクランク盤10の中心より遠い位置に置くほどクランク運動による ピストンシャフト6の運動巾が大きくなり押圧具4の傾斜角度を大きくして押圧 力を強める働きをし、中心に近くする程運動巾が小さくなって押圧力を弱めるこ とになるので、立軸17のガイド機構上の位置を移動することにより、押圧具4 による押圧力の強弱を調整することができる。 また、ピストンシャフト6はその運動が安定かつ円滑に行われる為に設けられ た軸受支柱5の軸受14により支持され、その先端は押圧具4の上部に支点13 を介して取り付けられている。
【0008】 押圧具4は基盤1に対し、下端を傾斜、復元可能に運動する押え部材によって 蝶着され、上部をピストンシャフト6の先端に支点13を介して固着してある。 なお、基盤1の固定部材、押圧具4の押え部材、クランク盤10のガイド機構 の構造としては、後で紹介する実施例のようにしてもよいが、そのほかにも色々 考えられることはいうまでもない。
【0009】
【作用】
本考案は以上のような構造であるから、これを使用する時は、仰臥した被施術 者の上向する足を押圧具4に附属する保持具8によって押圧具4に保持、固定し 、個体の状況に応じた足への押圧の程度、時間の調整を立軸17の移動及び自動 スイッチ付きタイマーのセットによって行った後、ギアモートル2を稼働すれば 、連動するクランク機構3の働きによるクランク運動によってピストンシャフト 6が前進、後進を繰り返す。ピストンシャフト6の前進により先端が支点13を 介して押圧具4を押圧するので、押圧具4は前傾して足関節を屈曲させ、後進に より前傾が復元するので足が元の上向状態に戻る。そして、ギアモートル2の稼 働によるクランク運動の継続により、足関節の屈曲、復元の運動が行われ、内臓 機能を活性化する運動を反復して、自動スイッチ付きタイマーによりセットされ た時間、継続的に行うことができる。
【0010】
【実施例】
図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 実施例1 図1は、実施例1を示す斜視図であり、図3はその側面図である。 方形とした基盤1の一方の端寄りに、クランク機構3を有し、かつ、図示され ない自動スイッチ付きタイマーを有するギアモートル2を設置し、他の端の先端 部に基部を蝶番により傾倒、復元可能にした押圧具4を蝶着し、その上端部はク ランク機構3の働きによりピストン運動するピストンシャフト6の先端に固着し てある。そして、ピストンシャフト6はギアモートル2と押圧具4の中間に立設 された軸受支柱5の軸受14により安定して円滑に運動できるよう支持されてい る。また、基盤1の裏面には基盤1と概ね同巾で、基盤1から先の長さを160 センチメートル程度にした巻回、折り畳み自由のゴムマット7を貼着してある。 被施術者は施術に当たり、このゴムマット上に仰臥するので、その体重により、 足に押圧具4による押圧力がかかっても基盤1が押圧具4の前傾に対し反対方向 にずれることはない。
【0011】 実施例2 図2は実施例2を示す斜視図である。 基盤1上の各器材の設置構成は実施例1と同じである。 本実施例は被施術者がベットの架台16上に仰臥した状態で施術しようとする場 合の実施例である。本考案の内臓機能活性化運動機の基盤1を、別に設けたバン ド状締め具を固定具15として架台16に緊締して固定できるようにしてあり、 これにより足に押圧具4による押圧力がかかっても基盤1が押圧具4の前傾に対 し反対方向にずれることがないのは実施例1の場合と同様である。
【0012】 図4は、本考案による内臓機能活性化運動機の平面図である。 ギアモートル2に取り付けられたクランク機構3はクランク盤10と立軸17 及びクランク棒11とにより構成され、クランク盤10にはその中心から外周に 向かってレール状の溝18が設けられている。立軸17は基部をレール状の溝1 8に嵌合して立てられているが、レール状の溝18は立軸17の平行動をガイド するから、立軸17はレール状の溝18内を移動自由に、且つ、任意の位置に固 定できるように取り付けられ、その先端部にはクランク棒11の末端が回動自在 に取り付けられている。クランク棒11の先端は支点12によりピストンシャフ ト6の末端に回動自在に連繋され、ピストンシャフト6は軸受14を通ってその 先端が支点13を介して押圧具4の上部に固着されている。 押圧具4による押圧力の強弱はピストンシャフト6の運動巾の大小によって決 まるから、立軸17の位置をレール状の溝18のガイドによって移動することに より調整できるので、操作が簡単である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、運動の不足、不能を原因とする内臓機能の劣化、老化等 の回復、予防に効果のある足関節を屈曲、復元する運動を反復して行う施術は、 一人の被施術者に対して少なくとも10分間を超す程度の時間にわたり、全て人 力によって行っていたから、施術者の肉体的、時間的負担が大変大きく、極めて 非効率的な施術法であったが、本考案による内臓機能活性化運動機によれば、被 施術者の身体状況に応じた足関節屈曲のための押圧力調整機能及び施術時間調整 機能をもつ機器を駆動操作することにより行うことができるので、施術者の肉体 的、時間的負担を著しく軽減するばかりでなく、機器を複数設置することにより 、一度に多数の被施術者への施術が可能になるので、被施術者にとっても施術を 受ける為の待ち時間を軽減させる等、極めて効率の良い施術を行うことができる ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例2を示す一部切裁斜視図である。
【図3】被施術者に適用した状態の実施例を示す側面図
である。
【図4】被施術者に適用した状態の実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】 1 基盤 2 ギアモートル 3 クランク機構 4 押圧具 5 軸受支柱 6 ピストンシャフト 7 ゴムマット 8 保持具 9 蝶番 10 クランク盤 11 クランク棒 12,13 支点 14 軸受 15 バンド状固定具 16 架台 17 立軸 18 レール状溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤(1)に、ピストンシャフト(6)
    を有するクランク機構(3)を設けたギアモートル
    (2)と、仰臥した人体の上向する両足を保持、固定
    し、傾斜、復元可能に運動する押圧具(4)とをとりつ
    け、ピストンシャフト(6)の先端を押圧具(4)の上
    部に固着して、ギアモートル(2)のクランク運動によ
    り押圧具(4)が傾斜、復元運動を反復して行うことを
    特徴とする内臓機能活性化運動機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209660A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Yukako Sanuki 下肢マッサージ器及び下肢マッサージ装置
JP5570039B1 (ja) * 2013-04-05 2014-08-13 健司 名雪 寝たまま足首ストレッチ装置
JP2014158946A (ja) * 2011-02-15 2014-09-04 Wisys Technology Foundation Inc 関節のある肢に軸方向の振動力を与えるシステム及び方法

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