JP3085922U - 浴室電動按摩枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室電動按摩枕の提供。 【解決手段】 一つの枕体と一つの振動体を組み合わせ
てなり、枕体の有する孔に振動体が設置され、並びに枕
体に吸盤が設置され、枕体が敏捷に浴室内の固定位置に
設置され、さらに振動体内部に按摩装置と、防水性の制
御装置が設置され、枕体が浴室内の固定位置にあって、
適当な按摩運転を提供し、使用者が浴室内で安心して按
摩器を使用でき、使用が敏捷に行え、良好な実用性機能
を有することを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の浴室電動按摩枕に係り、特に枕体内に振動体が設置され、その 有する防水の制御装置により、枕体に按摩運転を発生させ、また湿った或いは水 を含む環境中で運動可能で、また、吸盤装置を具え、枕体をこのような環境中に 固定でき、良好な按摩機能を発揮し、実用の機能を高めた、浴室電動按摩枕に関 する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に按摩器の使用は、ほとんどが偏心錘を具えた振動モータに按摩体を組み 合わせて振動運転を行わせ、身体に対する按摩の動作を行わせる。しかし、さら に精緻な按摩効果を達成するため、通常、振動モータ運転方式を制御する制御装 置が設けられている。また、按摩器位置により、機体及び機能をみて、固定され たフレームが設定されたり、或いは身体に装着する位置決めベルトが設置され、 身体に押しつけて固定される。しかし、このような按摩器は、特定の場所に対し て設計、使用されないため、湿った浴室中にあっては使用できない。現在浴室で 按摩に供されるのは、マッサージバスに使用されるジェット水流による按摩運転 である。しかし、マッサージバスは高価であり、コストもたかく、ゆえにその使 用はあまり普及しておらず、消費者が簡単敏捷に浴室中で使用する按摩器具はな い。一般に電動按摩器は水を含む浴室環境中で安心して運転させることができず 、短絡や感電の危険を有している。このため、いかに浴室中で敏捷に使用できる 按摩器を提供し、使用者が随時按摩の楽しみ、機能を享受できるようにするかは 、考える価値がある問題である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、一般の電動按摩器の使用場所と位置に関して、特殊環境で使用でき るようにするため、一種の浴室電動按摩枕を提供する。それは、浴室で安心して 使用でき、コストがあまりかからず、良好な使用効果を提供できるものとする。 具体的には、本考案の主要な目的は、振動体に設けた按摩装置と制御装置、外界 と隔離された防水装置により、振動体が湿った環境中でも正常に運転でき、また 、振動体が敏捷に枕体の孔内に装着でき、組立上、便利であり、振動体の運転に より、枕体が浴室内の使用において按摩機能を発生し、使用者が簡単に便利に使 用上の便利さを獲得でき、物品の使用上の機能を高め、その実用性を高めること にある。

【０００４】 本考案の次の目的は、枕体に吸盤を設置し、浴室の湿った環境中でもしっかり と位置決めでき、有効に按摩器の按摩機能を発揮できるようにし、且つその他の 場所でも同様に敏捷にその位置を固定できるようにし、按摩器が十分に使用に便 利で良好な機能を達成でき、使用価値を増進できるようにすることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、一つの枕体と一つの振動体を組み合わせてなる浴室電動按 摩枕において、 該枕体の体内に孔が設置され、その外側に吸盤が設置され、 該振動体が外蓋を具え、その蓋体内に按摩装置を具えた制御装置が設けられ、 振動体内に按摩装置の振動モータと電池が設置され、外蓋と振動体の組合せによ り、按摩装置の電気連結が完成し、且つ外蓋と振動体の組合せ構造の間、及び外 蓋とその内部の制御装置の間の制御装置の制御回転軸と外蓋の連接部分に、それ ぞれＯリング５が設けられ、 枕体内の孔に振動体が嵌め置かれ、安定した組合せ構造が形成され、振動体の 外蓋の上方に、蓋体内に制御装置を具えた制御回転つまみが設けられ、制御回転 つまみの操作により枕体の按摩運転を制御でき、枕体の吸盤により、敏捷に枕体 を位置決めでき、異なる場所での使用に便利で良好な実用性を提供することを特 徴とする、浴室電動按摩枕としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１は本考案の具体的実施例の分解斜視図であり、枕体１及び振動体２で組成 されていることがあきらかである。そのうち、枕体１内に孔１１が設けられ、振 動体２がその内部に収容され、このほか、枕体１外に吸盤１２が設置され、枕体 １が設定位置に固定され、振動体２は枕体１の孔１１に合わせて嵌め置かれる形 態とされ、枕体１内に置き入れやすく、また、孔１１より取り出しやすい。枕体 １と振動体２の組合せは敏捷に行える。このほか、振動体２の体内に、按摩器の 按摩装置３及び制御装置４が設置されている。そのうち、按摩装置３は偏心錘を 具えた振動モータ３１が振動体２内に設置され、モータシート３２がその位置を 位置決めし、そののち、モータシート３２の上端に電源として電池３３が設置さ れ、並びにその導電用の銅片３４及び端子３５により電源電力が引かれ、制御装 置４は振動体２の外蓋２１内部に設置され、それは、制御箱上蓋４１と、制御箱 下蓋４２が相互に螺子止めされ、並びに振動モータ３１運転を制御する基板４３ 及びその制御回転軸４４がその間に設定され、制御回転軸４４の制御つまみ４５ が振動体２の外蓋２１を貫通しその上方に設けられている。制御つまみ４５を回 すことにより、制御回転軸４４を駆動して基板４３の制御回路の導通させ、並び に導電用の銅片３４及び端子３５の電気連結により、振動モータ３１を制御して 異なる運転方式を形成させることができ、これにより異なる按摩方式の使用効果 を達成できる。このほか、振動体２と外蓋２１に螺合方式の組合せが採用され、 図２に示されるように、両者２、２１の螺接の端部及び制御回転軸４４と外蓋２ １の連接部分に、それぞれＯリング５が設置され、且つ制御箱上蓋４１の上にさ らに防水ゴム蓋５が設置され、振動体２と外蓋２１の組合せ、制御装置４の制御 回転軸４４の外蓋２１にあっての穿設のいずれもが防水の効果を獲得する。振動 体２内に設けられた按摩装置３及び制御装置４はいずれも水を含む環境で正常に 運転し、また、制御箱下蓋４２の下端にあって、スプリング３６の設置により、 振動体２と外蓋２１の組合せ時に、電池３３電源との連接を達成し、電池３３電 源が振動体２内の各装置と良好な電気連結を達成し、振動体２の外蓋２１上の制 御つまみ４５により簡単に振動体２の振動按摩運転を制御でき、振動体２の電池 ３３を交換しやすく、振動体２を枕体１の孔１１に挿入した後、枕体１外の制御 つまみ４５により直接操作使用できる。図３に示されるように、吸盤１２の設置 により、枕体１の位置の固定が容易であり、各種の異なる環境に適用でき、実用 性が極めて高い按摩構造とされている。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、一つの枕体と一つの振動体を組み合わせてなり、枕体の有する孔に 振動体が設置され、並びに枕体に吸盤が設置され、枕体が敏捷に浴室内の固定位 置に設置され、さらに振動体内部に按摩装置と、防水性の制御装置が設置され、 枕体が浴室内の固定位置にあって、適当な按摩運転を提供し、使用者が浴室内で 安心して按摩器を使用でき、使用が敏捷に行え、良好な実用性機能を有すること を特徴としている。本考案の構造はいまだ公開されておらず、新規性を有し、そ れは使用上、敏捷で、特殊な環境の制限を受けず、運用に便利であり、製造コス トが低いという長所を有し、ゆえに極めて実用性と産業上の利用価値を有する考 案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の分解斜視図である。

【図２】本考案の実施例の断面図である。

【図３】本考案の実施例の使用状態表示図である。

【符号の説明】

１ 枕体 １１ 孔 １２ 吸盤 ２ 振動体 ２１ 外蓋 ３ 按摩装置 ３１ 振動モータ ３２ モータシート ３３ 電池 ３４ 銅片 ３５ 端子 ３６ スプリング ４ 制御装置 ４１ 制御箱上蓋 ４２ 制御箱下蓋 ４３ 基板 ４４ 制御回転軸 ４５ 制御つまみ ５ Ｏリング ６ 防水ゴム蓋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一つの枕体と一つの振動体を組み合わせ
   てなる浴室電動按摩枕において、 該枕体の体内に孔が設置され、その外側に吸盤が設置さ
   れ、 該振動体が外蓋を具え、その蓋体内に按摩装置を具えた
   制御装置が設けられ、振動体内に按摩装置の振動モータ
   と電池が設置され、外蓋と振動体の組合せにより、按摩
   装置の電気連結が完成し、且つ外蓋と振動体の組合せ構
   造の間、及び外蓋とその内部の制御装置の間の制御装置
   の制御回転軸と外蓋の連接部分に、それぞれＯリング５
   が設けられ、 枕体内の孔に振動体が嵌め置かれ、安定した組合せ構造
   が形成され、振動体の外蓋の上方に、蓋体内に制御装置
   を具えた制御回転つまみが設けられ、制御回転つまみの
   操作により枕体の按摩運転を制御でき、枕体の吸盤によ
   り、敏捷に枕体を位置決めでき、異なる場所での使用に
   便利で良好な実用性を提供することを特徴とする、浴室
   電動按摩枕。