JP2000107250A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2000107250A
JP2000107250A JP10281785A JP28178598A JP2000107250A JP 2000107250 A JP2000107250 A JP 2000107250A JP 10281785 A JP10281785 A JP 10281785A JP 28178598 A JP28178598 A JP 28178598A JP 2000107250 A JP2000107250 A JP 2000107250A
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Japan
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housing
massage machine
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massage
head
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JP10281785A
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English (en)
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Kimiya Furuta
仁也 古田
Daisuke Imada
大輔 今田
Kazumasa Yasutake
一征 安武
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Showa Corp
Original Assignee
Showa Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴室や浴槽で安全に使用できる手持ち式のマッ
サージ機を提供すること。 【解決手段】施療部1を設けたヘッド部2を、電源部3
を内蔵したグリップ部4に連設した手持ち式のマッサー
ジ機Aにおいて、前記施療部1を人体に安全な低電圧で
駆動可能とし、かつ、前記ヘッド部2やグリップ部4を
形成するハウジング20,40 、及び、同ハウジング20,40
内に収納配設された機器類にそれぞれ防水処理を施して
水中で使用可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中においても使
用可能な手持ち式のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可動する叩き玉や揉み玉等を駆動
するように構成した施療部をヘッドに設け、同ヘッドに
グリップを連設した手持ち式のマッサージ機があった。
【0003】かかるマッサージ機は、一般に、グリップ
を形成するハウジングにスイッチ等を設けるとともに、
同ハウジング内に前記施療部を駆動させる駆動手段を配
設しており、同駆動手段と商用電源とを接続する電源コ
ードを、グリップ端部から伸延させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のマッサージ
機は、手軽に用いることができるのできわめて有用であ
るが、効果的なマッサージを行うためには、患部を温め
ながら行うことが好ましい。
【0005】例えば、入浴中に所要個所をマッサージで
きれば、患部は十分に温まっているのでマッサージ効果
が高まることが予想される。
【0006】同時に、入浴時なので身体全体も温まり、
かつリラックスした状態となっているので、入浴とマッ
サージとの相乗効果により疲労回復や機能回復に大きな
効果が期待できる。
【0007】ところが、上記した従来の手持ち式マッサ
ージ機は、浴槽内などの水中での使用は全く想定されて
おらず、当然ながら、感電防止や電力の供給手段などの
対策はなされていない。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
る手持ち式のマッサージ機を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、請求項1記載の本発明では、施療部を設け
たヘッド部を、電源部を内蔵したグリップ部に連設した
手持ち式のマッサージ機において、前記施療部を人体に
安全な低電圧で駆動可能とし、かつ、前記ヘッド部やグ
リップ部を形成するハウジング、及び、同ハウジング内
に収納配設された機器類にそれぞれ防水処理を施して水
中で使用可能に構成した。したがって、感電のおそれも
なく安全に使用でき、例えば浴室や浴槽内において、身
体の所要個所を手軽にマッサージすることができ、入浴
効果と併せてマッサージ効果を著しく高めることができ
る。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、前記ハ
ウジングに開孔し、同孔に通気性防水シートを取付けて
ハウジング内と外部とを防水しながら通気可能に構成
し、ハウジング内の結露を防止した。したがって、ハウ
ジング内の空気中に含まれる水分が結露して内部機器を
損傷したりするおそれがない。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、前記電
源部は、非接触型充電方式のバッテリを具備することと
した。したがって、端子が外部に露出しない構造とする
ことができ、漏電防止を図ることができる。
【0012】さらに、請求項4記載の本発明では、前記
施療部をDC12Vで駆動させるようにした。したがっ
て、万一漏電があっても人体には安全であり、浴槽内等
のように水中であっても安心してマッサージ機を使用す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るマッサージ機は、施
療部を設けたヘッド部を、電源部を内蔵したグリップ部
に連設したコンパクトな手持ち式としており、いつでも
どこででも、随意に所要個所をマッサージすることがで
きるものである。
【0014】施療部としては、叩き玉を往復動させる叩
きマッサージを行うように、電磁ソレノイドを設けた構
成が好適に用いられるが、例えば、モータを配設して、
モータ駆動により揉み玉を回転させて指圧マッサージを
行えるように構成することもできる。
【0015】かかる施療部を具備するマッサージ機にお
いて、本発明の特徴となるのは、前記構成の施療部を人
体に安全な低電圧で駆動可能とし、かつ、前記ヘッド部
やグリップ部を形成するハウジング、及び、同ハウジン
グ内に収納配設された機器類にそれぞれ防水処理を施し
て水中で使用可能に構成したことにある。
【0016】すなわち、ヘッド部及びグリップ部を、そ
れぞれ組立式の一対の半割ケーシングを突き合わせたハ
ウジングにより構成し、各半割ケーシングの突き合わせ
部をシールして防水している。なお、シール手段として
は、前記突き合わせ部に一般的な樹脂製のパッキンを介
設する構造等でよい。
【0017】また、ハウジングの内部と外部とが連絡す
る他の部分、例えばスイッチ部分にはOリング等を用い
たり、あるいは、駆動部分となる前記施療部には蛇腹等
を用いて防水処理することができる。
【0018】さらに、上記ハウジング内に収納配設され
た基板等は、万一ハウジング内に水が浸入して構わない
ようにポッティング処理を施して、二重の防水処理を施
すことが好ましい。
【0019】また、本マッサージ機は、上記ハウジング
に開孔し、同孔に通気性防水シートを取付けてハウジン
グ内と外部とを防水しながら通気可能に構成することが
できる。
【0020】すなわち、ハウジングを完全な密封構造と
すると、マッサージ機の外部環境の気温が下がった場合
に、マッサージ機の製作工程中にハウジング内に浸入し
た空気中水分が結露する場合があるが、通気性防水シー
トは、気体は通過させるが液体は遮断できるので、防水
しながら気体の流通が可能となり、浴室や浴槽等の温度
の高い雰囲気内で使用した後に、常温状態で放置された
りしても、ハウジング内と外部との間で空気の流通がな
され、マッサージ機のハウジング内において水分が飽和
状態となって結露することがない。したがって、結露に
よる内部機器の損傷等を防止することができる。
【0021】また、グリップ部に収納配設した電源部
は、12Vの充電式バッテリにより構成することができ
る。しかも、かかるバッテリの充電には、非接触型充電
方式を採用することが好ましく、充電用の端子を外部に
露出させない構造として漏電防止を図り、安全性をより
高めることができる。
【0022】上記した構造とすることにより、水中であ
っても感電のおそれなく安全に使用することができ、例
えば浴室・浴槽内において、身体の所要個所を手軽にマ
ッサージすることができ、入浴効果と併せてマッサージ
効果を著しく高めることができる。しかも、例え万一漏
電しても、バッテリの電圧はDC12Vなので人体に影
響を与えることがなく安心である。
【0023】以上説明してきたように、本発明に係るマ
ッサージ機は、入浴しながら使用することができ、所要
患部が十分に温まった状態でマッサージすることによ
り、入浴効果とあいまってマッサージ効果をより高める
ことができる。
【0024】
【実施例】(第1実施例)以下、添付図に示す実施例に
基づいて、本発明を具体的に説明する。
【0025】図1に第1実施例に係るマッサージ機Aの
断面図を示しており、図示するように、マッサージ機A
は、実質的に患部をマッサージする施療部1を設けたヘ
ッド部2と、電源部3を内蔵したグリップ部4とを具備
しており、ヘッド部2とグリップ部4とを可撓性連結部
材Jを介して連結して手持ち式に構成している。
【0026】施療部1は、前記ヘッド部2に内蔵した電
磁ソレノイド5と、ヘッド部2の前端に設け、かつ、前
記電磁ソレノイド5に連結した叩き玉6とからなり、電
源部3は、非接触型充電方式のバッテリ7をグリップ部
4の下部に収納して構成している。
【0027】そして、電磁ソレノイド5とバッテリ7と
を、グリップ部4に設けた制御回路基盤9及びスイッチ
部8を介して接続している。
【0028】電磁ソレノイド5は、筒状の枠体51にコイ
ル52を巻回し、その外周をヨーク54で囲繞しており、前
記枠体51内に、先端に前記叩き玉6を連結したプランジ
ャ53を進退自在に挿通している。なお、53a は前記枠体
51内を進退するプランジャ53の可動鉄心部、53b は同可
動鉄心部53a に連設され、叩き玉6と連結した小径ピン
部、55はプランジャ53のストッパである。
【0029】かかる構成により、商用電源から電源コー
ドを介して電力の供給を受けることなく、スイッチ部8
を操作して電磁ソレノイド5にパルス電力を供給し、プ
ランジャ53の進退により叩き玉6を進退させて患部を叩
き、如何なる場所においても手軽に心地よい叩きマッサ
ージが可能となっている。
【0030】本発明は、上記構成のマッサージ機Aを、
さらに水中で使用可能にしたことに特徴がある。すなわ
ち、浴室や浴槽内で、入浴しながらマッサージ可能とし
ている。
【0031】そのために、前記施療部1を人体に安全な
低電圧で駆動可能とし、かつ、前記ヘッド部2やグリッ
プ部4を形成するハウジング20,40 、及び、同ハウジン
グ20,40 内に収納配設された機器類にそれぞれ防水処理
を施している。
【0032】本実施例では、マッサージ機Aが水に濡れ
た状態になることが多いことから、雑菌の繁殖を防止す
べく各ハウジング20,40 は抗菌処理した合成樹脂製とし
ている。そして、ハウジング20,40 を一般のハウジング
構造同様に一対の半割ケーシングを突き合わせて構成す
るとともに、その突き合わせ部分にパッキンを介在させ
ている。
【0033】また、ハウジング20,40 の内部と外部とが
連絡する他の部分、例えばスイッチ部8においては、図
2に示すように、ハウジング40にスイッチボタン81を収
納する凹部41を一体形成し、同凹部41内に、Oリング82
を介してスイッチボタン81を摺動自在に配設し、このO
リング82によって水がハウジング40内に浸入することを
防止している。83はスプリング、84はスイッチ端子、85
はスイッチボタン81に突設してスイッチ端子84をON・
OFFする接触子である。
【0034】なお、防水手段としてのOリング82は、上
記したスイッチボタン81がプッシュ式の場合のみなら
ず、図3に示すように、ダイヤルのような回転式の場合
にも適用することができる。86はスイッチボタン81に設
けたツマミである。
【0035】また、スイッチ部8の防水手段としては、
Oリング82を用いる他、例えば、図4に示すように、ス
イッチボタン81を防水シート87で被覆し、同防水シート
87とハウジング40との間をシール部材88によりシールす
る構造としてもよい。あるいは、図示しないがメンブレ
ンスイッチを採用することもできる。
【0036】また、駆動部分となる前記施療部1には、
ゴム等のような軟質合成樹脂性の蛇腹11を用いて防水処
理している(図1)。
【0037】すなわち、ヘッド部2の端面に、蛇腹11の
基部を噛み込むようにして、リング状の蛇腹押さえ21を
螺着する一方、蛇腹11の先端部を叩き玉6の取付基端11
a と電磁ソレノイド5のプランジャ53と連結する連結具
11b との間に噛み込ませており、ヘッド部2の端面に形
成したプランジャ突出用孔22からハウジング20内に水が
浸入しないようにしている。なお、前記連結具11b は、
一端側にプランジャ53の先端に形成した雄ねじ部を螺合
する雌ねじ部が形成され、他端側には叩き玉6をナット
11c により固定する雄ねじ部が形成されており、かかる
ナット11c を螺着するために、叩き玉6は、取付用基盤
6aと本体玉部6bとの別体同士を取り外し自在に組付けて
構成している。
【0038】なお、施療部1の防水手段の変形例とし
て、例えば、図5に示すように、施療部用Oリング12を
用いることもできる。
【0039】すなわち、プランジャ53の小径ピン部53b
の中途に、さらに小径にした縮径部53c を形成し、同縮
径部53c に施療部用Oリング12を取付ける一方、ヘッド
部2の端面には、前記Oリング12と内周面が摺接する小
径ピン挿通用筒部23a を一体形成したヘッド端面形成用
部材23を螺着した構成としている。かかる構成によって
も、ハウジング20内への水の浸入を防止することができ
る。
【0040】なお、この変形例では、叩き玉6を、前記
した取付用基盤6aに代わり、表面に半球状の突起6cを複
数個形成した取付部兼用玉6a' を具備する構成とし、本
体玉部6bによる叩きマッサージの他、本体玉部6bを取り
外して、取付部兼用玉6a' による指圧的な叩きマッサー
ジも可能としている。
【0041】このように、ハウジング20,40 に対して施
した一次の防水処理に加え、二次の防水処理として、図
1に示すように、ハウジング20,40 内に収納した制御回
路基板9やその他の電気的接続部分に、熱硬化性樹脂で
ポッティング90を施し、万一ハウジング20,40 内に水分
が浸入しても電気機器や回路等が損傷することがないよ
うに構成し、かつ、衝撃や振動に耐えるようにしてい
る。
【0042】また、本実施例では、防滴手段として、図
1及び図6に示すように、前記ハウジング20,40 に通気
孔25,45 を穿孔し、同通気孔25,45 に、それぞれ通気性
防水シートSを取付けてハウジング20,40 内と外部とを
防水しながら通気可能に構成し、ハウジング20,40 内の
結露を防止している。なお、通気性防水シートSは市販
品で構わない。
【0043】このように、ハウジング20,40 内と外部と
を防水しながら通気可能としたことにより、例えば、マ
ッサージ機Aを浴室や浴槽等の温度の高い雰囲気内で使
用した後、洗面所などに常温状態で放置して外部環境の
温度が下がった場合でも、ハウジング20,40 内と外部と
の間で空気の流通がなされるので、ハウジング20,40内
において水分が飽和状態となって結露することがなく、
結露による内部機器の損傷等を防止することができる。
なお、通気孔25,45 の穿孔個所、及び通気性防水シート
Sの取付個所については適宜設定してよい。
【0044】次に、本実施例に係るマッサージ機Aの電
源部3について説明すると、図1に示すように、電源部
3は、グリップ部4内に収納配設されており、人体に安
全なDC12Vの低電圧のバッテリ7により構成されて
いる。
【0045】また、バッテリ7は、非接触型充電方式を
採用しており、グリップ部4の最下端部にトランスTを
ポッティング90を施した状態で内蔵し、充電用の端子が
外部に露出しない構造として漏電防止を図り、安全性を
より高めている。
【0046】上記した構造とすることにより、水中であ
っても感電のおそれなく安全に使用することができ、例
えば浴室・浴槽内において、身体の所要個所を手軽にマ
ッサージすることができ、入浴効果と併せてマッサージ
効果を著しく高めることができる。しかも、例え万一漏
電しても、バッテリの電圧はDC12Vなので人体に影
響を与えることがなく安心である。
【0047】図7に、本マッサージ機Aを充電している
状態を示している。
【0048】図中、Bは充電器であり、壁W等に取付可
能に構成されており、上部にマッサージ機Aのヘッド部
2を掛止する掛止部B1を設け、下部にはマッサージ機A
のグリップ部4の下端を支持する充電部B2を設けるとと
もに、同充電部B2内に、商用電源に接続したトランスT
を内蔵している。
【0049】また、充電部B2のグリップ部支持面を下方
に傾斜させて形成し、充電器Bにマッサージ機Aをセッ
トしたときに、グリップ部4の下端面がやや斜め向きの
状態で充電部B2に当接し、トランスT同士が対峙した状
態となって、電磁誘導によりマッサージ機Aのバッテリ
7に充電できるようにしている。
【0050】したがって、マッサージ機Aが濡れた状態
であっても、漏電等のおそれもなく充電が円滑に行え、
マッサージ機Aを伝って落ちる水滴が充電部B2内に溜ま
ることもない。
【0051】ところで、本実施例に係るマッサージ機A
は、図8に示すように、水に浮くようにしており、置き
場所等をわざわざ定めることなく、浴槽BT内に浮いた状
態にしておき、浴槽BTあるいは浴室内でいつでも手軽に
使用できるようにしている。
【0052】(第2実施例)図9は、第2実施例に係る
マッサージ機Aの施療部1の説明図である。なお、第1
実施例と同一の構成要素については同一符号を用いて示
している。
【0053】本実施例で第1実施例と異なるのは、電磁
ソレノイド5に代えて施療部1にモータMを配設し、同
モータMにギヤボックスGを介して叩き玉6等のアタッ
チメントを着脱自在に取付可能としたことにある。
【0054】ギヤボックスGには、アタッチメントを連
結する出力軸G1が突設されており、モータMの回転力
は、同ギヤボックスGを介することによって、出力軸G1
を正・逆回転させたり、進退させたりできるように変換
伝達される。
【0055】アタッチメントとしては、叩き玉6の他
に、半球状の突起6cを複数個設けた指圧マッサージ用ア
タッチメント61や、多数の植毛6dを有するブラシマッサ
ージ用アタッチメント62等が用意されている。
【0056】施療部1の防水処理としては、第1実施例
の変形例(図5参照)で説明した施療部用Oリング12を
用いることもできるが、ここでは、合成樹脂製あるいは
金属製の厚みのある筒状のシール部材13を、出力軸G1と
ヘッド端面形成用部材23の小径ピン挿通用筒部23a との
間に介設している。14はシール部材押さえである。
【0057】かかる構成とすることにより、マッサージ
機Aは叩きマッサージのみならず指圧マッサージもアタ
ッチメント交換で簡単に切換えることができ、さらに
は、ブラシマッサージ用アタッチメント62を用いればブ
ラシマッサージが可能となり、しかも、これは入浴時の
ボディブラシとしても使用することができる。
【0058】(第3実施例)図10は第3実施例に係る
マッサージ機Aの施療部1の説明図である。なお、第
1、第2実施例と同一の構成要素については同一符号を
用いて示している。
【0059】本実施例では、ヘッド部2の中央に貫通孔
26を設け、同貫通孔26を囲繞するように電磁ソレノイド
5の枠体51を配設し、前記貫通孔26内に、プランジャを
兼ねる可動軸体56を貫通状態に配設し、同可動軸体56の
一端に叩き玉6を取付けている。そして、貫通孔26の両
端部には、可動軸体56のガタを防止するガイドブッシュ
15,15 を嵌装している。なお、27はスポンジ等からなる
緩衝材であり、28は可動軸体56の抜けを防止するストッ
パを兼用しながら、可動軸体56ごと叩き玉6を取り替え
可能とする止め具である。
【0060】すなわち、本実施例では、ヘッド部2を構
成するハウジング20の中央に貫通孔26を設けた略ドーナ
ツ状に構成しており、可動軸体56は貫通孔26内を進退す
るだけなので、ハウジング20の一次防水処理のみで構わ
ない。勿論、前記ガイドブッシュ15をOリングなどのよ
うな防水手段として兼用することもできる。
【0061】(第4実施例)図11は第4実施例に係る
マッサージ機Aの施療部1の説明図である。なお、第1
実施例〜第3実施例と同一の構成要素については同一符
号を用いて示している。
【0062】本実施例は、第3実施例と同様に、ヘッド
部2を構成するハウジング20の中央に貫通孔26を設けて
略ドーナツ状に構成して、ハウジング20の一次防水処理
のみで施療部1を防水したものであるが、叩き玉6に代
えてブラシマッサージ用アタッチメント62' を用いてい
る。
【0063】ブラシマッサージ用アタッチメント62' の
アタッチメント軸56' を前記貫通孔26に遊嵌するととも
に、ブラシマッサージ用アタッチメント62' の背面に永
久磁石mを埋設し、ヘッド部2に内蔵したコイル52' と
協働して施療部1全体で電磁誘導モータを構成してい
る。
【0064】かかる構成により、前記した制御回路基盤
9(図1参照)により交流変換してコイル52' に給電
し、ブラシマッサージ用アタッチメント62' を回転さ
せ、ブラシマッサージできるようにしている。当然なが
ら、アタッチメントの交換は自由である。
【0065】(第5実施例)図12は第5実施例に係る
マッサージ機Aの施療部1の説明図である。なお、第1
実施例〜第4実施例と同一の構成要素については同一符
号を用いて示している。
【0066】すなわち、本実施例においても、基本的に
は第3、第4実施例同様にハウジング20の一次防水処理
のみで施療部1を防水したものであるが、施療部1の機
能として第3実施例と第4実施例とを組合せ、アタッチ
メントを進退させながら回転可能としたものである。
【0067】なお、ここで用いたアタッチメントは、指
圧マッサージ用アタッチメント61'としているが、当然
ながら各種のアタッチメントに交換自由である。
【0068】以上、各実施例を通して本発明を説明して
きたが、本発明は上記した各実施例に限定されるもので
はなく、施療部1を人体に安全な低電圧で駆動可能と
し、かつ、ヘッド部2やグリップ部4を形成するハウジ
ング20,40 に一次防水処理を施すとともに、ハウジング
20,40 内に収納配設された機器類にそれぞれ二次防水処
理を施し、水中で使用可能に構成したものであれば全て
含まれる。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では以
下の効果を奏する。
【0070】請求項1記載の本発明では、施療部を設
けたヘッド部を、電源部を内蔵したグリップ部に連設し
た手持ち式のマッサージ機において、前記施療部を人体
に安全な低電圧で駆動可能とし、かつ、前記ヘッド部や
グリップ部を形成するハウジング、及び、同ハウジング
内に収納配設された機器類にそれぞれ防水処理を施して
水中で使用可能に構成したことにより、感電のおそれも
なく安全に使用でき、例えば浴室や浴槽内において、身
体を温めながら所要個所を手軽にマッサージすることが
でき、入浴効果と併せてマッサージ効果を著しく高める
ことができる。
【0071】請求項2記載の本発明では、前記ハウジ
ングに開孔し、同孔に通気性防水シートを取付けてハウ
ジング内と外部とを防水しながら通気可能に構成し、ハ
ウジング内の結露を防止したことにより、上記の効果
に加え、温度が低下してもハウジング内で水分が飽和状
態にならず、空気中に含まれる水分が結露して内部機器
を損傷したりするおそれがない。
【0072】請求項3記載の本発明では、前記電源部
は、非接触型充電方式のバッテリを具備することとした
ので、上記、の効果に加え、端子が外部に露出しな
い構造とすることができ、漏電防止が図れ、より安全性
を高めることができる。
【0073】請求項4記載の本発明では、前記施療部
をDC12Vで駆動させるようにしたことにより、上記
〜の効果に加え、万一漏電があっても人体に安全で
あり、浴槽内等でも安心してマッサージ機を使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るマッサージ機の断面図であ
る。
【図2】スイッチ部の防水構造を示す説明図である。
【図3】スイッチ部の防水構造の変形例を示す説明図で
ある。
【図4】スイッチ部の防水構造のさらなる変形例を示す
説明図である。
【図5】施療部の防水構造の変形例を示す説明図であ
る。
【図6】通気性防水シートの説明図である。
【図7】マッサージ機を充電している状態を示す説明図
である。
【図8】マッサージ機の一特性を示す説明図である。
【図9】第2実施例に係るマッサージ機の説明図であ
る。
【図10】第3実施例に係るマッサージ機の説明図であ
る。
【図11】第4実施例に係るマッサージ機の説明図であ
る。
【図12】第5実施例に係るマッサージ機の説明図であ
る。
【符号の説明】
A マッサージ機 S 通気性防水シート 1 施療部 2 ヘッド部 3 電源部 4 グリップ部 5 電磁ソレノイド 6 叩き玉 7 バッテリ 20 ハウジング 40 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安武 一征 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美字大谷3351− 8 昭和鉄工株式会社宇美工場内 Fターム(参考) 4C074 AA03 AA04 AA05 BB05 CC01 CC11 DD03 DD04 EE01 GG01 HH07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施療部を設けたヘッド部を、電源部を内蔵
    したグリップ部に連設した手持ち式のマッサージ機にお
    いて、 前記施療部を人体に安全な低電圧で駆動可能とし、か
    つ、前記ヘッド部やグリップ部を形成するハウジング、
    及び、同ハウジング内に収納配設された機器類にそれぞ
    れ防水処理を施して水中で使用可能に構成したことを特
    徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記ハウジングに開孔し、同孔に通気性防
    水シートを取付けてハウジング内と外部とを防水しなが
    ら通気可能に構成し、ハウジング内の結露を防止したこ
    とを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】前記電源部は、非接触型充電方式のバッテ
    リを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    マッサージ機。
  4. 【請求項4】前記施療部をDC12Vで駆動させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のマッサージ機。
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