JP3084832U - 人工降雨装置 - Google Patents

人工降雨装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジェットエンジンやダクト等の簡便構造の構
成要素を用いてジェット気流を上方側に向けて噴射し上
昇気流を生じさせて人工降雨を確実に発生させる人工降
雨装置を提供する。 【解決手段】 人工降雨装置1は航空用ジェットエンジ
ン2と、これに連結して開口部6を上方側に向けて配置
するダクト3と、これ等をコントロールする制御装置4
及び航空用ジェットエンジン2に燃料を供給する燃料タ
ンク5等とからなる。航空用ジェットエンジン2からの
ジェット流をダクト3によりジェット気流として上方向
に打ち上げ、地上側の湿った空気を高所に上昇気流によ
り運んで低温で高相対湿度の空気層を形成して人工降雨
を発生させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、渇水又は雨不足時等において人工降雨を発生させる簡便で安価な装 置に係り、特に、ジェット気流で地上の湿った空気を上方側に移動し、高相対湿 度の空気層を形成する人工降雨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の地球環境の変化に基因するためが、長期間自然降雨が発生しない場合が 世界的規模で起きている。雨不足が生ずると、水力発電に直接影響を与えると共 に農地国家においては農業生産に大きな影響を与え、国民生活に大きな支障を果 たすことになる。そのため、人工的に降雨させる各種の装置や試みが世界的規模 において色々行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
人工降雨方法としては例えば雷を人工的に発生させるものや、各種電気放電現 象を発生させたり航空用機やジェット機等を用いて上方側の気象状態を変化させ て人工雲等を発生せしめる等の各種の方法が採用されている。しかしながら、こ れ等の従来の人工降雨方法は大規模なものが殆どであり、設備コストも高く、か つ大掛りであり、任意の場所において手軽に降雨をさせ得るものはなかった。
【0004】 本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、比較的簡便で安価な方 法により任意の場所において確実に人工降雨を発生させることができ、水不足を 完全に解消し得る人工降雨装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の人工降雨装置は、人工的 に雨を降らせるための装置であって、該装置は、ジェット気流を排出するジェッ ト気流噴射機構部と、該ジェット気流噴射機構部に一端側を連結し、他端側を上 方側に向けて開口するダクトと、該ダクト及び前記ジェット気流噴射機構部の作 動状態や方向性等をコントロールする制御装置と、前記ジェット気流噴射機構部 に燃料を供給する燃料供給部とを設けることを特徴とする。ジェット気流噴射機 構部からのジェット空気硫をダクトにより上方側に誘導することができ、上昇気 流を生じさせることができる。制御装置により、ジェット気流噴射機構部やダク トの方向性等をコントロールすることにより自動的に任意の形態の空気層を上方 側に形成することができる。
【0006】 また、本考案の請求項2の人工降雨装置は、前記装置には、前記ダクト内のジ ェット気流内に雨滴促成物質を混入させるための雨滴促成物質混入手段が付設さ れることを特徴とする。雨滴促成物質を入れることにより、上方側の空気層内に 降雨の核を形成することができ、人工降雨の発生を促進することができる。
【0007】 また、本考案の請求項3の人工降雨装置は、前記雨滴促成物質が沃化銀である ことを特徴とする。雨滴促成物質として沃化銀を用いることにより、確実に降雨 核を形成することができる。
【0008】 また、本考案の請求項4の人工降雨装置は、前記ジェット気流噴射機構部が航 空用ジェットエンジンであることを特徴とする。航空用ジェットエンジンは典型 的に中型ジェット機エンジンとして世界的によく出回っており、整備技術も確立 しており、比較的手軽に利用でき、信頼性の向上も図れる。また、比較的安価に 入手することも可能である。
【0009】 また、請求項5の人工降雨装置は、前記ダクトは、ジェット気流を垂直方向及 び/又は傾斜方向に噴射すべく噴射方向可変構造に形成されることを特徴とする 。ダクトの形状をダクトの開口部から噴射されるジェット気流を垂直方向や傾斜 方向に噴射する噴射方向可変構造にすることにより、各種形態の上昇気流を形成 でき、各種形態の空気層を形成することができる。
【0010】 また、請求項6の人工降雨装置は、前記ダクト内には、内部のジェット気流を 案内するガイドベーンが配列されることを特徴とする。これにより、ジェット気 流をダクトの曲面に沿って出口側に円滑に、かつ効果的に誘導することができる 。
【0011】 また、請求項7の人工降雨装置は、前記ダクトの前記開口部側には、デイフュ ーザが配設されることを特徴とする。デイフューザをダクトの開口部側に配置す ることにより周辺部の空気を効果的に巻き込んで太い上昇気流を形成させること ができる。
【0012】 また、請求項8の人工降雨装置は、前記ジェット気流噴射機構部及び燃料供給 部が、移動可能装置上に搭載されることを特徴とする。移動可能装置にジェット 気流噴射機構部や燃料供給部を搭載することにより、これ等を任意の場所に移動 し、配置することができる。これにより、所望の場所に人工降雨を発生させるこ とができる。
【0013】 また、本考案の請求項9の人工降雨装置は、前記ジェット気流を同時に複数噴 射すべく前記ジェット気流噴射機構部が複数配置されることを特徴とする。ジェ ット気流噴射機構部を複数配置し、かつこれを移動可能にすることにより、任意 の所望の場所に、比較的多量の人工降雨を簡便に発生させることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の人工降雨装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1及 び図2は人工降雨装置の一つの実施の形態の概要構造を示す図である。人工降雨 装置1は大別してジェット気流を噴射するジェット気流噴射機構部の1つである 航空用ジェットエンジン2と、この航空用ジェットエンジン2にその一端側を連 結し他端側に上方側に向かって開口する開口部6を有するエルボ状のダクト3と 、航空用ジェットエンジン2の始動,停止や噴流出力等の調節を行うと共にダク ト3のジェット噴出方向をコントロールする制御機構部を有する制御装置4と、 航空用ジェットエンジン2に燃料を供給する燃料供給部の1つである燃料タンク 5等とからなる。
【0015】 なお、本実施の形態の人工降雨装置1では雨滴促成物質をダクト3のジェット 気流内に混入させるための雨滴促成物質の1つである沃化銀を供給する雨滴促成 物質混入手段の沃化銀噴出装置7がダクト3側に設けられると共にダクト3の開 口部6側には開口部6から噴射されるジェット気流が周囲の空気を巻き込んで太 い上昇気流をジェット形成するためのデイフューザ10が設けられている。
【0016】 航空用ジェットエンジン2としては中型ジェット機用エンジンが一例として採 用される。この中型ジェット機用エンジンは典型的なジェットエンジンであり世 界的にも広く出回っており、整備技術も確立しているため信頼性が高く、かつ比 較的安価に入手可能である。
【0017】 ダクト3は本実施の形態では3つのエルボ片3a,3b,3cからなり、これ 等はダクトからのジェット気流の噴射方向を可変にするための噴射方向可変装置 の1つである回転ヒンジ8や油圧シリンダ9により連結される。即ち、エルボ片 3aとエルボ片3bは回転ヒンジ8aにより上下左右方向の連結角度を可変可能 にすべく連結され、エルボ片3bとエルボ片3cは回転ヒンジ8bにより上下左 右方向の連結角度を可変可能にすべく連結される。また、油圧シリンダ9として はエルボ片3a,3b,3cの夫々に連結されるダクト曲がり角可変用油圧シリ ンダ9aや図2に示すようにダクト左右全体角可変用油圧シリンダ9b等とから なる。
【0018】 図3に示すようにダクト3内にはガイドベーン30がダクト3の曲率に沿って 多数個配設される。前記のように、ダクト3はエルボ片3a,3b,3cからな るため夫々の内部にガイドベーン30a,30b,30cが配列される。このよ うなガイドベーン30を配置することによりダクト3内のジェット気流はダクト 3の曲率に沿って方向づけられ、開口部6から円滑に、かつ整然と噴射される。
【0019】 制御装置4は、前記のように航空用ジェットエンジン2とダクト3の傾斜形態 等をコントロールするものであり、温度計(吸入空気温度,排気温度,エンジン 潤滑油温度,燃料温度)圧力計(吸入空気圧力,燃焼室圧力,背圧,燃料,潤滑 油)、エンジン回転計等が設置されると共に前記の各油圧シリンダ9をコントロ ールするコントロールレバ11等が設けられている。
【0020】 また、燃料タンク5側にはジェットエンジン燃料を貯蔵する注入口付の貯蔵タ ンクや濾過装置、ブリーザ、燃料計センサ(図略)が夫々設けられている。
【0021】 以上の構造の人工降雨装置1により、航空用ジェットエンジン2を作動するこ とによりジェット噴射流がダクト3内に入り、沃化銀噴出装置7からの沃化銀を 混入したジェット気流がダクト3の開口部6から上方側に向けて噴射される。な お、前記のようにデイフューザ10は周囲の空気を効果的にこのジェット気流に 巻き込んで極力太くジェット気流を形成する。また、制御装置4の作動によりジ ェット気流の性状やその噴射方向がコントロールされる。以上により、雲の発生 している場所等をねらってジェット気流を発生させることにより人工降雨を確実 に発生させることができる。また、沃化銀の混入により降雨核ができ、より確実 に人工降雨を発生させることができる。
【0022】 ダクト3から噴射されたジェット気流は上方側への噴出作用により地上側の湿 った空気(例えば、80%相対湿度の空気)を上昇気流として上方側の高い位置 に運ぶ。この空気は上方に上るに従って低温となり、相対湿度が次第に高くなり 100%(飽和状態)又はそれ以上のもの(過飽和状態)になり、高湿度の空気 層を形成する。この空気層は雨雲と同一の性状を有するため人工降雨の基になる 。以上により、ジェット気流を噴射することにより人工降雨を形成することがで きる。また、制御装置4のコントロールにより人工降雨量を任意に調節すること ができる。
【0023】 図4は前記の人工降雨装置1を移動可能装置の1つであるトラック12上に搭 載したものである。なお、制御装置4はトラック12の運転室内に設置され、燃 料タンク5はトラック12のシャシ13側に配置される。勿論、これに限定する ものではない。また、シャシ13の後部には折り畳み自在のグリル部14を有す る防護棚15が設けられ、運転中の人工降雨装置1の航空用ジェットエンジン2 の吸入口に人間や異物が吸い込まれるのを防止する。以上により、人工降雨装置 1を任意の場所に移動することができる。
【0024】 図5は大型タンクローリ車16を示す。この大型タンクローリ車16には航空 用ジェットエンジン2に燃料を供給するための燃料タンク17が搭載されている 。以上により、燃料タンク17を任意の場所に運ぶことができる。
【0025】 図6は複数台(図示では3台)の人工降雨装置1を搭載したトラック12の群 を示す。このトラック12の群には人工降雨装置1の航空用ジェットエンジン2 に燃料を供給するための1台の大型タンクローリ車16がトラック12の群が近 接して配置される。以上の構成により、トラック12上の複数台の人工降雨装置 1からジェット気流を上方に向かって噴射することができる。
【0026】 図7(a),(b)は図6に示した3台の人工降雨装置から垂直方向に向かっ て噴射されたジェット気流の状態例を示す。図示のようにジェット気流は夫々3 本とも垂直方向に打ち上げられ垂直方向の上昇気流を形成し人工降雨用の空気層 が垂直上方位置に形成される。
【0027】 図8(a),(b)は3台の人工降雨装置1から傾斜方向に向かって夫々ジェ ット気流が噴射された一例を示す。本実施の形態では竜巻流を生じさせるように 、互いに接線方向に沿ってジェット気流を噴射する。即ち、竜巻流を生じさせる にはダクト3の傾斜角を適宜コントロールすることにより容易に形成することが できる。竜巻流を発生させることにより降雨し易い空気層を比較的容易に、かつ 広範囲に形成することができる。
【0028】 図8(c)は人工降雨装置1のジェット気流を風下や山側に向けて噴射した実 施の形態を示す。これにより上昇気流を効果的に発生させることができる。
【0029】 沃化銀をジェット気流に混入させることにより空気層内に降雨核が生成される 。この降雨核の形成により人工降雨の発生がより確実に行われる。
【0030】 前記のように、ダクト3を傾斜させる手段としては回転ヒンジ8や油圧シリン ダ9が適用されるが、例えば、ダクト3を例えば、30度の曲がり角度を有する 3本のエルボ片3a,3b,3cから形成することにより上方方向に対して例え ば、±6度の角度変位が可能にすると共に左右方向に対し±10度の角度変位が 容易に行われる。これにより、傾斜方向がある角度範囲において可変的に大きく 変化し前記の竜巻状のジェット気流等を容易に形成することができる。
【0031】 以上の説明において、ジェット気流噴射機構部として航空用ジェットエンジン 2を用いたがこれに限定するものではない。また、ダクト3の形状やその噴射方 向可変構造も前記のものに限定するものではない。また、雨滴促成物質も沃化銀 に限定するものではない。また、制御装置4や燃料タンク5や移動可能装置につ いても前記のものに限定するものではない。
【0032】
【考案の効果】
1)本考案の請求項1の人工降雨装置によれば、ジェットエンジンとダクトと 、これ等の制御装置及び燃料タンク等の比較的簡便,安価構造の装置により、人 工降雨を確実に発生させることができるため、任意の場所において手軽に人工雨 を発生させることができる。 2)本考案の請求項2の人工降雨装置によれば、上方側の空気層内に降雨の核 を形成することができ、人工降雨の発生を促進することができる。 3)本考案の請求項3の人工降雨装置によれば、雨滴促成物質として沃化銀を 用いることにより、確実に降雨核を形成することができる。 4)本考案の請求項4の人工降雨装置によれば、ジェット気流噴射機構部とし てジェットエンジンとして典型的な航空用ジェットエンジンが用いられ、信頼性 向上の実施の容易化、コスト低減等の効果が上げられる。 5)本考案の請求項5の人工降雨装置によれば、ダクトを傾斜自在構造にする ことによりジェット気流を傾斜させて噴射でき、各種形状のジェット気流を発生 せしめ確実な人工降雨を形成することができる。 6)本考案の請求項6の人工降雨装置によれば、ガイドベーンを配列すること によりダクト内のジェット気流をダクトの局面に沿って誘導することができる。 7)本考案の請求項7の人工降雨装置によれば、ディフューザを用いることに より周囲の空気を効果的に巻き込んで太いジェット気流を形成することができる 。 8)本考案の請求項8の人工降雨装置によれば、人工降雨装置を任意の場所に 移動することができ、任意の場所において人工降雨を発生させることができる。 9)本考案の請求項9の人工降雨装置によれば、人工降雨装置を複数配置でき 、任意の場所において多量の人工降雨を発生させることができる。
【提出日】平成13年10月5日(2001.10.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
近年の地球環境の変化に基因するため、長期間自然降雨が発生しない場合が 世界的規模で起きている。雨不足が生ずると、水力発電に直接影響を与えると共 に農地国家においては農業生産に大きな影響を与え、国民生活に大きな支障を果 たすことになる。そのため、人工的に降雨させる各種の装置や試みが世界的規模 において色々行われている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
人工降雨方法としては例えば雷を人工的に発生させるものや、各種電気放電現 象を発生させたり航空機やジェット機等を用いて上方側の気象状態を変化させて 人工雲等を発生せしめる等の各種の方法が採用されている。しかしながら、これ 等の従来の人工降雨方法は大規模なものが殆どであり、設備コストも高く、かつ 大掛りであり、任意の場所において手軽に降雨をさせ得るものはなかった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の人工降雨装置は、人工的 に雨を降らせるための装置であって、該装置は、ジェット気流を排出するジェッ ト気流噴射機構部と、該ジェット気流噴射機構部に一端側を連結し、他端側を上 方側に向けて開口するダクトと、該ダクト及び前記ジェット気流噴射機構部の作 動状態や方向性等をコントロールする制御装置と、前記ジェット気流噴射機構部 に燃料を供給する燃料供給部とを設けることを特徴とする。ジェット気流噴射機 構部からのジェット空気をダクトにより上方側に誘導することができ、上昇気 流を生じさせることができる。制御装置により、ジェット気流噴射機構部やダク トの方向性等をコントロールすることにより自動的に任意の形態の空気層を上方 側に形成することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 制御装置4は、前記のように航空用ジェットエンジン2とダクト3の傾斜形態 等をコントロールするものであり、温度計(吸入空気温度,排気温度,エンジン 潤滑油温度,燃料温度)圧力計(吸入空気圧力,燃焼室圧力,背圧,燃料,潤 滑油)、エンジン回転計等が設置されると共に前記の各油圧シリンダ9をコント ロールするコントロールレバ11等が設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 図6は複数台(図示では3台)の人工降雨装置1を搭載したトラック12の群 を示す。このトラック12の群には人工降雨装置1の航空用ジェットエンジン2 に燃料を供給するための1台の大型タンクローリ車16がトラック12の群近 接して配置される。以上の構成により、トラック12上の複数台の人工降雨装置 1からジェット気流を上方に向かって噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の人工降雨装置の概要構造を示す構成
図。
【図2】図1のA矢視の正面図。
【図3】本考案のダクト内に配置されるガイドベーンを
示す模式的断面図。
【図4】トラック上に搭載される人工降雨装置を示す側
面図。
【図5】燃料タンクを搭載した大型タンクローリ車を示
す側面図。
【図6】トラック上に搭載された複数台の人工降雨装置
と1台の大型タンクローリ車上に搭載された燃料タンク
を示す模式図。
【図7】複数台の人工降雨装置から垂直方向に噴射され
たジェット気流を示す平面図(図7(a))及び鳥瞰図
(図7(b))。
【図8】複数台の人工降雨装置から傾斜方向に噴射され
竜巻状ジェット気流等や風下や山側に向かうジェット気
流を生じさせる状態を示す平面図(図8(a))、鳥瞰
図(図8(b),図8(c))。
【符号の説明】
1 人工降雨装置 2 航空用ジェットエンジン 3 ダクト 3a エルボ片 3b エルボ片 3c エルボ片 4 制御装置 5 燃料タンク 6 開口部 7 沃化銀噴出装置 8 回転ヒンジ 8a 回転ヒンジ 8b 回転ヒンジ 9 油圧シリンダ 9a ダクト曲がり角可変用油圧シリンダ 9b ダクト左右全体角可変油圧シリンダ 10 デイフューザ 11 コントロールレバ 12 トラック 13 シャシ 14 グリル部 15 防護棚 16 大型タンクローリ車 17 燃料タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月5日(2001.10.
5)
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工的に雨を降らせるための装置であっ
    て、該装置は、ジェット気流を排出するジェット気流噴
    射機構部と、該ジェット気流噴射機構部に一端側を連結
    し、他端側を上方側に向けて開口するダクトと、該ダク
    ト及び前記ジェット気流噴射機構部の作動状態や方向性
    等をコントロールする制御装置と、前記ジェット気流噴
    射機構部に燃料を供給する燃料供給部とを設けることを
    特徴とする人工降雨装置。
  2. 【請求項2】 前記装置には、前記ダクト内のジェット
    気流内に雨滴促成物質を混入させるための雨滴促成物質
    混入手段が付設されることを特徴とする請求項1に記載
    の人工降雨装置。
  3. 【請求項3】 前記雨滴促成物質が沃化銀であることを
    特徴とする請求項2に記載の人工降雨装置。
  4. 【請求項4】 前記ジェット気流噴射機構部が航空用ジ
    ェットエンジンであることを特徴とする請求項1に記載
    の人工降雨装置。
  5. 【請求項5】 前記ダクトは、ジェット気流を垂直方向
    及び/又は傾斜方向に噴射すべく噴射方向可変構造に形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の人工降雨装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ダクト内には、内部のジェット気流
    を案内するガイドベーンが配列されることを特徴とする
    請求項1に記載の人工降雨装置。
  7. 【請求項7】 前記ダクトの前記開口部側には、デイフ
    ューザが配設されることを特徴とする請求項1に記載の
    人工降雨装置。
  8. 【請求項8】 前記ジェット気流噴射機構部及び燃料供
    給部が、移動可能装置上に搭載されることを特徴とする
    請求項1に記載の人工降雨装置。
  9. 【請求項9】 前記ジェット気流を同時に複数噴射すべ
    く前記ジェット気流噴射機構部が複数配置されることを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の人工降雨
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010007047A (ja) * 2008-05-29 2010-01-14 Mitsuhiro Fujiwara 人工降雨等発生方法
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