JP3084786U - カラオケ選曲用リモコン装置 - Google Patents

カラオケ選曲用リモコン装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選曲のためのコード入力の作業負担を軽減す
る。 【解決手段】 携帯電話100にアダプタ200を接続
してリモコン装置を構成する。携帯電話100のWeb
ブラウザ機能により、サーバ装置400のWebページ
をアクセスし、所望の楽曲についての曲名データと選曲
コードとを含む楽曲情報を、電子メールの形式で送信す
るよう指示を与える。送信されてきた電子メールを携帯
電話100で受信し、アダプタ200側にダウンロード
し、表示部240に曲名リストを表示させる。利用者
が、操作ボタン230を操作して、曲名リストから所定
の曲名を選択し、送信指示を与えると、選択された楽曲
についての選曲コードが、カラオケ再生装置300に適
合した赤外線信号IRに変換され、赤外線送信部250
から送信される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カラオケ選曲用リモコン装置に関し、特に、携帯電話などの電子機 器にアダプタを接続することにより構成されるカラオケ選曲用リモコン装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ再生装置は、非常にポピュラーな娯楽設備として、専門のカラオケ店 のみならず、一般の家庭においても普及しはじめている。特に、最近のカラオケ 再生装置は、ネットワーク経由のダウンロードという方法で、所望の楽曲につい ての再生用データを入手する機能を有しているため、新譜の楽曲を直ちに入手し て再生することができる。一方、新譜の楽曲に関する情報は、Webサイトにお いても即座に公表されるため、カラオケの利用者は、パソコンや携帯電話などの Webブラウザ機能を利用して、新譜の楽曲に関する情報を入手することができ る。
【0003】 カラオケ再生装置に対する選曲指示は、通常、専用のリモコン装置を操作する ことによって行われる。カラオケ用の楽曲には、それぞれ曲名とともに固有の選 曲コード(通常は、数桁の数字)が付与されており、利用者は、カラオケ選曲用 リモコン装置に対して、所望の楽曲に付与された選曲コードを入力した上で、こ のリモコン装置からカラオケ再生装置へ、赤外線などの無線信号として当該選曲 コードを送信する操作を行うことになる。このような無線信号としての選曲コー ドを受信したカラオケ再生装置は、当該選曲コードに対応するカラオケ用楽曲を 選曲し、これを再生することになる。通常は、複数の選曲コードを内部に蓄積し ておき、各選曲コードに対応した楽曲を順次再生する処理が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のカラオケ再生装置には、それぞれ専用のカラオケ選曲用リモコン装置が 付随しており、上述したように、利用者は、このリモコン装置に対して、自分が 歌いたい楽曲の選曲コードを入力する操作を行った後、カラオケ再生装置に対し て送信する必要がある。一般的なカラオケ店には、曲名と選曲コードとを対応づ けるリストが用意されており、利用者は、このリストから所望の楽曲を選び、当 該楽曲に対応する選曲コードを認識した上で、この選曲コードをリモコン装置に 入力する操作を行わねばならない。選曲コードは、曲名とは無関係に付与された 数桁の数字であり、1桁でも入力ミスがあると正しい選曲を行うことができない 。このため、従来のカラオケ再生装置には、選曲操作の作業負担が大きいという 問題が生じていた。特に、複数の曲を歌う利用者にとって、個々の楽曲ごとに、 それぞれ選曲コードをリモコン装置に入力してゆく作業は、非常に負担の大きい 作業になっていた。
【0005】 そこで本考案は、利用者の選曲のための作業負担を軽減することができるカラ オケ選曲用リモコン装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 本考案の第1の態様は、無線信号として送信されてきた所定の選曲コー ドに対応したカラオケ用楽曲を再生する機能をもったカラオケ再生装置に対して 、所望の選曲コードを無線信号として送信するために用いるカラオケ選曲用リモ コン装置において、 特定の楽曲の曲名を示す曲名データと、当該特定の楽曲に対応する選曲コード と、を含む楽曲情報を、電子メールの形式で受信する楽曲情報受信部と、 受信した複数組の楽曲情報を記憶する楽曲情報記憶部と、 楽曲情報記憶部に記憶されている楽曲情報の曲名データに基づいて、曲名を表 示させる曲名表示部と、 曲名表示部に表示されている特定の曲名に対する選択操作に基づいて、当該特 定の曲名の楽曲を選択する楽曲選択部と、 楽曲選択部によって選択された楽曲についての選曲コードを楽曲情報記憶部か ら抽出し、抽出した選曲コードを、カラオケ再生装置に適合した無線信号に変換 して送信する選曲コード送信部と、 を設け、電子メールの形式で受信した楽曲情報を利用して、曲名から選曲を行 い、選択された曲名に対応した選曲コードを無線送信することができるようにし たものである。
【0007】 (2) 本考案の第2の態様は、上述の第1の態様に係るカラオケ選曲用リモコ ン装置において、 電子メール受信機能を有する携帯電話によって楽曲情報受信部を構成し、 携帯電話の外部接続端子に接続可能な一体型アダプタによって、楽曲情報記憶 部、曲名表示部、楽曲選択部、選曲コード送信部を構成するようにしたものであ る。
【0008】 (3) 本考案の第3の態様は、上述の第1の態様に係るカラオケ選曲用リモコ ン装置において、 インターネット上のWebページを閲覧するWebブラウザ機能を有する携帯 電話によって楽曲情報受信部を構成し、Webブラウザ機能を利用して、所望の 楽曲情報を電子メールの形式で送信する旨の指示を与えることができるようにし たものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示する実施形態に基づいて説明する。図1は、本考案の基本 的な実施形態に係るカラオケ選曲用リモコン装置の正面図およびその周辺設備を 示すブロック図である。この実施形態の場合、携帯電話100とアダプタ200 とによって、本考案に係るカラオケ選曲用リモコン装置が構成されている。携帯 電話100は、電子メール受信機能およびWebブラウザ機能を有する一般的に 普及している携帯電話であり、ディスプレイ画面110、操作ボタン120、外 部接続端子130が備わっている。アダプタ200は、この携帯電話100の外 部接続端子130に接続可能な一体型のアダプタであり、接続端子210、脱着 ボタン220、操作ボタン230、表示部240、赤外線送信部250が備わっ ている。
【0010】 携帯電話100とアダプタ200とは、必要に応じて、接続することも分離す ることも可能である。利用者は、通常は、携帯電話100とアダプタ200とを 分離した状態にしておき、携帯電話100を単独で利用することができ、また、 カラオケ選曲用リモコン装置を利用したい場合には、携帯電話100とアダプタ 200とを接続し、両者が一体となったリモコン装置を構成すればよい。携帯電 話100とアダプタ200とを接続するには、脱着ボタン220を押しながら、 外部接続端子130に接続端子210を嵌合させればよいし、両者を分離するに は、脱着ボタン220を押しながら、携帯電話100からアダプタ200を引き 抜けばよい。
【0011】 カラオケ再生装置300は、このリモコン装置による制御の対象となる本体装 置であり、現在、カラオケ店や家庭などで利用されている一般的なカラオケ再生 装置である。このカラオケ再生装置300に対する選曲指示は、アダプタ200 の赤外線送信部250から、所定の選曲コードを含む赤外線信号IRを送信する ことによって行われる。このように、赤外線信号IRにより選曲コードを送信す る、という点では、本実施形態に係るリモコン装置は、従来の一般的なリモコン 装置と全く同様であり、実際、カラオケ再生装置300側から見た機能は、従来 のリモコン装置も、本実施形態に係るリモコン装置も、全く同様である。ただ、 利用者側から見たリモコン装置の機能には、大きな相違がある。すなわち、従来 のリモコン装置の場合、利用者自身が所望の楽曲についての選曲コードを入力す る操作を行う必要があったが、本実施形態に係るリモコン装置を用いれば、選曲 コード自身を入力する作業は必要なくなる。これは、本考案では、電子メールを 利用してリモコン装置に選曲コードを取り込むようにしているためである。
【0012】 サーバ装置400は、本考案に係るリモコン装置に対して、電子メールの形式 で楽曲情報を送信するメールサーバとしての機能を有している。ここで、電子メ ールの形式で送信される楽曲情報とは、特定の楽曲の曲名を示す曲名データと、 当該特定の楽曲に対応する選曲コードと、を含む情報である。図1に示す例では 、4つの楽曲についての楽曲情報が例示されている。たとえば、第1の楽曲は、 曲名データM1、選曲コードC1なる楽曲であり、この第1の楽曲についての楽 曲情報は、「M1,C1」なるデータからなる情報ということになる。同様に、 第2の楽曲についての楽曲情報は「M2,C2」、第3の楽曲についての楽曲情 報は「M3,C3」、第4の楽曲についての楽曲情報は「M4,C4」というデ ータからなる情報ということになる。もっとも、ここでは、説明の便宜上、各曲 名データをM1〜M4なる記号で表しているが、実際には、各曲名データは意味 のある文字列のデータから構成されている。また、記号C1〜C4で表されてい る各選曲コードは、実際には、複数桁の数字列から構成されている。したがって 、たとえば、曲名データM1は「上を向いて歩こう」のような文字列のデータで あり、選曲コードC1は「12345678」のような数字列のデータである。 図1には、4つの楽曲についての楽曲情報が示されているが、実際には、サーバ 装置400内には、多数の楽曲(カラオケ再生装置300における再生対象とな る楽曲)についての楽曲情報が格納されている。
【0013】 このサーバ装置400は、インターネットを介してWebページを提供するW ebサーバとしての機能も有している。一方、携帯電話100は、前述したよう に、Webページを閲覧するためのWebブラウザ機能を有しており、サーバ装 置400のWebページへアクセスを行うことが可能である。このWebページ には、サーバ装置400内に格納されている楽曲を検索するサービスを提供する 機能が盛り込まれており、利用者は、この検索サービスを利用して、自分が歌い たいと思う楽曲を検索することが可能である。また、利用者は、検索結果をWe bページ上で確認した上で、所望の楽曲に関する楽曲情報を電子メールの形式で 自分の電子メールアドレス(携帯電話100のメールアドレス)宛てに送信する 旨の指示を与えることができる。サーバ装置400は、前述したメールサーバと しての機能を利用して、利用者からの指示に応じた楽曲情報を電子メールの形式 で送信する処理を行う。なお、このように、Webページ上での利用者の操作入 力に基づいて、所定のデータを検索し、その結果をWebページ上で利用者に提 示し、更に、利用者の求めに応じてこれを電子メールの形式で送信する処理は、 CGI(Common Gateway Interface)などの技術を利用して一般的に実施されて いる公知の処理であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
【0014】 さて、携帯電話100のWebブラウザ機能を用いて、サーバ装置400のW ebページにアクセスし、所望の楽曲に関する楽曲情報を送信する旨の指示を与 えると、やがて、サーバ装置400から、電子メールの形式で楽曲情報が送信さ れてくる。こうして送信されてきた楽曲情報は、形式上は電子メールであるため 、携帯電話100の電子メール受信機能によって受信され、携帯電話100内の メモリに蓄積される。もちろん、この楽曲情報を含む電子メールの着信があった ことは、利用者自身が、ディスプレイ画面110の受信リストによって確認する ことができる。前述したように、楽曲情報は、個々の楽曲についての曲名データ と選曲コードとを含む情報であり、これを電子メールの形式で送信するためには 、たとえば、テキストデータの形式に変換する、などの所定のフォーマット変換 処理が必要になるが、このようなフォーマット変換処理としては、どのような処 理方法を採ってもかまわない。ただ、実用上は、何らかの暗号化を行い、電子メ ールとして開いた場合、識別不能な文字の羅列が表示されるようにしておくのが 好ましい。そうすれば、利用者が、受信した楽曲情報を、誤って電子メールとし て開いてしまった場合、意味不明の文字列が表示されることになるので、直ちに 誤りに気が付くことになる。なお、電子メールの形式で送信する楽曲情報には、 当該電子メールが楽曲情報であることを示す何らかの識別情報を付加しておくの が好ましい。たとえば、送信人やメールのタイトルの部分に、サーバ装置400 から送信された楽曲情報であることを示すユニークなコードを記述するようにす ればよい。
【0015】 続いて、利用者は、携帯電話100内に蓄積されている楽曲情報の電子メール を、アダプタ200側に取り込む作業を行う。具体的には、アダプタ200を携 帯電話100に接続し、楽曲情報を取り込むための所定の操作ボタン230を操 作すればよい。アダプタ200には、携帯電話100側からの電源供給を受けて 動作する電子回路が内蔵されている。具体的には、アダプタ200には、CPU 、ROM、RAM、EEPROM、携帯電話とのインターフェイス回路、赤外線 送信回路などのハードウエアと、これらを用いて後述する処理を実行するための ソフトウエアが組み込まれている。利用者が、操作ボタン230を操作すること により、アダプタ200内のCPUは、携帯電話100側に記憶されている楽曲 情報の電子メールを取り込む処理を行う。どの電子メールが楽曲情報を含む電子 メールであるかは、前述したように、送信人やメールのタイトル部分に記述され たユニークなコードに基づいて認識することができる。こうしてアダプタ200 側に取り込まれた楽曲情報は、アダプタ200内のメモリに記憶される。
【0016】 利用者が、操作ボタン230に対して、記憶されている楽曲の曲名一覧を表示 させるための所定の操作を行うと、アダプタ200内に記憶されている楽曲情報 の曲名データに基づいて、表示部240に曲名が表示される。たとえば、図1の サーバ装置400内に示されている4つの楽曲に関する楽曲情報がアダプタ20 0内に記憶されていた場合、表示部240には、4つの楽曲の曲名M1〜M4が 表示されることになる。表示部240が十分な表示領域を有していない場合には 、必要に応じて、スクロール表示させるようにすればよい。
【0017】 利用者は、こうして表示部240に表示されている曲名の中から、特定の曲名 を選択する操作を行う。このような選択も、所定の操作ボタン230を操作する ことにより行うことができる。続いて、赤外線送信部250をカラオケ再生装置 300の方に向けて、選曲コードの送信指示を与える。この送信指示も、所定の 操作ボタン230を操作することにより行うことができる。アダプタ200内の CPUは、利用者による選択操作および送信指示を受けて、選択された楽曲につ いての選曲コードを、記憶されていた楽曲情報から抽出し、この抽出した選曲コ ードを、カラオケ再生装置300に向けて送信する処理を行う。たとえば、利用 者が、曲名M3を選択し、送信指示を与えた場合、これに対応する選曲コードC 3がカラオケ再生装置300に向けて送信されることになる。
【0018】 以上、本考案に係るリモコン装置の基本的な実施形態を、図1に示すハードウ エア的な構成面について説明した。続いて、このリモコン装置を、ソフトウエア 的な構成面から捉えて、その動作を説明する。図2は、上述した実施形態に係る リモコン装置およびこれに関連する装置を、ソフトウエア的な構成要素として表 現したブロック図である。ここで、カラオケ再生装置300およびサーバ装置4 00は、図1に示すカラオケ再生装置300およびサーバ装置400と同一の構 成要素である。一方、楽曲情報受信部10、楽曲情報記憶部20、曲名表示部3 0、楽曲選択部40、選曲コード送信部50は、本実施形態に係るカラオケ選曲 用リモコン装置を構成する要素であり、図1に示す携帯電話100およびアダプ タ200によって構成される要素である。
【0019】 楽曲情報受信部10は、特定の楽曲の曲名を示す曲名データと、当該特定の楽 曲に対応する選曲コードと、を含む楽曲情報を、電子メールの形式で受信する機 能を有する構成要素であり、実際には、図1に示す携帯電話100によって実現 される構成要素である。既に述べたように、楽曲情報受信部10に対しては、サ ーバ装置400から電子メールの形式で、楽曲情報が送信されることになる。
【0020】 楽曲情報記憶部20は、楽曲情報受信部10が受信した複数組の楽曲情報を記 憶する機能をもった構成要素である。図2には、4つの楽曲に関する楽曲情報が 、楽曲情報記憶部20内に記憶された状態が示されている。実際には、この楽曲 情報記憶部20は、アダプタ200内のEEPROMによって構成されている。 前述したように、アダプタ200を携帯電話100から引き抜くと、アダプタ2 00への電源供給は遮断されることになるが、EEPROMは不揮発性メモリで あるため、電源供給の遮断後も、楽曲情報記憶部20内に記憶された楽曲情報は 保持されることになる。
【0021】 曲名表示部30は、楽曲情報記憶部20に記憶されている楽曲情報の曲名デー タに基づいて、曲名を表示させる機能を有する構成要素である。実際には、アダ プタ200内のCPU、操作ボタン230、表示部240によって、この曲名表 示部30が構成されている。図示の例の場合、この曲名表示部30の機能によっ て、曲名M1〜M4が利用者に対して提示されることになる。
【0022】 楽曲選択部40は、曲名表示部30に表示されている特定の曲名に対する選択 操作に基づいて、当該特定の曲名の楽曲を選択する機能を果たす構成要素である 。実際には、アダプタ200内のCPUおよび操作ボタン230によって、この 楽曲選択部40が構成されている。
【0023】 選曲コード送信部50は、この楽曲選択部40によって選択された楽曲につい ての選曲コードを楽曲情報記憶部20から抽出し、抽出した選曲コードを、カラ オケ再生装置300に適合した無線信号に変換して送信する機能を果たす構成要 素である。実際には、アダプタ200内のCPUおよび赤外線送信部250によ って、この選曲コード送信部50が構成されており、赤外線信号IRとして所定 の選曲コードがカラオケ再生装置300へと送信されることになる。赤外線信号 IRは、カラオケ再生装置300によって受信可能な形態の信号になっている必 要があり、選曲コード送信部50は、送信対象となる選曲コードを、カラオケ再 生装置300に適合した形態の赤外線信号IRに変換して送信する機能を果たす ことになる。
【0024】 結局、図1に示す実施形態は、電子メール受信機能およびWebブラウザ機能 を有する携帯電話100によって楽曲情報受信部10を構成し、この携帯電話1 00の外部接続端子130に接続可能な一体型アダプタ200によって、楽曲情 報記憶部20、曲名表示部30、楽曲選択部40、選曲コード送信部50を構成 した実施形態ということができる。このように、携帯電話100およびアダプタ 200という形態で、本考案に係るカラオケ選曲用リモコン装置を構成すること は、実用上、極めて有益である。現在、電子メール機能をもった携帯電話の普及 率は非常に高く、特にカラオケ利用者の世代では、多くの利用者が電子メール受 信機能付き携帯電話を既に所有している。したがって、このような利用者に対し ては、アダプタ200を配付するだけで、本考案に係るカラオケ選曲用リモコン 装置を提供することが可能になる。また、多くの携帯電話は、インターネット上 のWebページを閲覧するWebブラウザ機能も有しており、このWebブラウ ザ機能を利用して、サーバ装置400のWebページにアクセスし、所望の楽曲 情報を電子メールの形式で送信する旨の指示を与えることも可能になる。
【0025】 なお、携帯電話100には多種類の機種が存在するため、実用上は、個々の携 帯電話の機種の外部接続端子130に適合した接続端子210をもつアダプタ2 00をそれぞれ用意するのが好ましい。また、外部接続端子130を介して信号 のやりとりを行うための通信プロトコルも、個々の携帯電話の機種に依存して異 なるため、実用上は、アダプタ200内に複数の通信プロトコルを用意しておき 、接続対象となる携帯電話100の機種に合わせて、アダプタ200内で用いる 通信プロトコルを設定できるような機能をもたせておくのが好ましい。同様に、 カラオケ再生装置300にも多種類の機種が存在し、機種ごとに、受け付ける赤 外線信号IRの形態が異なる。そこで、実用上は、アダプタ200内に複数の赤 外線信号変換プログラムを用意しておき、送信先となるカラオケ再生装置300 の機種に合わせて、アダプタ200内で用いる変換プログラムを設定できるよう な機能をもたせておくのが好ましい。もちろん、新たな携帯電話の機種や新たな カラオケ再生装置の機種にも対応できるようにするために、新しい通信プロトコ ルや新しい変換プログラムを、携帯電話100を利用してダウンロードし、アダ プタ200内に組み込めるような機能をもたせてもよい。
【0026】 ところで、アダプタ200は、実用上、比較的小型の電子機器として提供する のが好ましい。この場合、当然、内部のメモリ容量は限定されたものにならざる を得ない。したがって、アダプタ200内のメモリに、大量の楽曲情報を蓄積す ることは困難である。このような場合、サーバ装置400側に楽曲情報を保管す る機能をもたせておくと便利である。たとえば、サーバ装置400内の記憶領域 (たとえば、ハードディスク記録領域)の一部を個々の利用者に開放し、楽曲情 報をグループ化して保管するサービスを行えばよい。図3は、サーバ装置400 内の一部に、グループ化された楽曲情報が保管されている例を示す図である。図 示の例は、グループG1,G2,G3の3つのグループに分類された楽曲情報が 保管されている例であり、これらの楽曲情報は、ある特定の利用者のために、サ ーバ装置400内に保管されている情報である。ここでは、6曲を1グループと する設定がなされているが、たとえば、10曲を1グループとするなど、任意の 設定が可能である。利用者は、サーバ装置400の提供するWebページにアク セスし、所望の楽曲の検索を行い、その結果を、図示のようなグループごとの楽 曲情報として保管しておくことが可能になる。グループ化は、どのような分類で 行ってもよいが、たとえば、グループG1は歌謡曲、グループG2はポップス、 グループG3は演歌、というようにジャンルごとに分類することができる。
【0027】 利用者は、このようなサービスを利用することにより、いつでもどこでも、自 分のお気に入りの楽曲情報を入手することが可能になる。たとえば、図3に示す ように、3つにグループ化された楽曲情報をサーバ装置400に保管している利 用者が、「今日は演歌を歌いたい」と思った場合、サーバ装置400のWebペ ージにアクセスして、自分が保管中のグループG3の楽曲情報を電子メールの形 式で送信する旨の指示を与えればよい。これにより、アダプタ200内には、グ ループG3の楽曲情報がダウンロードされることになる。別な日に、この利用者 が「今日は歌謡曲を歌いたい」と思えば、今度は、グループG1の楽曲情報を電 子メールとして受け取ってアダプタ200内にダウンロードすればよい。このよ うな方式を採れば、利用者の楽曲情報は、常に、サーバ装置400側に保管され ているので、アダプタ200内に蓄積されている楽曲情報は、必要に応じて消去 することができ、アダプタ200内のメモリを効率良く利用することが可能にな る。
【0028】 以上、本考案を図示する基本的な実施形態に基づいて説明したが、本考案はこ の実施形態に限定されるものではなく、この他にも種々の形態で実施可能である 。たとえば、上述の実施形態では、携帯電話100として、Webブラウザ機能 を有する携帯電話を用いているが、サーバ装置400のWebページへのアクセ スは、必ずしも携帯電話100を用いて行う必要はない。パソコンなどを用いて Webページへアクセスし、電子メールの返信先を携帯電話100のメールアド レスとする指定を行うようにしてもかまわない。もちろん、本考案に係るカラオ ケ選曲用リモコン装置は、必ずしも携帯電話を利用して構成する必要はなく、た とえば、PDAなどの携帯型電子情報処理装置を利用して構成することも可能で ある。
【0029】 また、上述の実施形態では、個々の楽曲の曲名は、サーバ装置400側に用意 されていた曲名データによって一義的に決められていたが、個々の利用者に、曲 名変更を許すような運用形態も可能である。たとえば、図3に示すサーバ装置4 00上で、利用者が、グループG1の曲名M11なる楽曲の曲名をM17に変更 すれば、「M17:C11」なる楽曲情報が保管されることになる。このように 、特定の利用者が、曲名M11をM17に変更したとしても、選曲コードがC1 1であることに変わりはないので、当該利用者のアダプタ200の表示部240 には、曲名がM17と表示されるものの、カラオケ再生装置300に対しては選 曲コードC11が送信されるため、正しい選曲が行われることになる。
【0030】
【考案の効果】
以上のとおり、本考案に係るカラオケ選曲用リモコン装置によれば、利用者は 、選曲コードを手作業で入力する操作を行う必要がなくなるため、選曲のための 作業負担が大幅に軽減されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的な実施形態に係るカラオケ選曲
用リモコン装置の正面図およびその周辺設備を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示す基本的な実施形態に係るリモコン装
置およびこれに関連する装置を、ソフトウエア的な構成
要素として表現したブロック図である。
【図3】サーバ装置400内の一部に、グループ化され
た楽曲情報が保管されている例を示す図である。
【符号の説明】
10…楽曲情報受信部 20…楽曲情報記憶部 30…曲名表示部 40…楽曲選択部 50…選曲コード送信部 100…携帯電話 110…ディスプレイ画面 120…操作ボタン 130…外部接続端子 200…アダプタ 210…接続端子 220…脱着ボタン 230…操作ボタン 240…表示部 250…赤外線送信部 300…カラオケ再生装置 400…サーバ装置 IR…赤外線信号

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号として送信されてきた所定の選
    曲コードに対応したカラオケ用楽曲を再生する機能をも
    ったカラオケ再生装置に対して、所望の選曲コードを無
    線信号として送信するために用いるカラオケ選曲用リモ
    コン装置であって、 特定の楽曲の曲名を示す曲名データと、当該特定の楽曲
    に対応する選曲コードと、を含む楽曲情報を、電子メー
    ルの形式で受信する楽曲情報受信部と、 受信した複数組の楽曲情報を記憶する楽曲情報記憶部
    と、 前記楽曲情報記憶部に記憶されている楽曲情報の曲名デ
    ータに基づいて、曲名を表示させる曲名表示部と、 前記曲名表示部に表示されている特定の曲名に対する選
    択操作に基づいて、当該特定の曲名の楽曲を選択する楽
    曲選択部と、 前記楽曲選択部によって選択された楽曲についての選曲
    コードを前記楽曲情報記憶部から抽出し、抽出した選曲
    コードを、前記カラオケ再生装置に適合した無線信号に
    変換して送信する選曲コード送信部と、 を備えることを特徴とするカラオケ選曲用リモコン装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモコン装置におい
    て、 電子メール受信機能を有する携帯電話によって楽曲情報
    受信部を構成し、 前記携帯電話の外部接続端子に接続可能な一体型アダプ
    タによって、楽曲情報記憶部、曲名表示部、楽曲選択
    部、選曲コード送信部を構成したことを特徴とするカラ
    オケ選曲用リモコン装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリモコン装置におい
    て、 インターネット上のWebページを閲覧するWebブラ
    ウザ機能を有する携帯電話によって楽曲情報受信部を構
    成し、前記Webブラウザ機能を利用して、所望の楽曲
    情報を電子メールの形式で送信する旨の指示を与えるこ
    とができるようにしたことを特徴とするカラオケ選曲用
    リモコン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021021895A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社第一興商 カラオケシステム及びカラオケ装置

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