JP3084548B2 - 切換三方弁 - Google Patents
切換三方弁Info
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Description
体混合物を静止触媒床に通し、二酸化硫黄を酸化して三
酸化硫黄を製造する方法であって、静止触媒床を通る気
体混合物の流れ方向を周期的に反転するようにした方法
が知られている(特公昭60−18604号参照)。こ
の方法は、いわゆる非定常酸化プロセスと呼ばれるもの
である。
して、図3に示す装置が考えられている。図3におい
て、三酸化硫黄を製造する装置は、たとえばバナジウム
系触媒等の公知の触媒を有する触媒床(1) と、一端が入
口側切換三方弁(2) を介して二酸化硫黄と酸素とを含む
気体混合物の供給管(3) に接続されるとともに他端が触
媒床(1) にそれぞれ接続された2つの気体混合物流通管
(4)(5)と、一端が出口側切換三方弁(6) を介して三酸化
硫黄含有気体送出管(7) に接続されるとともに他端が2
つの気体混合物流通管(4)(5)にそれぞれ接続された2つ
の三酸化硫黄含有気体流通管(8)(9)とを備えている。一
方の気体混合物流通管(4) は触媒床(1) の一端に接続さ
れ、他方の気体混合物流通管(5) は触媒床(1) の他端に
接続されている。
1つの流体入口、2つの流体出口、流体入口と一方の流
体出口とを連通させる第1のポートおよび流体入口と他
方の流体出口とを連通させる第2のポートを有する弁箱
と、両ポートの途中にそれぞれ流体入口側を向いて設け
られた2つの弁座と、弁箱内における弁座よりも流体入
口側の部分に配置されかつ弁箱に揺動自在に取付けられ
るとともに両弁座にそれぞれ密着しうる1つの弁体と、
弁体を、一方の弁座に密着した位置と他方の弁座に密着
した位置との間で揺動させるエアシリンダとよりなる。
そして、入口側切換三方弁の流体入口に供給管が接続さ
れ、各流体出口に気体混合物流通管が接続されている。
4に示すものが用いられている。すなわち、従来の出口
側切換三方弁(6) は、2つの流体入口(50)(51)、1つの
流体出口(52)、一方の流体入口(50)と流体出口(52)とを
連通させる第1のポート(53)および他方の流体入口(51)
と流体出口(52)とを連通させる第2のポート(54)を有す
る弁箱(55)と、両ポート(53)(54)の途中にそれぞれ流体
出口(52)側を向いて設けられた弁座(56)(57)と、弁箱(5
5)内における弁座(56)(57)よりも流体出口(52)側の部分
にそれぞれ配置されかつ弁箱(55)に回転軸(58)によって
揺動自在に取付けられるとともに両弁座(56)(57)にそれ
ぞれ密着しうる1つの弁体(59)と、弁体(59)を、一方の
弁座(56)に密着した位置と他方の弁座(57)に密着した位
置との間で揺動させるエアシリンダ(60)とよりなる。そ
して、出口側切換三方弁(6) の各流体入口(50)(51)に三
酸化硫黄含有気体流通管(8)(9)が接続され、流体出口(5
2)に三酸化硫黄含有気体送出管(7) が接続されている。
弁体(59)を弁箱(55)に取付けている回転軸(58)の一端部
は弁箱(55)の外方に所定長さ突出しており、その先端部
の周囲にレバー(61)の基端部が嵌められて固定されてい
る。レバー(61)の先端部にエアシリンダ(60)のピストン
ロッド(60a) の先端が回転自在に取付けられている。し
たがって、エアシリンダ(60)の作動によりレバー(61)を
介して回転軸(58)が回転させられ、これにより弁体(59)
が揺動するようになっている。
造するにあたっては、入口側切換三方弁および出口側切
換三方弁を切換えることにより、流路が図3に実線の矢
印で示す方向となるようにする。すると、二酸化硫黄と
酸素を含む気体混合物が供給管(3) から入口側切換三方
弁(2) を経て一方の混合気体流通管(4) を通り、触媒床
(1) の一端から触媒床(1) 内に流入する。そして、触媒
床(1) において混合気体が触媒と直接接触し、二酸化硫
黄と酸素が反応して三酸化硫黄が発生する。そして、三
酸化硫黄含有気体が三酸化硫黄含有気体流通管(9) を通
り、出口側切換三方弁(6) を経て送出管(7) から送り出
される。
(2) および出口側切換三方弁(6) を切換えることによ
り、流路が図3に破線の矢印で示す方向となるようにす
る。すると、二酸化硫黄と酸素を含む気体混合物が供給
管(3) から入口側切換三方弁(2)を経て他方の混合気体
流通管(5) を通り、触媒床(1) の他端から触媒床(1) 内
に流入する。そして、触媒床(1) において混合気体が触
媒と直接接触し、二酸化硫黄と酸素が反応して三酸化硫
黄が発生する。そして、三酸化硫黄含有気体が三酸化硫
黄含有気体流通管(8) を通り、出口側切換三方弁(6) を
経て送出管(7) から送り出される。
示す装置において、出口側切換三方弁(6) として、図4
に示すものが用いられていると、次のような問題があ
る。
(57)に密着している場合、この弁体(59)には、二酸化硫
黄と酸素を含む混合気体により上記弁座(56)(57)から離
隔させようとする圧力が加わる。したがって、上記混合
気体が洩れるおそれがある。
換三方弁を提供することにある。
弁は、2つの流体入口、1つの流体出口、一方の流体入
口と流体出口とを連通させる第1のポートおよび他方の
流体入口と流体出口とを連通させる第2のポートを有す
る弁箱と、両ポートの途中にそれぞれ流体入口側を向い
て設けられた弁座と、両ポート内における弁座よりも流
体入口側の部分にそれぞれ配置されかつ弁箱に揺動自在
に取付けられた2つの弁体と、いずれか一方の弁体が弁
座に密着したときに同他方の弁体を弁座から離すように
両弁体を連結する連結部材と、いずれか一方の弁体を、
弁座に密着した位置と弁座から離隔した位置との間で揺
動させる駆動源とよりなるものである。
る場合、この弁体には、流体入口から第1ポート内に流
入してきた流体によって、上記弁座に密着させようとす
る圧力が加わる。
説明する。
は、2つの流体入口(11)(12)、1つの流体出口(13)、一
方の流体入口(11)と流体出口(13)とを連通させる第1の
ポート(14)および他方の流体入口(12)と流体出口(13)と
を連通させる第2のポート(15)を有する弁箱(16)と、両
ポート(14)(15)の途中にそれぞれ流体入口(11)(12)側を
向いて設けられた弁座(17)(18)と、両ポート(14)(15)内
における弁座(17)(18)よりも流体入口(11)(12)側の部分
にそれぞれ配置されかつ弁箱(16)に回転軸(19)(20)によ
って揺動自在に取付けられた2つの弁体(21)(22)と、い
ずれか一方の弁体(21)が弁座(17)に密着したときに同他
方の弁体(22)を弁座(18)から離すように両弁体(21)(22)
を連結する連結部材(23)と、いずれか一方の弁体(21)(2
2)を、弁座(17)(18)に密着した位置と弁座(17)(18)から
離隔した位置との間で揺動させるエアシリンダ(24)(駆
動源)とよりなる。
回転軸(19)の一端部は弁箱(16)よりも外方に所定長さ突
出しており、その先端部の周囲にレバー(25)の中間部が
嵌められて固定されている。レバー(25)の一端部にエア
シリンダ(24)のピストンロッド(24a) の先端が回転自在
に取付けられている。また、レバー(25)の他端部に連結
部材(23)の一端部が回転自在に連結されている。
回転軸(20)の一端部は弁箱(16)よりも外方に所定長さ突
出しており、その先端部の周囲にレバー(26)の基端部が
嵌められて固定されている。レバー(26)の先端部に連結
部材(23)の他端部が回転自在に取付けられている。連結
部材(23)は、両レバー(25)(26)に回転自在に取付けられ
たおねじ部材(27)(28)と、両端がおねじ部材(27)(28)に
それぞれねじ嵌められたターンバックル(29)とよりな
る。そして、エアシリンダ(24)の作動によりレバー(25)
を介して回転軸(19)が回転させられ、これにより弁体(2
1)が揺動するようになっている。これと同時に、連結部
材(23)を介して他方の弁体(22)も揺動させられる。
製造装置に使用する場合、流体入口(11)(12)に三酸化硫
黄含有気体流通管(8)(9)が接続され、流体出口(13)に三
酸化硫黄含有気体送出管(7) が接続される。
ように、第1ポート内の弁体が一方の弁座に密着してい
る場合、この弁体には、流体入口から第1ポート内に流
入してきた流体によって、上記弁座に密着させようとす
る圧力が加わるので、流体入口から第1ポート内に流入
してきた流体の流体出口側への洩れが防止される。した
がって、この切換三方弁を、図3に示す三酸化硫黄の製
造装置の出口側切換三方弁に使用した場合、二酸化硫黄
と酸素を含む混合気体の洩れが防止される。
図である。
出口側切換三方弁を示す垂直断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 2つの流体入口、1つの流体出口、一方
の流体入口と流体出口とを連通させる第1のポートおよ
び他方の流体入口と流体出口とを連通させる第2のポー
トを有する弁箱と、両ポートの途中にそれぞれ流体入口
側を向いて設けられた弁座と、両ポート内における弁座
よりも流体入口側の部分にそれぞれ配置されかつ弁箱に
揺動自在に取付けられた2つの弁体と、いずれか一方の
弁体が弁座に密着したときに同他方の弁体を弁座から離
すように両弁体を連結する連結部材と、いずれか一方の
弁体を、弁座に密着した位置と弁座から離隔した位置と
の間で揺動させる駆動源とよりなる切換三方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014430A JP3084548B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 切換三方弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014430A JP3084548B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 切換三方弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08210532A JPH08210532A (ja) | 1996-08-20 |
JP3084548B2 true JP3084548B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=11860815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07014430A Expired - Fee Related JP3084548B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 切換三方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084548B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102014106010A1 (de) * | 2014-04-29 | 2015-10-29 | Sig Technology Ag | Vorrichtung zur Steuerung oder Regelung der Durchflussmenge und/oder Durchflussrichtung von Fluiden |
CN108432408A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-08-24 | 山东农业大学 | 一种新型气吸式播种机切换装置 |
DE102019202273A1 (de) * | 2019-02-20 | 2020-08-20 | Hansgrohe Se | Umstellventilvorrichtung |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP07014430A patent/JP3084548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH08210532A (ja) | 1996-08-20 |
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