JP3084430U - 模倣品防止用タグ - Google Patents

模倣品防止用タグ

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JP3084430U
JP3084430U JP2001005767U JP2001005767U JP3084430U JP 3084430 U JP3084430 U JP 3084430U JP 2001005767 U JP2001005767 U JP 2001005767U JP 2001005767 U JP2001005767 U JP 2001005767U JP 3084430 U JP3084430 U JP 3084430U
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俊亮 小林
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小林織ネーム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品が真正品か模倣品かの判別を容易にし、
又、模倣品の製造を諦めるように促すことのできるタグ
を提供する。 【解決手段】 径が0.2mmから0.5mmの複数の
微小記号1によって形成される模様部2を少なくとも1
つ含むものである。又、外観的には無地に見える記号を
含み、方向性あるレンズ効果を有する透明板を透かすこ
とによって記号がモアレとして生じるものでも良い。更
に又、太さが0.03mmから0.2mmの微細線で描
いた微小模様を少なくとも1つ含むものでも良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、模倣品防止用タグに関する。更に詳しくは、商品が模倣品かどうかの 判別を容易にし、又、模倣品の製造を防止することのできる模倣品防止用タグに 関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、衣類や鞄等の商品には、その商品の出所や品質を保証するため商 標等が記載されたタグが付けられている。このタグは、取引業者や一般需要者が 、商品の出所や品質を確認する際に非常に重要な役割を果たす。又、近年におい て、商品の模倣品が大量に流出するという問題が発生している。この模倣品が取 引市場に大量に流出された場合、関連する企業に与える影響は、非常に大きい。 模倣品の品質は悪いため、商品の需要が減り、信用が低下し、真正製造業者や販 売業者の売り上げが低下する。又、模倣品が大量に流出すると、その模倣品の製 造業者や販売業者の特定が非常に困難となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、模倣品は、取引業者や一般需要者を騙して購入させるため、一見 して真正品との相違が認識できないようになっており、模倣品の判別が非常に困 難なものである。そのため、模倣品が大量に流出し、産業の発達に著しい悪影響 を与える。
【0004】 そこで、本考案は、商品が模倣品かどうかの判別を容易にし、又模倣品の製造を 防止することのできる模倣品防止用タグを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の模倣品防止用タグは、径が0.2mmから0.5mmの複数の微小記号 によって形成される模様部を少なくとも1つ含むことを特徴とする。他の実施例 では、外観的には無地に見える部分に記号を含み、方向性を有する透明板を透か すことによって該記号がモアレとして生じることを特徴とする。その他の実施例 では、太さが0.03mmから0.3mmの微細線で描いた微細模様を少なくと も1つ含むことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面に従って詳細に説明する。
【0007】 図1は、本考案の第1実施例を示すものである。Aは平面図を示し、Bはルーペ を用いた状態の平面図を示す。Aに示すように、模倣品防止用タグ(以下単に「 タグ」という。)の表面には商標等を表す大きめの模様部2(この実施例では、 opqからなる文字)が施されている。そして、この模様部2は、複数の微小記 号1の集合によって形成されている。この微小記号1は、アルファベットからな っており、その大きさは、径が0.2mmとなっている。そのため、一見しただ けでは文字と認識することは困難なようになっているが、ルーペ10を用いてこ の微小記号1の集合を見ると、Bに示すように、アルファベットが集合している ことが認識できる。この微小記号1の径は、上記の大きさに限定されるものでは なく0.2mmから0.5mmのいずれを選定しても良い。又、微小記号1の種 類についてもアルファベットだけに限定されず、平仮名、ギリシャ文字、三角形 、四角形等の種々の文字や図形であっても良い。
【0008】 図2は、本考案の第2実施例を示すものである。Aは平面図を示し、Bはルーペ を用いた状態の平面図を示す。この実施例は、上記した第1実施例と略同様の構 成からなっており、同一の部分については説明を省略する。この実施例の模様部 2は、罫線からなっており、微小記号1を直線状に微小間隔を開けて並べること によって形成されている。この微小記号1は、上記の通り0.2mmで、間隔も 0.1mmであるため、模様部2は、Aに示すように一見しただけでは単に罫線 が描かれているだけに見える。しかし、ルーペ10を用いてこの罫線を見ると、 Bに示すように、微小記号1の集合であることが認識できるようになっている。 この実施例では、微小記号1は直線状に並べられているが、曲線状であっても、 キャラクター図形等であっても良い。この実施例においても、上記の通り、微小 記号1の径は、0.2mmから0.5mmのいずれを選定しても良く、微小記号 1の種類についてもアルファベットだけに限定されず、平仮名、ギリシャ文字、 三角形、四角形等の種々の文字や図形であっても良い。
【0009】 上記の第1及び第2実施例からなるタグを商品に付した場合の効果は、以下の通 りである。模倣業者は商品の模倣品を製造するのと同時に、タグについても模倣 を行うが、この模倣タグを製造する際には、真正タグをスキャナで取り込み、そ のデータを用いて印刷機で印刷し、この模倣タグを模倣品に付して、取引者や一 般需要者に販売する。その際、よほど注意をするか、高性能のスキャナ及び印刷 機を用いなければ、模倣タグの微小記号1は完全に模倣されず、文字が潰れてし まい、このような模倣タグを製造する際には、このようになる場合が殆どである 。そのため、取引業者がこの商品を購入する際、予め所持したルーペ10を用い てタグの微小記号1を見て、文字が認識できるかどうかで模倣タグ、つまり模倣 品かどうかを簡単に判別することができ、取引業者間で模倣品の流通を差し止め ることにより、一般需要者への流通を防止することができるようになっている。
【0010】 図3は、本考案の第3実施例を示すものである。Aは平面図を示し、Bはフィル ムを重ねた状態の平面図を示す。タグの表面には、記号4が施されているが、こ の記号4は、微小間隔からなる線によって構成されているため、外観的には単に 一色刷りにしか構成されていないように見える。この記号4の上に、方向性ある レンズ効果を有する透明板3を透かして、所定の方向から見ることによってモア レとして生じた記号4が認識できるようになっている。記号4は、この実施例で はopqのアルファベットからなっているが、平仮名、ギリシャ文字、三角形、 四角形等の種々の文字や図形であっても良く、又、花やどくろ、格子等の模様で あっても良い。
【0011】 この第3実施例についても、上記の第1及び第2実施例と同様に、完全な状態で タグが模倣されない場合が殆どであるため、取引業者が、この商品を購入する際 、タグを予め所持した透明板3で透かして露光することによって、記号4がモア レとして認識できるかどうかで模倣タグ、つまり模倣品かどうかを簡単に判別す ることができ、取引業者間で模倣品の流通を差し止めることにより、一般需要者 への流通を防止することができるようになっている。
【0012】 図4は、本考案の第4実施例を示すものである。この実施例は、平面図に示すよ うに微細模倣5が記されている。微細模様5は、太さ0.1mmの複数の微細線 が、互いに交差し合ったり、接近し合ったりして形成されたものであり、それぞ れの間隔が非常に狭いものとなっている。この微細線の太さは、上記の0.1m mに限定されるものではなく、0.03mmから0.2mmの間ならいずれを選 定しても良く、様々な種類の色彩で複雑な模様に構成されている。
【0013】 この第4実施例については、上記の第1から第3実施例と同様に、完全な状態で タグが模倣されない場合が殆どであるため、取引業者が、ルーペ等で注意深くこ の微細模様5を確認することによって模倣タグ、つまり模倣品かどうかを簡単に 判別することができ、取引業者間で模倣品の流通を差し止めることにより、一般 需要者への流通を防止することができるようになっている。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案のタグを模倣した際、ルーペや透明板等の器具を用いるこ とによって容易に模倣品か否かを判別することができるため、取引や輸入の際に 、簡単に模倣品かどうかを判別することができ、又、模倣品の製造を諦めるよう に促すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す。
【図2】本考案の第2実施例を示す。
【図3】本考案の第3実施例を示す。
【図4】本考案の第4実施例を示す。
【符号の説明】
1 微小記号 2 模様部 3 透明板 4 記号 5 微細模様

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径が0.2mmから0.5mmの複数の
    微小記号によって形成される模様部を少なくとも1つ含
    むことを特徴とする模倣品防止用タグ。
  2. 【請求項2】 外観的には無地に見える部分に記号を含
    み、方向性あるレンズ効果を有する透明板を透かすこと
    によって該記号がモアレとして生じることを特徴とする
    模倣品防止用タグ。
  3. 【請求項3】 太さが0.03mmから0.2mmの微
    細線で描いた微細模様を少なくとも1つ含むことを特徴
    とする模倣品防止用タグ。
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