JP3084172U - スライド式可動部を内蔵したキャラクター指人形 - Google Patents

スライド式可動部を内蔵したキャラクター指人形

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雅宣 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスコットキャラクターを用いた指人形につ
いて、従来品にない新たな動きを可能とした意外性ある
製品を提案する。 【構成】 キャラクター形状を模した指人形1の内部に
指の挿入動作に合わせてスライド式に上下動する可動部
2を内蔵せしめ、該スライド式可動部2が上方向に移動
すると指人形上部が蝶番式に押し上げられ、または、指
人形上部に形成された開口部8内に表れるようになるこ
とで外部からスライド式可動部2を観察することができ
るようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マスコットキャラクターを用いた指人形に関して、従来にはなかっ た新たな動きを与えて意外性のある製品として提案するものである。
【0002】
【従来の技術】
手指に挿入して玩具的に用いる指人形は広く一般化しており、各種のキャラク ター形状を適宜にデザイン化したものが商品となっている。
【0003】 このような指人形について、その形状に変化を持たせたり素材をソフト感のあ るものにするなどといった工夫はそれなりになされているところである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したような従来の技術では、指人形の形状や素材について変化を 持たせたとしても、手指の1本に挿入して用いるものであることからそれに可動 的な変化を与えるという発想はなされていなかった。
【0005】 つまり、手指の1本に挿入して用いるものであるから指を曲げたり伸ばしたり することで傾きの変化を与えることはできても指人形の中から可動的変化を伴っ た操作を行うという発想はまったくなされてこなかったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記したような従来技術における課題を解消することについて、実 験と検討を繰り返し行い創案されたものであって、指人形への指の挿入動作に伴 ってスライド的に可動する部材を内蔵させて指人形の外観形状に適宜な変化を与 えて意外性があり従来品と比べてより趣味性が満足される新規な指人形製品を実 現したものであって、具体的には以下の如くである。
【0007】 (1) キャラクター形状を模した指人形の内部に指の挿入動作に合わせてスラ イド式に上下動する可動部を内蔵せしめ、該スライド式可動部が上方向に移動す ると指人形上部が蝶番式に押し上げられ、または、指人形上部に形成された開口 部内に表れるようになることで外部からスライド式可動部を観察することができ るようにされたことを特徴とするスライド式可動部を内蔵したキャラクター指人 形。
【0008】 (2) 外部から観察され得るスライド式可動部の表面を肌色に着色すると共に 指紋模様を形成して指人形に挿入する指の外観を模したものとすることを特徴と する前記(1)項に記載のスライド式可動部を内蔵したキャラクター指人形。
【0009】 (3) 蝶番式に可動する指人形上部とスライド式可動部とを連結する連結軸が 楕円溝に沿って位置を変えることで指人形上部が蝶番軸を中心に可動してもスラ イド式可動部は直線的に上下にスライド可動するものであることを特徴とする前 記)1項または(2)項に記載のスライド式可動部を内蔵したキャラクター指人 形。
【0010】 (4) 指人形本体にキーホルダー金具を取付けたことを特徴とする前記(1) 項〜(3)項の何れか一つに記載のスライド式可動部を内蔵したキャラクター指 人形。
【0011】
【考案の実施の形態】
上記した本考案による製品の若干例を添付図面に示すところに基づいて説明す ると以下のとおりである。
【0012】 図1は、本考案によるキャラクター指人形1の可動変化をその正面および側面 から説明したものである。すなわち、図1(A)(B)はキャラクター指人形1 に内蔵されているスライド式可動部2を上方向にスライド可動させる以前の外観 状態を示しており、ここでは小犬のキャラクター外観が採用されている。この図 1(A)(B)における外観形状は従来一般的なキャラクター指人形と異なるも のではなく、この状態のままで指を挿入して普通の指人形と同様な使用を行うこ とができる。
【0013】 また、図1(C)(D)は、キャラクター指人形1に指をより深く挿入するこ とで内蔵されたスライド式可動部2を上方向にスライド可動させ、蝶番3によっ て連結されている指人形上部(小犬キャラクターの頭部)4を持ち上げてスライ ド式可動部2が外部から観察できる状態にした様子を示している。
【0014】 蝶番3には併せてトーションスプリング5が組込まれており、該スプリング5 の撓力によって指を挿入していない状態では図1(A)(B)のように指人形上 部(キャラクター頭部)4が押し下げられスライド式可動部2が下方に移動した 状態で固定されるようになっている。また、指を深く挿入して図1(C)(D) の状態とした場合には、内蔵されたスライド式可動部2がキャラクター指人形1 の内壁に対して指の太さによって圧力を加えることでトーションスプリング5の 撓力に抗することでキャラクター頭部4が持ち上げられた状態を維持することが できるようになっている。
【0015】 また、図1(C)(D)のように外部から観察され得る状態となるスライド式 可動部2の表面はキャラクター指人形1に挿入する指と同様な肌色に着色し、併 せて指紋模様なども形成しておくことが望ましい。このようにすることで、外部 から観察されるスライド式可動部2の表面は一見したところ現実の指と同様に見 えることになり、ユーモア感覚の溢れる商品となる。
【0016】 さらに、この場合にスライド式可動部2の表面に図示のように簡単な別のキャ ラクター表情をあらかじめ記載しておくか、あるいは適宜に後から記載できるよ うにしておけば、より一層ユーモア感覚に富んだ指人形商品とすることができ、 この場合における図1に示した可動変化はキャラクター(小犬)のぬいぐるみを 着用した指人形といったものとしてその変化を楽しむことができるようになる。
【0017】 図2は、本考案によるキャラクター指人形1を使用者の4本の指にそれぞれ装 着した状態の1例を示している。ここで示されるように、キャラクター指人形1 の様々なヴァリエーションはスライド式可動部2の表面に記載する別のキャラク ター表情に変化を持たせることで達成することが可能である。もちろん、キャラ クター指人形1自体のキャラクター選択を図示の小犬のぬいぐるみ以外に様々に 変化させてもよい。また、前記したように使用者が適宜にスライド式可動部2の 表面に別のキャラクター表情を記載するようにしておけば、それぞれに趣味性に したがったオリジナル性溢れるキャラクター指人形1とすることが可能となる。
【0018】 また、蝶番3とトーションスプリング5の組合わせでキャラクター頭部4を開 閉可動させる場合には、単にスライド式可動部2によってキャラクター頭部4を 持ち上げるようにするだけでは、該キャラクター頭部4が蝶番式に開くことから この動きに影響されてスライド式可動部2がキャラクター頭部4の後頭部側に押 し曲げられてしまうことになり、せっかく指の外観をスライド式可動部2に採用 しても不自然な曲がり方となって興味を削がれてしまうおそれがある。
【0019】 そこで、図3に示すようにキャラクター頭部(指人形上部)4とスライド式可 動部2との連結関係を連結軸6と該連結軸6が適宜にその位置を変えることがで きるようにされた楕円溝7とによって実現するようにしておけば、キャラクター 頭部4が蝶番式に開閉しても連結軸6が適宜に楕円溝7内を移動することでスラ イド式可動部2の上下可動関係を直線的なものとして不自然な折れ曲がり状態が 発生しないようにすることが可能となる。
【0020】 また、図4にはキャラクター頭部4が蝶番式に可動するのではなく、単に開口 部8を形成しておくだけにし、内蔵されたスライド式可動部2が上方に移動され ると該開口部8を介してスライド式可動部2の表面に記載したキャラクター表情 の如きが外部から観察可能となるタイプの1例を示している。
【0021】 すなわち、この場合には、キャラクター指人形1に指を挿入していない状態で は図4(A)のように指人形として模されたキャラクター(ここではウサギ)が 大きく口(開口部8)を開いた状態として表現され、使用者が指を挿入して内蔵 されたスライド式可動部2を上方に移動させると図4(B)のように開口部8を 介してスライド式可動部2の表面に記載した別のキャラクター表情が観察可能な ものとなる。
【0022】 また、この場合におけるスライド式可動部2は、指を外した際に下方に移動す る必要があるので、図4(C)(D)に示すように内蔵スプリング9を利用して 使用者が指を外すと内蔵されたスライド式可動部2が下方に移動する機構として おく必要がある。
【0023】 さらに、図4(E)(F)に示すように、開口部8からスライド式可動部2の 表面に記載したキャラクター表情が観察できる状態となることでキャラクター指 人形1全体のキャラクター表情が完成するような形式としても良いことはもちろ んである。すなわち、開口部8を指人形キャラクターの大きく開いた口として扱 うのではなく、該開口部に指人形キャラクター1の顔の表情が表されるものとし て構成すれば、スライド式可動部2の上方移動によってキャラクター指人形1の 表情が完成するものとなる。
【0024】 また、図4(A)(B)にあるように本考案の指人形本体に対してキーホルダ ー金具10を取付けてやれば、アクセサリー的要素を備えたキーホルダーとして キャラクター指人形1を構成することが可能となり、携帯性などにも優れた製品 となし得ることになる。さらに、このようなアクセサリー的用を備えた小物品と して本考案のキャラクター指人形1を携帯電話などのストラップに附加するもの として採用することも当然に可能なものである。
【0025】 さらに、以上説明してきた本考案によるキャラクター指人形1として採用され るキャラクターは小犬やウサギに限られるものでは勿論なく、指人形キャラクタ ーとして採用できる形態のものであれば様々な種類のものが選択可能である。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したような本考案によるならば、キャラクター指人形に対する使用者 の指の挿入動作を利用して、従来の指人形玩具では実現されてこなかった可動変 化を簡易な構成で実現できるものであり、需要者の興味を惹く新たなタイプのキ ャラクター指人形を提案するものであって、キーホルダーやストラップといった 物品に附加するアクセサリー的な物品としても応用可能であって、工業的にその 価値が高い考案であると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるキャラクター指人形の可動変化の
1例を、その正面および側面から説明した図面である。
【図2】図1に示されたタイプの本考案によるキャラク
ター指人形を使用者の4本の指にそれぞれ装着した状態
の1例を示す説明図である。
【図3】図1に示すタイプの本考案によるキャラクター
指人形において、スライド式可動部が直線的に上下可動
するための機構の1例を示した説明図である。
【図4】キャラクター指人形上部の開口部からスライド
式可動部表面に記載のキャラクター表情が観察できるよ
うな構造とした本考案によるキャラクター指人形につい
て、その可動関係の外観と内部構造とを併せて示した説
明図である。
【符号の説明】
1 キャラクター指人形 2 スライド式可動部 3 蝶番 4 指人形上部(キャラクター頭部) 5 トーションスプリング 6 連結軸 7 楕円溝 8 開口部 9 内蔵スプリング 10 キーホルダー金具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャラクター形状を模した指人形の内部
    に指の挿入動作に合わせてスライド式に上下動する可動
    部を内蔵せしめ、該スライド式可動部が上方向に移動す
    ると指人形上部が蝶番式に押し上げられ、または、指人
    形上部に形成された開口部内に表れるようになることで
    外部からスライド式可動部を観察することができるよう
    にされたことを特徴とするスライド式可動部を内蔵した
    キャラクター指人形。
  2. 【請求項2】 外部から観察され得るスライド式可動部
    の表面を肌色に着色すると共に指紋模様を形成して指人
    形に挿入する指の外観を模したものとすることを特徴と
    する請求項1に記載のスライド式可動部を内蔵したキャ
    ラクター指人形。
  3. 【請求項3】 蝶番式に可動する指人形上部とスライド
    式可動部とを連結する連結軸が楕円溝に沿って位置を変
    えることで指人形上部が蝶番軸を中心に可動してもスラ
    イド式可動部は直線的に上下にスライド可動するもので
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    スライド式可動部を内蔵したキャラクター指人形。
  4. 【請求項4】 指人形本体にキーホルダー金具を取付け
    たことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一つに
    記載のスライド式可動部を内蔵したキャラクター指人
    形。
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