JP3084126U - 自転車の慣性補助駆動装置 - Google Patents

自転車の慣性補助駆動装置

Info

Publication number
JP3084126U
JP3084126U JP2001005412U JP2001005412U JP3084126U JP 3084126 U JP3084126 U JP 3084126U JP 2001005412 U JP2001005412 U JP 2001005412U JP 2001005412 U JP2001005412 U JP 2001005412U JP 3084126 U JP3084126 U JP 3084126U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
bicycle
pivot
driven
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001005412U
Other languages
English (en)
Inventor
信雄 王
Original Assignee
信雄 王
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信雄 王 filed Critical 信雄 王
Priority to JP2001005412U priority Critical patent/JP3084126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084126U publication Critical patent/JP3084126U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に自転車に設置することにより、電力を使
用しないと共に、ペダルを踏み込まなくても自転車の走
行を補助することができる自転車の慣性補助駆動装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 伝動チェーン(23)で自転車(60)
の大ギア(62)と接続することにより駆動する自転車
の補助駆動装置であり、自転車に設置される箱形のベー
ス(10)と、ベース(10)の外側に設置され、第一
枢軸(21)を有する主駆動歯車(20)と、主駆動歯
車(20)と連動し、大ギア(62)と同軸の被駆動歯
車(25)と、主駆動歯車(20)と連動する変速ギア
(30)と、ベース(10)内に設けられ、変速ギア
(30)と連動する少なくとも一つの第一慣性輪(4
0)と、から構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に自転車に設置することにより、電力を使用しないと共に、ペダ ルを踏み込まなくても自転車の走行を補助することができる自転車の慣性補助駆 動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自転車は軽便、無汚染、運動効果を有するため、幅広く使用されている が、近年、人力にかわり電力を使用して自転車の走行を補助する電動式自転車が 開発された。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の電動式自転車は値段が非常に高いと共に、公共場所に電動 式自転車を充電するための充電機などが設置されていないため、電力による持続 的な走行を提供できないという問題があり、節電効果に優れ、製造コストが低く 、簡単に使用することができる補助駆動装置の開発が急がれていた。
【0004】 本考案は上記の課題を解決するものであり、自転車に設置されるケース状のベ ースと、ベースの外側に設置され、第一枢軸を有する主駆動歯車と、主駆動歯車 と連動し、大ギアと同軸の被駆動歯車と、主駆動歯車と連動する変速ギアと、ベ ース内に設けられ、変速ギアと連動する少なくとも一つの第一慣性輪と、から構 成され、自転車に慣性輪を設けることにより一定時間人力に頼らずに自転車の走 行を補助することができると共に、製造が非常に簡単で、使用上の便利性にも優 れているので、実用性が高い。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、伝動チェーン(23)で自転車(60)の大ギア(62)と接続す ることにより駆動する自転車の補助駆動装置であって、 自転車に設置されるケース状のベース(10)と、ベース(10)の外側に設 置され、第一枢軸(21)を有する主駆動歯車(20)と、主駆動歯車(20) と連動し、大ギア(62)と同軸の被駆動歯車(25)と、主駆動歯車(20) と連動する変速ギア(30)と、ベース(10)内に設けられ、変速ギア(30 )と連動する少なくとも一つの第一慣性輪(40)と、から構成されることを特 徴とする自転車の慣性補助駆動装置、を提供する。
【0006】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0007】 図1は本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置を自転車に取付けた場合の概 要図であり、図2は本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置の斜視図であり、 図3は本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置における変速ギアの正面断面図 であり、図4は本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置における変速ギアの平 面図である。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1乃至図4に示すように、本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置は、伝 動チェーン(23)で自転車(60)の大ギア(62)と連結することにより駆 動させるものであり、内部に複数の中空な隔絶空間(11)が形成され、固定プ レート(13)により自転車(60)に固定される箱形のベース(10)と、ベ ース(10)の外側に設置され、第一枢軸(21)を有する主駆動歯車(20) と、主駆動歯車(20)と連動し、大ギア(62)と同軸の被駆動歯車(25) と、主駆動歯車(20)と連動する変速ギア(30)と、ベース(10)内に設 けられ、変速ギア(30)と連動する少なくとも一つの第一慣性輪(40)と、 から構成される。
【0009】 前記主駆動歯車(20)の中心には横向きにベース(10)を貫通する第一枢 軸(21)が設けられ、伝動チェーン(23)がその一端における主駆動歯車( 20)の外縁と、他端における、大ギア(62)と同軸回転する被駆動歯車(2 5)とに係回され、大ギア(62)の中心にクランク軸(符号なし)が貫設され ると共に、クランク軸の両端に夫々クランク(63)が設置され、更に、クラン ク軸と大ギア(62)及び被駆動歯車(25)の孔の内側との間に単向ベアリン グ(50)が設置される。従って、被駆動歯車(25)と大ギア(62)とが同 期回転できると共に、単向ベアリング(50)によりクランク(63)からの動 力を被駆動歯車(25)と大ギア(62)に伝えることができ、又、大ギア(6 2)と被駆動歯車(25)とが共に回転し、被駆動歯車(25)から動力が発生 する時、クランク(63)は大ギア(62)の回転に連動することはない。
【0010】 また、一方の隔絶空間(11)内に枢設される主駆動歯車(20)の第一枢軸 (21)に変速ギア(30)の第一歯車(31)が組合わされると共に、ベース (10)内の中間付近に第二枢軸(32)が設けられ、その第二枢軸(32)に 第三歯車(33)が組合わされ、第三歯車(33)の一側に第一歯車(31)と 噛合する第二歯車(331)を有し、ベース(10)内における第二枢軸(32 )付近に第三枢軸(34)が設けられ、他方の隔絶空間(11)内における第三 枢軸(34)には、第三歯車(33)と連結する第四歯車(35)が組合わされ る。
【0011】 更に、前記一つ隔絶空間(11)内における第三枢軸(34)に一つの第一慣 性輪(40)が枢設されると共に、他の隔絶空間(11)内の第三枢軸(34) に第二慣性輪(45)が枢設されることにより、慣性補助駆動装置(100)が 構成され、この慣性補助駆動装置(100)は固定プレート(13)により自転 車(60)のトップチューブ(61)に設置される。
【0012】 本考案を使用する時は、先ずペダル(631)の踏み込みでクランク(63) が回転し、単向ベアリング(50)を介してクランク(63)からの動力が被駆 動歯車(25)と大ギア(62)に伝わると共に、被駆動歯車(25)と大ギア (62)が回転され、チェーン(65)で後輪(66)が回転されることにより 、自転車(60)が前進する。そして、被駆動歯車(25)が駆動回転されると 共に、伝動チェーン(23)により主駆動歯車(20)が回転されて、続いて第 一歯車(31)が回転され、第二歯車(331)、第三歯車(33)、第四歯車 (35)が夫々噛合され連動することにより、変速ギア(30)から動力が伝わ り、速度が徐々に減速する。
【0013】 また、本考案は一旦、第一慣性輪(40)と第二慣性輪(45)を回転させれ ば、ペダル(631)を踏み込まずに、単向ベアリング(50)を介して動力が 第一慣性輪(40)と第二慣性輪(45)に移り、慣性力により大ギア(62) が駆動され、その大ギア(62)から後輪(66)に動力が伝わることにより、 後輪(66)が回転する。また、単向ベアリング(50)がクランク(63)と 脱離されると共に、大ギア(62)の回転とクランク(63)との干渉が無くな り、その大ギア(62)の回転と連動することにより自転車(60)が前進する 。従って、第一慣性輪(40)と第二慣性輪(45)の重量によりペダル(63 1)を強く踏み込まなくても、クランク(63)が回転し慣性力で自転車の駆動 を補助することができるので、楽に自転車(60)を前進させることができる。 又、慣性力を抑えたい時は、再度ペダル(631)を踏み込むことによりクラン ク(63)を回転させれば、その状態のまま直ちに通常の自転車の運転に戻るこ とができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有し、第一慣性輪と第二慣性輪の重量によりペダルを強 く踏み込まなくても、クランクが回転し慣性力で自転車の駆動を補助することが できるので、楽に自転車を前進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置を自
転車に取付けた場合の概要図である。
【図2】本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置の斜
視図である。
【図3】本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置にお
ける変速ギアの正面断面図である。
【図4】本考案に係わる自転車の慣性補助駆動装置にお
ける変速ギアの平面図である。
【符号の説明】
100 慣性補助駆動装置 10 ベース 11 隔絶空間 13 固定プレート 20 主駆動歯車 21 第一枢軸 23 伝動チェーン 25 被駆動歯車 30 変速ギア 31 第一歯車 32 第二枢軸 33 第三歯車 331 第二歯車 34 第三枢軸 35 第四歯車 40 第一慣性輪 45 第二慣性輪 50 単向ベアリング 60 自転車 61 トップチューブ 62 大ギア 63 クランク 631 ペダル 65 チェーン 66 後輪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動チェーン(23)で自転車(60)
    の大ギア(62)と接続することにより駆動する自転車
    の補助駆動装置であって、 自転車に設置される箱形のベース(10)と、ベース
    (10)の外側に設置され、第一枢軸(21)を有する
    主駆動歯車(20)と、主駆動歯車(20)と連動し、
    大ギア(62)と同軸の被駆動歯車(25)と、主駆動
    歯車(20)と連動する変速ギア(30)と、ベース
    (10)内に設けられ、変速ギア(30)と連動する少
    なくとも一つの第一慣性輪(40)と、から構成される
    ことを特徴とする自転車の慣性補助駆動装置。
  2. 【請求項2】 第一慣性輪(40)と同軸回転の第二慣
    性輪(45)を有し、ベース(10)内に中空の隔絶空
    間(11)が複数形成され、そのベース(10)は固定
    プレート(13)により自転車(60)に固定され、主
    駆動歯車(20)は伝動チェーン(23)により被駆動
    歯車(25)を駆動させ、被駆動歯車(25)と大ギア
    (62)とはクランク軸で同軸に設置されると共に、そ
    のクランク軸に単向ベアリング(50)が設置されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自転車の慣性補助駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 一方の隔絶空間(11)内に枢設される
    主駆動歯車(20)の第一枢軸(21)に変速ギア(3
    0)の第一歯車(31)が組合わされると共に、ベース
    (10)内の中間付近に第二枢軸(32)が設けられ、
    その第二枢軸(32)に第三歯車(33)が組合わさ
    れ、第三歯車(33)の一側に第一歯車(31)と噛合
    する第二歯車(331)を有し、ベース(10)内にお
    ける第二枢軸(32)付近に第三枢軸(34)が設けら
    れ、他方の隔絶空間(11)内における第三枢軸(3
    4)には、第三歯車(33)と連結する第四歯車(3
    5)が組合わされると共に、第一慣性輪(40)が枢設
    され、一方の隔絶空間(11)内の第三枢軸(34)に
    第二慣性輪(45)が組合わされることを特徴とする請
    求項2に記載の自転車の慣性補助駆動装置。
JP2001005412U 2001-08-16 2001-08-16 自転車の慣性補助駆動装置 Expired - Fee Related JP3084126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005412U JP3084126U (ja) 2001-08-16 2001-08-16 自転車の慣性補助駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005412U JP3084126U (ja) 2001-08-16 2001-08-16 自転車の慣性補助駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3084126U true JP3084126U (ja) 2002-03-08

Family

ID=43235611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001005412U Expired - Fee Related JP3084126U (ja) 2001-08-16 2001-08-16 自転車の慣性補助駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3084126U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7749121B2 (en) Transmission structure for an electrically operated bicycle
CN101764463B (zh) 一种中轴式电动车电机
JPH11240481A (ja) 電動補助自転車における駆動補助装置
CN103661776A (zh) 用于电动自行车的驱动单元
JP2003063476A (ja) 自転車の前進駆動装置
US7273123B2 (en) Electric bicycle power structure
KR101007067B1 (ko) 관성회전체를 이용한 자전거
JP3109879U (ja) 電動自転車の動力装置
JP3769512B2 (ja) 動力伝達装置及びそれを用いた模型自動車の駆動装置等
CN201750281U (zh) 一种中轴式电动车电机
JP3084126U (ja) 自転車の慣性補助駆動装置
CN201447041U (zh) 一种混合动力自行车
KR101643912B1 (ko) 가속기를 구비한 자가발전 무체인 자전거
KR20090103259A (ko) 전동 자전거
JP3225661U (ja) ペダルレバーで直接後輪を回転させる自転車
JP2006347534A (ja) 自転車の駆動クランクペダル角進装置。
JPH06321170A (ja) 発電兼用電動機装置及び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車
KR102237461B1 (ko) 사용자의 상체 및 하체로 구동되는 전신 운동 자전거
CN219635416U (zh) 变矩变速传动系统及采用该系统的电动三轮车
JP2005247248A (ja) ペダル踏込み形駆動装置
JP3115853U (ja) 後輪に内歯車を備える自転車
KR20170061532A (ko) 전기자전거의 동력전달장치
TW411324B (en) Transmission device of a bicycle
CN2586649Y (zh) 一种踏板人力车驱动装置
JP3103793U (ja) 自転車のギア板加速駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees