JP3084097U - 融雪ユニット - Google Patents

融雪ユニット

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、電気ヒーターの発熱作用と塩ビ
管の断熱保温効果を利用した電気ヒーター融雪ユニット
である。 【構成】 塩ビ管1の中に、絶縁被覆電気ヒーター2を
挿入し、両端を塞ぎ密閉状態にする。電気配線工事を
し、スイッチ4により融雪ユニットを動作させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気ヒーターの発熱を利用して融雪を行うため、積雪地域で 行っている雪降ろし作業を大巾に軽減してくれる。
【0002】
【従来の技術】
現在、露出タイプとして導入されている軒先融雪ユニットの構成と動作原 理を説明するならば、 (イ)硬性ゴム管を屋根上に張り巡らす。 (ロ)硬性ゴム管内に不凍液を注入する。 (ハ)その不凍液をボイラーで加熱する。 (ニ)循環ポンプで、加熱した不凍液を硬性ゴム管内へ送る。 (ホ)すると、硬性ゴム管には加熱不凍液からの熱伝導現象が起こる。 (ヘ)その現象によって、硬性ゴム管周辺の雪を融雪できる。 また、その費用は以下のごとくかかります。 設備費・工事費含む(ボイラー・配管・手間)約50万〜100万円 維持費(電気代・灯油代) 例えば1か月当り約 1万〜2万円 上記のように、このユニットを導入・あるいは導入後も、非常に高い費用 がかかってきます。 従って、なかなか一般家庭に普及していきません。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
考案は、従来の技術では解決が困難だった高い費用をいかにして大巾に 削減し、一般家庭に普及することができるか。 また、融雪性能も従来のものと遜色ないものとすること。
【0004】
【課題を解決するための手段】
いまその解決手段を図面1を追いながら説明すれば、 (イ)塩ビ管1の管内部に、絶縁被覆電気ヒーター線2を挿入し、両端を塞 ぎ管内を密閉状態にし保温構造にする。 (ロ)塩ビ管1の外側の両サイドと、中央に、本ユニット固定用支持線を3 本組み付け、屋根上の雪止め金具に掛けて、ズレないように固定する。 (ハ)電気ヒーターの電源周りの工事・スイッチ等の配線工事をする。
【0005】
【作用】
考案は、以上のような構造であるから、これを使用するときは、 積雪前に、電気ヒーター融雪ユニットのスイッチを、オンにしておく。 外気温が下がると、内蔵のサーモスイッチがオンし、電気ヒーターは通電 状態となる。 塩ビ管内部の状態は、電気ヒーターの発熱作用によって、内部温度が上昇 し、その状態が保温構造により保持され続ける。 一方、塩ビ管の外側へは、暖たまった管内部からの熱放射現象が発生し続 ける。 その熱放射現象で、管周辺の雪に対して融雪する状態をもたらし続ける。
【0006】
【実施例】
なお、本考案の実施例の経過と結果報告を次にあらわしている。 (イ)Aさん宅の場合
【実施前問題点】
屋根勾配・玄関共、北側に向いている。日当りが悪い。 積雪時には、屋根軒先の厚氷による雪せりだし・長いツララの垂れ下 がり、ツララからの滴による地面の凍結も常時発生していた。 また、室内暖房からくる、屋根雪どけ水による横樋の結氷も激しく、 長いツララの垂れ下がりが発生していた。 大屋根での、軒先の雪降ろしとツララの除去作業は、大変危険なため とても年配者の方々には、できなかった。
【実施後改善点】 屋根軒先に、電気ヒーター融雪ユニットを設置したことにより、融雪 効果で厚氷の発生が無くなり、雪せりだし・ツララの発生が消えた。 また、屋根軒先に電気ヒーター融雪ユニットを設置したのであるが、 雪止め金具のところにまで雪を融雪する状態が観察できた。 横樋の中にも、電気ヒーター融雪ユニットを設置したことにより、結 氷が無くなりツララの発生も消えた。 そして、その結果玄関先の、地面凍結が無くなった。 (ロ)Bさん宅の場合
【実施前問題点】
屋根勾配・玄関とも東側に面し、日当りはいい。 しかし、北風が強く屋根軒先の厚氷による雪せりだし・長いツララの垂 れ下がり、室内暖房からくる、屋根雪どけ水による横樋の結氷と長いツ ララの垂れ下がりが常時発生していた。 屋根下には、プラスチック屋根のガレージがあり、気温によってツラ ラが落下し、屋根破損の恐れが多分にあり気をもんでいた。 また、年配の年寄りと女性のため、雪降ろしもままにならなかった。
【実施後改善点】
屋根軒先に、電気ヒーター融雪ユニットを設置したことにより、融雪 効果で厚氷が無くなり、雪せりだし・ツララの発生が消えた。 また、屋根軒先に電気ヒーター融雪ユニットを設置したのであるが、 雪止め金具のところにまで雪を融雪する状態が観察できた。 横樋の中にも、電気ヒーター融雪ユニットを設置したことにより、結 氷が無くなりツララの発生も消えた。 その結果、ツララ落下から起こるプラスチック屋根破損の恐れが無く なった。
【0007】
【考案の効果】
したがって、軒先に電気ヒーター融雪ユニットを設置すれば、軒先個所 での雪降ろし作業を省くことができる。 また、ツララの発生を無くすため、ツララ落下による危険度も消える。 高齢者世帯においては、危険な作業をしなくてもよくなる。 軒先・樋等の破損・劣化原因は、雪・氷の影響をまともに受けるのが主 要因ですが、それらの影響が無くなると、長持ちする。 設備費 例 間口3間の場合 約3万円 工事費(電気工事費含む) 同上 約3万円 維持費(電気代)1か月 75w×24h×30DAY=5.4kw 約300円 以上のように、トータルコストが低いため、一般に普及し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本ユニット図
【図2】本考案の基本設置図
【図3】本考案の横樋設置例
【符号の説明】
1は塩ビ管 2は絶縁被覆電気ヒーター 3はユニット固定支持線 4はスイツチ 5は蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月25日(2001.9.2
5)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩ビ菅内にヒーター線を組み込んだ融雪ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】設置場所は、屋根軒先の雪止め金具に固定
    する融雪ユニット。
  3. 【請求項3】ユニットは、横樋の中に設置ができる融雪
    ユニット。
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