JP3083698U - 防火扉の組み立て構造 - Google Patents

防火扉の組み立て構造

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JP3083698U JP2001004939U JP2001004939U JP3083698U JP 3083698 U JP3083698 U JP 3083698U JP 2001004939 U JP2001004939 U JP 2001004939U JP 2001004939 U JP2001004939 U JP 2001004939U JP 3083698 U JP3083698 U JP 3083698U
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貴雲 王
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Nan Ya Plastics Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製造時間が短縮され、製造コストも抑えられ
た、防火効果を具えた防火扉を提供する。 【解決手段】 縁封じ式による防火扉は、扉戸板11,
12、上下の縁封じ角材13,14、左右の縁封じ角
材、ノブの取り付け補強材及び防火帯板18等を具え、
周囲の封じ込み角材及び扉戸板を接着剤を用いて組み立
て、またノブの位置に補強角材を入れてノブとロックの
強度を高め、左右の角材の外縁に溝を設け、防火材の帯
板18を挿入する。嵌め合わせ式防火扉は、一体的に形
成される扉戸板で、嵌めあわせ式扉の戸板と内部補強材
及び下方の封じ込み角材を接合して作成される。どちら
の方式の扉においても、扉内に1つの密閉した空間を形
成し、内部に防火材としてフェノールアルデヒド発泡体
を注入して充填する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、防火効果を具えた扉の組み立て構造に関し、特に縁封じ式及び嵌め 合わせ式防火扉の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来防火扉の組み立て構造としては、扉内部に固体の板状防火板を組み込む方 式が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の防火扉構造組み立て方式では、組み立て時におい て防火板に大量に接着剤を塗布しなければならず、時間とコストがかかってしま うという問題があった。本考案の課題は、防火効果を具えた構造の扉を組み立て において、扉を組み立てた後に防火剤を注入充填する方式を採用し、材料コスト を下げ、また組み立て時間を短縮することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するために、2種類の防火効果を具えた扉の組み 立て構造、つまり縁封じ式及び嵌め合わせ式防火扉の構造を提供する。また本考 案は、本考案人の台湾新案特許第82036号、“圧型形成板を用いた二重凹槽 オーク飾紋戸板”、及び台湾新案特許第107146号“圧型形成扉組み立ての 改良”を改良したものである。なお、本考案の防火扉は、米国のUL IOB( UNDERWRITERS LABORATORIES INC.)における試 験に合格して防火認証を獲得しており、その防火効果が証明されている。
【0005】 請求項1記載の考案は、 防火性を備えた縁封じ式扉の組み立て構造であり、 2枚の扉戸板,上下の封じ込み角材,左右の封じ込み角材、1個のノブ補強材 及び防火帯板等を具え、 前記扉戸板の四辺の周辺部が平坦で、前記上下及び左右の封じ込み角材と膠で 組み立て、 ノブの設置個所に1つの前記補強角材を設置してノブ及びロックの強度を高め 、 内部に密閉された中空をもつ中空式の扉を形成し、 下方の前記封じ込み角材に1つの洞口を穿ち、 前記洞口からフェノールホルムアルデヒド発砲体を内部に注入充填することを 特徴とする。
【0006】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の防火性を備えた縁封じ式扉の組み立て 構造であり、内部に注入充填された前記フェノールホルムアルデヒド発砲体が、 主原料としてフェノール35〜45%及びホルムアルデヒド35〜45%、硬化 剤として酸10〜30%、発砲剤としてジクロロメタン及びペンタンからなるグ ループから選択される一種以上0.01〜2%、及び接着剤としてポリ酢酸ビニ ル及び糊剤からなるグループから選択される一種以上1〜5%を混合して調整さ れることを特徴とする。
【0007】 請求項3記載の考案は、請求項1に記載の防火性を備えた縁封じ式扉の組み立 て構造であり、 前記扉戸板の材質が、鋳型により板状に形成された強化グラスファイバー、木 繊維板、鋼材及び木材からなるグループより選択される1種であり、 前記扉戸板の表面が、木目が無く光沢のある滑らかな平面、あるいは深さ0. 05〜0.2mmの木目を持ち外観上木材を模したものであり、 前記扉戸板の裏面が粗であり、扉を接合したとき接着力を高めたことを特徴と する。
【0008】 請求項4記載の考案は、請求項1記載の防火性を備えた縁封じ式扉の組み立て 構造であり、前記封じ込み角材の材質が、押し出し成形PVC、押し出し成形P VC発泡体、木材、鋼材及び射出成形プラスチックからなるグループから選択さ れる一種であることを特徴とする。
【0009】 請求項5記載の考案は、請求項1記載の防火性を備えた縁封じ式扉の組み立て 構造であり、上方及び左右の前記封じ込み角材にそれぞれ1つの溝を設け、そこ に前記防火帯板を填め込み、火災時における濃煙及び火炎を遮断することを特徴 とした。
【0010】 請求項6記載の考案は、 防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組み立て構造であり、 一体成形の嵌め合わせ構造を持つ2枚の扉戸板、下方封じ込み角材、内部補強 角材、ノブ設置個所における補強材及び防火帯板等を具え、 前記下方封じ込み角材及び前記内部補強角材が前記扉戸板に接着され、 一つの前記補強角材がノブ設置個所に配置されノブとロックの強度を高め、 組み立て時には凸条と凹条を嵌め合わせて固定し、また前記凹条に接着剤を注 入することにより接合力を高めて、中空式の扉の内部の密閉された中空を形成し 、 下方の前記封じ込み角材に1つの洞口を穿ち、 前記洞口からフェノールホルムアルデヒド発砲体を内部に注入充填することを 特徴とする。
【0011】 請求項7記載の考案は、請求項6記載の防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組み 立て構造であり、内部に注入充填された前記フェノールホルムアルデヒド発砲体 が、主原料としてフェノール35〜45%及びホルムアルデヒド35〜45%、 硬化剤として酸10〜30%、ジクロロメタン及びペンタンからなるグループか ら選択される一種以上の発砲剤0.01〜2%、ポリ酢酸ビニル及び糊剤からな るグループから選択される一種以上の接着剤1〜5%を混合して調整されること を特徴とする。
【0012】 請求項8記載の考案は、 請求項6に記載の防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組み立て構造であり、 前記扉戸板の材質が、鋳型により板状に形成された強化グラスファイバー、木 繊維板、鋼材及び木材からなるグループより選択される1種であり、 前記扉戸板の表面が、木目が無く光沢のある滑らかな平面、あるいは深さ0. 05〜0.2mmの木目を持ち外観上木材を模したものであり、 前記扉戸板の裏面が粗であり、扉を接合したとき接着力を高めたことを特徴と する。
【0013】 請求項9記載の考案は、請求項6記載の防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組み 立て構造であり、前記封じ込み角材の材質が、押し出し成形PVC、押し出し成 形PVC発泡体、木材、鋼材及び射出成形プラスチックからなるグループから選 択される一種であることを特徴とする。
【0014】 請求項10記載の考案は、請求項6記載の防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組 み立て構造一体的に形成された上方及び左右の外縁に1つの溝を設け、そこに前 記防火帯板を填め込み、火災時における煙及び火炎を遮断することを特徴とする 。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下において、本考案の構造及び効果を、図面を参照の上、最良の実施例を用 いて詳細に説明する。なお、本考案は以下の実施例によって限定されるものでは ない。
【0016】 本考案の縁封じ式防火扉の構造を示す正面図である図1に示すように、2枚の 扉の戸板11及び12と、四辺の封じ込み角材13,14,15、及び16が組 み立てられ、の部の設置個所に補強角材17を設置しノブ及びロックの強度が高 められている。
【0017】 図1における本考案の縁封じ式防火扉の構造を示す横断面図である図2に示す ように、左右の封じ込み角材15及び16は、設けられた凸条30及び扉戸板の 平辺31に従って、定位置に接合される。
【0018】 図1における本考案の縁封じ式防火扉の構造を示す縦断面図である図3に示す ように、上下封じ込み角材13及び14と扉戸板11及び12が組み立てられて いる。
【0019】 本考案の嵌め合わせ式防火扉の構造を示す正面図である図4に示すように、2 枚の扉の戸板21及び22と下方の封じ込み角材14及び内部補強角材23,2 4及び25が接着して組み立てられており、またノブ設置個所に1つの補強角材 17が設置されており、ノブ及びロックの強度が高められている。
【0020】 図4における本考案の嵌め合わせ式防火扉の構造を示す横断面図である図5に 示すように、左右の嵌めこみ構造において、凸条26と凹条27は、お互いに嵌 め合わせられて固定されている。なお組み立て時において、前記凹条に接着剤が 注入され、その接着力が高められている。
【0021】 図4における本考案の嵌め合わせ式防火扉の縦断面図である図6に示すように 、上方の嵌めこみ構造において、凸条28と凹条29は、お互いに嵌め合わせら れて固定されている。なお組み立て時において、前記凹条に接着剤が注入され、 その接着力が高められている。
【0022】 図1における本考案の縁封じ式防火扉の立体斜視図である図7に示すように、 封じ込み角材15に1本の溝が設けられ、そこに防火帯板18が填め込まれてい る。
【0023】 図4における本考案の嵌め合わせ式防火扉の立体斜視図である図8に示すよう に、一体的に形成される嵌め合わせ構造において、一本の溝が設けられており、 そこに防火帯板18が填め込まれている。
【0024】 本考案における縁封じ防火扉には、2枚の扉戸板11・12、上下の封じ込み 角材13・14、左右の封じ込み角材15・16、ノブの補強材17、及び防火 帯板18等が設けられている。前記扉戸板11・12の厚さは1〜4mmであり 、その四辺の周辺部分は滑らかな平板状で、上下左右の封じ込み角材13・14 ・15・16と緊密に接着して容易に組み立てられるように設計されている。上 述の封じ込み角材の材質としては、PVC発泡押出し材、木材、鋼材、あるいは 射出形成プラスチック等の材質を、選択的に使用することができる。
【0025】 本考案に関する防火性を具えた縁封じ式扉の組み立て構造において、扉の戸板 11・12の材質として、強化グラス・ファイバーの圧型形成板状合成物(製造方 法は本考案人の台湾新案特許第69423号を参照)、木繊維板、鋼材あるいは 木材等を選択的に使用することができる。前記扉戸板の表面は、木目の無い光沢 のある平滑な平面、あるいは深さ約0.05〜0.2mmの木目が設けられ、外 観上木材を模倣したものでありうる。前記戸板の裏側は粗であり、扉の接着時に その摩擦力を高める。
【0026】 本考案に関する防火性を備えた縁封じ式扉の組み立て構造における組み立て順 序は、四辺の封じ込み角材及び戸板を膠を用いて組み立て、またノブの設置位置 に補強角材を設置してノブとロックの強度を高める。左右の封じ込み角材に設け た凸条を戸板の周辺部の定位置に接合する。また、上下の封じ込み角材は、左右 の封じ込み角材の上下端を粗にした後、設置構造19の定位置に接合する。この ようにして、1つの密閉された中空式の扉の空間を形成する。さらに、下方封じ 込み角材に1つの洞口を穿ち、内部にフェノールホルムアルデヒド発泡体20を 注入して充填し、扉を組み上げる。
【0027】 本考案の防火性能は、上述の扉内部に注入充填したフェノールホルムアルデヒ ド発泡体を特殊な処方で調製し、防火性を具備させることによって得られる。扉 の戸板は単に装飾の用を為すのみであり、実際の火災時において戸板が燃焼して 炭化した後は、フェノールホルムアルデヒド発泡体によって火炎の進入を阻害す ることができる。前記発泡体の主原料であるフェノールホルムアルデヒドは自燃 せず、また助燃もしない優れた防材であり、硬化剤の添加により固体になり、扉 の内層に設置することができる。
【0028】 扉の戸板とフェノールホルムアルデヒド発泡体が、扉の運送中、取り付け作業 時、あるいは使用中に剥離することを避けるために、発泡体に接着剤を加え、扉 の内部に注入充填した後に、戸板の接着面の全面と接着させる。また、混合時に 発泡剤を添加することにより、フェノールホルムアルデヒドの使用量を減らし、 原料コストの低下を図る。
【0029】 上述の防火剤としてのフェノールホルムアルデヒド発泡体は、フェノールとホ ルムアルデヒドを主原料として混合してフェノールホルムアルデヒド樹脂を調製 し、これに硬化材として酸、発泡材としてジクロロメタン(CH2CL2)或いは ペンタン、接着剤としてポリ酢酸ビニル(PVAC)或いは糊剤等を添加して形 成される。その処方は下記の通りである。 主原料1:フェノール 35〜45% 主原料2:ホルムアルデヒド 35〜45% 硬化剤:酸 10〜30% 発泡剤:ジクロロメタン(CH2CL2)或いはペンタン 0.01〜2% 接着剤:ポリ酢酸ビニル(PVAC)或いは糊剤 1〜5%
【0030】 また火災時に、濃煙及び火炎が、門のフレームと扉との隙間から侵入すること を避けるために、封じ込み角材の側面に1つの溝15を設け、防火帯板を嵌めこ み、濃煙及び火炎を遮断する効果を得た。
【0031】 上述の縁封じ式扉の組み立て構造は、従来の扉組み立て方式を取り入れ、扉の 戸板、四辺の封じ込み角材、及び内部の注入充填材の三要素を具えている。本考 案においてはさらに、組み立て作業時間の短縮、及び封じ込み角材の材料コスト 削減のため、嵌め合わせ式扉の組み立て構造を考案した。その特徴は下記の通り である。
【0032】 本考案に関する防火性を具えた嵌め合わせ式扉の組み立て構造においては、嵌 め合わせ式防火門は、2枚の扉の戸板21及び22、下方封じ込み角材14、左 右及び上方内部補強材23,24及び25、ノブ設置個所の補強材17、及び防 火帯板18等を具えている。
【0033】 扉の戸板21及び22は、厚さが1〜4mmで、上方及び左右の3辺の縁に一 体成形のための嵌め合わせ構造を持つ。本考案における組み立て順序は、次の通 りである。下方封じ込み角材及び内部補強材を扉の戸板に接着して組み立て、ま た、ノブの設置個所に1つの補強角材を取り付けてノブ及びロックの強度を高め る。左右の嵌め合わせ構造においては、凸条26と凹条27を互いに嵌め合わせ て固定し、また上方の嵌め合わせ構造においては凸条28と凹条29を互いに嵌 め合わせて固定する。なお嵌め合わせ時において、上述の凹条に接着剤を注入し て接着力を増加させる。
【0034】 下方の封じ込み角材、及び左右内部の補強角材を設置することにより、中空式 扉における1つの密閉した空間を形成する。さらに、下方封じ込み角材に1つの 洞口を穿ち、フェノールホルムアルデヒド発泡体20を内部に注入充填する。前 記封じ込み角材の材質としては、PVC押出し発泡材、木材、鋼材、或いはプラ スチック射出材等を、選択的に使用することができる。
【0035】 本考案に関する防火性を具えた嵌め合わせ式扉の組み合わせ構造においては、 扉の戸板21及び22の材質は、強化グラスファイバー圧型形成板状合成物、木 繊維板、鋼材あるいは木材を選択的に使用することができる。前記扉戸板の表面 は、木目の無い光沢のある平滑な平面、あるいは深さ約0.05〜0.2mmの 木目が設けられ、外観上木材を模倣したものでありうる。前記戸板の裏側は粗で あり、扉の接着時にその摩擦力を高める。
【0036】 本考案の防火性能を提供する上述の扉内部に注入充填したフェノールホルムア ルデヒド発泡体は、特殊な処方で調製された防火材質である。扉の戸板は単に装 飾のようを為すのみであり、実際の火災時において戸板が燃焼して炭化した後は 、フェノールホルムアルデヒド発泡体似よって火炎の進入を阻害することができ る。前記発泡体の主原料であるフェノールホルムアルデヒドは自燃せず、また助 燃もしない優れた防火剤であり、硬化剤の添加により固体になり、扉の内層に設 置することができる。
【0037】 本考案の防火性能は、上述の扉内部に注入充填したフェノールホルムアルデヒ ド発泡体を特殊な処方で調製し、防火性を具備させることによって得られる。扉 の戸板は単に装飾の用を為すのみであり、実際の火災時において戸板が燃焼して 炭化した後は、フェノールホルムアルデヒド発泡体によって火炎の進入を阻害す ることができる。前記発泡体の主原料であるフェノールホルムアルデヒドは自燃 せず、また助燃もしない優れた防材であり、硬化剤の添加により固体になり、扉 の内層に設置することができる。
【0038】 扉の戸板とフェノールホルムアルデヒド発泡体が、扉の運送中、取り付け作業 時、あるいは使用中に剥離することを避けるために、発泡体に接着剤を加え、扉 の内部に注入充填した後に、戸板の接着面の全面と接着させる。また、混合時に 発泡剤を添加することにより、フェノールホルムアルデヒドの使用量を減らし、 原料コストの低下を図る。
【0039】 上述の防火剤としてのフェノールホルムアルデヒド発泡体は、フェノールとホ ルムアルデヒドを主原料として混合してフェノールホルムアルデヒド樹脂を調製 し、これに硬化材として酸、発泡材としてジクロロメタン(CH2CL2)或いは ペンタン、接着剤としてポリ酢酸ビニル(PVAC)或いは糊剤等を添加して形 成される。その処方は下記の通りである。 主原料1:フェノール 35〜45% 主原料2:ホルムアルデヒド 35〜45% 硬化剤:酸 10〜30% 発泡剤:ジクロロメタン(CH2CL2)或いはペンタン 0.01〜2% 接着剤:ポリ酢酸ビニル(PVAC)或いは糊剤 1〜5%
【0040】 また火災時に、濃煙及び火炎が、門のフレームと扉との隙間から侵入すること を避けるために、封じ込み角材の側面に1つの溝を設け、防火帯板を嵌めこみ、 濃煙及び火炎を遮断する効果を得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縁封じ式防火扉の構造を示す正面図。
【図2】図1の縁封じ式防火扉の構造を示す横断面図。
【図3】図1の縁封じ式防火扉の構造を示す縦断面図。
【図4】本考案の嵌め合わせ式防火扉の構造を示す正面
図。
【図5】図4の嵌め合わせ式防火扉の横断面図。
【図6】図4の嵌め合わせ式防火扉の縦断面図。
【図7】図1の縁封じ式防火扉の立体斜視図。
【図8】図4の嵌め合わせ式防火扉の立体斜視図。
【符号の説明】
11・12 縁封じ式防火扉の戸板 13・14 上下方の封じ込み角材 15・16 左右方の封じ込み角材 17 ノブの補強材 18 防火帯板 19 封じ込み角材の設置構造 20 フェノールホルムアルデヒド発泡体防火材 21・22 嵌め合わせ式防火扉の戸板 23・24 左右内部の補強角材 25 上辺内部の補強角材 26・27 一体成形扉における戸板の左右縁部の嵌め
こみ構造 28・29 一体成形扉における戸板の上辺縁部の嵌め
こみ構造 30 封じ込み角材設置凸条 31 扉戸板の平辺設計

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の扉戸板,上下の封じ込み角材,左
    右の封じ込み角材、1個のノブ補強材及び防火帯板等を
    具え、 前記扉戸板の四辺の周辺部が平坦で、前記上下及び左右
    の封じ込み角材と膠で組み立て、 ノブの設置個所に1つの前記補強角材を設置してノブ及
    びロックの強度を高め、 内部に密閉された中空をもつ中空式の扉を形成し、 下方の前記封じ込み角材に1つの洞口を穿ち、 前記洞口からフェノールホルムアルデヒド発砲体を内部
    に注入充填することを特徴とする、防火性を備えた縁封
    じ式扉の組み立て構造。
  2. 【請求項2】 内部に注入充填された前記フェノールホ
    ルムアルデヒド発砲体が、主原料としてフェノール35
    〜45%及びホルムアルデヒド35〜45%、硬化剤と
    して酸10〜30%、発砲剤としてジクロロメタン及び
    ペンタンからなるグループから選択される一種以上0.
    01〜2%、及び接着剤としてポリ酢酸ビニル及び糊剤
    からなるグループから選択される一種以上1〜5%を混
    合して調整されることを特徴とする、請求項1記載の防
    火性を備えた縁封じ式扉の組み立て構造。
  3. 【請求項3】 前記扉戸板の材質が、鋳型により板状に
    形成された強化グラスファイバー、木繊維板、鋼材及び
    木材からなるグループより選択される1種であり、 前記扉戸板の表面が、木目が無く光沢のある滑らかな平
    面、あるいは深さ0.05〜0.2mmの木目を持ち外観
    上木材を模したものであり、 前記扉戸板の裏面が粗であり、扉を接合したとき接着力
    を高めたことを特徴とする請求項1に記載の防火性を備
    えた縁封じ式扉の組み立て構造。
  4. 【請求項4】 前記封じ込み角材の材質が、押し出し成
    形PVC、押し出し成形PVC発泡体、木材、鋼材及び
    射出成形プラスチックからなるグループから選択される
    一種であることを特徴とする、請求項1記載の防火性を
    備えた縁封じ式扉の組み立て構造。
  5. 【請求項5】 上方及び左右の前記封じ込み角材にそれ
    ぞれ1つの溝を設け、そこに前記防火帯板を填め込み、
    火災時における濃煙及び火炎を遮断することを特徴とし
    た、請求項1記載の防火性を備えた縁封じ式扉の組み立
    て構造。
  6. 【請求項6】 一体成形の嵌め合わせ構造を持つ2枚の
    扉戸板、下方封じ込み角材、内部補強角材、ノブ設置個
    所における補強材及び防火帯板等を具え、 前記下方封じ込み角材及び前記内部補強角材が前記扉戸
    板に接着され、 一つの前記補強角材がノブ設置個所に配置されノブとロ
    ックの強度を高め、 組み立て時には凸条と凹条を嵌め合わせて固定し、また
    前記凹条に接着剤を注入することにより接合力を高め
    て、中空式の扉の内部の密閉された中空を形成し、 下方の前記封じ込み角材に1つの洞口を穿ち、 前記洞口からフェノールホルムアルデヒド発砲体を内部
    に注入充填することを特徴とする、防火性を備えた嵌め
    合わせ式扉の組み立て構造。
  7. 【請求項7】 内部に注入充填された前記フェノールホ
    ルムアルデヒド発砲体が、主原料としてフェノール35
    〜45%及びホルムアルデヒド35〜45%、硬化剤と
    して酸10〜30%、ジクロロメタン及びペンタンから
    なるグループから選択される一種以上の発砲剤0.01
    〜2%、ポリ酢酸ビニル及び糊剤からなるグループから
    選択される一種以上の接着剤1〜5%を混合して調整さ
    れることを特徴とする、請求項6記載の防火性を備えた
    嵌め合わせ式扉の組み立て構造。
  8. 【請求項8】 前記扉戸板の材質が、鋳型により板状に
    形成された強化グラスファイバー、木繊維板、鋼材及び
    木材からなるグループより選択される1種であり、 前記扉戸板の表面が、木目が無く光沢のある滑らかな平
    面、あるいは深さ0.05〜0.2mmの木目を持ち外観
    上木材を模したものであり、 前記扉戸板の裏面が粗であり、扉を接合したとき接着力
    を高めたことを特徴とする、請求項6に記載の防火性を
    備えた嵌め合わせ式扉の組み立て構造。
  9. 【請求項9】 前記封じ込み角材の材質が、押し出し成
    形PVC、押し出し成形PVC発泡体、木材、鋼材及び
    射出成形プラスチックからなるグループから選択される
    一種であることを特徴とする、請求項6記載の防火性を
    備えた嵌め合わせ式扉の組み立て構造。
  10. 【請求項10】 一体的に形成された上方及び左右の外
    縁に1つの溝を設け、そこに前記防火帯板を填め込み、
    火災時における煙及び火炎を遮断することを特徴とす
    る、請求項6記載の防火性を備えた嵌め合わせ式扉の組
    み立て構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108643782A (zh) * 2018-07-06 2018-10-12 张忠明 门及门组件

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CN108643782A (zh) * 2018-07-06 2018-10-12 张忠明 门及门组件

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