JP3083454U - 折畳みができる幌（６）を取り付けた日除け帽子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】つば（３）とバンド部（２）などよりなる簡単
な日除け帽子を屋内で簡便に使用し、屋外の太陽下で
も、少しの操作で、太陽光を防ぎ、且つ、頭部の後方か
ら風通しをよくし、暑気を軽減しようとしたものであ
る。 【解決手段】つば（３）とバンド部（２）などよりなる
日除け帽子本体（１）の上部に、折畳のできる幌（６）
を取り付ける。屋内では、幌（６）を折畳み、屋外で
は、幌（６）を広げ伸ばす。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、日除け帽子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、簡便な日除け帽子として、前方部のつばとバンドのみのものや、つばと 、バンド及びそれらに縫いつけられた頭頂部の布類からなる帽子がある。 これらは、太陽下では、頭髪に直射光を浴び、或は頭部を押さえ覆う布類など により熱は発散されず、太陽下の屋外での運動は楽ではなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のように屋内外にて使用するのに簡便な日除け帽子を使用する時、屋外で の頭部を太陽の直射からを守り、頭上、後頭部の風通しをよくして、頭部を暑さ から守らうとするものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

このために、なされた本案について説明する。 つば（３）とバンド部（２）などよりなる日除け帽子本体（１）の上部に、折 畳のできる幌（６）を取り付ける。 幌（６）は数個のささえ骨（７）と、それらに貼着された薄布類（８）にて形 成され、ささえ骨（７）はそれぞれ、半円形に折り曲げられ、それらの一端は重 ね、束ねられ、それらささえ骨（７）の一端に設けられた穴は、本体（１）右側 面のバンド部（２）上に設けられたかなめ具（５）の軸にて結束、固着され、ま た、それらささえ骨（７）の他の一端もそれぞれ、重ね、束ねられ、それらの穴 は、本体（１）左側面のバンド部（２）上に設けられたかなめ具（５）の軸にて 結束、固着される。 次に、幌（６）の前端部を幌前端部との接着部（４）に結び付ける。

【０００５】

【作用】

本案は、以上のような構造であり、その使用には、屋内などでは、幌（６）を 幌前端部との接着部（４）に接し、折り畳み、太陽下などでは、幌（６）を全開 して、頭頂部を日射から守り、頭部の風通しをよくする。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について、説明する。 つば（３）とバンド部（２）などよりなる日除け帽子本体（１）の上部に、折 畳のできる幌（６）を取り付ける。 幌（６）は数個のささえ骨（７）と薄布類（８）にて形成され、ささえ骨（７ ）は、弾性があり、軽い資材にてつくられ、細長い形態で、その長さは、それぞ れ、同一であり、それらの両端には、穴が設けられている。 ささえ骨（７）はそれぞれ、半円形に折り曲げられ、それらの一端は重ね、束 ねられ、それらの穴は、本体（１）右側面のバンド部（２）上に設けられたかな め具（５）の軸にて結束、固着され、また、それらささえ骨（７）の他の一端も それぞれ、重ね、束ねられ、それらの穴は、本体（１）左側面のバンド部（２） 上に設けられたかなめ具（５）の軸にて結束、固着される。 両側のかなめ具（５）にて、バンド部（２）上に結束、固着された数個のささ え骨（７）をバンド部（２）上に適当な間隔に配置し、それらのささえ骨（７） に薄布類（８）を貼着し、幌（６）の前端部を幌前端部との接着部（４）に結び 付ける。 以上のように構成されてなる折畳みができる幌（６）を取り付けた日除け帽子 は、屋内では、その幌（６）を折畳み、屋外では、幌（６）を広げ、頭部を暑さ から守ることができる。 尚、数個のささえ骨（７）の長さは、それぞれ同一でなく、異なるものであれ ば、幌（６）の形態を変えることができが、その効果は同一である。 又、つばが、帽子の周囲全体にある普通の帽子でも、その上部を切り除いて、 本案の幌（６）を取り付けることができる。 また、バンド部（２）は、カチユーシヤ様式のものでもよい。

【０００７】

【考案の効果】 本案の日除け帽子は、屋内にては、幌（６）を折畳み、屋 外では、幌（６）を広げ伸ばせば、太陽光を遮り、頭部の後方からの風通しがよ く、屋内外にて使用するのに、極めて簡便で有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す参考図

【図２】本考案の幌（６）を折畳んだ状態での右側面図

【符号の説明】

１ 本体 ２ バンド部 ３ つば ４ 幌前端部との接着部 ５ かなめ具 ６ 幌 ７ ささえ骨 ８ 薄布類

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】つば（３）とバンド部（２）などよりなる
   日除け帽子本体（１）の上部に、折畳のできる幌（６）
   を取り付ける。幌（６）は数個のささえ骨（７）と薄布
   類（８）にて形成され、ささえ骨（７）は、弾性があ
   り、軽い資材にてつくられ、細長い形態で、その長さ
   は、それぞれ、同一であり、それらの両端には、穴が設
   けられている。ささえ骨（７）はそれぞれ、半円形に折
   り曲げられ、それらの一端は重ね、束ねられ、それらの
   穴は、本体（１）右側面のバンド部（２）上に設けられ
   たかなめ具（５）の軸にて結束、固着され、また、それ
   らささえ骨（７）の他の一端もそれぞれ、重ね、束ねら
   れ、それらの穴は、本体（１）左側面のバンド部（２）
   上に設けられたかなめ具（５）の軸にて結束、固着され
   る。両側のかなめ具（５）にて、バンド部（２）上に結
   束、固着された数個のささえ骨（７）をバンド部（２）
   上に適当な間隔に配置し、それらのささえ骨（７）に薄
   布類（８）を貼着し、幌（６）の前端部を幌前端部との
   接着部（４）に結び付ける。以上のように構成されてな
   る折畳みができる幌（６）を取り付けた日除け帽子。