JP3083388B2 - 合成繊維用処理剤 - Google Patents

合成繊維用処理剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成繊維用処理剤(以
下、単に処理剤という)に関する。合成繊維に柔軟性や
平滑性等を付与する目的で種々のオルガノポリシロキサ
ンを主成分とする処理剤が使用されている。特に近年で
は、粗剛な合成繊維を羽毛や獣毛等の天然素材の優れた
風合いと同等に仕上げる目的でオルガノポリシロキサン
を主成分とする処理剤が多用されてきている。本発明は
かかる処理剤の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オルガノポリシロキサンを主成分
とする処理剤として、反応性オルガノポリシロキサンに
他の反応性オルガノポリシロキサン又は反応性シラン化
合物を併用し、双方を繊維表面上で反応させるものが提
案されている。これには例えば、アミノ基及びエポキシ
基の反応を利用する例(特公昭48−17514、特開
昭52−81197)、アミノ基、エポキシ基及びシラ
ノール基の反応を利用する例(特開昭59−14468
3、特開昭63−75184)、アミノ基及びシラノー
ル基の反応を利用する例(特開昭50−77700、特
開昭49−133698、特開昭60−65182)、
アミノ基、シラノール基及びケイ素に直接結合した水素
の反応を利用する例(特開昭61−296183、US
P−3846506)、炭素−炭素二重結合及びケイ素
に直接結合した水素の反応を利用する例(特開昭57−
165069)等がある。ところが、これら従来の処理
剤には、該処理剤で処理した合成繊維が優れた風合いを
持つようになる反面、処理しないものに比べて著しく燃
焼し易くなるという欠点がある。
【0003】そこで従来、上記のように燃焼し易くなる
という欠点を改良した処理剤として、オルガノポリシロ
キサンに難燃化剤を併用したものも提案されている。こ
れには例えば、アルキレンジアミン誘導体等を用いる例
(特開昭57−61777)、ホウ素系化合物等を用い
る例(特開昭63−145484)、白金化合物を用い
る例(特開平3−161574)等がある。ところが、
これら従来の処理剤には、合成繊維に風合いの付与と難
燃性の付与とを両立させる上で不充分であったり、或は
処理剤が水に不溶若しくは難分散性であるため実際のと
ころ適用できないという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の処理剤では、風合いの付与と難燃性
の付与とを両立できない点であり、また実用性に欠ける
点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
上記課題を解決するべく鋭意研究した結果、特定の反応
性オルガノポリシロキサンに特定の反応性オルガノポリ
シロキサンで表面被覆された水酸化アルミニウム粒子及
び特定の反応性シラン化合物をそれぞれ所定割合で併用
した処理剤が正しく好適であることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、次の成分A、成分B及
び成分Cを、成分A100重量部に対して成分B10〜
50重量部及び成分C2〜30重量部の割合で含有して
成ることを特徴とする処理剤に係る。
【0007】成分A:分子中に、ケイ素原子に直接結合
した有機基として、下記1)〜3)の有機基若しくはシ
ラノール基から選ばれる1種又は2種以上を2個以上有
するオルガノポリシロキサン 1)アミノ基を含む有機基 2)エポキシ基を含む有機基 3)シラノール基若しくは加水分解によりシラノール基
を生成する有機基
【0008】成分B:分子中にアミノ基を含む有機基及
び2個以上のシラノール基若しくは加水分解によりシラ
ノール基を生成する有機基を有するシラン化合物の縮合
反応によって得られるオルガノポリシロキサンで表面被
覆された水酸化アルミニウム粒子
【0009】成分C:分子中にアミノ基を含む有機基及
び2個以上のシラノール基若しくは加水分解によりシラ
ノール基を生成する有機基を有するシラン化合物
【0010】成分Aにおいて、ケイ素原子に直接結合し
た、アミノ基を含む有機基としては、1)3−アミノプ
ロピル基、3−アミノ−2−メチル−プロピル基、2−
アミノエチル基等の1級アミノアルキル基、2)N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基、N−
(2−アミノエチル)−2−アミノエチル基等の1級及
び2級アミノ基を有する有機基が挙げられる。
【0011】また成分Aにおいて、ケイ素原子に直接結
合した、エポキシ基を含む有機基としては、1)γ−グ
リシドキシプロピル基、β−グリシドキシエチル基、γ
−グリシドキシ−β−メチル−プロピル基等のグリシド
キシアルキル基、2)2−グリシドキシカルボニル−エ
チル基、2−グリシドキシカルボニル−プロピル基等の
グリシドキシカルボニルアルキル基が挙げられる。
【0012】更に成分Aにおいて、ケイ素原子に直接結
合した、加水分解によりシラノール基を生成する有機基
としては、1)メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、
2−エチルヘキシロキシ基等のアルコキシ基、2)メト
キシ−β−エトキシ基、エトキシ−β−エトキシ基、ブ
トキシ−β−エトキシ基等のアルコキシ−β−エトキシ
基、3)アセトキシ基、プロポキシ基等のアシロキシ
基、4)メチルアミノ基、エチルアミノ基、ブチルアミ
ノ基等のN−アルキルアミノ基、5)ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基等のN,N−ジアルキルアミノ
基、6)イミダゾール基、ピロール基等の窒素を含有す
る複素環基等が挙げられる。
【0013】本発明で用いる成分Aは、分子中に上記し
たような有機基若しくはシラノール基から選ばれる1種
又は2種以上を2個以上、好ましくは2〜8個、更に好
ましくは2〜5個有するオルガノポリシロキサンであ
り、該オルガノポリシロキサンはポリジメチルシロキサ
ンの一部が上記したような有機基若しくはシラノール基
で置換された構造を有するものである。かかるオルガノ
ポリシロキサンのなかでは、25℃における粘度が50
0cst以上且つ室温で液状のものを用いるのが好まし
い。
【0014】成分Aのオルガノポリシロキサンは相当す
る単量体の混合物を常法にしたがって縮重合させること
により得られるが、市販品をそのまま利用することもで
きる。かかる市販品について、アミノ基を含む有機基を
有する例としては、TSF4700、TSF4701、
TSF4702(いずれも商品名、東芝シリコーン社
製)、SF8417(商品名、東レダウコーニング社
製)、ポロンMF−14D、ポロンMF−14E(いずれ
も商品名、信越化学社製)、FZ−3705、FZ−3
38(いずれも商品名、日本ユニカー社製)等が挙げられ
る。またエポキシ基を含む有機基を有する例としては、
TSF4730、YF3965(いずれも商品名、東芝
シリコーン社製)、SF8411、SF8413(いず
れも商品名、東レダウコーニング社製)、ポロンMF−
11B、ポロンMF−11C、ポロンMF−18(いず
れも商品名、信越化学社製)、LE−9300、FZ−
315、TE−24(いずれも商品名、日本ユニカー社
製)等が挙げられる。更にシラノール基若しくは加水分
解によりシラノール基を生成する有機基を有する例とし
ては、XF3905、YF3800、YF3807(い
ずれも商品名、東芝シリコーン社製)、SF8427、
SF8428(いずれも商品名、東レダウコーニング社
製)、KF−6001、KF−6003(いずれも商品
名、信越化学社製)、ポロンMF−17、ポロンMF−
32、ポロンMF−34(いずれも商品名、信越化学社
製)、FZ−132(商品名、日本ユニカー社製)等が
挙げられる。
【0015】本発明で用いる成分Bは、分子中にアミノ
基を含む有機基及び2個以上のシラノール基若しくは加
水分解によりシラノール基を生成する有機基を有するシ
ラン化合物の縮重合反応によって得られるオルガノポリ
シロキサンで表面被覆された水酸化アルミニウム粒子で
ある。
【0016】成分Bにおいて、オルガノポリシロキサン
を得るためのシラン化合物としては、γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリ(β−エトキシエトキシ)
シラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ
−アミノプロピルメチルジメトキシシラン等、第1級若
しくは第2級脂肪族アミノ基を含む有機基を有するシラ
ン化合物類が挙げられる。これらのシラン化合物を縮合
反応させたオルガノポリシロキサンで表面被覆される水
酸化アルミニウムは粉末状であれば特に制限されない
が、平均粒子径が5μm以下のものが好ましく、2μm
以下のものが更に好ましい。かかる水酸化アルミニウム
としては、微粒水酸化アルミニウムC−301(1.
0)、微粒水酸化アルミニウムC−303(2.5)、
微粒水酸化アルミニウムC−3005(0.5){いず
れも商品名、住友化学工業社製、( )内は平均粒子
径、以下( )内は同じ}、ハイジライトH−32
(3.5)、ハイジライトH−42(1.0)、ハイジ
ライトH−43(0.6){いずれも商品名、昭和軽金
属社製}等、市販品をそのまま利用することもできる。
【0017】成分Bは水酸化アルミニウムの水分散液に
シラン化合物を添加し、該水酸化アルミニウムの表面で
該シラン化合物を加水分解及び縮重合させることにより
得られる。この場合、得られる成分Bの水分散液の安定
性等の点で、シラン化合物の使用量は、水酸化アルミニ
ウムに対して0.5〜10重量%とするのが好ましく、
1〜8重量%とするのが更に好ましい。また同様の理由
で、分散剤としてアニオン界面活性剤を用いる方法、又
はアニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤とを併用す
る方法が有用である。
【0018】本発明で用いる成分Cは、分子中にアミノ
基を含む有機基及び2個以上のシラノール基若しくは加
水分解によってシラノール基を生成する有機基を有する
シラン化合物であり、該シラン化合物としては成分Bに
おいて前述したシラン化合物と同様のものを用いること
ができる。
【0019】本発明の処理剤は、以上説明した成分A、
成分B及び成分Cを、成分A100重量部に対して、成
分B10〜50重量部、好ましくは15〜40重量部、
及び成分C2〜30重量部、好ましくは5〜25重量部
の割合で含有して成るものである。各成分の割合が、成
分A/成分B/成分C=100/10〜50/2〜30
(重量部)の範囲を外れると、目的とする優れた風合い
の付与及び充分な難燃性の付与を両立させることができ
ない。
【0020】本発明の処理剤が適用される合成繊維とし
ては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリアクリ
ロニトリル繊維、ポリプロピレン繊維、更にはこれらの
複合繊維等が挙げられるが、なかでもポリエステル系合
成繊維に対して本発明は顕著な効果を発揮する。かかる
ポリエステル系合成繊維としては、ポリエチレンテレフ
タレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ポリ
エチレンナフタレート繊維、ポリエチレンテレフタレー
ト・ポリエチレンイソフタレート繊維、ポリエチレンテ
レフタレート・ポリブチレンテレフタレート繊維等の他
に、種々の目的で種々の単量体を共重合した塩基性又は
酸性可染性ポリエステル繊維、帯電防止性ポリエステル
繊維、難燃性ポリエステル繊維等の改質ポリエステル繊
維が挙げられる。
【0021】本発明の処理剤を合成繊維へ付与するに際
しては、各成分を水に分散若しくは乳化して用いるのが
好ましい。この際、各成分が前述した割合となるように
付与する。付与方法は浸漬法、スプレー法、ローラータ
ッチ法等いずれでもよく、また付与時期は合成繊維の製
造工程、加工工程いずれでもよい。
【0022】本発明の処理剤は、合成繊維に対して、A
成分及びB成分並びにC成分の合計量で0.05〜1重
量%となるように付与するのが好ましく、0.1〜0.
7重量%となるように付与するのが更に好ましい。付与
後に合成繊維を加熱処理するのも有用である。該加熱処
理は乾燥工程を利用して行なうことができる。加熱処理
条件は、通常110〜170℃で5〜30分間、好まし
くは120〜150℃で5〜20分間である。
【0023】本発明の処理剤を合成繊維へ付与するに際
し、本発明の効果を損なわない範囲内で、他の剤を併用
することができる。かかる他の剤としては、帯電防止
剤、吸水性付与剤、撥水剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、防腐剤等が挙げられる。
【0024】
【実施例】
試験区分1 ・成分B−1の作製とその評価 水酸化アルミニウム(微粒水酸化アルミニウムC−30
05、平均粒子径0.5μm、住友化学工業社製)70
g、分散剤としてラウリルホスフェートカリウム塩1
7.5g及び水180gをステンレス容器に仕込み、こ
れに直径0.8mmのガラスビーズ300gを加え、湿式
分散機(アイメックス社製のサンドグラインダー、4T
SG−1/4型)を用いて、室温にて12時間、150
0rpmで分散した。内容物を取り出し、60メッシュ
金網でガラスビーズを除去して、水酸化アルミニウムの
水分散液を得た。この水酸化アルミニウムの水分散液の
安定性を次のように評価した。
【0025】上記で得た水酸化アルミニウムの水分散液
200g及びN−(β−アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン1.3gを反応容器に仕込
み、撹拌しながら60℃で2時間反応させ、水酸化アル
ミニウムの表面がオルガノポリシロキサンで表面被覆さ
れた成分B−1の水分散液を得た。この成分B−1の水
分散液の安定性を次のように評価した。
【0026】・・安定性の評価 水分散液100mlを100mlのガラスシリンダーに入れ
て放置し、7日後の状態を肉眼観察して、下記の基準で
評価した。 ◎;全く沈降物が認められない ○;わずかに沈降物が認められる △;沈降物及び/又は上層に水層の分離が認められる ×;顕著な沈降物及び/又は上層に水層の分離が認めら
れる
【0027】・成分B−2〜B−9及び成分R−1,R
−2の作製とその評価同様にして、成分B−2〜B−9
及び成分R−1,R−2の水分散液を得た。成分B−1
〜B−9及び成分R−1,R−2の水分散液の内容、そ
の安定性並びに中間で得た各水酸化アルミニウムの水分
散液の安定性を表1にまとめて示した。
【0028】
【表1】
【0029】表1において、 水酸化アルミニウムの欄の( )内の数値:平均粒子径
(μm) SA−1:ラウリルホスフェートカリウム塩 SA−2:ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩 SA−3:ポリオキシエチレン(6モル)ノニルフェニ
ルエーテル Si−1:N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン Si−2:γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン Si−3:γ−アミノプロピルトリメトキシシラン *1:中間で得た水酸化アルミニウムの水分散液の安定
性 *2:成分B−1〜B−9,R−1,R−2の水分散液
の安定性
【0030】試験区分2 ・実施例1〜13及び比較例1〜10 表2及び表3に記載の組成を有する処理剤を用いて、成
分A〜Dの合計濃度が1重量%となるように処理液を調
整した。この処理液を、ポリエステル綿(6デニール、
64mm)20gに、成分A〜Dの合計付着量が0.3重
量%となるようにスプレー給油した。次いで、熱風乾燥
機を用いて、80℃で90分間乾燥後、更に150℃で
30分間熱処理して、試料綿を得た。ここで得た試料綿
について、難燃性及び風合いを次のように評価した。結
果を表2及び表3にまとめて示した。
【0031】・・難燃性の評価 試料綿から、大きさ14cm×3cm、重さ1.5gの試験
片を採取し、この試験片を空気を静穏な状態に保った室
内で縦方向にして、その上部を保持した。そしてこの試
験片の下端から1cm下方に配置した火源より高さ3cmの
火炎を3秒間、試験片に浴びせた。炎が燃え尽きた時点
での試験片の状態を肉眼観察して、下記の基準で評価し
た。 ◎;溶融するだけで、着火しない ○;試験片の1/4以下が燃焼した △;試験片の1/4〜2/3が燃焼した ×;試験片の2/3以上が燃焼したが、一部未燃焼部分
が残った ××;試験片が全焼した
【0032】・・風合いの評価 試料綿を5人の判定者で触感により官能検査し、下記の
基準で評価した。 ◎;柔軟平滑性が非常に良い ○;柔軟平滑性が良い △;柔軟平滑性がやや劣る ×;柔軟平滑性が著しく劣る
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】表2及び表3において、 成分A〜Dの欄の数値;重量部 A−1;分子中に平均2.7個のγ−アミノプロピル基
を有し、25℃の粘度が850cstのポリジメチルシ
ロキサン誘導体 A−2;分子中に平均1.8個のγ−アミノプロピル基
と2.0個のメトキシ基を有し、25℃の粘度が120
0cstのポリジメチルシロキサン誘導体 A−3;分子中に平均3.1個のγ−グリシドキシプロ
ピル基を有し、25℃の粘度が7500cstのポリジ
メチルシロキサン誘導体 A−4;分子中に平均1.5個のγ−グリシドキシプロ
ピル基と2.0個のメトキシ基を有し、25℃の粘度が
13000cstのポリジメチルシロキサン誘導体 A−5;分子中に平均2.1個のシラノール基を有し、
25℃の粘度が13000cstのポリジメチルシロキ
サン誘導体 B−1〜B−9;試験区分1で作製したもの C−1;N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン C−2;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン D−1;分子中に平均3.4個のビニル基を有し、25
℃の粘度が15000cstのポリジメチルシロキサン
誘導体 D−2;試験区分1で得たR−1 D−3;試験区分1で得たR−2 D−4;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン B/A;成分A100重量部に対する成分Bの重量部 C/A;成分A100重量部に対する成分Cの重量部
【0036】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、合成繊維に優れた風合いと充分な難燃性の双方
を同時に付与することができ、また実用性を有するとい
う効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06M 15/643 D06M 11/00 G (56)参考文献 特開 昭59−144683(JP,A) 特開 昭52−81197(JP,A) 特開 昭62−191574(JP,A) 特開 平3−161574(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 15/643 - 15/657

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分A、成分B及び成分Cを、成分
    A100重量部に対して成分B10〜50重量部及び成
    分C2〜30重量部の割合で含有して成ることを特徴と
    する合成繊維用処理剤。 成分A:分子中に、ケイ素原子に直接結合した有機基と
    して、下記1)〜3)の有機基若しくはシラノール基か
    ら選ばれる1種又は2種以上を2個以上有するオルガノ
    ポリシロキサン 1)アミノ基を含む有機基 2)エポキシ基を含む有機基 3)シラノール基若しくは加水分解によりシラノール基
    を生成する有機基 成分B:分子中にアミノ基を含む有機基及び2個以上の
    シラノール基若しくは加水分解によりシラノール基を生
    成する有機基を有するシラン化合物の縮合反応によって
    得られるオルガノポリシロキサンで表面被覆された水酸
    化アルミニウム粒子 成分C:分子中にアミノ基を含む有機基及び2個以上の
    シラノール基若しくは加水分解によりシラノール基を生
    成する有機基を有するシラン化合物
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