JP3083276U - マルチ型防護トラフ - Google Patents
マルチ型防護トラフInfo
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- JP3083276U JP3083276U JP2001004483U JP2001004483U JP3083276U JP 3083276 U JP3083276 U JP 3083276U JP 2001004483 U JP2001004483 U JP 2001004483U JP 2001004483 U JP2001004483 U JP 2001004483U JP 3083276 U JP3083276 U JP 3083276U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案は前記の課題に対処するために考案され
たものであって、配線ケーブルの一時的な設置にせよ、
火や熱に対して充分な耐久力を有し、しかも設置が簡単
で、さらに配線ケーブルの束の太さが変更しても、それ
に追従して収納スペースを変更することの出来るマルチ
型防護トラフを提供することを目的とするものである。 【解決手段】本考案によるマルチ型防護トラフは、断面
略L字状をなすトラフユニット一対を各々突き合わせて
逆凹状に形成し、内部に収納空間を形成した防護トラフ
本体と、前記一対のトラフユニット上面に、各々対向さ
せて立設された摺動ピンと、前記一対のトラフユニット
上面に載置され、前記摺動ピンが遊嵌し、幅方向に移動
可能とすべく移動長孔が設けられた連結板と、を備え、
前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記
収納空間が拡大可能とされたことを特徴とするものであ
る。
たものであって、配線ケーブルの一時的な設置にせよ、
火や熱に対して充分な耐久力を有し、しかも設置が簡単
で、さらに配線ケーブルの束の太さが変更しても、それ
に追従して収納スペースを変更することの出来るマルチ
型防護トラフを提供することを目的とするものである。 【解決手段】本考案によるマルチ型防護トラフは、断面
略L字状をなすトラフユニット一対を各々突き合わせて
逆凹状に形成し、内部に収納空間を形成した防護トラフ
本体と、前記一対のトラフユニット上面に、各々対向さ
せて立設された摺動ピンと、前記一対のトラフユニット
上面に載置され、前記摺動ピンが遊嵌し、幅方向に移動
可能とすべく移動長孔が設けられた連結板と、を備え、
前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記
収納空間が拡大可能とされたことを特徴とするものであ
る。
Description
【0001】
本考案は、例えば、線路等の脇に敷設される配線ケーブルを収納して防護する 防護トラフに係り、特に、改修工事が行われている鉄道等の駅周辺における配線 ケーブルを仮に防護するマルチ型仮防護トラフに関するものである。
鉄道等の駅の改修工事がある場合に、その工事に伴って駅近傍位置で一時的に むき出しにされた配線ケーブルの束を外部から防護しなければならない。
【0002】 従来は単に前記配線ケーブルをじゃばら状をなす例えば樹脂製部材で形成され た被覆材で覆っているだけであった。
【0003】
しかしながら、前記従来の被覆材での防護では、火や熱に弱く、一時的な設置 にせよ、充分な防護ではなかった。
【0004】 かくして本考案は前記の課題に対処するために考案されたものであって、配線 ケーブルの一時的な設置にせよ、火や熱に対して充分な耐久力を有し、しかも設 置が簡単で、さらに配線ケーブルの束の太さが変更しても、それに追従して収納 スペースを変更することの出来るマルチ型防護トラフを提供することを目的とす るものである。
本考案によるマルチ型防護トラフは、 断面略L字状をなすトラフユニット一対を各々突き合わせて逆凹状に形成し、 内部に収納空間を形成した防護トラフ本体と、 前記一対のトラフユニット上面に、各々対向させて立設された摺動ピンと、 前記一対のトラフユニット上面に載置され、前記摺動ピンが遊嵌し、幅方向に 移動可能とすべく移動長孔が設けられた連結板と、 を備え、 前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記収納空間が拡大可能と されたことを特徴とし、 または、 断面略L字状をなすトラフユニット一対を各々接続して逆凹状に形成し、内部 に収納空間を形成した防護トラフ本体であり、 前記一対のトラフユニットの内、一方側のトラフユニット上面に立設された摺 動ピンと、 前記一対のトラフユニットの内、他方側のトラフユニット上面に、前記摺動ピ ンが遊嵌し、幅方向に移動可能とすべく穿設された移動長孔と、 を備え、 前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記収納空間が拡大可能と されたことを特徴とするものである。
以下、図に基づいて本考案に係るマルチ型防護トラフの一実施の態様について 説明する。
【0005】 本考案による第1実施例を図1乃至図11により説明する。
【0006】 本実施例において、マルチ型防護トラフは、断面略L字状をなす一対のトラフ ユニット1,1により構成される防護トラフ本体2と、前記一対のトラフユニッ ト1,1の上面に各々対向させて立設された摺動ピン3,3と、前記一対のトラ フユニット1,1の上面に載置され、一対のトラフユニット1,1を連結する連 結板4とを有して構成される。
【0007】 そして、連結板4にはその幅方向に延出する移動長孔5が穿設されており、該 移動長孔5内を摺動ピン3が移動出来るよう構成されている。
【0008】 しかして、図1には本実施例の一使用状態が示されており、一対のトラフユニ ット1,1には、その長手方向両端側に摺動ピン3,3が一対ずつ立設されてい る。
【0009】 そして、一番手前の一対のトラユニット1,1の後方側に立設された一対の摺 動ピン3,3と、二番目の一対のトラフユニット1,1の前方側に立設された摺 動ピン3,3とが連結板4の移動長孔5,5内に遊嵌して接続され、前記移動長 孔5の長さ分だけ、一対のトラフユニット1,1が幅方向に広がり、内部の収納 空間6が拡大できる様になっている。
【0010】 この図において、手前の防護トラフ本体2の収納空間6は通常の空間とされ、 二番目、三番目の収納空間6は最大限拡大された収納空間6にすることが出来る 。
【0011】 図2及び図3は図1に示したものを側面から現したもので図3は最大限収納空 間6を拡大したものである。また、図4及び図5は図1の実施例のものを平面か ら現したものである。
【0012】 次に、図6乃至図9は、連結板4につき、幅広のものを使用し、収納空間6を さらに広く拡大できるようにしたものである。
【0013】 また、図10及び図11は、連結板4につき、いわゆる鋼製の薄い連結板4を 使用したものである。
【0014】 次に図12乃至図17に本考案の第2実施例を示す。
【0015】 これらの図において理解されるように、断面略L字状をなすトラフユニット1 ,1を逆凹状になるよう直接接続して防護トラフ本体2を構成し、内部に収納空 間6を形成したタイプであり、一方側のトラフユニット1の上面には長手方向両 端側に摺動ピン3,3が立設され、他方側のトラフユニット1の上面には、その 長手方向両端側に前記摺動ピン3が遊嵌する移動長孔5が穿設されている。
【0016】 そして、図13及び図15から理解されるように、前記摺動ピン3が移動長孔 5内に遊嵌して両トラフユニット1,1が接続され、幅方向に拡大可能とされて 接続されている。
【0017】 しかして、図12は収納空間6を最小限狭くすべく摺動ピン3を移動長孔3の 一端部側に移動させた状態であり、図13は収納空間6を最大限拡大すべく摺動 ピン3を移動長孔3の他端部側に移動させた状態である。
【0018】 ところで、本発明においてトラフユニット1の材質は何ら限定されるものでは なく、コンクリート部材、プラスチック部材、金属製部材、陶器製部材等の何で も構わない。
【0019】
かくして本考案は以上の構成よりなる。
【0020】 そして、本考案によるマルチ型防護トラフであれば、配線ケーブルの一時的な 設置にせよ、火や熱に対して充分な耐久力を有し、しかも設置が簡単で、さらに 配線ケーブルの束の太さが変更しても、それに追従して収納スペース(収納空間 )を容易に変更することが出来る等優れた効果を奏する。
【図1】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その1)である。
説明図(その1)である。
【図2】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その2)である。
説明図(その2)である。
【図3】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その3)である。
説明図(その3)である。
【図4】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その4)である。
説明図(その4)である。
【図5】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その5)である。
説明図(その5)である。
【図6】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その6)である。
説明図(その6)である。
【図7】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その7)である。
説明図(その7)である。
【図8】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その8)である。
説明図(その8)である。
【図9】本考案による第1実施例の構成を説明する構成
説明図(その9)である。
説明図(その9)である。
【図10】本考案による第1実施例の構成を説明する構
成説明図(その10)である。
成説明図(その10)である。
【図11】本考案による第1実施例の構成を説明する構
成説明図(その11)である。
成説明図(その11)である。
【図12】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その1)である。
成説明図(その1)である。
【図13】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その2)である。
成説明図(その2)である。
【図14】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その3)である。
成説明図(その3)である。
【図15】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その4)である。
成説明図(その4)である。
【図16】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その5)である。
成説明図(その5)である。
【図17】本考案による第2実施例の構成を説明する構
成説明図(その6)である。
成説明図(その6)である。
1 トラフユニット 2 防護トラフ本体 3 摺動ピン 4 連結板 5 移動長孔 6 収納空間
Claims (2)
- 【請求項1】 断面略L字状をなすトラフユニット一対
を各々突き合わせて逆凹状に形成し、内部に収納空間を
形成した防護トラフ本体と、 前記一対のトラフユニット上面に、各々対向させて立設
された摺動ピンと、 前記一対のトラフユニット上面に載置され、前記摺動ピ
ンが遊嵌し、幅方向に移動可能とすべく移動長孔が設け
られた連結板と、 を備え、 前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記
収納空間が拡大可能とされたことを特徴とするマルチ型
防護トラフ。 - 【請求項2】 断面略L字状をなすトラフユニット一対
を各々接続して逆凹状に形成し、内部に収納空間を形成
した防護トラフ本体であり、 前記一対のトラフユニットの内、一方側のトラフユニッ
ト上面に立設された摺動ピンと、 前記一対のトラフユニットの内、他方側のトラフユニッ
ト上面に、前記摺動ピンが遊嵌し、幅方向に移動可能と
すべく穿設された移動長孔と、 を備え、 前記防護トラフ本体は、幅方向に拡開可能とされて前記
収納空間が拡大可能とされたことを特徴とするマルチ型
防護トラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004483U JP3083276U (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | マルチ型防護トラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004483U JP3083276U (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | マルチ型防護トラフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083276U true JP3083276U (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=43234793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001004483U Expired - Lifetime JP3083276U (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | マルチ型防護トラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083276U (ja) |
-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001004483U patent/JP3083276U/ja not_active Expired - Lifetime
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