JP3083245U

JP3083245U - 携帯電話用握り具

Info

Publication number: JP3083245U
Application number: JP2001003870U
Authority: JP
Inventors: 信夫中島; 敏春新居
Original assignee: 有限会社エヌ・ビーアイ; 有限会社ステファンテリー・新居
Priority date: 2001-05-09
Filing date: 2001-05-09
Publication date: 2002-01-25
Anticipated expiration: 2007-05-09

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】携帯電話の背面に取り付けることにより、握
り易くなると共に、種々の機能を有する携帯電話用握り
具を提供する。【解決手段】携帯電話用握り具１は、携帯電話の背面
に着脱自在に取りつけ可能な握り具で、握り部本体２の
表面に指が込りこむことができる凹凸状２ａを形成し、
厚みＨを３ｍｍ以上とする合成ゴム等による弾性体であ
り、底面はフラット状２ｂとし、裏面に粘着シート３を
設けた構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、携帯電話の背面に取り付けて握り易くすると共に、ファッション性を有し、必要に応じて立設でき、衝撃も吸収できる携帯電話用握り具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の技術として、同様なものはないが、例として特開２００１−４６１３２記載の保護カバーがある。また、実開平７−２０７４０記載の携帯電話カバーがある。

【０００３】上記前者は、軟質合成樹脂フィルムを以て携帯電話器等携帯型通信端末器の全面を覆う大きさで同器の出入口をもつ袋状の防水カバー本体を構成し、この防水カバー本体の壁面において当該本体に携帯電話器等携帯型通信端末器を収納した場合に同器の操作ボタン等操作部と対応する個所に透視窓を設けまた対応しない個所に膨縮自在の密閉中空壁を設けてなる携帯電話等携帯型通信端末器用保護カバーであり、主に雨の日や雪の日またはプールサイドや海辺等において所持・使用するもので、特に防水性を重視してなるもので本体とは主旨が異なる。また後者は、携帯時には、全体を小さく折り畳め、使用時には展開して電話機をカバーすることにより、不特定多数が使用する電話機を快適かつ衛生的に使用できるもので、衛生を主目的に開発された商品であり、これも本体とは異なる主旨のものである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、携帯電話の背面に取り付けることにより、握り易くなると共に、ボタンを早く押すことができ、着脱自在に取り付けることによりファッション性をアップすることができ、パーツを変えることにより種々の形状に変化でき、携帯電話を立設できる等、種々の機能を有する携帯電話用握り具を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するための手段として、携帯電話の背面に、着脱自在に取り付けること。携帯電話用握り具の握り具本体が、表面を凸凹状に形成した適度な厚みを有する弾性体であること。また、握り具本体の厚みが３ｍｍ以上であること。握り具本体の立体形状が乗り物、動物、植物、風景、建物、キャラクター等のどれか１つあるいは２つ以上の組合せであること。さらに、握り具本体に、パーツを取り付けるための取付部を設けてなること。握り具本体を透明なカマボコ形に形成すると共に、裏面に図柄を設けてなること。その上、握り具本体の底面をフラット状にしてなることを特徴とする。

【０００６】

【考案の実施の形態】

１は、携帯電話の背面に着脱自在に取り付ける携帯電話用握り具で、握り部本体２の表面を指が入り込むべく凸凹状２ａに形成し、厚みＨを３ｍｍ以上とするが１０ｍｍ・２０ｍｍでもよく、合成ゴム等による弾性体であり底面をフラット状２ｂにし、裏面に粘着シート３を設けてなる。

【０００７】次に使用例を述べる。携帯電話ＫＤの背面のバッテリーケースＢＫに携帯電話用握り具１の粘着シート３を押し付けて固着する。この状態で、指Ｙを凸凹状２ａに入れ込み握ることにより、フィット感よく使用でき、ボタンＢ押しも早く確実に行え、テーブルＴ面に立設することもできる。また、万一落下させた時も携帯電話用握り具１にて携帯電話ＫＤの特に背面を保護することができるものである。

【０００８】次に、第２実施例を説明する。携帯電話ＫＤ１に取り付けてなる携帯電話用握り具２１は、立体に形成した力士による握り具本体２２の裏面に粘着シート２３を設けたもので、丁髷や回し等は着色してなるものである。

【０００９】次に、第３実施例を説明する。携帯電話ＫＤ２に取り付けてなる携帯電話用握り具３１は、立体に形成したサメによる握り具本体３２の鼻にノコギリパーツＰを取り付ける凸凹による取付部３２ａ、背びれパーツＰ１を取り付ける凸凹による取付部３２ｂ、尾びれの先端に魚パーツＰ２を取り付ける凸凹による取付部３２ｃをそれぞれ設けてなるもので、自由に着脱自在に形成でき、他のパーツもいろいろ考えられる。また、他の形態として、握り具本体３２を顔型とし、目や口、耳等を形状の異なるパーツとし、組み替え自由にするのも一考である。

【００１０】次に、第４実施例を説明する。携帯電話ＫＤ３に取り付けてなる携帯電話用握り具４１は、握り具本体４２を透明なカマボコ形に形成し、裏面に図柄（この実施例はツクシ）４を設けてなるもので、凸レンズの作用により中の図柄４が大きく変形して見えるものである。

【００１１】なお、上記各実施例において、握り具本体の形状は自由であり材料も合成ゴムのみならず合成樹脂等でもよい。また、図柄も自由に設定すればよく、握り具本体と図柄を一体あるいは別体にしてもよい。さらに、取り付ける携帯電話も特に限定せず、折り畳み式等にも使用できるものである。さらにまた、握り具本体に熱変色性材料を混合（コーティングでもよい）することにより、握った所及び周囲が体温により変化し、長電話（周囲まで色が変化する）等の表示となる。

【００１２】

【考案の効果】

１、携帯電話に簡単に着脱自在に取り付けることができ、非常に握り易く、安定するためボタンを早く押すことができる。２、各種の握り具本体を取り替えることができ、ファッション性が高い。３、万一落下させた時も衝撃を吸収し、破損を軽減することができる。４、パーツを交換することにより、種々の形状に変化させることができる。５、携帯電話を立設することができる。６、熱変色性材料を使用することにより、色の変化（変化量）により、電話の時間等が簡易的に分かる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第１実施例を示す携帯電話用握り具
の側面図。

【図２】この考案の第１実施例を示す携帯電話用握り具
の正面図。

【図３】この考案の第１実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す側面図。

【図４】この考案の第１実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す背面図。

【図５】この考案の第２実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す背面図。

【図６】この考案の第３実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す背面図。

【図７】この考案の第４実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す側面図。

【図８】この考案の第４実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す底面図。

【図９】この考案の第４実施例を示す携帯電話用握り具
の使用状態を示す背面図。

【符号の説明】

１−−−携帯電話用握り具２−−−握り具本体２ａ−−凸凹状２ｂ−−フラット状３−−−粘着シートＨ−−−厚みＫＤ−−携帯電話

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年８月７日（２００１．８．７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】携帯電話の背面に、着脱自在に取り付け
ることを特徴とする携帯電話用握り具。
【請求項２】携帯電話用握り具の握り具本体が、表面
を凸凹状に形成した適度な厚みを有する弾性体であるこ
とを特徴とする請求項１記載の携帯電話用握り具。
【請求項３】握り具本体の厚みが３ｍｍ以上であるこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の携帯電話用握り
具。
【請求項４】握り具本体の立体形状が乗り物、動物、
植物、風景、建物、キャラクター等のどれか１つあるい
は２つ以上の組合せであることを特徴とする請求項１、
２又は３記載の携帯電話用握り具。
【請求項５】握り具本体に、パーツを取り付けるため
の取付部を設けてなることを特徴とする請求項１、２、
３又は４記載の携帯電話用握り具。
【請求項６】握り具本体を透明なカマボコ形に形成す
ると共に、裏面に図柄を設けてなることを特徴とする請
求項１、２、３、４又は５記載の携帯電話用握り具。
【請求項７】握り具本体の底面をフラット状にしてな
ることを特徴とする請求項１、２、３、４、５又は６記
載の携帯電話用握り具。
【請求項８】握り具本体に温度で色が変る材料を混入
してなることを特徴とする請求項１、２、３、４、５、
６又は７記載の携帯電話用握り具。