JP3082689U - 包装用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 包装用容器を使用後、他の商品として廃物利
用できるよう，予め、他の製品になるよう構成すること
により、廃物利用のできる包装用容器を開発、提供す
る。 【解決手段】 蓋体２の内径と本体１の外径とが密適合
する筒状体の容器において、本体１の外面に、全周、あ
るいはほぼ全周にわたって、絵・写真Ｘを施すと共に、
蓋体２には、該絵・写真Ｘを見るための表示窓３を設け
たことを特徴とする包装用容器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、包装用容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、商品を包装するための包装用容器は、商品を取り出した後、その商品を 包装するという目的は達成されたものであり、その後、廃棄・焼却されるもので あった。

【０００３】 しかしながら、その包装用容器は、材料や加工の手間等を考えた場合、すぐに その包装用容器を廃棄・焼却することには、大変勿体ないものであり、資源のむ だ遣いとなるものである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、包装用容器を使用後、他の商品として廃物利用できるよう ，予め、他の製品になるよう構成することにより、廃物利用のできる包装用容器 を開発、提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案は、蓋体の内径と本体の外径とが適合する筒状体の容器において、本 体の外面に、全周、あるいはほぼ全周にわたって、絵・写真を施すと共に、蓋体 には、該絵・写真を見るための表示窓を設け、飾りとして再利用することを特徴 とする包装用容器である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

そこで、この考案の一実施例を図面に従って説明すると、蓋体（２）の内径と 本体（１）の外径とが密嵌合する筒状体の容器において、本体（１）の外面に、 全周、あるいはほぼ全周にわたって、絵・写真（Ｘ）を施すと共に、蓋体（２） には、該絵・写真（Ｘ）を見るための表示窓（３）を設けたことを特徴とする包 装用容器から構成されるものである。

【０００７】 また、筒状体の容器とは、円筒状、四角筒状、多角形状であり、絵・写真（Ｘ ）は、自然界の景色、陸地の動物群、海遊中の魚群等をはじめ，あらゆるものを いい、包装用容器として最初から表示窓（３）が設けられているものや、包装用 容器として用いる際には、表示窓（３）の外周にミシン目（Ｙ）が入れられてお り、再利用する際に、該ミシン目に沿ってカットする場合と両方を含むものであ る。

【０００８】

【考案の効果】

この考案によると、本体（１）に、あらかじめ、絵・主審（Ｘ）を描出してお り、蓋体（２）には該絵・写真（Ｘ）を見るための表示窓（３）を設けたため、 該表示窓（３）を回すことにより、本体（１）の外囲に描出した風景等を窓内に 見ることができ、包装用容器を再利用することができる等極めて有益なる効果を 奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】この考案の使用状態を示す正面図である。

【図３】この考案の使用状態を示す説明図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 蓋体 ３ 表示窓 Ｘ 絵・写真 Ｙ ミシン目

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 蓋体（２）の内径と本体（１）の外径と
   が密適合する筒状体の容器において、本体（１）の外面
   に、全周、あるいはほぼ全周にわたって、絵・写真
   （Ｘ）を施すと共に、蓋体（２）には、該絵・写真
   （Ｘ）を見るための表示窓（３）を設けたことを特徴と
   する包装用容器。