JP3082688U

JP3082688U - 包装用容器

Info

Publication number: JP3082688U
Application number: JP2001003876U
Authority: JP
Inventors: 明則小田
Original assignee: 東洋紙商事株式会社
Priority date: 2001-06-14
Filing date: 2001-06-14
Publication date: 2001-12-21
Anticipated expiration: 2007-06-14

Abstract

(57)【要約】【課題】包装用容器を使用後、他の商品として廃物利
用できるよう，予め、他の製品になるよう構成すること
により、廃物利用のできる包装用容器を開発、提供する
ものである。【解決手段】蓋体（２）の内径と、本体（１）の外径
とが密嵌合する筒状体の容器において、これら蓋体
（２）と本体（１）の外面に長尺物の図形（Ｘ）を施す
と共に、蓋体（２）、および／または本体（１）の外面
に剥離部（Ｙ）を形成することを特徴とする包装用容
器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、包装用容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、商品を包装するための包装用容器は、商品を取り出した後、その商品を包装するという目的は達成されたものであり、その後、廃棄・焼却されるものであった。

【０００３】しかしながら、その包装用容器は、材料や加工の手間等を考えた場合、すぐにその包装用容器を廃棄・焼却することには、大変勿体ないものであり、資源のむだ遣いとなるものである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、包装用容器を使用後、他の商品として廃物利用できるよう，予め、他の製品になるよう構成することにより、廃物利用のできる包装用容器を開発、提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案は、蓋体の内径と本体の外径とが密嵌合する筒状体の容器において、これら外面に長尺物の図形を施すと共に、蓋体および／または本体の外面に剥離部を形成することを特徴とする包装用容器である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

そこで、この考案の一実施例を図面に従って説明すると、蓋体（２）の内径と本体（１）の外径とが密嵌合する筒状体の容器において、これら外面に長尺物の図形（Ｘ）を施すと共に、蓋体（２）および／または本体（１）の外面に剥離部（Ｙ）を形成することを特徴とする包装用容器から構成されるものである。

【０００７】また、筒状体の容器とは、円筒状、四角筒状、多角形状であり、長尺物の図形（Ｘ）とは、自然界の植物、動物、汽車・新幹線車両等あらゆるものをいい、剥離部（Ｙ）には、あらかじめ容器の蓋体（２）や本体（１）、並びに、蓋体（２）の天板（２ａ）や本体（１）の底部（１ａ）に、ミシン目等の切り取り線（Ｚ）を予め、設けておいてもよい。

【０００８】

【考案の効果】

この考案によると、蓋体（２）および本体（１）に、あらかじめ、その外面に図形（Ｘ），例えば，機関車を描出しており、これら蓋体（２）および本体（１）を、それぞれギリギリまで引き出して使用し、また、外面の車輪の部分を剥離部（Ｙ）として、ミシン目の切り取り線（Ｚ）に従って剥がしておけば、円筒状のものは、載置しても、転がることがなく、置物やおもちゃとして再利用でき、また、図形は、もちろん他のものであってもよく、一個の品物を、他の用途の物品として使用できる等極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】この考案の伸ばした状態の一実施例を示す正面
図である。

【図３】この考案の使用状態を示す側面図である。

【符号の説明】

１本体１ａ底部２蓋体２ａ天板Ｘ長尺物の図形Ｙ剥離部Ｚ切り取り線

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】蓋体（２）の内径と、本体（１）の外径
とが密嵌合する筒状体の容器において、これら蓋体
（２）と本体（１）の外面に長尺物の図形（Ｘ）を施す
と共に、蓋体（２）、および／または本体（１）の外面
に剥離部（Ｙ）を形成することを特徴とする包装用容
器。