JP3082642U - 吊り紐傾き防止付き祭り臺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交通安全、商売繁盛、などの護符、御神矢、
縁起物を自宅に祭ろうとしても現代住宅ではお祭りする
神棚やスペースがなく困ってしまう。この考案は、その
課題を解決した従来の神棚に代わる「神祭り臺」で小形
にまとめて祭れ、置いても、壁に吊っても祭れる装置で
ある。 【解決の手段】また本考案の祭り用具を吊って使用する
場合、図２のＤ，の装置の分銅の代物として美術品など
か付けられるので洋風化した和・洋室に調和し部屋を一
層引き立てることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、護符、御神矢、縁起物をまとめて祭れるようにした装置に係るもの で、また詳しくは吊り下げて使用する場合の祭り臺に美麗な工芸品などを付けた 装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、神棚の社（やしろ）の中に御札を奉り、御神矢や縁起物は神棚に置かれ ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の神棚と社は住宅様式の中に組み込まれていたが、現代住宅には床の間や 神棚のある家は少なく神棚と社に代わるものが無いため問題を起こしている。

【０００４】 現代様式の住宅には神棚が無く、作ろうとしてもコンクリートの部屋では難し い。また作っても洋室に従来の神棚や社は調和しにくく問題を起こしている。

【０００５】 現代住宅では、紙製の御札は壁や柱に張り付けたり、御神矢と一緒に柱や壁に 立て掛けて置かれているのが大方である。 そのため御神矢が落ちてきたり、御札が剥れ飛散したりして、その都度不吉な 心配が起き、また部屋の美観をも損ねている。

【０００６】

【考案が解決するための手段】

上記の問題点を解決するための、従来存在し無かった用具の考案で、これから の住宅の中の生活に必要な用具である。また部屋の家具の一つとして、小形でス ペースを取らず置いても壁に吊っても使用でき、さらに美術工芸品なども飾るこ とができる「祭り臺」である。必ず愛用されると信じる。

【０００７】 「祭り臺」は護符、御神矢、を立てて祭れる形式に、干支、縁起物、記念品な どは一つの臺の中に祭れるように設計し、絶対に落下飛散などが起こらないよう な装置を施し問題を解決している。

【０００８】 「祭り臺」の大きさは前面２５×奥行き２５×高さ２０センチメートル程度の 小形なので家具や本棚の上など狭いスペースに置けるので、スペースの問題を解 決している。

【０００９】 また「祭り臺」は、壁などを利用して吊り下げて使用できるように装置してあ るので現代住宅の空間を最大に活用できる。スペースの問題を解決している。

【００１０】 なお「祭り臺」は、縁起物や記念品などを箱の中に飾る設計にし、現代住宅の 部屋や家具に調和させ「従来の社」の異様さを完全に払拭している。

【００１１】 吊り下げて使用する場合の「祭り臺」に、紐または鎖などで表示板や工芸品、 装飾物などを取り付ける装置がしてある。これは、吊り下げた「祭り臺」の傾き を防止する装置である。また、この装着物の表示板や工芸品などは部屋の調和を 一層高める効果を上げ問題を解決している。

【００１２】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について焼き物を材料とした一例を前提に図面の説明をする 。 図１は、吊り紐傾き防止付き祭り臺の「祭り臺」見取り図である。図１のＡ， 本体は箱形の祭り臺である。Ｂ，御神矢、縁起物。Ｃ，御札、縁起物などを本体 の上部から底板まで差し込んで祭る形式の装置で落下飛散しない。Ｄ，縁起物、 装飾品などの祭り窓、本体の中に祭る。Ｅ，飾り窓で素通しである。Ｆ，吊り紐 取り付け穴、本体を吊り下げて使用する。イ、ロ、は使用例を示す。 図２は，吊り紐傾き防止付き祭り臺の吊り使用時の正面見取り図である。図２ のＡ，祭り台本体を吊る紐。Ｂ，本体。Ｃ，傾き防止吊り紐。Ｄ，傾き防止装着 物。 図３は，吊り紐傾き防止付き祭り直の吊り使用時の左側面図である。Ａ，本体 の吊り紐。Ｂ，本体。Ｃ，傾き防止吊り紐。Ｄ，傾き防止装着物。Ｅ，吊り下げ る柱や壁面を示す。左側面図は右側面図と同じである。

【００１３】

【考案の効果】 本考案は上述のとおりである。

【００１４】 これからの住宅様式の生活の神棚や社に代わる神、縁起物を祭る用具として必 要にして最大の効果が上げられる。

【００１５】 御札も御神矢も縁起物も幸せを願う心の表現である。尊厳のある祭り具でなけ ればならないが、現代の狭い部屋に調和したものであることが大切である。 本案「祭り臺」の傾き防止の装着物は装飾品を部屋に合わせて選択できる利点 があり、調和の取れた環境作りに優れた効果が上げられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の「祭り臺」部分の正面見取り図。

【図２】 本考案の正面見取り図。

【図３】 本考案の左側面図。左側面図は右側面図と同
じである。

【符号の説明】

【図１】のＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，は吊り紐傾き防止
付き祭り曇の「祭り臺」の装置。イ、ロ、は吊り紐傾き
防止付き祭り臺の「祭り臺」の使用例。

【図２】のＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，は吊り紐傾き防止付き祭り
臺の装置。

【図３】のＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，は吊り紐傾き防止付き祭り
臺の装置。イ、は吊り使用時の設置壁面を示す。

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年７月２４日（２００１．７．２
４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）組みひもなどで吊り下げ、護符、御
   神矢、縁起物、記念品などを祭れる装置をした吊り紐傾
   き防止付き祭り臺。 （ロ）吊り下げた「祭り臺」に紐鎖などを付けその先に
   重りを付け「祭り臺」の傾きを防止し水平を保つ装置。 （ニ）吊り紐と紐鎖傾きを防止は簡単に取りはずしがで
   きるようにした装置。 以上の如く構成された祭り臺で吊り下げて使用。また家
   具や本棚の上などに置いて使用することもできる装置で
   ある。
2. 【請求項２】 請求項１記載の祭り臺傾き防止に寺社名
   などの表示板、美術工芸品などをつけた装飾装置。