JP3082151U - アンテナ構造改良 - Google Patents
アンテナ構造改良Info
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- JP3082151U JP3082151U JP2001003289U JP2001003289U JP3082151U JP 3082151 U JP3082151 U JP 3082151U JP 2001003289 U JP2001003289 U JP 2001003289U JP 2001003289 U JP2001003289 U JP 2001003289U JP 3082151 U JP3082151 U JP 3082151U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一種量産の組み立て作業を簡易化し、生産コ
スト及び不良率を減少でき、アンテナを使用するときの
引張り強さが効率的に向上するアンテナを提供する。 【解決手段】 本考案は一種二段伸縮式アンテナ構造に
ついての設計考案であり、該アンテナは上ロッド1と下
ロッド2から構成し、上ロッド1と下ロッド2の中には
それぞれ案内軸11,21を設け、下ロッド2の上下両
端に固設したスライドストッパー22及び基部ストッパ
ー23により、移動範囲をアンテナホルダー3の上下両
端に制限し、スライドストッパー22は合成樹脂被覆方
式により下ロッド2の上端部に固設し、基部ストッパー
23はプレス掛け方式により下案内軸21の下端部に固
設する。このようなアンテナを量産することにより、生
産コストや不良率の発生を減少させることができ、尚か
つ、使用中のアンテナの引張り強さは向上する。
スト及び不良率を減少でき、アンテナを使用するときの
引張り強さが効率的に向上するアンテナを提供する。 【解決手段】 本考案は一種二段伸縮式アンテナ構造に
ついての設計考案であり、該アンテナは上ロッド1と下
ロッド2から構成し、上ロッド1と下ロッド2の中には
それぞれ案内軸11,21を設け、下ロッド2の上下両
端に固設したスライドストッパー22及び基部ストッパ
ー23により、移動範囲をアンテナホルダー3の上下両
端に制限し、スライドストッパー22は合成樹脂被覆方
式により下ロッド2の上端部に固設し、基部ストッパー
23はプレス掛け方式により下案内軸21の下端部に固
設する。このようなアンテナを量産することにより、生
産コストや不良率の発生を減少させることができ、尚か
つ、使用中のアンテナの引張り強さは向上する。
Description
【0001】
本考案は、一種二段伸縮式アンテナ構造の改良設計であり、該アンテナの下ロ ッドの頂端に合成樹脂被覆方式でスライドストッパーを固定し、そしてプレス掛 け方式で基部ストッパーを下ロッドの下端部に固設することにより、アンテナの 量産や加工のコストを下げられ、かつ、アンテナ全体構造が更に強固なものにな るアンテナ構造改良に関するものである。
【0002】
汎用の二段伸縮式アンテナ(図1参照)では、主要は上ロッド10、下ロッド 20及びアンテナホルダー30等の部品から構成されている。その中で、上、下 ロッド10、20の胴体には、それぞれ上、下案内軸101、201が設けられ ている。該下案内軸201は金属線で螺旋状に湾曲構成し、下ロッド20はスラ イドストッパー202及び基部ストッパー203により、スライド範囲がアンテ ナホルダー30に制限されている。上ロッド10は、下案内軸201の内部に取 り付け、スライドストッパー202により、その活動距離を制限する。
【0003】 ただし、上述汎用伸縮式アンテナのスライドストッパー202及び基部ストッ パー203と下ロッド20との組み立て方式は下記の通り: 図1に示した通り、該下ロッド20はアンテナホルダー30を挿し通した後、 それぞれスライドストッパー202及び基部ストッパー203を下ロッド20の 両端に取り付ける。その後、スライドストッパー202及び基部ストッパー20 3を若干に変形させるためプレスにかけ、その変形力を利用し、下ロッド20の 内部にある下案内軸201にきつく押さえ付けることにより目的を達する。
【0004】 だが、こう言ったアンテナ製造方法では、実際スライドストッパー202及び 基部ストッパー203の組み立て作業を実行するときに、プレスの掛けすぎによ り、下案内軸201が凹んでしまうという異常が発生し易い。そうなると、上ロ ッド10を下案内軸201内に引く、すなわち収納などのスライド動作を行う際 に、スムーズな動きがなくなり、阻害感を感じる。また、長期間の使用により、 その加力点において緩みが発生し易い。
【0005】
本考案は一種アンテナ構造改良の設計考案であり、主要は上ロッドと下ロッド から組み立てた二段伸縮式アンテナを更に強化し、かつ、量産の組み立て作業を 簡易化し、生産コスト及び不良率を低下し;その中では、該下ロッドは上下両端 に固設したスライドストッパー及び基部ストッパーにより、アンテナホルダーの 両端にスライド移動でき、該スライドストッパーは合成樹脂被覆方式で下ロッド の頂部に固定し、該基部ストッパーはプレス掛け方式で下案内軸の下端部に固定 する。そうすると、該アンテナを使用するときの引張り強さが効率的に向上し、 更に生産コストを減少できる。
【0006】
本考案は上述課題を目的とするアンテナ構造改良についての設計考案であり、 その仕組みは上ロッド、下ロッド及びアンテナホルダーなどの部品から構成され 、その中では、上、下ロッドではそれぞれ上、下案内軸を備え、下ロッドはスラ イドストッパー及び基部ストッパーにより、スライド範囲がアンテナホルダーに 制限され、その特徴とは; 下案内軸は弾性を備えた中空管体に作成し、その下端部にフランジ部を設け; スライドストッパーはベース部とボンネットから構成され、該ボンネットを下ロ ッドに取り付けるときは下案内軸がベース部の底からベース部の頂面に露出する までに挿し通し、そして該ボンネットを合成樹脂被覆方式でベース部の上方と下 案内軸の露出部に固定し;基部ストッパーは、一つの中空円筒型に成型し、その 下端部に下案内軸にあるフランジ部と勘合できる凹槽を設置し、尚かつプレス掛 け方式でストッパーが下案内軸から脱落しないように凹槽を縮小し;上記の構成 部品を利用し、スライドストッパーのボンネットは合成樹脂被覆方式でベース部 の上方に固設し、これによりスライドストッパーは下案内軸との結合強度が更に アップし、又、案内軸と基部ストッパーはプレス掛け方式で確実に結び付け、従 って、アンテナの組み立て作業はし易くなり、尚かつ生産コストも大幅に削減で きるアンテナ構造改良。
【0007】 請求項2の考案は、該下案内軸は金属線で螺旋状に湾曲構成することを特徴と する請求項1に記載のアンテナ構造改良。
【0008】 請求項3の考案は、該スライドストッパーのベース部頂部に一つの拡径部を設 けることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造改良。
【0009】
以下に図面を用いて、本考案をさらに詳細に説明する。図2は、一種アンテナ 構造改良の概略図である。主要は上ロッド1、下ロッド2及びアンテナホルダー 3から構成され、その中で、上、下ロッド1、2は、それぞれ上、下案内軸11 、21(図4(B)参照)を備えている。下ロッド2はスライドストッパー22 及び基部ストッパー23により、スライド範囲がアンテナホルダー3に制限され ている。上ロッド1は下案内軸21の内部に取り付けられ、スライドストッパー 22により、その活動距離が制限されている。その特徴は: 下案内軸21は、図3に示すように、金属線を螺旋状に捲き、中空円筒体にな り、その下端部にフランジ部211を設け; スライドストッパー22は、図4(A)に示すように、ベース部221及びボ ンネット222から構成され、ベース部221の上端部に一つの拡径部223を 設け、スライドストッパー22が下ロッド2に組み付けたとき、下案内軸21は ベース部221の底から、ベース部221の頂面に露出するまで挿し通し、そし て、ボンネット222は、合成樹脂被覆方式で拡径部223及び下案内軸21の 露出部に固設され; ベース部221は導電金属から作成され、下方にスライドし、アンテナホルダ ー3に接触すると、信号を下案内軸21に導通でき; 基部ストッパー23は、図3(B)に示すように、中空円筒体であって、その 下端部には凹槽231を設けている。下案内軸21は基部ストッパー23の底か ら貫通できるようになっている。そのためフランジ部211には、凹槽231が 嵌め込んであり、その後プレス掛け方式で凹槽231を縮小させることにより、 基部ストッパー23は、下案内軸21の下端より脱落しないように固設されてい る。
【0010】 上述した構成部品のボンネット222は、合成樹脂被覆方式でベース部221 の頂端面に固定されているため、スライドストッパー22と下ロッド2との結合 強度は大幅に向上されており、又、下案内軸21は基部ストッパー23とプレス 掛け方式で確実に結ばれている。従って、アンテナの組み立て作業は、し易くな り、尚かつ生産コストも大幅に削減できる。
【0011】
本考案の全体組み立て作業は下記の通りである。
【0012】 まず、下案内軸21を基部ストッパー23の底部にある凹槽231から基部ス トッパー23の頂端部に露出するまでに挿し通し、続いて、図3(B)に示した 通り、下案内軸21の露出部に樹脂製スリーブ24を被覆し、そして、下案内軸 21をアンテナホルダー3に差し込む(図3(C)を参照)。このとき、スライ ドストッパー22のベース部221を下案内軸21の頂端に取り付け、合成樹脂 被覆方式により、ボンネット222をベース部221の拡径部223に成型固定 すると同時に、下案内軸21の露出部はボンネットに図4(A)に示すように包 まれる。ここで、上ロッド1の上案内軸11に樹脂製スリーブ12を取り付けた 後、全体を下案内軸21の底部から挿し通す。その時、案内軸11の末端にある バネ部材111がボンネット222の底で詰まる。上案内軸11の頂端には、キ ャップ13を設ける。ここで、上ロッド1の移動距離は、バネ部材111及びキ ャップ13の設置により、ボンネットの上、下両端(図4(B)を参照)に制限 される。最後に、下案内軸21が脱落しないように、基部ストッパー23にある 凹槽231を縮小する(図4(C)を参照)。上記組み立て作業の流れで本考案 のアンテナを完成できる。
【0013】
本考案のアンテナの構造は新しい創作であり、発想は実質の進歩性と新規性を 有するものである。なお、上述の実施例は本考案の制限範囲を限定するものでは なく、本考案に基づいてなされる細部の改修或いは変更であって、本考案と同じ 効果を有するものは、いずれも本考案の請求範囲に属するものである。
【図1】汎用アンテナの仕組みを示す断面図である。
【図2】本考案の立体組み立てを示す概略図である。
【図3】(A)ないし(C)は本考案の下ロッドと基部
ストッパーとの組み立ての流れを示す概略図である。
ストッパーとの組み立ての流れを示す概略図である。
【図4】(A)ないし(C)は本考案の下ロッドとスラ
イドストッパーとの組み立ての流れを示す概略図であ
る。
イドストッパーとの組み立ての流れを示す概略図であ
る。
1 上ロッド 10 上ロッド 11 上案内軸 12 樹脂製スリーブ 13 キャップ 101 上案内軸 111 バネ部材 2 下ロッド 20 下ロッド 21 下案内軸 22 スライドストッパー 23 基部ストッパー 24 樹脂製スリーブ 201 下案内軸 202 スライドストッパー 203 基部ストッパー 211 フランジ部 221 ベース部 222 ボンネット 223 拡径部 231 凹槽 3 アンテナホルダー 30 アンテナホルダー
Claims (3)
- 【請求項1】一種アンテナ構造改良であり、その仕組み
は上ロッド、下ロッド及びアンテナホルダーなどの部品
から構成され、その中では、上、下ロッドではそれぞれ
上、下案内軸を備え、下ロッドはスライドストッパー及
び基部ストッパーにより、移動範囲がアンテナホルダー
に制限され、その特徴とは;下案内軸は弾性を備えた中
空管体に作成し、その下端部にフランジを設け;スライ
ドストッパーはベース部とボンネットから構成され、該
ボンネットを下ロッドに取り付けるときは下案内軸がベ
ース部の底からベース部の頂面に露出するまでに挿し通
し、そして該ボンネットを合成樹脂被覆方式でベース部
の上方と下案内軸の露出部に固定し;基部ストッパー
は、一つの中空円筒型に成型し、その下端部に下案内軸
にあるフランジと勘合できる凹槽を設置し、尚かつプレ
ス掛け方式でストッパーが下案内軸から脱落しないよう
に凹槽を縮小し;上記の構成部品を利用し、スライドス
トッパーのボンネットは合成樹脂被覆方式でベース部の
上方に固設し、これによりスライドストッパーは下案内
軸との結合強度が更にアップし、又、案内軸と基部スト
ッパーはプレスにより確実に結び合い、従って、アンテ
ナの組み立て作業はし易くなり、尚かつ生産コストも大
幅に削減できるアンテナ構造改良。 - 【請求項2】該下案内軸は、金属線で螺旋状に湾曲構成
とすることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造
改良。 - 【請求項3】該スライドストッパーのベース部頂部に拡
径部を設けることを特徴とする請求項1に記載のアンテ
ナ構造改良。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003289U JP3082151U (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | アンテナ構造改良 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003289U JP3082151U (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | アンテナ構造改良 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3082151U true JP3082151U (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=43214874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001003289U Expired - Fee Related JP3082151U (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | アンテナ構造改良 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082151U (ja) |
-
2001
- 2001-05-24 JP JP2001003289U patent/JP3082151U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |