JP3081766U - 端子構造 - Google Patents

端子構造

Info

Publication number
JP3081766U
JP3081766U JP2001003004U JP2001003004U JP3081766U JP 3081766 U JP3081766 U JP 3081766U JP 2001003004 U JP2001003004 U JP 2001003004U JP 2001003004 U JP2001003004 U JP 2001003004U JP 3081766 U JP3081766 U JP 3081766U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
terminal
slot
opening
structure according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001003004U
Other languages
English (en)
Inventor
宇 和 梁
Original Assignee
梁 宇和
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 梁 宇和 filed Critical 梁 宇和
Priority to JP2001003004U priority Critical patent/JP3081766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081766U publication Critical patent/JP3081766U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来の端子が持つワイヤが脱落しやすい、断線
しやすいという問題を解決する。 【解決手段】予め定められた形状のスロット22によ
り、端子2の2つのアーム23が1つ以上の凸部231
と凹部232を形成し、前記凸部がワイヤの上方移動を
阻止する。さらに、ワイヤがスロットの底部まで挿入さ
れると、ワイヤが端子の中心線から外れ、端子台のワイ
ヤ挟持部分とは異なる軸線上に位置するため、ワイヤを
確実に固定する効果をより高めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は端子構造に関するもので、とくに予め定められた形状のスロットによ ってワイヤが脱落することを回避できる端子構造を指す。
【0002】
【従来の技術】
図8〜10に従来型の米国規格の端子91を示す。前記端子は端子台92に挿入 するのに供され、前記端子91の上部にはY字型の開口部911がある。さらに 前記開口部911の中央部分に下方に向かって延びるスロット912があり、端 子91はスロット912の両側でアーム913を形成し、ワイヤ95が端子91 の開口部911に打ち込まれると、前記開口部911はワイヤ95の絶縁外層を 破り、ワイヤ95は直線状のスロット95に入る。
【0003】 しかし、この種の端子91はワイヤ95と連結して、導電できるが、1つの端 子台92には多数の端子91が設置され、各端子91にワイヤ95を打つと、ワ イヤ95は煩雑になり、ラインの整理が必要となる。しかし、整理する際にワイ ヤが端子91の上部から脱落しやすく、連結が不完全となる。とくに、ワイヤを 図9のように打つと、端子91の2つのアーム913がV字状に開いてしまい、 ワイヤ95がさらに脱落しやすくなる。
【0004】 さらに、図11と図12に欧州規格の端子96を示す。前記端子96は45度の 角度で端子台97に挿入され、同様にワイヤ95を端子96上部の開口部961 から打ち込み、開口部961でワイヤ95の絶縁外層952を破る。かつワイヤ 95は直線状のスロット962に入り、ワイヤ95が端子96に打ち込まれた後 、図12に示す通り、ワイヤ95は端子96と端子台97によって大きく曲げら れる。つまりワイヤ95は端子96の両側で彎曲し、半径がかなり小さい彎曲部 953を形成する。
【0005】 しかし、この種の端子96はワイヤ95との接触を改善できるが、ワイヤ95 が端子96に打ち込まれる際、端子がワイヤの絶縁外層952を破るだけではな く、芯材951の外側まで切断する可能性があり、さらに急角度で彎曲している ため、容易に断線してしまう。さらに、この種の端子96はラインを整理する際 に、端子96上部からワイヤ95が脱落してしまう。ワイヤ95はスロット96 2を押し広げて、2つのアームはV字型を呈し、スロット962の開口部はさら に広がり、ワイヤ95がより脱落しやすくなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の端子が持つワイヤが脱落しやすい、断線しやすいという問題 を解決することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の端子は端子台に設置するもので、前記端子の上部にはY字型の開口部 があり、開口部中央には下方に延びるスロットがある。スロットの両側にはアー ムが形成され、ワイヤが開口部から打ち込まれると、ワイヤの絶縁外層は破られ 、ワイヤがスロット内に入る。前記スロットは予め定められた形状を呈し、2つ のアームが1つ以上の凸部と凹部を形成し、ワイヤが打ち込まれた後、凸部の下 方に入り、凸部がワイヤの脱落を阻止することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1〜4に、本考案の実施例1を示す。ただし、実施例は請求範囲を制限するも のではない。
【0009】 本考案は端子構造に関するものであり、前記端子2は端子台3の装着に供され る。前記端子2の上部にはY字型の開口部21があり、前記開口部21の中央に は下方に延びる1つのスロット22がある。これにより端子2はスロット22の 両側にアーム23が形成され、ワイヤ1が端子2の上部の開口部21に打ち込ま れると、開口部21がワイヤ1の絶縁外層11を破り、且つワイヤ1が前記スロ ット22に入る。
【0010】 前記スロット22は予め定められた形状を持ち、前記アーム23は1つ以上の凸 部231と凹部232を形成し、ワイヤ1は打ち込まれた後、前記凸部231の 下方に挿入され、凸部231がワイヤ1を押さえるため、容易に脱落しない。本 実施例において、前記スロット22は曲率中心が正反対の位置関係を持つ第1ア ーチ部221と第2アーチ部222から構成されている。
【0011】 図2と図3に示す通り、本考案の端子を端子台3に設置し、工具5でワイヤ1 を上方から打ち込む。ワイヤ1を打ち込むと、ワイヤ1はスロット22の第2ア ーチ部222の下部に挿入され、凸部231がワイヤ1を押さえ、ワイヤ1が脱 落しにくくなる。つまり、ワイヤを整理するためにワイヤを引っ張っても、この 力に対する前記凸部231の反作用力が凸部231の法線方向に垂直に働く。下 方に向かう分力を持つため、ワイヤ1を押さえ、ワイヤ1の脱落で連結できなる 状況を回避できる。
【0012】 とくに注意すべきことは、本考案には予め定められた形状のスロット22があ り、端子2の凸部231がワイヤ1の上方移動を阻止するほか、ワイヤ1がスロ ット22の底部に導入されると、前記凸部231が端子2の中央線から突出しワ イヤ1が中央線から距離Dだけ外れる。これにより端子台3のワイヤ挟持部分3 1とは異なる軸線上に位置する。図3と図4に示すとおり、ワイヤ1は端子台3 の一方の側面にやや移動し、ワイヤ1をより確実に固定する効果を形成する。こ のため、ワイヤ1を打ち込んで端子2の2つのアーム23が押し開かれても、上 記効果によってワイヤ1が脱落することは回避できる。さらに、本考案はワイヤ 1を中心線から外すが、ワイヤ1を大きな角度で彎曲させることがなく、従来の 端子に見られる断線の問題がない。
【0013】 もちろん、本考案は前記の実施例に制限されるものではない。スロット22は その他の形状に変更することもできる。図5に示される実施例2では、端子2A のスロット22Aは1つのアーチを持つ。図6に示される実施例3では、端子2 Bのスロット22Bは多数の連続したアーチ部分221Bで構成される。図7に 示される実施例4では、端子2Cのスロット22Cが、一方の側面に偏る斜溝で 、同様に2つのアーム23Cにおいて1つの凸部231Cと凹部232Cが形成 されている。同実施例において、ワイヤ1は打ち込まれた後、ワイヤ1を端子2 の中心線からより大きく(距離D1)外すことができ、ワイヤ1を固定する効果 はさらに高まる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は予め定められた形状のスロット22を持ち、2つのアームが1つ以上の 凸部231と凹部232を形成し、凸部231がワイヤ1の上方移動を阻止する ことができるほか、ワイヤ1がスロット22の底部まで挿入されると、ワイヤ1 は端子2の中央線から外れ、ワイヤ1を固定する効果をさらに高めることができ た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の立体図
【図2】本考案の実施例1の説明図(ワイヤ挿入前)
【図3】本考案の実施例1の説明図(ワイヤ挿入後)
【図4】本考案の実施例1のワイヤ固定状況説明図
【図5】本考案の実施例2の平面説明図
【図6】本考案の実施例3の平面説明図
【図7】本考案の実施例4の平面説明図
【図8】従来の端子の平面図
【図9】従来の端子のワイヤ連結説明図
【図10】従来の端子のワイヤ連結説明図
【図11】もう1つの従来型端子と端子台の立体分解図
【図12】もう1つの従来型端子のワイヤ連結説明図
【符号の説明】
従来型端子 (91) 端子 (911) 開口部 (912) スロット (913) アーム (92) 端子台 (95) ワイヤ (951) 芯材 (952) 絶縁外層 (953) 彎曲部 (96) 端子 (961) 開口部 (962) スロット (963) アーム (97) 端子台 本考案 (1) ワイヤ (11) 絶縁外層 (2)、(2A)、(2B)、(2C) 端子 (21) 開口部 (22) スロット (221) 第1アーチ部 (222) 第2アーチ部 (23) アーム (231) 凸部 (232) 凹部 (22A) スロット (22B) スロット (221B) アーチ部 (22C) スロット (231C) 凸部 (232C) 凹部 (3) 端子台 (32) ワイヤ挟持部分 (5) 工具 (D)、(D1) 距離

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子を端子台に挿入することができ、端子
    上部に1つのY字型開口部があり、前記開口部の中央に
    は下方に延びるスロットがあり、スロットの両側にはア
    ームが形成され、ワイヤが端子の上部から打ち込まれる
    と、前記開口部がワイヤの絶縁外層を破り、ワイヤがス
    ロット内に入り、また、スロットは予め定められた形状
    を持ち、かつ2つのアームが1つ以上の凸部と凹部を形
    成し、ワイヤが打ち込まれると前記凸部の下方に位置
    し、前記凸部がワイヤを押さえるため、ワイヤが脱落し
    にくくなることを特徴とする端子構造。
  2. 【請求項2】スロットの底部は端子の中心線から外れて
    おり、端子台のワイヤ挟持部分と同一の軸線上に位置し
    ないことを特徴とする、請求項1に記載の端子構造。
  3. 【請求項3】スロットが、曲率中心が正反対の位置関係
    を持つ第1アーチ部と第2アーチ部から構成されること
    を特徴とする、請求項1に記載の端子構造。
  4. 【請求項4】スロットが1つのアーチを持つことを特徴
    とする、請求項1に記載の端子構造。
  5. 【請求項5】スロットが多数の連続するアーチ部分から
    構成されることを特徴とする、請求項1に記載の端子構
    造。
  6. 【請求項6】スロットが一方の側面に偏った斜溝で、ス
    ロットの底部が端子の中心線から外れていることを特徴
    とする、請求項1に記載の端子構造。
  7. 【請求項7】端子の上部にY字型の開口部があり、前記
    開口部の中央に下方に延びるスロットがあり、端子のス
    ロットの両側にはそれぞれアームが形成され、前記スロ
    ットが予め定められた形状を持ち、かつ2つのアームが
    1つ以上の凸部と凹部を形成することを特徴とする端子
    構造。
JP2001003004U 2001-05-16 2001-05-16 端子構造 Expired - Fee Related JP3081766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003004U JP3081766U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 端子構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003004U JP3081766U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 端子構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3081766U true JP3081766U (ja) 2001-11-22

Family

ID=43214511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003004U Expired - Fee Related JP3081766U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 端子構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081766U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019192369A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 株式会社デンソー 接続装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019192369A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 株式会社デンソー 接続装置
JP7047566B2 (ja) 2018-04-19 2022-04-05 株式会社デンソー 接続装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6124056A (en) Battery holder
US20080124957A1 (en) Electrical contact background of the invention
CN102832508B (zh) 电路基板用电连接器以及电连接器组装体
US6602083B2 (en) Electrical connector for flat cable and its manufacturing method
JP3081766U (ja) 端子構造
EP1109261B1 (en) Electrical connector having contact orientation features
CN101361232B (zh) 电连接器
JP2006086135A (ja) 絶縁変位コネクタ
US5788524A (en) Test clip with standard interface
US6312276B1 (en) Terminals for achieving preferred electric and mechanic connection
CN110534943B (zh) 卡缘连接器
CN2547034Y (zh) 一种插头连接器的改良结构
US20090117774A1 (en) Surface mount crimp terminal and method of crimping an insulated conductor therein
EP0590797B1 (en) Board mounted electrical connector
CN2916933Y (zh) 电池座
KR200409587Y1 (ko) 핀홀더
CN110416840A (zh) 一种弯式微型同轴连接器
CN212085267U (zh) 一种板对板连接器
JPH10340750A (ja) 電気コネクタ
JP4638957B2 (ja) コネクタ
JPH0122228Y2 (ja)
CN201397917Y (zh) 电连接器
CN201812990U (zh) 电连接器
JP2000067952A (ja) 基板実装コネクタ
JPH11297411A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees