JP3081730U - 伸縮ケーブル - Google Patents

伸縮ケーブル

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JP3081730U
JP3081730U JP2001002964U JP2001002964U JP3081730U JP 3081730 U JP3081730 U JP 3081730U JP 2001002964 U JP2001002964 U JP 2001002964U JP 2001002964 U JP2001002964 U JP 2001002964U JP 3081730 U JP3081730 U JP 3081730U
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cable
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rubber
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Inventor
義章 片岡
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京葉システム技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源供給場所と電気製品までの距離が変わっ
ても、ケーブルを継ぎ足したり、切断したり、別の電源
ケーブルに変えたりする必要のない伸縮ケーブルを提供
する。 【解決手段】 全体を螺旋状に加工して形成された銅線
1の周囲に弾性絶縁素材であるゴム2を被覆するととも
に、銅線1間をゴム2で充填する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、電気製品に電気を供給する伸縮ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気製品に電気を供給するための従来の電源ケーブルは、電気を流し導くため の導電体が、ゴムやビニールや布製のパイプの中に納められて、加工されており 、また、電気を電源から電気製品に供給するために、電源供給場所(例えば、コ ンセント)から、受給側の電気製品までの距離の長さに加工(切断)して使用さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の電源ケーブルは、電源供給場所から電気製品までの一定の長 さに加工されているため、電源供給場所の変更や電気製品の使用範囲または取り 付け位置の変更により、電源供給場所と電気製品までの距離が長くなった場合に は、電源ケーブルを継ぎ足すか、別の電源ケーブルに変えなければならず、また 、短くなった場合には、電源ケーブルを切断するか、余長部分を折り畳んで使用 しなければならない。
【0004】 この考案の目的は、電源供給場所と電気製品までの距離が変わっても、ケーブ ルを継ぎ足したり、切断したり、別の電源ケーブルに変えたりする必要のない伸 縮ケーブルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の伸縮ケーブルは、全体を螺旋状に加工して形成された導電体の周囲 に弾性絶縁素材を被覆するとともに導電体間を前記弾性絶縁素材で充填したこと を特徴とする。
【0006】 また、この考案は、前記伸縮ケーブルの周囲を前記弾性絶縁素材と同一または 異なる素材で覆うことを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、この考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は、この考案の伸縮ケーブルの実施の形態を示す構造図である。この考案 は、ある程度の長さの範囲で伸縮できる伸縮ケーブルであり、図1に示すように 、導電体である銅線1を螺旋状に加工し、銅線1の周囲を弾性絶縁素材であるゴ ム2で充填している。
【0009】 この伸縮ケーブルの製造方法の1つとしては、丸棒に導電線(銅線)を巻き付 けて螺旋状態にして、弾性絶縁素材(ゴム)のパイプの中に入れて、そこに液状 のゴムを流し込むことで可能である。
【0010】 製造する際は、製品として提供する場合と、引っ張った場合の長さ(最大伸び 率、長さの倍数)を決める。
【0011】 図2は、この考案の伸縮ケーブルの製造方法を示す図である。まず、丸棒に銅 線を巻き付けて螺旋状のコイルを形成する。次に、このコイルを、弾性絶縁素材 (ゴム)からなるパイプ(筒)に差し込む。次に、丸棒を抜き取って、パイプ内 に液状の弾性絶縁素材(ゴム)を流し込む。
【0012】 なお、上述した実施の形態では、パイプの弾性絶縁素材とパイプ内に流し込む 弾性絶縁素材を同一の素材としたが、異なる素材としても良い。
【0013】 また、上述した実施の形態では、導電体に銅線を用いたが、導電体は銅線に限 るものではなく、弾性絶縁素材にゴムを用いたが、弾性絶縁素材は、ゴムに限る ものではないことは言うまでもない。
【0014】 また、上述した実施の形態では、1芯の銅線を用いたが、2芯の銅線としても 良い。2芯とする場合は、銅線同士が接触しないように銅線を予め弾性絶縁素材 (ゴム)で被覆しておく。
【0015】 図3は、この考案の伸縮ケーブルの通常の状態と延ばした状態を示す図である 。
【0016】 使用の際は、当初の使用を必要とするケーブル長と、将来の移設可能のケーブ ル長の範囲を決めて取り付けるようにする。
【0017】 また、この考案の伸縮ケーブルは、電気用のコードだけでなく、各種の信号用 のケーブルにも活用できる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の伸縮ケーブルは、伸縮性があるので、通常の 長さ(縮んだ状態)から、最大の長さ(伸びきった状態)までの範囲の長さのケ ーブルとして活用することができる。従って、工事変更により、長さが変更にな っても、短かくする場合は、ケーブルを切断したり、たるませたり、長くなる場 合は、ケーブルを繋ぎ合わせたり、長いものに取換えたりする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の伸縮ケーブルの実施の形態を示す構
造図である。
【図2】この考案の伸縮ケーブルの製造方法を示す図で
ある。
【図3】この考案の伸縮ケーブルの通常の状態と延ばし
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 銅線 2 ゴム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体を螺旋状に加工して形成された導電体
    の周囲に弾性絶縁素材を被覆するとともに導電体間を前
    記弾性絶縁素材で充填したことを特徴とする伸縮ケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】前記伸縮ケーブルの周囲を前記弾性絶縁素
    材と同一または異なる素材で覆うことを特徴とする伸縮
    ケーブル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013168331A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Denso Corp 配線ケーブルおよび回転検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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