JP3080942U - エアークッション付き詰めバッグ - Google Patents

エアークッション付き詰めバッグ

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JP3080942U
JP3080942U JP2001001997U JP2001001997U JP3080942U JP 3080942 U JP3080942 U JP 3080942U JP 2001001997 U JP2001001997 U JP 2001001997U JP 2001001997 U JP2001001997 U JP 2001001997U JP 3080942 U JP3080942 U JP 3080942U
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チェン ツァン−クオ
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チェン ツァン−クオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納部品に対する充分な保護機能と、秀れた
断熱効果と、折畳み可能性を具えた詰めバッグを提供す
ること。 【解決手段】バッグ本体とエアークッションから詰めバ
ッグを構成し、バッグ本体を上端開口に形成されたシー
ル部10とその下方の物品収納部20とを含んだ構造と
し、シール部を単層構造とするとともにその内面には対
向する複数のスナップ帯11を具え、収納部には内袋2
1と外袋22とを具え、内外の袋間には複数の仕切域2
3を画定し、仕切域は相互に通孔を介して連通せしめ、
外袋の一縁部には仕切域への空気充填用のエアーノズル
24を配置した。 【作用】 エアークッションは外部からの衝撃を緩衝す
るとともに断熱効果を発揮し詰めバッグ内部を外界から
熱的に絶縁し、空気を抜けば詰めバッグ全体を平らな状
態に折り畳むことができる。また空気を再充填すればエ
アークッションを再生することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はエアークッション付き詰めバッグに関するものであり、特に新鮮食 品や外力の印加に弱い物品の収納に適した詰めバッグの改良に関するものである 。
【0002】
【従来技術】
物品を収納、運搬または貯蔵するには詰めバッグを必要とする。従来の詰めバ ッグにあっては、プラスチック製であろうと紙製であろうと布製であろうとを問 わず、可撓性の単層構造である。これは一般的な物品を収納するのには使用でき る。しかし収納部品が刺し身や冷蔵食品などの新鮮食品である場合には、従来の 詰めバッグは断熱などの機能は具えてなく、したがって外界の温度が簡単に内部 の食品に影響を及ぼしたり、詰めバッグ内の例えば冷蔵食品などの温度が放熱さ れたりする。この結果新鮮さが失われたり、配達過程において冷蔵食品の質が劣 化することがある。
【0003】 またガラス製品や電子製品など収納部品がもろい場合には、スチレンやスポン ジを収納部品の形状に成形して詰めバッグを包絡した後に、全体を詰め箱に収納 する。しかしこれは成形工程を精密に行う必要があり、箱の製造コストが嵩むこ とになる。
【0004】 さらに従来の詰めバッグはあまりに薄い構造なので、物品の収納に際してスポ ンジや布などを詰めてやらないと、取扱い中に収納部品が破損することがある。
【0005】 収納部品をよりよく保護するために一般にクラフト紙などからなる詰めバッグ の内部に気泡を存在させたものが市場に出回っている。つまり気泡による一種の 隔離壁ができるので詰めバッグ中の収納部品に対してある程度の保護を与える。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのような気泡に依存した構造では衝撃や振動に対しては充分な保護は 与え難く、しかも断熱機能には欠けるので収納部品の新鮮さを維持することはで きない。しかも封入した気泡を抜くことができないという弱点がある。つまり一 旦気泡の空気を抜いてしまったら、最早衝撃に対する緩衝効果を期待することは できないのである。したがって詰めバッグを使用してないときでも、平にして畳 むことができず、サイズを小さくできない。つまり貯蔵や運搬に際して場所を取 る結果となる。
【0007】 かかる従来技術の現状に鑑みてこの考案の目的は収納部品に対する充分な保護 機能と、秀れた断熱効果と、折畳み可能性を具えた詰めバッグを提供することに ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このためにこの考案においては、バッグ本体とエアークッションから詰めバッ グを構成し、バッグ本体を上端開口に形成されたシール部とその下方の物品収納 部とを含んだ構造とし、シール部を単層構造とするとともにその内面には対向す る複数のスナップ帯を具え、収納部には内袋と外袋とを具え、内外の袋間には複 数の仕切域を画定し、仕切域は相互に通孔を介して連通せしめ、外袋の一縁部に は仕切域への空気充填用のエアーノズルを配置したことを要旨とする。
【0009】
【作用】
エアークッションは外部からの衝撃を緩衝するとともに断熱効果を発揮し詰め バッグ内部を外界から熱的に絶縁し、空気を抜けば詰めバッグ全体を平らな状態 に折り畳むことができる。また空気を再充填すればエアークッションを再生する ことができる。
【0010】
【実施例】
図1、2に示すのはこの考案の詰めバッグの一実施例であって、好ましくはP VCなどのプラスチック材料から形成されている。そのバッグ本体は開口上端に シール部10を有しており、その下方には物品を収納する収納部20が設けられ ている。シール部10は単層構造であって、その内側には数個のスナップ帯11 が設けられていて、相互に押し付けられて開口部をシールする。
【0011】 収納部20は内袋21と外袋22とから構成されている。図3A〜Cに示すよ うに、内外袋21、22間の適宜な位置には複数の仕切域23がある(図3中の 斜線部分)。仕切域23間には多孔板が設けられており、該収納部20は房室構 造となっている。外袋22の一縁部にはエアーノズル24が設けられており、外 袋22の上部外面には手提げバンド25が取り付けられている。
【0012】 図3に以上のような構成の詰めバッグの使用態様の一例を示す。第1のステッ プとしてはエアーノズル24を介して収納部20の内外の袋21、22間の間に 空気を吹き込むと、バッグ本体はある厚さをもった層を含んだ形状となる。つい でまだ開口状態のシール部10を介して収容物品を内袋21中に入れる。収納部 品の位置が決まったら、シール部10のスナップ帯11を相互に押し付けてバッ グ本体を閉口する。
【0013】 これで詰めバッグ全体はエアークッションを具えた形となる。収納部品が新鮮 食品などの場合には、氷片30やドライアイスなどを内袋内に一緒に入れてもよ い。これにより図4のように新鮮食品を冷蔵することができる。加えて収納部2 0のエアークッションが詰めバッグ内外の温度差を効果的に絶縁するので、外部 の温度が内部に伝達するのを防止するのみならず、詰めバッグ内部の食品の新鮮 さを維持することができる。
【0014】 さらに詰めバッグ内部の収納部品の熱が簡単には放熱しないので、氷が溶ける のも効果的に遅延させることができる。氷片30を入れなくとも、エアークッシ ョンによる断熱効果により収納部品の新鮮さが維持される。図5に示すように、 収納部品が脆かったり貴重品(例えばガラス類、セラミック類、水晶製物品、精 密電子製品など)である場合には、エアークッションの全方向緩衝作用により収 納部20内の収納部品が適当に保護されることにもなる。
【0015】 物品を運搬したり詰めバッグを床上に落としたり他の物体とぶつかったり振動 が加えられたりしたような場合にも、従来の詰めバッグでは予見できないような 全面保護得られるのである。
【0016】 長時間に亘って貯蔵するような場合には、内外の袋21、22間の空気をエア ーノズル24を介して完全に抜いてもよい。空気を抜いた後は、詰めバッグ全体 を完全に平たく畳んで、サイズを小さくしてポケット、引出し、手提げ鞄などに 入れて運搬貯蔵をすることもできる。
【0017】 特に買い物などに出かける際には、この考案の詰めバッグを購入場所に運んで からで開いて、新鮮食品などを詰めバッグ内に入れて持ち帰るようにするとよい 。したがって反復使用することにより、保護的な効果に加えて環境保全の効果も ある。
【0018】 以上のような基本的構造に加えて、図7に示すように収納部20の内側に多数 の可撓性突起を配置してもよい。これらの突起により収納部品を支持して詰めバ ッグ内での収納部品の変位や揺れの可能性を低減し、収納部品への保護をより確 かなものとすることもできる。
【0019】 また図8に示すように、手提げバンド25に代えてシール部10に2個の長孔 12を形成し、これらに手を通して詰めバッグの持運びを容易としてもよい。詰 めバッグの収容重量を増加させるべく、図9に示すように手提げバンド25を詰 めバッグの底部にまわすようにしてもよい。その他にも種々の変更を加えること ができる。
【0020】
【考案の効果】 以上から明らかなようにエアークッションの導入とシール構造の故にこの考案 の詰めバッグは収納部品の脱落などを防止できる点で、従来製品の欠点を有効に 回避できる。その他にも、断熱効果、新鮮さの維持、衝撃に対する緩衝効果、耐 振動性、便利な開閉などこの考案の詰めバッグは種々の効果を発揮するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の詰めバッグの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】A.同じくエアークッションの構造を示す断面
図である。 B.図3A中の線A−Aに沿ってとった断面図である。 C.図3A中の線B−Bに沿ってとった断面図である。
【図4】この考案の詰めバッグの使用状態の一例を示す
側面図である。
【図5】この考案の詰めバッグの使用状態の他の例を示
す側面図である。
【図6】同じく折畳み状態を示す斜視図である。
【図7】この考案の詰めバッグの他の実施例を示す断面
図である。
【図8】この考案の詰めバッグのさらに他の実施例を示
す斜視図である。
【図9】この考案の詰めバッグのさらに他の実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10:シール部 11:スナップ帯 20:収納部 21:内袋 22:外袋 23:仕切域 24:エアーノズル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体とエアークッションと含んで
    なり、バッグ本体は上端開口に形成されたシール部(1
    0)とその下方の物品収納部(20)とを含んでなり、
    シール部は単層構造でかつその内面には対向する複数の
    スナップ帯(11)を具えており、収納部は内袋(2
    1)と外袋(22)とからなり、内外の袋間には複数の
    仕切域(23)が画定されており、仕切域は相互に通孔
    を介して連通しており、外袋の一縁部には仕切域への空
    気充填用のエアーノズル(24)が配置されていること
    を特徴とするエアークッション付き詰めバッグ。
  2. 【請求項2】 外袋の外側には手提げバンド(25)が
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    詰めバッグ。
  3. 【請求項3】 収納部の内側には複数の突起が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の詰めバッグ。
  4. 【請求項4】 シール部には長孔が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の詰めバッグ。
  5. 【請求項5】 手提げバンドがバッグ本体の底部を回っ
    て延在していることを特徴とする請求項2に記載の詰め
    バッグ。
JP2001001997U 2000-04-15 2001-04-09 エアークッション付き詰めバッグ Expired - Fee Related JP3080942U (ja)

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JPH04322025A (ja) * 1991-04-19 1992-11-12 Sunx Ltd 光電センサ
JP2015117048A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 廖耀▲キン▼ エアバッグの緩衝構造

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