JP3080344U - 生体注射装置の注射筒 - Google Patents

生体注射装置の注射筒

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JP3080344U JP2001001376U JP2001001376U JP3080344U JP 3080344 U JP3080344 U JP 3080344U JP 2001001376 U JP2001001376 U JP 2001001376U JP 2001001376 U JP2001001376 U JP 2001001376U JP 3080344 U JP3080344 U JP 3080344U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注射対象の生体が大きくても正確かつ適量の
注射ができる生体注射装置の注射筒を提供する。 【解決手段】 注射筒本体1の一端にネジ14止めにより
突出長調整可能とした注射針ホルダー2と、該注射針ホ
ルダーに着脱可能に設けた注射針3と、注射針の先端前
方と先端後方位置へ先端の生体当接鈎部4aが移動可能に
設けたスイッチロッド4と、該スイッチロッド4の基部
側に設けたマイクロスイッチ5と、該スイッチロッドの
基部側を押圧する戻しバネ10とからなり、注射針ホルダ
ー後方に延長した注射液送り可撓チューブ6の端部に注
射液供給装置との連結部7を設け、かつ前記スイッチ5
の信号伝達配線8に前記注射液供給装置に接続するプラ
グ9を設けた生体注射装置の注射筒である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、養魚場等において比較的大きな魚にワクチンを注射したり、養鶏場 や養豚場等で生体へ注射するのに適した生体注射装置の注射筒に関する。
【0002】
【従来の技術】
養魚場において、従来の抗生物質の水中への散布に代えて、魚にワクチン注射 を行なうと安全性が増し、しかも有効であることが知られている。そのための注 射装置が本考案者によって開発され、特開2000-42012号で提案している。その構 造は、注射針を備えた注射筒のピストン部をモータ駆動の回転・直線変換減速装 置に進退ロッドで連結し、前記モータの作動スイッチを注射針近傍に設けた構造 である。注射針が装置に固定され、注射針の直下に魚の載置板を設けたこの装置 によると、魚体がほぼ15cm以下、10cm以上の比較的小さな多数の魚の一定部位へ 正確かつ適量の注射ができる特徴がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記特開2000-42012号で提案した装置は、注射作業の現場へ据え付けて注射針 の先端へ魚を宛がって注射するので、注射対象の魚が大きくなると、注射すべき 最適な位置へ魚を宛がうのが困難であったり、不可能なケースもみられるように なった。そこで、注射対象の生体が大きくても正確かつ適量の注射ができるよう に検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を検討し生体注射装置の注射筒に改良を加え、注射筒本体の一端に設 けた注射針ホルダーと、該注射針ホルダーに着脱可能に設けた注射針と、注射針 の先端前方と先端後方位置へ先端の生体当接鈎部が移動可能に設けられたスイッ チロッドと、該スイッチロッドの基部側に設けたスイッチとからなり、注射針ホ ルダー後方に延長した注射液送り可撓チューブの端部に注射液供給装置との連結 部を設け、かつ前記スイッチの信号伝達配線へ前記注射液供給装置に接続するよ うにした生体注射装置の注射筒としたのである。
【0005】 詳細には、注射筒本体の一端にネジ止めにより突出長調整可能とした注射針ホ ルダーと、該注射針ホルダーに着脱可能に設けた注射針と、注射針の先端前方と 先端後方位置へ先端の生体当接鈎部が移動可能に設けたスイッチロッドと、該ス イッチロッドの基部側に設けたスイッチとからなり、注射針ホルダー後方に延長 した注射液送り可撓チューブの端部に注射液供給装置との連結部を設け、かつ前 記スイッチの信号伝達配線へ前記注射液供給装置に接続するプラグを設けた生体 注射装置の注射筒としたのである。
【0006】 より詳細には、注射筒本体の一端にネジ止めにより突出長調整可能とした注射 針ホルダーと、該注射針ホルダーに着脱可能に設けた注射針と、注射針の先端前 方と先端後方位置へ先端の生体当接鈎部が移動可能に設けたスイッチロッドと、 該スイッチロッドの基部側に設けたマイクロスイッチと、該スイッチロッドの基 部側を押圧する戻しバネとからなり、注射針ホルダー後方に延長した注射液送り 可撓チューブの端部に注射液供給装置との連結部を設け、かつ前記スイッチの信 号伝達配線へ前記注射液供給装置に接続するプラグを設けた生体注射装置の注射 筒としたのである。
【0007】 注射筒の注射筒本体が可撓性の注射液送り可撓チューブによって注射液供給装 置と連結する構造としたので、床面等に設置又は肩に掛けた注射液供給装置とは 独立に注射筒を手持ちで大きな生体でも自由自在に任意な適所へ注射することが できる。また、注射針ホルダーの突出長を調整可能としたので、スイッチロッド 先端の生体当接鈎部からの針先の突出長を最適な長さに調整できるので、生体の 所望深さに注射が可能である。
【0008】 スイッチロッドの基部側に戻しバネを設けたので、注射時には生体当接鈎部が 生体に当接すると戻しバネに抗してスイッチロッドが後退するが、注射後に生体 から注射針を抜くと、戻しバネによってスイッチロッドとその先端の生体当接鈎 部が元に戻り、注射針先端の危険から作業者を保護すると共に、注射針に付着し ている鱗(うろこ)を注射針から取除く働きもする。生体当接鈎部の形状としては スイッチロッド先端をL形に形成するとか、L形鈎部を二股にして注射針が二股 の中間を進退するとか、L形鈎部に貫通孔を設けて注射針が貫通孔を進退する構 造が考えられる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下本考案を詳細に説明する。図1は本考案の生体注射装置の注射筒の斜視図 、図2は注射過程の同注射筒の要部破断正面図、図3は同注射筒の要部破断側面 図、図4は注射していない場合の同注射筒の要部破断側面図である。これらの図 から明らかなように、本考案の生体注射装置の注射筒は、注射筒本体1の一端に 注射針ホルダー2を、その注射針ホルダー2に着脱可能に注射針3を設けている 。また、スイッチロッド4を注射針3の先端前方と先端後方位置へ先端の生体当 接鈎部4aが移動可能にしている。このスイッチロッド4の基部側にマイクロスイ ッチ5を設けている。注射針ホルダー2から延長した注射液送り可撓チューブ6 の端部に注射液供給装置11との連結部7を設け、かつ前記スイッチ5の信号伝達 配線8に前記注射液供給装置11に接続するプラグ9を設けている。
【0010】 この生体注射装置の注射筒は前述した特開2000-42012号で公知の注射液供給装 置11に注射液送り可撓チューブ6の端部と信号伝達配線8がそれぞれ結ばれて使 用される。そのために注射液送り可撓チューブ6には連結部7があり、信号伝達 配線8にプラグ9がある。これらが、それぞれ注射液供給装置11の連結部受12と プラグ受13と結ばれる。スイッチロッド4が押されてスイッチ5がONになると、 信号伝達配線8から注射液供給装置11に信号が送られ、注射液送り可撓チューブ 6を伝って注射液が送られて注射するようになっている。
【0011】 注射針ホルダー2は注射筒本体1の一端にネジ14によって任意な突出長で止め ることができる。これに注射針3が着脱可能である。前述のように注射針3の先 端前方と先端後方位置へ先端の生体当接鈎部4aが移動可能にスイッチロッド4が 設けられているが、このスイッチロッド4の基部側を押圧するように戻しバネ10 が設けられているので、図2、図3に示すように、注射時には生体当接鈎部4aが 生体15に当接すると戻しバネ10に抗してスイッチロッド4が後退するが、図4に 示すように、注射後に生体から注射針3を抜くと、戻しバネ10によってスイッチ ロッド4とその先端の生体当接鈎部4aが元に戻る。生体当接鈎部4aの形状はスイ ッチロッド先端をL形鈎部かつ二股にして注射針3が二股の中間を進退するよう にしている。注射作業をしない時には、ネジ14を締めておけば生体当接鈎部4aが 注射針3の先端よりも前方にあって、危険防止のガード部材ともなる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によって、モータや注射液送りピストン等を備えた生体注射装置を現場 へ据え付けたり、身体に所持させて、独立して操作できる注射筒のみを手作業又 は適当な個所へ保持させることができるので、注射針の先端へ魚の適所を宛って 注射するとか、注射対象の魚が大きくなると、注射すべき最適な位置へ注射針を 宛って注射できるようになった。また、注射針の差込深さが調節できる。そこで 、注射対象の生体が大きくても正確かつ適量の注射ができる。また、ネジを締め ておけばスイッチロッド先端のL形鈎状の生体当接鈎部が注射針の先端よりも前 方にあって危険防止の役目をする。注射針に付着している鱗をL形鈎状の生体当 接鈎部が戻りながら注射針から取除くので、煩わしさがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の生体注射装置の注射筒の斜視図であ
る。
【図2】注射過程の同注射筒の要部破断正面図である。
【図3】同注射筒の要部破断側面図である。
【図4】注射していない場合の同注射筒の要部破断側面
図である。
【符号の説明】
1 注射筒本体 2 注射針ホルダー 3 注射針 4 スイッチロッド 4a 生体当接鈎部 5 マイクロスイッチ 6 注射液送り可撓チューブ 7 連結部 8 信号伝達配線 9 プラグ 10 戻しバネ 11 注射液供給装置 12 連結部受 13 プラグ受 14 ネジ 15 生体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射筒本体の一端に設けた注射針ホルダ
    ーと、該注射針ホルダーに着脱可能に設けた注射針と、
    注射針の先端前方と先端後方位置へ先端の生体当接鈎部
    が移動可能に設けられたスイッチロッドと、該スイッチ
    ロッドの基部側に設けたスイッチとからなり、注射針ホ
    ルダー後方に延長した注射液送り可撓チューブの端部に
    注射液供給装置との連結部を設け、かつ前記スイッチの
    信号伝達配線に前記注射液供給装置に接続するようにし
    た生体注射装置の注射筒。
  2. 【請求項2】 注射筒本体の一端にネジ止めにより突出
    長調整可能とした注射針ホルダーと、該注射針ホルダー
    に着脱可能に設けた注射針と、注射針の先端前方と先端
    後方位置へ先端の生体当接鈎部が移動可能に設けたスイ
    ッチロッドと、該スイッチロッドの基部側に設けたスイ
    ッチとからなり、注射針ホルダー後方に延長した注射液
    送り可撓チューブの端部に注射液供給装置との連結部を
    設け、かつ前記スイッチの信号伝達配線に前記注射液供
    給装置に接続するプラグを設けた生体注射装置の注射
    筒。
  3. 【請求項3】 注射筒本体の一端にネジ止めにより突出
    長調整可能とした注射針ホルダーと、該注射針ホルダー
    に着脱可能に設けた注射針と、注射針の先端前方と先端
    後方位置へ先端の生体当接鈎部が移動可能に設けたスイ
    ッチロッドと、該スイッチロッドの基部側に設けたマイ
    クロスイッチと、該スイッチロッドの基部側を押圧する
    戻しバネとからなり、注射針ホルダー後方に延長した注
    射液送り可撓チューブの端部に注射液供給装置との連結
    部を設け、かつ前記スイッチの信号伝達配線に前記注射
    液供給装置に接続するプラグを設けた生体注射装置の注
    射筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093171A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 学校法人近畿大学 魚体注射装置

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