JP3080328U - 電気式香炉 - Google Patents

電気式香炉

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JP3080328U
JP3080328U JP2001000838U JP2001000838U JP3080328U JP 3080328 U JP3080328 U JP 3080328U JP 2001000838 U JP2001000838 U JP 2001000838U JP 2001000838 U JP2001000838 U JP 2001000838U JP 3080328 U JP3080328 U JP 3080328U
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incense burner
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義巳 倉元
常宏 清水
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OGURI NOUEN CO., LTD.
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OGURI NOUEN CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 経時変化が激しく合成が困難な天然物の香り
を安定して長 時間持続し、香り素材が簡単に交換でき
ること、及び火傷や火災の心配のない温度調整器付き香
炉と香り素材の提供を目的とする 【解決手段】 60℃から180℃の一定の温度域を維
持することが可能な温度調整器付きプレートヒーター8
を取り付け、その下部に電球12を取り付けムードラン
プとし、過電流が流れるのを防ぐためヒューズ11を取
り付け、寝室でも利用できるようにタイマーを取り付け
安全性を高めた香炉の考案と香りを発現させる素材とし
て、緑茶の原料である荒茶の製造工程中で発生する板状
の未利用資源をカード状固形物とし、品温120~130℃前
後で加温することにより、自然な素材の香りが得られ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術的分野】
本考案は緑茶の香りに代表される、香気成分が多く、経時変化が激しい合成が 困難な天然物の香りを、安定して持続させることが可能な温度調整機能を備えた 電気式香炉に関するものであり、香りを発現させる素材は製造工程において発生 し廃棄処理されていた未利用資源を利用するよう工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
香炉は、古くから使用されているが、香料及び香り成分を多く含んだ素材を焚 いたり、蝋燭等の熱で加熱し香り成分を放散させるものであるため、香りをたの しめる素材は加熱により香気成分の変化の少ない素材や合成可能な香料に限定さ れていた。
【0003】 最近蝋燭や電灯の熱で茶葉を加熱する香炉が市販されるようになったが、温度 調整がきかないため茶葉が焦げ、緑茶の香りを十分に楽しむことが難しく、茶葉 も度々交換しないと燃焼してしまうので、使い勝手の不十分なものであった。さ らに、香炉の異常加熱による火傷や火災がおこる可能性が非常に高く、不便なも のであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って本考案は、経時変化が激しく合成が困難な天然物の香りを安定して長時 間持続し、香り素材が簡単に交換できること、及び火傷や火災の心配のない温度 調整器付き香炉と香り素材の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、60℃から180℃の一定の温度域を維持 することが可能な温度調整器(以降可変式サーモスタット)付きプレートヒータ ー上部に保温性、熱伝導性に優れた素焼皿を置き、素焼き皿内部には、香りを発 現させる素材として緑茶製造工程において発生し廃棄処理されていた未利用資源 を板状に圧延したカード状固形物を加熱することにより、希望の芳香を得られた 。さらに、香炉としての付加価値を高めるために、プレートヒーター下部に電球 を取り付けムードランプとし、過電流が流れるのを防ぐためヒューズを取り付け 、寝室でも利用できるようにタイマーを取り付け安全性を高めた。
【0006】 香りを発現させる素材としては、緑茶の原料である荒茶の製造工程中で発生す る板状の未利用資源が最も好ましい。この板状の未利用資源には一定の加熱条件 で緑茶の香りを発現する成分が多く含まれているため、これを原料として板状に 圧延したカード状固形物を品温120~130℃前後で加温すると5gカード状固形物 で4時間、緑茶の香りが持続する。 さらに、この板状未利用資源はペクチン等粘着成分を多く含むため、板状固形 物を粉砕処理して水を加えて混練することで、簡単に板状に圧延できるため、安 価な香りチップとして利用でき、固形状なので手で持ち簡単に交換ができる。
【0007】
【実施例】
図面を参照して本考案の実施例について説明する。図1は本考案の壺型の香炉 である、上部側壁1が取り外しできる。下部側壁2内部には電球12、ソケット 13,ヒューズ11、プレートヒーター8、可変式サーモスタット10を収納す る。下部側壁2には外部より明かりを確認できる様な小孔3をつける。サーモス タット10はプレートヒータ8上部に固定し、回転式で温度設定ができる。プレ ートヒーター8上部には香りチップ14を載せる素焼き皿9が置かれる。プレー トヒーター8と香炉下部側壁2は支持台7により接続されている。電源は家庭用 100Vコンセントからコード4で引き込み、タイマー付スイッチ5が付いている。
【0008】 香炉のデザイン及び材質(陶磁器、木材、ガラス)等は限定されるものではな い。但し、プレートヒーター8を固定する支持台7は、熱伝導率の低く温度変化 のない素材が好ましい。
【0009】 プレートヒーター8の寸法形状は任意に変更可能である。
【0010】 電球12、ヒューズ11、タイマー付スイッチ5等は必要に応じて任意に変更可 能である。
【0011】 香りチップ14は緑茶に限定されるものではない、檜、楢、笹、竹等の表皮や 裁断時のクズ材、蜜柑、メロン、リンゴ等果実の皮や種子等不可食部位で香気成 分を含む天然素材を混練し、圧延後にチップ状に加工したものなら利用できる。 原料の種類により接着成分を5%前後加えても良い、またチップの加熱温度及び 時間は好みで変更できる。取り扱い性は劣るが、香りチップの代わりに素材その ものでも利用可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明のように本考案の芳香機能を備えた香炉は、会社、商店、宿泊施設及 び家庭の様々な部屋のいろいろな場所に随時置いて、自然の香りを安全、簡単、 安価に楽しむことができる。また、香りの元となるチップは未利用の天然資源を 有効利用したもので、廃棄物に価値を付けることができる。
【提出日】平成13年5月15日(2001.5.15)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って本考案は、経時変化が激しく合成が困難な天然物の香りを安定して長時 間持続し、香り素材が簡単に交換できること、及び火傷や火災の心配のない温度 調整器付きの電気式香炉を提供するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】
図面を参照して本考案の一実施の形態について説明する。図1は本考案の壺型 の香炉である、上部側壁1が取り外しできる。下部側壁2内部には電球12、ソ ケット13,ヒューズ11、プレートヒーター8、可変式サーモスタット10を 収納する。下部側壁2には外部より明かりを確認できる様な小孔3をつける。サ ーモスタット10はプレートヒータ8上部に固定し、回転式で温度設定ができる 。ブレートヒーター8上部には香りチップ14を載せる素焼き皿9が置かれる。 プレートヒーター8と香炉下部側壁2は支持台7により接続されている。電源は 家庭用100Vコンセントからコード4で引き込み、タイマー付スイッチ5が付いて いる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【考案の効果】
以上説明のように本考案の電気式香炉は、会社、商店、宿泊施設及び家庭の様 々な部屋のいろいろな場所に随時置いて、自然の香りを安全、簡単、安価に楽し むことができる。また、香りの元となるチップは未利用の天然資源を有効利用し たもので、廃棄物に価値を付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の断面図である。
【符号の説明】
1 壺香炉上部側壁 2 壺香炉下部側壁 3 小孔 4 電気コード 5 タイマー付スイッチ 6 コンセント 7 支持台 8 プレートヒーター 9 素焼き皿 10可変式サーモスタット 11ヒューズ 12電球 13ソケット 14香りチップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月15日(2001.5.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 電気式香炉
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月15日(2001.5.1
5)
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す図で、電気式香炉
の外観を示す。
【図2】本考案の一実施の形態を示す図で、電気式香炉
の内部構造を示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 上部側壁(香炉容器の一部)下部側壁(香炉容器の一部) 3 小孔 4 電気コード 5 タイマー付スイッチ 6 コンセント 7 支持台 8 プレートヒーター 9 素焼き皿 10可変式サーモスタット 11ヒューズ 12電球 13ソケット 14香りチップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香気成分が多く、合成が困難な天然物
    の香りを安定して持続させることが可能な、60℃から
    180℃の間の任意の温度域を維持する温度調整機能を
    備えた電気式香炉。
  2. 【請求項2】 香りを発現させる素材として緑茶製造工
    程において発生し廃棄処理されていた未利用資源を粉砕
    し、水等の溶液を加えて混合後、板状に圧延しカード状
    固形物とした、請求項1の「電気式香炉」用のチップ
JP2001000838U 2001-02-22 2001-02-22 電気式香炉 Expired - Fee Related JP3080328U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100444900C (zh) * 2002-04-18 2008-12-24 松下电器产业株式会社 芳香器

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