JP3080029B2 - 仮想アドレスルーティングによるスイッチ保守方法 - Google Patents

仮想アドレスルーティングによるスイッチ保守方法

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JP3080029B2
JP3080029B2 JP09072732A JP7273297A JP3080029B2 JP 3080029 B2 JP3080029 B2 JP 3080029B2 JP 09072732 A JP09072732 A JP 09072732A JP 7273297 A JP7273297 A JP 7273297A JP 3080029 B2 JP3080029 B2 JP 3080029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は仮想アドレスルーテ
ィングによるスイッチ保守方法に関し、特に複数のコン
ピュータが接続されたネットワークシステムの中継機能
を果たすスイッチ(多入力・多出力の転送経路切換装
置)においてルーティング情報の設定,保守情報等の採
取などの保守方法およびそれに使用するスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、複数のコンピュータが接
続されたネットワークシステムにおいて、スイッチは、
各入力ポートが受信したデータをどの出力ポートに送信
するかを決めるルーティング情報をもつ。
【0003】また、スイッチは、各ポート毎に接続回
数,パケット数,データ転送数等の統計情報や、データ
パリティエラー,接続要求ミスエラー等のインタフェー
ス障害情報およびスイッチ内部のハードウェア障害情報
を各スイッチ内部で管理および保持している。
【0004】従来、統計情報や障害情報の採取について
は、各スイッチにRS232C(登録商標)等のローカ
ルポートを設け、そこにパーソナルコンピュータ等の端
末を直接接続することにより、これらの情報を採取する
か、ネットワークポートを設けてイーサネット(Eth
ernet)(登録商標)等のネットワークに接続する
ことにより、これらの情報を採取する方法(SNMP:
Simple Network Management
Protocol)を用いてきた。
【0005】一方、ルーティング情報の設定について
も、統計情報や障害情報の採取と同様に、RS232C
等のローカルポートに接続された端末からの入力により
設定するか、ネットワークに接続してTCP/IP(T
ransmission Control Proto
col/Internet Protocol)等のプ
ロトコルを用いて遠隔より設定する方法がとられてき
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、保守
員の採取・設定作業に多大な工数を要するとともに、採
取情報量もスイッチ内部の記憶容量に制限されるという
ことである。その理由は、パーソナルコンピュータ等の
端末をスイッチに直接接続する場合には、保守員がスイ
ッチの設置場所に出向いて統計情報および障害情報の採
取ならびにルーティング情報の設定を行う必要があるか
らである。
【0007】第2の問題点は、コスト高となってしまう
ことである。その理由は、SNMPプロトコル等による
運用管理用のネットワークにより統計情報および障害情
報の採取を行う場合、専用のネットワーク設備が必要と
なるからである。
【0008】本発明の目的は、ネットワークシステム内
の一ホストから正規のインタフェースを用いてコンソー
ル等により随時ルーティング情報の設定ならびに統計情
報および障害情報の採取を可能とすることにより、保守
員が何度もスイッチの設置場所へ出向いて設定やデータ
採取を行う無駄な作業工数を削減し、スイッチの運用管
理用のネットワーク関連設備を設けることによるコスト
増をなくすようにした仮想アドレスルーティングによる
スイッチ保守方法を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、上記仮想アド
レスルーティングによるスイッチ保守方法に使用するた
めのスイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の仮想アドレスル
ーティングによるスイッチ保守方法は、複数のコンピュ
ータがスイッチを介して接続されているネットワークシ
ステムにおいて、スイッチ毎に個別の仮想アドレスをコ
ンフィグレーション時に割り当てておく仮想アドレス割
り当て工程と、受信したスイッチング要求情報を解析す
るスイッチング要求情報解析工程と、受信したスイッチ
ング要求情報の転送先アドレスが自スイッチの仮想アド
レスであったときに自スイッチにコマンドおよび設定情
報を取り込むコマンド・設定情報取り込み工程と、取り
込んだコマンドがルーティング設定コマンドの場合に取
り込んだ設定情報に基づき自スイッチのルーティング情
報の設定を行うルーティング情報設定工程と、取り込ん
だコマンドが情報転送コマンドの場合に自スイッチの障
害情報および統計情報を含むスイッチング要求情報を作
成して情報転送要求先に転送するスイッチング要求情報
作成・転送工程とを含む。
【0011】また、本発明のスイッチは、複数のコンピ
ュータが接続されているネットワークシステムに組み込
まれたスイッチにおいて、自スイッチの統計情報および
障害情報を保持する記憶部と、自スイッチの仮想アドレ
スを転送先アドレスとするスイッチング要求情報が送信
されてきたときにコマンドおよび設定情報をバッファ部
に取り込むヘッダ解析部と、前記バッファ部に取り込ま
れたコマンドがルーティング設定コマンドである場合に
設定情報に基づいてルーティング情報を設定し、情報転
送コマンドである場合に設定情報に基づいて前記記憶部
に保持された統計情報および障害情報を含むスイッチン
グ要求情報を作成して情報転送要求先に転送するプロセ
ッサ部とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施の形態に係るスイ
ッチの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係
るスイッチは、スイッチ全体の動作を制御するプロセッ
サ部11と、統計情報,障害情報等を格納するRAM
(Random AccessMemory)部12
と、ファームウェア等を格納するROM(Read O
nly Memory)部13と、情報をバッファリン
グするバッファ部14と、インタフェースを制御するイ
ンタフェース制御部15と、スイッチング要求情報のヘ
ッダの解析を行うヘッダ解析部16と、マトリックス1
8を制御するマトリックス制御部17と、出力ポート2
0を切り換えるマトリックス18と、入力ポート19
と、出力ポート20と、RS232C等のローカルポー
ト21とから構成されている。
【0014】図2は、本実施の形態に係るスイッチを用
いたネットワークシステムの構築例を示す図である。こ
のネットワークシステムは、複数のコンピュータ(以
下、ホストという)A,Bと記憶装置C,D,Eとが、
多段接続されたスイッチ1,2,3により接続されて構
成されている。具体的には、ホストAは記憶装置Cが接
続されているとともにスイッチ1の入出力ポート(#
1)(#に続く数字はポート番号を表す。以下同様)に
接続され、スイッチ1は入出力ポート(#2)がスイッ
チ2の入出力ポート(#1)に、入出力ポート(#3)
がスイッチ3の入出力ポート(#4)に接続されてい
る。スイッチ2は入出力ポート(#2)が記憶装置Dに
接続され、スイッチ3は入出力ポート(#1)が記憶装
置Eに接続され、入出力ポート(#5)がホストBに接
続されている。
【0015】スイッチ1,2,3は、通常の運用では、
従来のスイッチと同様に、ホスト〜ホスト間またはホス
ト〜記憶装置間等のソース(データ出力側)〜ディステ
イネーション(データ受信側)間のデータ転送経路の切
り替えを行う。この切り替え経路は、ソースおよびディ
ステイネーションの各々に割り振られたアドレス指定に
より決定される。つまり、あるソースおよびディステイ
ネーションに事前に割り振られたアドレスをそれぞれA
AAおよびBBBとすると、そのソースからディステイ
ネーションへデータ転送を行うときには、スイッチング
要求情報に、転送元アドレスAAAと転送先アドレスB
BBとが指定される。スイッチは、このスイッチング要
求情報を入力ポート19から受信すると、コンフィグレ
ーション時に設定されたルーティング情報に基づき、転
送先アドレスBBBへの出力ポート20を選択してスイ
ッチングを行い、入力ポート19から受けたデータをス
イッチングした出力ポート20へ送出する。
【0016】スイッチ1,2,3は、スイッチング要求
情報の転送先アドレスに自スイッチの仮想アドレスが設
定され、かつ統計情報/障害情報の情報転送コマンドが
指定されているときには、受け取ったスイッチング要求
情報よりスイッチから転送要求先へデータを転送できる
スイッチング要求情報を作成し、プロセッサ部11の制
御によりソースからの転送データに指定された出力ポー
ト20から統計情報/障害情報を転送する。また、ルー
ティング設定コマンドが指定されているときには、受け
取った設定情報に基づいて内部に保持するルーティング
情報の設定を行う。
【0017】これにより、通常のインタフェースより、
統計情報/障害情報の採取およびルーティング情報の設
定が可能となる。
【0018】図3は、ルーティング情報設定テーブルの
一例とホストAから見たスイッチ1,2,3の接続階層
を示す図である。このルーティング情報設定テーブルに
は、ネットワークシステムに接続された装置(ホスト,
周辺装置,スイッチ等)のアドレスと、各スイッチ1,
2,3の出力ポート番号とが対応するように設定されて
いる。
【0019】図4は、スイッチ1に対するスイッチング
要求情報の一例を示す図である。このスイッチ1に対す
るスイッチング要求情報は、転送先アドレス(111)
と、転送元アドレス(AAA)と、その他のスイッチン
グ情報と、ルーティング設定コマンドと、各装置アドレ
スに対応する出力ポート番号とからなる。
【0020】図5は、スイッチ2に対するスイッチング
要求情報の一例を示す図である。このスイッチ2に対す
るスイッチング要求情報は、転送先アドレス(222)
と、転送元アドレス(AAA)と、その他のスイッチン
グ情報と、ルーティング設定コマンドと、各装置アドレ
スに対応する出力ポート番号とからなる。
【0021】図6は、スイッチ3に対するスイッチング
要求情報の一例を示す図である。このスイッチ3に対す
るスイッチング要求情報は、転送先アドレス(333)
と、転送元アドレス(AAA)と、その他のスイッチン
グ情報と、情報転送コマンドと、情報転送先アドレス
(AAA)とからなる。なお、転送元アドレスと情報転
送先アドレスとが同一である必要はない。すなわち、あ
るアドレスの装置からのスイッチング要求情報で他のア
ドレスの装置への情報転送を要求することができる。
【0022】図7は、スイッチ3からホストAへの情報
転送時のスイッチング要求情報の一例を示す図である。
このスイッチング要求情報は、転送先アドレス(AA
A)と、転送元アドレス(333)と、その他のスイッ
チング情報と、指定の統計情報/障害情報とからなる。
【0023】図8を参照すると、ヘッダ解析部16の処
理は、スイッチング要求情報のヘッダ解析ステップS1
01と、転送先アドレス判定ステップS102と、コマ
ンドおよび設定情報取り込みステップS103とからな
る。
【0024】図9を参照すると、プロセッサ部11の処
理は、ルーティング設定コマンド判定ステップS201
と、ルーティング情報設定テーブル内容変更ステップS
202と、情報転送コマンド判定ステップS203と、
スイッチング要求情報作成および転送ステップS204
とからなる。
【0025】次に、このように構成された本実施の形態
に係るスイッチの動作について、本実施の形態に係る仮
想アドレスルーティングによるスイッチ保守方法ととも
に説明する。
【0026】まず、図2に示したネットワークシステム
の構築時に、各スイッチ1,2,3に対してそれぞれの
ローカルポート(図1の場合はRS232C)21から
自スイッチの仮想アドレスを設定する。図2の場合で
は、スイッチlに111、スイッチ2に222、スイッ
チ3に333をそれぞれ設定するものとする。
【0027】(1) 次に、保守員がホストAのコンソ
ールから各スイッチ1,2,3に対してルーティング情
報を設定する場合について説明する。
【0028】保守員がホストAに対して、例えば図3に
示すルーティング情報の設定を指示すると、ホストA
は、それぞれのスイッチ1,2,3に対して図4,図5
等に示すような設定情報をデータに持つスイッチング要
求情報を作成し、データ転送を開始する。ホストAから
見た接続階層に基づき、ホストAは、スイッチlの設定
から順に行う。
【0029】スイッチlは、入力ポート19(#1)か
ら図4に示すスイッチング要求情報を受信すると、ヘッ
ダ解析部16により、転送先アドレス(111),その
他のスイッチング情報等のスイッチング要求情報のヘッ
ダの解析を行い(ステップS101)、転送先アドレス
(111)が自スイッチング1の仮想アドレス(11
1)であるので(ステップS102でイエス)、続いて
転送されるコマンド(ルーティング設定コマンド)およ
び設定情報をバッファ部14に取り込み(ステップS1
03)、ホストAとのデータ転送を終了する。
【0030】その後、スイッチlは、プロセッサ部11
の制御により、バッファ部14に取り込まれたコマンド
がルーティング設定コマンドであることを知ると(ステ
ップS201でイエス)、コマンドおよび設定情報に基
づいてヘッダ解析部16の内部に持つルーティング情報
設定テーブルの内容を変更する(ステップS202)。
【0031】スイッチlに対する設定が終了すると、ホ
ストAは、同様にして、図5に示すようなスイッチング
要求情報をスイッチ1に対して送信する。
【0032】スイッチ1は、入力ポート19(#1)か
ら図5に示すスイッチング要求情報を受信すると、ヘッ
ダ解析部16によりヘッダを解析し(ステップS10
1)、転送先アドレス(222)が自スイッチ1の仮想
アドレス(111)ではないので(ステップS102で
ノー)、転送先アドレス(222)に対応する出力ポー
ト20(#2)よりスイッチング要求情報をそのまま送
出する。
【0033】スイッチ2は、入力ポート19(#1)よ
りそのスイッチング要求情報を受信すると、ヘッダ解析
部16により、転送先アドレス(222),その他のス
イッチング情報等のスイッチング要求情報のヘッダの解
析を行い(ステップS101)、転送先アドレス(22
2)が自スイッチング2の仮想アドレス(222)であ
ることを知ると(ステップS102でイエス)、続いて
転送されるコマンド(ルーティング設定コマンド)およ
び設定情報をバッファ部14に取り込み(ステップS1
03)、ホストAとのデータ転送を終了する。
【0034】その後、スイッチ2は、プロセッサ部11
の制御により、バッファ部14に取り込まれたコマンド
がルーティング設定コマンドであることを知ると(ステ
ップS201でイエス)、コマンドおよび設定情報に基
づいてヘッダ解析部16の内部に持つルーティング情報
設定テーブルの内容を変更する(ステップS202)。
【0035】このようにして、スイッチ2は、スイッチ
lの場合と同様に、自スイッチ2にルーティング情報を
取り込んで設定する。スイッチ3も、スイッチ2と同様
にしてルーティング情報の設定を行う。
【0036】以上により、通常のインタフェースからス
イッチ1,2,3に対するルーティング情報の設定が可
能となる。
【0037】(2) 次に、保守員がホストAのコンソ
ールからスイッチ3に対して統計情報/障害情報の採取
を行う場合について説明する。
【0038】各スイッチ1,2,3は、運用中にスイッ
チ1,2,3のプロセッサ部11が管理する統計情報カ
ウンタ(図示せず)がオーバーフローしたり、重障度の
高い障害が発生したりしたとき等を契機に、プロセッサ
部11の制御により統計情報/障害情報を編集し、RA
M部12に保持している。
【0039】保守員がホストAのコンソールからスイッ
チ3に対して統計情報/障害情報の吸い上げを行うよう
に指示すると、ホストAは、図6に示すような情報転送
先アドレス(AAA)を持つスイッチング要求情報を作
成して、スイッチlの入力ポート19(#1)に転送す
る。
【0040】スイッチlは、入力ポート19(#1)か
ら図6に示すスイッチング要求情報を受信すると、ヘッ
ダ解析部16によりヘッダの解析を行うが(ステップS
101)、転送先アドレス(333)が自スイッチの仮
想アドレス(111)でないので(ステップS102で
ノー)、ルーティング情報設定テーブルのルーティング
情報に基づき出力ポート20(#3)よりそのままスイ
ッチング要求情報を送出する。
【0041】スイッチ3は、入力ポート19(#4)よ
りそのスイッチング要求情報を受けると、ヘッダ解析部
16によりヘッダの解析を行い(ステップS101)、
転送先アドレス(333)が自スイッチ3の仮想アドレ
ス(333)であるので(ステップS102でイエ
ス)、ルーティング情報の設定の場合と同様に、コマン
ド(情報転送コマンド)および情報転送先アドレス(A
AA)をバッファ部14に取り込み(ステップS10
3)、ホストAとのデータ転送を終了する。
【0042】その後、スイッチ3は、プロセッサ部11
の制御により、バッファ部14に取り込まれたコマンド
が統計情報/障害情報の情報転送コマンドであることを
知ると(ステップS203でイエス)、取り込んだ情報
転送先アドレス(AAA)を転送先アドレスとし、指定
の統計情報/障害情報を格納したスイッチング要求情報
(図7参照)を生成し、ルーティング情報設定テーブル
のルーティング情報に基づき出力ポート20(#4)か
らスイッチlの入力ポート19(#3)へ送出する。
【0043】スイッチlは、図7に示すスイッチング要
求情報を受信すると、ヘッダ解析部16によりヘッダの
解析を行うが(ステップS101)、転送先アドレス
(AAA)が自スイッチの仮想アドレス(111)でな
いので(ステップS102でノー)、ルーティング情報
設定テーブルのルーティング情報に基づいて出力ポート
20(#1)よりスイッチング要求情報をそのままホス
トAに出力する。
【0044】スイッチ3とホストAとの接続が確立され
ると、スイッチ3のプロセッサ部11がバッファ部14
およびインタフェース制御部15を制御してホストAに
対してRAM部12に退避しておいた統計情報/障害情
報をデータ転送シーケンスより転送する。統計情報/障
害情報の転送が正常終了すると、スイッチ3は、ホスト
Aとの接続を切断する。
【0045】このようにして、ホストAのコンソールよ
りスイッチ3の統計情報/障害情報を随時採取すること
が可能となる。なお、ここでは、ホストAからスイッチ
3に対して統計情報/障害情報をホストAに転送するよ
うに要求した場合について説明したが、他のホスト,記
憶装置等に転送するように要求することもできることは
いうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、保守員がスイッチの設置場所に出向いて採取する
無駄な採取作業工数を削減できるということである。そ
の理由は、正規のインタフェースを用いて指定のホスト
のコンソール等より、任意のスイッチのルーティング情
報の設定や統計情報/障害情報を採取を随時可能とした
ため、直接各スイッチのローカルポートより設定・採取
する必要が無くなるからである。
【0047】第2の効果は、運用管理用のネットワーク
関連の設備を新たに設けずに情報採取が可能になり、コ
ストの低減を図ることができるということである。その
理由は、ルーティング情報の設定や統計情報/障害情報
の採取に専用ネットワークを用いず、既存の正規のイン
タフェースを用いるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスイッチの構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るスイッチを含むネットワー
クシステムの一例を示すブロック図である。
【図3】図2に示したネットワークシステムにおけるル
ーティング情報設定テーブルの一例とホストから見た接
続階層とを示す図である。
【図4】図2に示したネットワークシステムにおけるル
ーティング情報設定時のホストからスイッチに対するス
イッチング要求情報の一例を示す図である。
【図5】図2に示したネットワークシステムにおけるル
ーティング情報設定時のホストからスイッチに対するス
イッチング要求情報の他の例を示す図である。
【図6】図2に示したネットワークシステムにおける統
計情報/障害情報採取時のホストからスイッチに対する
スイッチング要求情報の一例を示す図である。
【図7】図2に示したネットワークシステムにおける統
計情報/障害情報転送時のスイッチからホストへのスイ
ッチング要求情報の一例を示す図である。
【図8】図1中のヘッダ解析部の処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】図1中のプロセッサ部の処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,2,3 スイッチ 11 プロセッサ部 12 RAM部 13 ROM部 14 バッファ部 15 インタフェース制御部 16 ヘッダ解析部 17 マトリックス制御部 18 マトリックス 19 入力ポート 20 出力ポート 21 ローカルポート A,B ホスト C,D,E 記憶装置(周辺装置) S101 スイッチング要求情報のヘッダ解析ステップ S102 転送先アドレス判定ステップ S103 コマンドおよび設定情報取り込みステップ S201 ルーティング設定コマンド判定ステップ S202 ルーティング情報設定テーブル内容変更ステ
ップ S203 情報転送コマンド判定ステップ S204 スイッチング要求情報作成および転送ステッ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−37913(JP,A) 特開 平7−162511(JP,A) Case,J.,Fedor,M., Schoffstall,M.and J.Davin,”A Simple Network Management Protocol(SNMP)”,S TD 15,RFC 1157,May 1990. (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータがスイッチを介して
    接続されているネットワークシステムにおいて、 スイッチ毎に個別の仮想アドレスをコンフィグレーショ
    ン時に割り当てておく仮想アドレス割り当て工程と、 受信したスイッチング要求情報を解析するスイッチング
    要求情報解析工程と、 受信したスイッチング要求情報の転送先アドレスが自ス
    イッチの仮想アドレスであったときに自スイッチにコマ
    ンドおよび設定情報を取り込むコマンド・設定情報取り
    込み工程と、 取り込んだコマンドがルーティング設定コマンドの場合
    に取り込んだ設定情報に基づき自スイッチのルーティン
    グ情報の設定を行うルーティング情報設定工程と、 取り込んだコマンドが情報転送コマンドの場合に自スイ
    ッチの障害情報および統計情報を含むスイッチング要求
    情報を作成して情報転送要求先に転送するスイッチング
    要求情報作成・転送工程とを含むことを特徴とする仮想
    アドレスルーティングによるスイッチ保守方法。
  2. 【請求項2】 複数のコンピュータが接続されているネ
    ットワークシステムに組み込まれたスイッチにおいて、 自スイッチの統計情報および障害情報を保持する記憶部
    と、 自スイッチの仮想アドレスを転送先アドレスとするスイ
    ッチング要求情報が送信されてきたときにコマンドおよ
    び設定情報をバッファ部に取り込むヘッダ解析部と、 前記バッファ部に取り込まれたコマンドがルーティング
    設定コマンドである場合に設定情報に基づいてルーティ
    ング情報を設定し、情報転送コマンドである場合に設定
    情報に基づいて前記記憶部に保持された統計情報および
    障害情報を含むスイッチング要求情報を作成して情報転
    送要求先に転送するプロセッサ部とを有することを特徴
    とするスイッチ。
JP09072732A 1997-03-10 1997-03-10 仮想アドレスルーティングによるスイッチ保守方法 Expired - Lifetime JP3080029B2 (ja)

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US7450498B2 (en) * 2004-10-27 2008-11-11 Morgan Stanley Fault tolerant network architecture

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Case,J.,Fedor,M.,Schoffstall,M.and J.Davin,"A Simple Network Management Protocol(SNMP)",STD 15,RFC 1157,May 1990.

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