JP3079983U - 冠婚葬祭岡持ち - Google Patents

冠婚葬祭岡持ち

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JP3079983U JP2001001928U JP2001001928U JP3079983U JP 3079983 U JP3079983 U JP 3079983U JP 2001001928 U JP2001001928 U JP 2001001928U JP 2001001928 U JP2001001928 U JP 2001001928U JP 3079983 U JP3079983 U JP 3079983U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に冠婚葬祭などに用いられる料理や弁当の
扱いが容易にできることを課題とする。 【解決手段】 折り線17を介して連接された底板1、
一方の側板2、天板3、他方の側板4、裏蓋5と単体で
形成された表蓋6とで構成される紙器26において、一
方の側板2と他方の側板4の一片に形成された凹溝7に
沿わせて表蓋6を挿入することにより、紙器26の開口
部25が閉鎖できる冠婚葬祭岡持ち。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、 特に冠婚葬祭などに用いられる料理などを容器ごと収容して持ち 運びができる冠婚葬祭岡持ちに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より冠婚葬祭などに用いられる料理や引き物は、紙袋やビニール風呂敷に 入れて提供されることが多かった。
【0003】 また、冠婚葬祭などで用いられる料理は、普段食べる弁当類とは違って見栄え や量的にも豪華な物が多いので、平面状に大きな器に入れることが多く、嵩張っ て持ち歩くのに不便であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、特に冠婚葬祭などに用いられる料理や弁当を用意する段取りから運 搬に至るまでを整然とした形にてできると共に、個人が持ち帰る際にも軽量で嵩 張らず持ち運びに最適であり、使用後の処理も至って容易であることを課題とす る。
【0005】
【考案を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は下記のよう構成されるものである。即 ち本考案のものは主に、底板1、一方の側板2、天板3、他方の側板4、裏蓋5 、表蓋6とで構成され、箱状に組み立てられる紙器26であって、一方の側板2 と他方の側板4の一片には凹溝7が形成され、天板3には取っ手8が形成され、 組み立てられた紙器26の開口部25を閉鎖する手段として、一方の側板2と他 方の側板4に形成された凹溝7に沿わせて挿脱自在に表蓋6が取り付けできるよ う構成したことを特徴とする冠婚葬祭岡持ちである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は本考案に係る第一の実施例を示す展開平面図であり、原紙を打ち抜いた 平面状のものである。
【0007】 図1の構成は底板1、一方の側板2、天板3、他方の側板4、裏蓋5、がそれ ぞれ折り線17を介して連接されている。更に底板1の一片に糊代片9と底板1 の他の一片に底板フラップ11がそれぞれ折り線17を介して連接されており、 前記底板1のその他の一片の長手方向略中央部に差し込み片14が形成されてい る。そして、主に木、化成、紙などによって形成される凹溝7は原紙を打ち抜い た後に一方の側板2と他方の側板4のそれぞれの一片に結合されるものであり、 前記一方の側板2と他方の側板4の他の一片には折り線17を介して側板フラッ プ13が連接されている。また、天板3の一片には折り線17を介して天板フラ ップ12が連接され、前記天板3の表面には折り線18と切れ目20とで構成さ れた取っ手8が形成され、折り線17を介して天板3と連接された裏蓋5の一片 には折り線17を介して裏蓋フラップ10が連接され、裏蓋フラップ10の長手 方向略中央部に切込線15が形成されている。そして、表蓋6は単独に形成され るものであり、該表蓋6の縦方向上端部より少し下の位置の全幅に渡って一直線 状の折り線19を設け、該折り線19の全幅略中央に該折り線19に接する形で 半円形の切れ目21を入れることによりつまみ部16が形成される。
【0008】 前記の如く構成される平面状のものを、折り線17を介して所定方向へ折り曲 げ、糊代片9と他方の側板4を接着させ、裏蓋5に連接された裏蓋フラップ10 を底板1の差し込み片14が形成されている一片の内側全幅に沿うよう挿入し、 裏蓋フラップ10に形成された切込線15に差し込み片14を挿入して裏蓋5が 閉鎖され、裏蓋5と対向する一面が開放された状態にある紙器26が組み立てら れる。
【0009】 上記の如く組み立てられた紙器26の開口部25を閉鎖するには、予め折り線 19より所定方向へ直角に折り曲げた表蓋6の左右両端下部を一方の側板2と他 方の側板4に形成された両方の凹溝7に嵌め込み挿入させて行き開口部25が閉 鎖される。
【0010】 図4は紙器26の内部を棚板24で仕切れるよう構成されたものであり、一方 の側板2と他方の側板4の組み立てられた状態において相対向する所望に位置に 棚板支持部23を結合させ、組み立てられた紙器26の一方の側板2と他方の側 板4のそれぞれに結合された棚板支持部23の上に棚板24を載置することによ り紙器26内部を仕切るものである。
【0011】 また、底板フラップ11及び天板フラップ12は紙器26内部に収納する内容 物の荷重に耐える為の強度補助的な意味合いで形成したものであり、図3でわか るように底板1と底板フラップ11を、天板3と天板フラップ12をそれぞれ直 角に折り曲げることで強度が増すもので、天板フラップ12に関しては図3で見 るように内(下方向)側に直角に曲げるのとは逆に、図6に示す如く該天板フラ ップ12を外(上方向)側へ直角に曲げて使用しても強度的遜色はない。また、 紙器本体に使用する素材や使用する用途によって底蓋フラップ11及び天板フラ ップ12が無くても強度的懸念が無い場合においては必ずしも底蓋フラップ11 及び天板フラップ12が形成されるものではない。
【0012】 また、取っ手8に関して説明を加えると、図1を見てわかるように天板3の表 面に折り線18と切れ目20とで取っ手8が構成され、指掛け部22を介して取 っ手8を立ち上げ使用するものであるが、その他の方法として、天板3の表面に 折り線18や切れ目20を形成せず、天板3の表面か或は一方の側板2と他方の 側板4の両面に単体の取っ手8を取り付ける方法を採用してもよい。
【0013】 また、紙器26の形状に関しては、図2に示すような四角形のものに限定され るものではなく、本考案の意図することは、紙器26の内部にものを収容するた めの開口部の開閉方法にあるので、例えば五角形、六角形、或は半円形などでも 対応できるし、大きさに関しても特に限定されるものではなく、素材に関しては 使用用途に合わせて、ダンボール、コート紙などの様々な紙の中から選択すれば よいし、また、木製や化成品などの材料でも制作可能である。
【0014】 また、表蓋6の形状や固定方法は様々な手段が取れるもので、例えば図6、図 8に示すように表蓋6の上部の幅方向略中央に差し込み片27を形成し、該表蓋 6を凹溝7に沿わせ挿入させた後、天板フラップ12に形成された切込31に差 し込み片27を嵌め込むことにより、紙器26本体と表蓋6の密着度はより一層 増すものである。
【0015】 また、図3による棚板支持部23は角形状の木片などを一方の側板2と他方の 側板4の内側に相対向するように結合させたものであるが、その他の方法として 、図6、図7、図8に示すように一方の側板2と他方の側板4の相対向する位置 に切れ目28と折り線29とで構成された棚板支持部30を紙器26の内側に折 り曲げて、該棚板支持部30の上に棚板24を載置く方法でも良い。また、縦方 向に棚板支持部30を複数個所形成し複数の棚板24で紙器26内部を仕切るこ とも可能である。
【0016】 次に本考案の具体的使用例とその特長について説明する。まず冠婚葬祭岡持ち の内部に収容する容器は、紙製、木製、若しくは可燃ゴミとして対応し得る化成 品などが望ましく、実際の使用例としては冠婚葬祭などに用いる折料理や季節の 慶事弁当、行楽弁当、おせち料理、また、持ち帰り用の寿司、焼き鳥、惣菜、た こ焼きの他ファーストフード等を入れて持ち運ぶ為の物で、主に食品類を対象に 使用するものである。そして、本考案の冠婚葬祭岡持ちを保管、または運搬する 際には折り畳んで置けるので場所を取らず、使用時には主に折り線17を介して 容易に組み立てすることができる。また、昨今問題視されているゴミ処理の手段 に対しても、本考案の冠婚葬祭岡持ちは可燃ゴミの対象とされる素材を使用する ものであり、中に収容する容器も同対象の素材のものを使用すれば、食品類も可 燃ゴミ扱いされるものであることから、食べ残した物があった場合でも、紙器2 6と中容器と残った食品とを一体でゴミ処理でき公害の懸念のない地球にやさし い商品である。また、会食等の場においては、本考案の冠婚葬祭岡持ちを使うこ とによって、段取りから後片付けに至るまで容易に対応できる物である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 特に冠婚葬祭等に用いられる料理や弁当等を用意する段取りから運搬に至るまで を整然とした形にてできる。
【0018】 本考案の物は組立式であり、保管や運搬の際には折れ線に沿って折り畳んで置 けば場所を取らず、使用時にも簡単に組み立てられるとともに、軽量で嵩張らず 持ち運びに便利である。
【0019】 使用後には、本考案の冠婚葬祭岡持ちと中容器と、また、食べ残した食物があ った場合においても、これらを一体で燃えるゴミとして処理することができ公害 の懸念もなく、これを扱う人の回収処理は至って容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第一の実施例を示す展開平面図で
ある。
【図2】本考案に係る第一の実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案に係る第一の実施例を示す組立段階の斜
視図である。
【図4】本考案に係る別の実施例を示す展開平面図であ
る。
【図5】本考案に係る別の実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案に係る別の実施例を示す組立段階の斜視
図である。
【図7】本考案に係る別の実施例を示す組立途中の斜視
図である。
【図8】本考案の係る別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1. 底板 2. 一方の側板 3. 天板 4. 他方の側板 5. 裏蓋 6. 表蓋 7. 凹溝 8. 取っ手 9. 糊代片 10. 裏蓋フラップ 11. 底板フラップ 12. 天板フラップ 13. 側板フラップ 14. 差し込み片 15. 切込線 16. つまみ部 17〜19. 折り線 20〜21. 切れ目 22. 指掛け部 23. 棚板支持部 24. 棚板 25. 開口部 26. 紙器 27. 差し込み片 28. 切れ目 29. 折り線 30. 棚板支持部 31. 切込

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に、底板(1)、一方の側板(2)、
    天板(3)、他方の側板(4)、裏蓋(5)、表蓋
    (6)とで構成され、箱状に組み立てられる紙器(2
    6)であって、一方の側板(2)と他方の側板(4)の
    一片には凹溝(7)が形成され、天板(3)には取っ手
    (8)が形成され、組み立てられた紙器(26)の開口
    部(25)を閉鎖する手段として、一方の側板(2)と
    他方の側板(4)に形成された凹溝(7)に沿わせて、
    挿脱自在に表蓋(6)が取り付けできるよう構成したこ
    とを特徴とする冠婚葬祭岡持ち。
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