JP3079981B2 - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

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JP3079981B2
JP3079981B2 JP07319343A JP31934395A JP3079981B2 JP 3079981 B2 JP3079981 B2 JP 3079981B2 JP 07319343 A JP07319343 A JP 07319343A JP 31934395 A JP31934395 A JP 31934395A JP 3079981 B2 JP3079981 B2 JP 3079981B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定物の異常
温度を検出する温度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の異常温度を検出する温度検出
装置として、以前本願出願人の提案にかかる特開平7−
190864号公報に記載のものがあり、これは図27
に示すように、温度上昇により特定波長の光に対して光
吸収が変化し易い色に変色する感温変色材を含む変色層
1がコア2の外側に形成されて成る光ファイバ3の両端
それぞれに、光源と受光素子が接続されて構成されてお
り、被測定物の温度上昇に伴う変色層1の変色による受
光素子の受光強度の変化から、被測定物の異常温度を検
出しようというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した装置
では、特に高次モードの光だけが変色層1の影響を受
け、ほとんどはコア2と変色層1との界面で反射を繰り
返して光が伝搬するため、変色層1の変色の影響を受け
る光はわずかであり、その結果温度上昇前後での受光強
度の変化から被測定物の異常温度を検出する場合には、
受光強度の大きな変化を得にくかった。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、温度
上昇前後で受光強度の大きな変化が得られるようにする
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光源と、受光素子と、コア及びその外側に形成されたク
ラッドから成り前記光源と前記受光素子とを接続した光
ファイバと、前記光ファイバの途中に設けられ被測定物
の近辺に設置される温度検出部とから成り、前記温度検
出部が、前記光ファイバの途中に漸次ファイバ径が小さ
くなっていくテーパ部を経て形成された所定長さに亘る
細径部と、この細径部の前記クラッドの外側に形成され
温度上昇により特定波長の光に対して光吸収・散乱が変
化し易い色に変色する感温層とにより構成されているこ
とを特徴としている。
【0006】従って、請求項1記載の発明においては、
光ファイバ内を伝搬する光のモードがテーパ部によって
変化し、このようなモード変化により、コア内に閉じこ
められなくなった光が細径部のクラッドを通り感温層に
進入して感温層で反射されるため、温度上昇による感温
層の変色前後における受光素子の受光強度の変化量が大
きくなる。
【0007】このとき、請求項2記載のように、前記テ
ーパ部の前記クラッドの外側にも前記感温層が形成され
ていてもよく、また請求項3記載のように、前記細径部
の前記クラッドが除去され、その細径部の前記コアの外
側に前記感温層が形成されていても、同様に大きな受光
強度の変化が得られる。
【0008】さらに、請求項4記載のように、感温層の
外側全部に光反射層が形成され、或いは請求項5記載の
ように、細径部外側の感温層の外側に光反射層が形成さ
れているのが望ましく、テーパ部の傾斜角度によってコ
ア内を伝搬する光が反射せずに抜け出てしまうような場
合に、光反射層によって抜け出る光がコア側に反射さ
れ、光の漏れが防止されると同時に、大きな受光強度の
変化が得られる。
【0009】また、請求項6記載のように、光反射層の
外側が保護部材により包被され、或いは請求項7記載の
ように、感温層の外側が内面に光反射面を有する保護部
材により包被されていると、感温層を外部の衝撃等から
保護することが可能になる。
【0010】このとき、請求項8記載のように、光ファ
イバの途中に感温層が複数設けられていると、変色した
各感温層を光が通過するごとにその強度が変化するた
め、温度上昇前後の受光強度の変化が一層大きくなる。
【0011】ところで、請求項9記載のように、請求項
1ないし5のいずれか記載の発明において、前記光ファ
イバが折り返され、折り返しによって前記光ファイバの
途中で相対峙する位置それぞれに前記感温層が設けられ
ていてもよく、ここで請求項10記載のように、折り返
し状態の光ファイバの相対峙する位置における両感温層
の光反射層の外側それぞれが保護部材により包被され、
或いは請求項11記載のように、断面8字状のひとつの
保護部材により包被されていると効果的である。
【0012】一方、請求項12記載のように、前記光源
及び前記受光素子が光分岐結合器を介して前記光ファイ
バの一端側に接続され、前記光ファイバの他端に、前記
光分岐結合器を経て前記光ファイバ内を伝送される前記
光源からの光を反射する反射体が更に設けられ、前記光
ファイバの途中に前記温度検知部が複数設けられていて
もよく、このとき請求項13記載のように、各温度検知
部それぞれが保護部材により包被され、或いは請求項1
4記載のように、各温度検知部とそれぞれの間の光ファ
イバがひとつの保護部材により包被されているのが好ま
しい。
【0013】なお、温度検知部の感温層は、請求項15
記載のように感温変色材から成り、或いは請求項16記
載のように、化1により表わされる界面活性剤から成る
のが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)この発明の第1の実施形態につい
て、図1ないし図5を参照して説明する。
【0015】図2に示すように、光源11と受光素子1
2とが光ファイバ13により接続され、光ファイバ13
の途中に被測定物(図示せず)の近辺に設置される温度
検出部14が形成されており、このとき光ファイバ13
はコア13a及びその外側に形成されたクラッド13b
により構成されている。
【0016】ところで、温度検出部14は図1に示すよ
うに構成され、光ファイバ13の途中に漸次ファイバ径
が小さくなっていくテーパ部16が形成され、このテー
パ部16を経て所定長さLに亘る細径部17が形成さ
れ、この細径部17のクラッド13bの外側に温度上昇
により特定波長の光に対して光吸収・散乱が変化し易い
色に変色する感温変色材を塗布して成る感温層18が形
成されている。
【0017】ここで、光源1からの光と感温変色材との
組合わせは例えば表1に示すものが望ましく、光源1に
は白色光のほか赤色光,緑色光,黄色光などの単色光を
用いるとよく、感温変色材としては、表1に示すように
高温になることによって発色,変色,消色するものが好
ましい。
【0018】
【表1】
【0019】そして表1は、各色の入射光を使用した状
態で感温変色材の色が変化(例えば無色から赤色へ変
化)したときの、変色前,変色後における出射光の色と
出射光量とを示しており、特に出射光量は変色前を基準
としたときの変色後の光量変化を表わし、例えば“緑色
小”とは緑色成分の光量が変化前より減少することを示
し、“緑色大”とは緑色成分の光量が変化前より増加す
ることを示している。尚、表1中の変色前とは常温時、
変色後とは例えば60℃以上の高温時の状態をそれぞれ
表わしている。
【0020】また、感温変色材としては光源1との関係
で変色前後で光吸収が変化する材料を選択すればよく、
例えば光源1に赤色光を用いたときには、その波長域に
おいて通常吸収がなく透過性のある無色や赤色等から、
赤色光が吸収されやすい緑色や黒色その他の色に可逆的
に変化するものが望ましく、具体的には上記したもの以
外に表2に示すような材料を用いればよく、表2に示す
如く高温になることによって無色から赤色に変色するも
のとして、PSD−R(フルオラン系ロイコ化合物)と
没食子酸ラウリルとトルエンとを用いればよいが、特に
表2に示す材質に限定されるものではない。
【0021】
【表2】
【0022】ところで、テーパ部16の傾斜角について
検討してみると、図3に示すように、光ファイバ13の
コア13aの屈折率とクラッド13bの屈折率で決まる
光ファイバ13中の臨界の反射角をθ0 ,テーパ部16
に傾斜角をθ1 ,コア13aの屈折率と空気の屈折率で
決まる臨界の反射角をθM (但し、クラッドは無視す
る)として、テーパ部16の点Pで反射する条件は数式
1となり、細径部17の点Qで反射する条件は数式2と
なり、これらよりコア13a内を伝搬する光がテーパ部
16及び細径部17の双方で反射するときには傾斜角θ
1 は数式3を満たしており、この場合にはテーパ部16
及び細径部17のいずれの外側にも光反射層を設ける必
要はない。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】また、細径部17の点Qで反射せずに光が
通り抜けてしまう条件は数式4となることから、コア1
3a内を伝搬する光がテーパ部16で反射して細径部1
7を透過するときには傾斜角θ1 は数式5を満たしてお
り、この数式5が成立する場合には少なくとも細径部1
7の外側に光反射層を形成する必要がある。
【0027】
【数4】
【0028】
【数5】
【0029】一方、テーパ部16の点Pで反射せずに光
が通り抜けてしまう条件は数式6となり、このときには
テーパ部16を通り抜けた光を反射する光反射層をテー
パ部16の外側に形成しなければならないが、数式6が
成立するときには上記した数式4の条件をも満たしてい
るため、光は点Qをも通り抜けてしまいその上限は数式
7で表わされ、傾斜角θ1 がこれ以上であるとテーパ部
16の外側に形成された光反射層で反射された光はそれ
より前へ進むことはなく、コア13a内を伝搬する光が
テーパ部16を透過して外側の光反射層で反射されて細
径部17をも透過するときの傾斜角θ1 は数式8を満た
していることになり、従ってこのような光をも反射する
ためにテーパ部16及び細径部17の外側に光反射層を
形成する必要がある。
【0030】
【数6】
【0031】
【数7】
【0032】
【数8】
【0033】そして、テーパ部16及び細径部17の効
果を調べるために、感温変色材として表1中の赤色から
緑色に変色するものを用い、図4(a)に示すように、
テーパ部及び細径部がなく長さL1の感温層18のみを
形成した例1、同図(b)に示すように、テーパ部16
及び細径部17を形成して細径部17の外側のみに長さ
L2の感温層18を形成した例2、同図(c)に示すよ
うに、テーパ部16及び細径部17の双方に感温層18
を形成し、細径部17の外側の感温層18の長さをL3
とした例3について、これらの長さL1,L2,L3を
変えたときの変色前後における受光強度の変化量を測定
したところ図5に示すような結果となった。
【0034】図5より、例えば3dBの変化量を得るに
は、各例の感温層18の長さL1,L2,L3をそれぞ
れ7mm,4mm,2mmに設定すればよいことがわか
り、例2,例3の場合には例1に比べてはるかに短い感
温層18で同じだけの受光強度の変化量を得ることがで
き、また各長さL1,L2,L3を4mmとしたときの
各例1,2,3における受光強度の変化量はそれぞれ
2.6dB,3.0dB,3.2dBとなり、同じ長さ
の感温層18であっても例2,例3の場合には例1に比
べて大きな変化が得られる。
【0035】従って、第1の実施形態によれば、光ファ
イバ13の途中にテーパ部16を経て細径部17を形成
し、この細径部17のクラッド13bの外側に感温層1
8を形成したため、光ファイバ13内を伝搬する光のモ
ードがテーパ部16によって変化し、このようなモード
変化によって、コア13a内に閉じこめられずに感温層
18に進入した光を感温層18により反射することが可
能になり、温度上昇による感温層18の変色前後におけ
る受光素子12の受光強度の変化量を大きくすることが
できる。
【0036】(第2の実施形態)図6,図7はこの発明
の第2の実施形態を示しており、図6において、図1と
同一符合は同一のもの若しくは相当するものを表わし、
図1と相違するのは、細径部17のクラッド13bの外
側に形成された感温層18の更に外側に光反射層20を
形成して温度検知部21を構成したことである。
【0037】これは、テーパ部16の傾斜角θ1 が上記
した数式5を満たす場合であって、コア13a内を伝搬
しテーパ部16で反射された光が細径部17を透過して
しまうのを防止するために光反射層20を形成したもの
である。
【0038】ところで、図7に示すように、(コア+ク
ラッド)のファイバ径Dを1.0mm、細径部17の径
dを0.8mm、細径部17の長さLを5.0mm、テ
ーパ部16の傾斜角θを2゜、光ファイバ13の全長を
5mとし、酢酸エチルに表2中の感温変色材のうち赤色
から緑色に変色するものを溶かしてこれにPMMA(ポ
リメチルメタクリレート)を溶かした溶液を塗布,乾燥
して感温層18を形成し、受光素子12に光パワーメー
タを用いて温度上昇前後における受光強度の変化を測定
したところ約1.8dBという結果が得られている。
【0039】従って、第2の実施形態によれば、テーパ
部16の傾斜角θ1 がテーパ部16での反射光が細径部
17を透過する条件を満たす場合であっても、上記した
第1の実施形態と同等の効果を得ることができるのは勿
論のこと、細径部17の外側に光反射層20を設けたこ
とによって、細径部17を透過する光を反射して光の漏
れを防止することができ、大きな受光強度の変化を得る
ことができる。
【0040】(第3の実施形態)図8はこの発明の第3
の実施形態を示しており、図8において、図6と同一符
合は同一のもの若しくは相当するものを表わし、図6と
相違するのは、テーパ部16及び細径部17のクラッド
13bの外側に、図6の感温層18と同様の感温層23
を形成し、この感温層23の外側に光反射層24を形成
して温度検知部25を構成したことである。
【0041】これは、テーパ部16の傾斜角θ1 が上記
した数式8を満たす場合であって、コア13a内を伝搬
しテーパ部16を透過した光を反射すると同時に、この
反射光が細径部17を透過してしまうのを防止するため
に光反射層24を形成したものである。
【0042】ところでこの場合、図7に示す各寸法条件
下で(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=
0.8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、光
ファイバ13の全長=5m)、酢酸エチルに表2中の感
温変色材のうち赤色から緑色に変色するものを溶かして
これにPMMAを溶かした溶液を塗布,乾燥して感温層
23を形成し、受光素子12に光パワーメータを用いて
温度上昇前後における受光強度の変化を測定したところ
約2.0dBという結果が得られている。
【0043】従って、第3の実施形態によれば、テーパ
部16の傾斜角θ1 がテーパ部16も細径部17も透過
する条件を満たす場合であっても、光反射層24によっ
て、テーパ部16を透過した光を反射すると同時に、こ
の反射光であって細径部17を透過する光を反射して光
の漏れを防止することができ、大きな受光強度の変化を
得ることができる。
【0044】(第4の実施形態)図9はこの発明の第4
の実施形態を示しており、図9において図8と同一符合
は同一のもの若しくは相当するものを表わし、図8とは
異なり、テーパ部16の外側の一部にかかる程度に図8
の感温層23と同様の感温層27を形成し、この感温層
27の外側であって両端部がテーパ部16の外側にかか
るように光反射層28を形成して温度検知部29を構成
しており、この場合、高次モードの光はテーパ部16に
おいて変化を受けず、かつ変色した感温層27の影響を
受けて伝搬されるため、上記した第3の実施形態と同等
の効果を得ることができる。
【0045】但し、比較的低次モードの光は、テーパ部
16のコア/クラッド界面において高次モードに変換さ
れる。
【0046】(第5の実施形態)図10はこの発明の第
5の実施形態を示しており、図10において、図6と同
一符合は同一のもの若しくは相当するものを表わし、図
6と相違するのは、細径部17の外側のクラッド13b
を除去し、その除去部分に図6の感温層18と同様の感
温層30を形成し、更にその外側に光反射層31を形成
して温度検知部32を構成したことである。
【0047】ところでこの場合も、図7に示す各寸法条
件下で(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d
=0.8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、
光ファイバ13の全長=5m)、酢酸エチルに表2中の
感温変色材のうち赤色から緑色に変色するものを溶かし
てこれにPMMAを溶かした溶液を塗布,乾燥して感温
層30を形成し、受光素子12に光パワーメータを用い
て温度上昇前後における受光強度の変化を測定したとこ
ろ約2.1dBという結果が得られている。
【0048】従って、第5の実施形態によれば、上記し
た第2の実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0049】(第6の実施形態)図11はこの発明の第
6の実施形態を示しており、図11において図10と同
一符合は同一のもの若しくは相当するものを表わし、図
10とは異なり、テーパ部16のクラッド13bの外側
にも光反射層34を形成して温度検知部35を構成して
おり、この場合も第5の実施形態と同等の効果を得るこ
とができる。
【0050】(第7の実施形態)図12はこの発明の第
7の実施形態を示しており、図12において図10と同
一符合は同一のもの若しくは相当するものを表わし、図
10とは異なり、テーパ部16のクラッド13bも除去
し、その除去部分に図10の感温層30と同様の感温層
37を形成し、更にその外側に光反射層38を形成して
温度検知部39を構成しており、この場合も第5の実施
形態と同等の効果を得ることができる。
【0051】(第8の実施形態)図13はこの発明の第
8の実施形態を示し、図13において、図1と同一符合
は同一のもの若しくは相当するものを表わしており、光
ファイバ13の径よりも大なる内径、及びテーパ部1
6,細径部17を十分に包被し得る長さを有する保護部
材としてのパイプ41が配置され、このときパイプ41
の内面に上記した光反射層20,24,28,31,3
4,38と同じ機能を有する光反射面が形成され、光フ
ァイバ13の両テーパ部16直前における均一径部分と
パイプ41の両端部との間それぞれにリング状の防水パ
ッキン42が介装され、光ファイバ13のテーパ部1
6,細径部17と両防水パッキン42とパイプ41とに
より囲まれた空間内に、化1により表わされる界面活性
剤が充填されて成り温度上昇により特定波長の光に対し
て光吸収・散乱が変化し易い濃さに変色する感温層43
が形成され、これらにより温度検知部44が構成されて
いる。
【0052】このとき、使用すべき界面活性剤として
は、化1により表されるもの以外に、例えば特開平1−
113627号公報に記載されたノニオン界面活性剤,
特開昭54−123589号公報に記載のイオン性界面
活性剤等を用いてもよい。
【0053】そして、被測定物の温度が異常に上昇(例
えば85℃以上に上昇)すると、感温層43の界面活性
剤の色の濃さが変化し、色の変化前後で受光素子12が
受光する特定波長の光の強度が変化するため、この光強
度の変化に基づいて被測定物の温度上昇が検出される。
【0054】ところでこの場合も、図7に示す各寸法条
件下で(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d
=0.8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、
光ファイバ13の全長=5m)、温度上昇時に透明から
白濁する界面活性剤を用いて感温層43を形成し、受光
素子12に光パワーメータを用いて温度上昇前後におけ
る受光強度の変化を測定したところ約2.0dBという
結果が得られている。
【0055】従って、第8の実施形態によれば、上記し
た第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0056】なお、図13中の実線矢印,破線矢印は光
の反射経路を示す。
【0057】また、感温層43の形成部分のクラッド1
3bを予め除去しておいてもよく、このようにすること
よって、光は変色した感温層43の影響をより一層受け
易くなる。
【0058】(第9の実施形態)図14,図15はこの
発明の第9の実施形態を示し、図14において、図2と
同一符合は同一のもの若しくは相当するものを表わして
おり、図14に示すように、光ファイバ13の途中に複
数(3個)の温度検知部46が設けられている。
【0059】そして、図15に示すように、上記した第
4の実施形態(図9参照)における感温層27及び光反
射層28を除く光ファイバ13の外側に被覆47が形成
され、保護部材としてのパイプ48によりこれら感温層
27,光反射層28が包被され、更に図15中の矢印に
示す方向にパイプ48の両端部がかしめられて各温度検
知部46が構成されている。
【0060】ところでこの場合、図7に示す各寸法条件
下で(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=
0.8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、光
ファイバ13の全長=5m)、酢酸エチルに表2中の感
温変色材のうち赤色から緑色に変色するものを溶かして
これにPMMAを溶かした溶液を塗布,乾燥して感温層
27を形成し、受光素子12に光パワーメータを用いて
温度上昇前後における受光強度の変化を測定したところ
約2.0dBという結果が得られている。
【0061】従って、第9の実施形態によれば、第4の
実施形態と同等の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、複数の温度検知部46を設けたことによって、変色
した各感温層27を光が通過するごとにその強度が変化
するため、温度上昇前後において一層大きな受光強度の
変化を得ることができる。
【0062】(第10の実施形態)図16及び図17は
この発明の第10の実施形態を示し、図16において、
図14と同一符合は同一のもの若しくは相当するものを
表わしており、図16に示すように、光ファイバ13の
途中に複数(3個)の温度検知部50が設けられ、各温
度検知部50及びこれらの間の光ファイバ13の外側が
内面に光反射面を有する保護部材であるパイプ51によ
り包被されている。
【0063】そして、図17に示すように、光ファイバ
13の両端部の均一径部分の外側に被覆53が形成さ
れ、両端に位置する両テーパ部16直前における光ファ
イバ13の均一径部分と、パイプ51の両端部との間そ
れぞれにリング状の防水パッキン54が介装され、パイ
プ51の内面と光ファイバ13と両防水パッキン54と
により囲まれた空間内に、化1により表わされ温度上昇
により特定波長の光に対し光吸収・散乱が変化し易い濃
さに変色する界面活性剤が充填され、特にテーパ部16
及び細径部17の外側の界面活性剤により感温層55が
形成され、更に図17中の矢印に示す方向にパイプ51
の両端部がかしめられて温度検知部50が構成されてい
る。
【0064】尚、使用すべき界面活性剤としては化1に
より表わされるもの以外に、上記したノニオン界面活性
剤,イオン性界面活性剤等を用いてもよい。
【0065】この場合も、図7に示す各寸法条件下で
(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=0.
8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、光ファ
イバ13の全長=5m)、温度上昇時に透明から白濁す
る界面活性剤を用いて感温層55を形成し、受光素子1
2に光パワーメータを用いて温度上昇前後における受光
強度の変化を測定したところ約2.2dBという結果が
得られている。
【0066】従って、第10の実施形態によれば、上記
した第9の実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0067】(第11の実施形態)図18ないし図20
はこの発明の第11の実施形態を示している。
【0068】図18において、図2と同一符合は同一の
もの若しくは相当するものを表わしており、図18に示
すように、光ファイバ13の途中の6箇所にテーパ部1
6を経て細径部17が形成され、この光ファイバ13が
ほぼ真ん中で折り返されて2箇所ずつの細径部17が相
対峙され、これら各テーパ部16及び各細径部17に上
記した第4の実施形態(図9参照)における感温層27
及び光反射層28が形成されると共に、各感温層27及
び光反射層28を除く光ファイバ13の外側に被覆57
が形成されている。
【0069】そして、折り返された光ファイバ13の途
中で相対峙した細径部17の形成位置における両光反射
層28の外側が、2個のパイプを接合したような断面8
字状の1個の保護部材58により包被され(図20参
照)、更に図20中の矢印に示す方向に保護部材58の
両端部がかしめられてひとつの温度検知部59が構成さ
れ、折り返し状態の光ファイバ13の途中にこのような
温度検知部59が3個形成されている。
【0070】ところで、図7に示す各寸法条件下で(フ
ァイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=0.8m
m、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜)、但し光フ
ァイバ13の全長は7mとし、酢酸エチルに表2中の感
温変色材のうち赤色から緑色に変色するものを溶かして
これにPMMAを溶かした溶液を塗布,乾燥して各感温
層27を形成し、受光素子12に光パワーメータを用い
て温度上昇前後における受光強度の変化を測定したとこ
ろ約3.1dBという結果が得られている。
【0071】従って、第11の実施形態によれば、上記
した第10の実施形態と同等の効果を得ることができ
る。
【0072】なお、この場合感温層27は細径部17の
外側にのみ形成してもよく、また細径部17のクラッド
13bを予め除去した後に感温部27を形成してもよ
い。
【0073】さらに、温度検知部59は3個に限定され
るものではない。
【0074】(第12の実施形態)図21及び図22は
この発明の第12の実施形態を示している。
【0075】図21において、図18と同一符合は同一
のもの若しくは相当するものを表わし、図18と同様に
光ファイバ13の途中の6箇所にテーパ部16を経て細
径部17が形成され、この光ファイバ13がほぼ真ん中
で折り返されて2箇所ずつの細径部17が相対峙され、
図22に示すように各テーパ部16及び各細径部17
に、第10の実施形態(図17参照)と同様に折り曲げ
た状態の光ファイバ13の両端部における均一径部分の
外側に被覆61が形成され、光反射機能を持つ内面を有
する2本のパイプを接合して成る断面8字状の保護部材
62が光ファイバ13の外側に配置されて全てのテーパ
部16,細径部17が包被され、両端に位置する各テー
パ部16直前における光ファイバ13の均一径部分と保
護部材62の両端部との間それぞれにリング状の防水パ
ッキン63が介装され、保護部材62の内面と光ファイ
バ13と両防水パッキン63とにより囲まれた空間内
に、化1により表され温度上昇により特定波長の光に対
し光吸収・散乱が変化し易い濃さに変色する界面活性剤
が充填され、特にテーパ部16及び細径部17の外側の
界面活性剤により感温層64が形成され、更に保護部材
62の両端部がかしめられて温度検知部65が構成さ
れ、折り返し状態の光ファイバ13の途中にこのような
温度検知部65が3個形成されている。
【0076】尚、使用すべき界面活性剤としては化1に
より表されるもの以外に、上記したノニオン界面活性
剤,イオン性界面活性剤等を用いてもよい。
【0077】この場合も、図7に示す各寸法条件下で
(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=0.
8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜)、但し
光ファイバ13の全長は7mとし、温度上昇時に透明か
ら白濁する界面活性剤を用いて感温層64を形成し、受
光素子12に光パワーメータを用いて温度上昇前後にお
ける受光強度の変化を測定したところ約3.3dBとい
う結果が得られている。
【0078】従って、第12の実施形態によれば、上記
した第11の実施形態と同等の効果を得ることができ
る。
【0079】(第13の実施形態)図23及び図24は
この発明の第13の実施形態を示している。
【0080】図23において、図18と同一符合は同一
のもの若しくは相当するものを表わし、光源11及び受
光素子12が光分岐結合器(以下、光カプラと称する)
67を介して光ファイバ13の一端側に接続され、この
光ファイバ13の他端には図24にも示すように、光カ
プラ67を経て光ファイバ13内を伝送される光源11
からの光を反射する反射体68が更に設けられ、光ファ
イバ13の途中に上記した図1に示す感温層18と同じ
構成の感温層から成る複数(図23では3個)の温度検
知部69が設けられている。
【0081】この場合も、図7に示す各寸法条件下で
(ファイバ径D=1.0mm、細径部17の径d=0.
8mm、長さL=5.0mm、傾斜角θ=2゜、光ファ
イバ13の全長=5m)とし、酢酸エチルに表2中の感
温変色材のうち赤色から緑色に変色するものを溶かして
これにPMMAを溶かした溶液を塗布,乾燥して各感温
層を形成し、受光素子12に光パワーメータを用いて温
度上昇前後における受光強度の変化を測定したところ約
3.1dBという結果が得られている。
【0082】従って、第13の実施形態によれば、上記
した第12の実施形態と同等の効果を得ることができ
る。
【0083】なお、各温度検知部69の感温層は、図
6,図8,図9,図10,図11,図12に示すいずれ
の構成であってもよく、また化1で表わされる界面活性
剤を用いた図13に示す構成であってもよい。
【0084】(第14の実施形態)図25及び図26は
この発明の第14の実施形態を示している。
【0085】図25において、図23と同一符合は同一
のもの若しくは相当するものを表わし、図23と相違す
るのは、各温度検知部69をその間の光ファイバ13及
び光反射体68と共に、光反射機能を持つ内面を有する
保護部材としてのパイプ71により包被し、しかも光反
射体68の直前にも上記した感温変色材から成る変色層
72を設けたことである。
【0086】従って、第14の実施形態によれば、上記
した第13の実施形態と同等の効果を得ることができる
のは勿論のこと、光ファイバ13を伝搬した光が光反射
体68により反射される際に、温度上昇により変色した
変色層72によって受光強度が変化するため、光ファイ
バ13の端部でも被測定物の温度上昇を検知することが
できる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、光ファイバ内を伝搬する光のモードがテーパ部に
よって変化し、このようなモード変化により、コア内に
閉じこめられなくなった光が細径部のクラッドを通り感
温層に進入して感温層で反射されるため、従来に比べて
温度上昇による感温層の変色前後における受光強度の変
化量を大きくすることが可能になり、より制度の高い温
度検知を行うことができる。
【0088】また、請求項4記載のように、感温層の外
側全部に光反射層を形成し、或いは請求項5記載のよう
に、細径部外側の感温層の外側に光反射層をが形成する
ことにより、テーパ部の傾斜角度によってコア内を伝搬
する光が反射せずに抜け出てしまうような場合に、抜け
出る光をこれら光反射層によってコア側に反射すること
ができるため、光の漏れを防止することができ、より大
きな受光強度の変化を得ることが可能になる。
【0089】さらに、請求項8記載のように、光ファイ
バの途中に感温層を複数設けたことにより、変色した各
感温層を光が通過するごとにその強度が変化するため、
温度上昇前後の受光強度の変化を一層大きくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の一部の断面図であ
る。
【図2】この発明の第1の実施形態の概略図である。
【図3】この発明の第1の実施形態の動作説明図であ
る。
【図4】この発明の第1の実施形態の動作説明のための
断面図である。
【図5】この発明の第1の実施形態の動作説明のための
グラフである。
【図6】この発明の第2の実施形態の一部の断面図であ
る。
【図7】この発明の第2の実施形態の動作説明のための
寸法関係を示す図である。
【図8】この発明の第3の実施形態の一部の断面図であ
る。
【図9】この発明の第4の実施形態の一部の断面図であ
る。
【図10】この発明の第5の実施形態の一部の断面図で
ある。
【図11】この発明の第6の実施形態の一部の断面図で
ある。
【図12】この発明の第7の実施形態の一部の断面図で
ある。
【図13】この発明の第8の実施形態の一部の断面図で
ある。
【図14】この発明の第9の実施形態の概略図である。
【図15】この発明の第9の実施形態の一部の断面図で
ある。
【図16】この発明の第10の実施形態の概略図であ
る。
【図17】この発明の第10の実施形態の一部の断面図
である。
【図18】この発明の第11の実施形態の概略図であ
る。
【図19】この発明の第11の実施形態の一部の断面図
である。
【図20】この発明の第11の実施形態の一部の側面図
である。
【図21】この発明の第12の実施形態の概略図であ
る。
【図22】この発明の第12の実施形態の一部の断面図
である。
【図23】この発明の第13の実施形態の概略図であ
る。
【図24】この発明の第13の実施形態の一部の概略図
である。
【図25】この発明の第14の実施形態の概略図であ
る。
【図26】この発明の第14の実施形態の一部の概略図
である。
【図27】この発明の背景となる温度検出装置の一部の
断面図である。
【符号の説明】
11 光源 12 受光素子 13 光ファイバ 13a コア 13b クラッド 14,21,25,29,32,35,39,44,4
6,50,59,65, 69 温度検知部 16 テーパ部 17 細径部 18,23,27,30,37,43,55,64 感
温層 20,24,28,31,34,38 光反射層 41,48,,51,71 パイプ 42,54,63 防水パッキン 47,53,57,61 被覆 58,62 保護部材 67 光カプラ(光分岐結合器) 72 変色層

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、受光素子と、コア及びその外側
    に形成されたクラッドから成り前記光源と前記受光素子
    とを接続した光ファイバと、前記光ファイバの途中に設
    けられ被測定物の近辺に設置される温度検出部とから成
    り、 前記温度検出部が、前記光ファイバの途中に漸次ファイ
    バ径が小さくなっていくテーパ部を経て形成された所定
    長さに亘る細径部と、この細径部の前記クラッドの外側
    に形成され温度上昇により特定波長の光に対して光吸収
    ・散乱が変化し易い色に変色する感温層とにより構成さ
    れていることを特徴とする温度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記テーパ部の前記クラッドの外側にも
    前記感温層が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の温度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記細径部の前記クラッドが除去され、
    その細径部の前記コアの外側に前記感温層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記感温層の外側全部に光反射層が形成
    されていることを特徴とする請求項1,2または3記載
    の温度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記細径部外側の前記感温層の外側に光
    反射層が形成されていることを特徴とする請求項2記載
    の温度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記光反射層の外側が保護部材により包
    被されていることを特徴とする請求項4記載の温度検出
    装置。
  7. 【請求項7】 前記感温層の外側が、内面に光反射面を
    有する保護部材により包被されていることを特徴とする
    請求項1,2または3記載の温度検出装置。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバの途中に前記感温層が複
    数設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれか記載の温度検出装置。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバが折り返され、折り返し
    によって前記光ファイバの途中で相対峙する位置それぞ
    れに前記感温層が設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか記載の温度検出装置。
  10. 【請求項10】 折り返し状態の前記光ファイバの相対
    峙する位置における前記両感温層の前記光反射層の外側
    それぞれが保護部材により包被されていることを特徴と
    する請求項9記載の温度検出装置。
  11. 【請求項11】 折り返し状態の前記光ファイバの相対
    峙する位置における前記両感温層の前記光反射層の外側
    が断面8字状のひとつの保護部材により包被されている
    ことを特徴とする請求項9記載の温度検出装置。
  12. 【請求項12】 前記光源及び前記受光素子が光分岐結
    合器を介して前記光ファイバの一端側に接続され、前記
    光ファイバの他端に、前記光分岐結合器を経て前記光フ
    ァイバ内を伝送される前記光源からの光を反射する反射
    体が更に設けられ、前記光ファイバの途中に前記温度検
    知部が複数設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか記載の温度検出装置。
  13. 【請求項13】 前記各温度検知部それぞれが保護部材
    により包被されていることを特徴とする請求項12記載
    の温度検出装置。
  14. 【請求項14】 前記各温度検知部とそれぞれの間の前
    記光ファイバがひとつの保護部材により包被されている
    ことを特徴とする請求項12記載の温度検出装置。
  15. 【請求項15】 前記温度検知部の前記感温層が、感温
    変色材から成ることを特徴とする請求項1ないし14の
    いずれか記載の温度検出装置。
  16. 【請求項16】 前記温度検知部の前記感温層が、化1
    により表わされる界面活性剤から成ることを特徴とする
    請求項1ないし14のいずれか記載の温度検出装置。 【化1】
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