JP3079951U - 突起物を付けた紙巻器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片方の手だけで紙の引き出し、切断ができる
ようにする。 【構成】 巻紙受け軸１０を固定せず、紙巻量の減少と
ともに下降するようにしカッター刃３に下向きに力をか
けたとき突起物４が上昇し巻紙９の回転をとめる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、片手で紙の引き出し、切断を容易に行うことを目的としたもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来のほとんどの紙巻器は、紙巻器の上蓋の先端部で紙を切る方法であった。 そのため、紙を引き出す時は片方の手で上蓋を持ち上げて片方の手で紙の先端部 を引き出す、又、切断の時は片方の手で上蓋を押さえ、片方の手で切断する方法 であった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案は巻紙９は常に巻紙台１の上にあり、巻紙の先端８はカッター台２の上 に出ているので、片手で簡単に巻紙９を引き出せる。又、巻紙の先端８を切断す る時は必要な量だけ引き出しカッター刃３の上から下に力を加えることによって 梃子の作用で巻紙９に突起物４が当たり、巻紙の回転を止めるので片手で紙を切 断できる。切断後も巻紙の先端８はカッター台２の上にあり、次回引き出す時に 便利である。 巻紙の先端８をを引き出す時に突起物４が巻紙９に当たらないようにするため巻 紙台１と巻紙９の接点より数ミリ下に取り付け、カッター台２はスプリング７に より下に引っ張り 突起物４が巻紙９に当たらないようにする。 巻紙９は巻紙受け軸支柱１１と巻紙受け軸１０とで構成され、この二つを固定し ないので紙巻量の減少により自然に降下するため、紙巻量の多少にかかわらず常 に紙巻台１の上にくる。

【図面の簡単な説明】

【図１】紙巻器全体の斜視図である。

【図２】巻紙台、カッター台、カッター刃、突起物、支
点、カッター台ステー、スプリングの側面図である。

【図３】巻紙受け軸、巻紙受け軸支柱である。

【符号の説明】 １ 巻紙台 ２ カッター台 ３ カッター刃 ４ 突起物 ５ 支点 ６ カッター台ステー ７ スプリング ８ 巻紙の先端 ９ 巻紙 １０ 巻紙受け軸 １１ 巻紙受け軸支柱

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 巻紙の先端８を切る時に、カッター刃３
   にかかる力がてこの作用で突起物４を巻紙９に当て、巻
   紙の回転を止め、紙を切る紙巻器。
2. 【請求項２】 巻紙９が紙巻量の減少とともに下方に降
   りてくる紙巻器。