JP3079725U - 木目込み人形 - Google Patents
木目込み人形Info
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- JP3079725U JP3079725U JP2001001657U JP2001001657U JP3079725U JP 3079725 U JP3079725 U JP 3079725U JP 2001001657 U JP2001001657 U JP 2001001657U JP 2001001657 U JP2001001657 U JP 2001001657U JP 3079725 U JP3079725 U JP 3079725U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】木目込み人形の筋目を補修することを目的とす
る。 【解決手段】原型に凹設した木目込み用溝に衣裳用布地
の端縁を木目込んで原型の表面に衣裳用布地を張着して
なる木目込み人形であって、前記木目込み用溝の筋状隙
間に対して隙間防止用布地を固着する。
る。 【解決手段】原型に凹設した木目込み用溝に衣裳用布地
の端縁を木目込んで原型の表面に衣裳用布地を張着して
なる木目込み人形であって、前記木目込み用溝の筋状隙
間に対して隙間防止用布地を固着する。
Description
【0001】
本考案は、木目込み人形に関するものである。
【0002】
図1は、木目込み人形の原型を示した斜視図であり、該原型1は、桐塑、石膏 、白雲土、合成樹脂などの材料により成型したものであり、原型1の表面に、幅 1〜1、5ミリ、深さ2〜3ミリ程度からなる木目込み用溝2を凹設し、該木目 込み用溝2に対して、衣裳用布地3を木目込み、原型1の表面に衣裳用布地3を 張着せしめ、木目込み人形を仕上げるようにしたものである。
【0003】
ところで、上記従来技術では、衣裳用布地3を木目込んだ木目込み用溝2が筋 状隙間4(筋目)となって残ってしまい、該筋状隙間4(筋目)が目立った存在 となるために、木目込み人形の美観、体裁等を損ない、看者に違和感を与えると いう嫌いがある。また、前記の筋状隙間4(筋目)にホコリ、チリ等が付着する ため、木目込み人形が汚損するという問題がある。
【0004】 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、従来の完成品としての木目込み人形にみられる木目込み用溝の筋状隙間(筋 目)が目立つのを確実に解消しうると共に、ホコリ、チリ等の付着による汚損等 を防止し、美観、体裁を良好に保持できる木目込み人形を提供するにある。
【0005】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、原型に凹設した木目込み用溝に衣裳用布地の端縁を木目込んで 原型の表面に衣裳用布地を張着してなる木目込み人形であって、前記木目込み用 溝に対し衣裳用布地を木目込んだ際に残る木目込み用溝の筋状隙間に隙間防止用 布片を固着することを特徴としている。
【0006】
以下、本考案の実施の形態を、図4、図5に基づき説明する。 図面符号11は、上前従来の原型1に相当する桐塑、石膏、白雲土、合成樹脂な どの材料により成型される木目込み人形の原型を示し、該原型11の表面に木目 込み用溝12が凹設され、該木目込み用溝12に衣裳用布地13が張着されて木 目込み人形を形成する。
【0007】 図面符号14は、前記木目込み用溝12に対して衣裳用布地13を木目込んだ 際に残る木目込み用溝12の筋状隙間(筋目)を示し、該筋状隙間14(筋目) に、図5に示す隙間防止用布片15が固着される。
【0008】 前記隙間防止用布片15は、断面略⊃字状16に折り曲げ形成した上で、木目 込み用溝12の筋状隙間14(筋目)に押嵌され、前記隙間防止用布片15は、 予め、木目込み用溝12の筋状隙間14(筋目)の内面に塗布されている接着剤 (図示しない。)により固着しうるようになっており、そして、隙間防止用布片 15の湾曲形成面17は、筋上隙間14(筋目)の開口で僅かに膨らみを形成し て露呈した状態を形成する。
【0009】 従って、本考案にあっては、図5の隙間防止用布片15が木目込み用溝12の 筋状隙間14に固着されるので、木目込み用溝12の筋状隙間14が目立つのを 解消することができると共に、木目込み用溝12の筋状隙間14にチリ、ホコリ 等が付着して汚損が生じるのを阻止することができる。
【0010】 前記原型11の表面は滑らかに仕上げられ、液状にした胡粉が塗布されて胡粉 層(図示しない。)を形成し、該胡粉層の表面に衣裳用布地13が張着される。
【0011】 前記衣裳用布地13としては、適宜色彩、模様を有する金欄布地のほかに、例 えば、綾、縮緬、羽二重などが使用される。
【0012】 前記木目込み用溝12は、幅1〜1、5ミリ、深さ2〜3ミリ程度を有し、上 衣、衿、袖口などの重ね目、合わせ目、襞、裾などの部分に凹設される。
【0013】
本考案は上述のように、原型に凹設した木目込み用溝に衣裳用布地の端縁を木 目込んで、原型の表面に衣裳用布地を張着してなる木目込み人形であって、前記 木目込み用溝に対し衣裳用布地を木目込んだ際に残る木目込み用溝の筋状隙間( 筋目)に隙間防止用布地を押嵌し、固着することを特徴とするものであるから、 木目込み用溝の筋目が目立って木目込み人形の美観、体裁を半減させるという不 具合や木目込み用溝の筋状隙間にホコ、チリ等が付着して木目込み人形を汚損さ せるという懸念を解消でき、これにより、木目込み人形の立体的美観、体裁、衣 裳各部の風合い等が一段と向上する。
【図1】図1は、原型の斜視図である。
【図2】図2は、衣裳用布地を木目込んだ人形胴部の斜
視図である。
視図である。
【図3】図3は、衣裳用布地を木目込み状態を示す断面
図である、
図である、
【図4】図4は、本考案の特徴を示す断面図である。
【図5】図5は、隙間防止用布片の斜視図である。
11 原型 12 木目込み用溝 13 衣裳用布地 14 筋状隙間(筋目) 15 隙間防止用布片
Claims (1)
- 【請求項1】原型に凹設した木目込み用溝に衣裳用布地
の端縁を木目込んで原型の表面に衣裳用布地を張着して
なる木目込み人形であって、前記木目込み用溝に対し衣
裳用布地を木目込んだ際に残る木目込み用溝の筋状隙間
(筋目)に隙間防止用布片を固着してなることを特徴と
する木目込み人形。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001657U JP3079725U (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 木目込み人形 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001657U JP3079725U (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 木目込み人形 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3079725U true JP3079725U (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=43212585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001657U Expired - Fee Related JP3079725U (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 木目込み人形 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079725U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213870A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-09-24 | Bandai Co Ltd | トルソー |
US8046844B2 (en) | 2008-02-13 | 2011-11-01 | Bandai Co., Ltd. | Torso |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001001657U patent/JP3079725U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213870A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-09-24 | Bandai Co Ltd | トルソー |
US8046844B2 (en) | 2008-02-13 | 2011-11-01 | Bandai Co., Ltd. | Torso |
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