JP3079596U - 片手でカットのできるトイレットペーパーホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】片手の運動機能が障害され、自力でトイレット
ペーパーをカットできない場合の、片手でカットできる
自立支援の用具を提供する。 【解決手段】トイレットペーパーホルダーのカバーに水
平方向、あるいは、水平方向より下方に三角の切り込み
を入れることで、片手でカットできるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この実用新案は、ホルダーの上部カバーに切り込みを入れることにより、片手 の不自由な人でも自力で容易にカットできるものである。

【０００２】

【従来の技術】

ないと思われる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、脳梗塞による片麻痺・疾患や傷害による片手の運動機能の障害され た方は、もう一方の手でホルダーの上部カバーを押さえることができないので、 一人でトイレットペーパーをカットすることは困難であるという問題を生じてい た。そこで、自力でもトイレットペーパーをカットするものを開発しようとする ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

これを図面について説明すれば、トイレットペーパーホルダーの上部のカバー （１）の部分に、このような三角の形のきりこみ（２）を入れる。本考案は、こ のような構造であるから、片手でペーパーを切り込みに入れて、引っ張ることで 破ることができるのである。切り込みの方向が水平、あるいは、水平方向より下 方にすることで、ホルダーの上部カバーがトイレットペーパーを引っぱりカット する時に、持ち上がるということは起きないようになっている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以上の構成であるから、片手でトイレットペーパーを三角の切り込みに入れ、 鋭角の方向に向かって引っ張るとカットされる。

【０００６】

【考案の効果】 トイレットペーパーの上部のカバーに三角の切り込みをいれることで、片手の みしか使えない方でも、一人で切り込みの端にペーパーを挟み、鋭角の方向に引 っ張ることによってカットできるという自立支援に繋がるものである。本考案は 、人問の尊厳を尊重し、その人らしく、日常性を取り戻し、自立した生活獲得で きるものである。 また、健常者においても、片手で新聞等を持ちながら、ペーパーをカットでき るものである。介護者が、対象者を片手で支えながら、片手でペーパーをカット することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案の正面図である。

【符号の説明】

１ トイレットペーパーのカバー ２ 三角の切り込み

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 トイレットペーパーホルダーの上部カバ
   ーの部分に切り込みを入れて片手でペーパーをカットす
   る自助具。