JP3079525U - 真直ぐに捺せる印鑑 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手にして捺印しようとする自然な姿勢のまま
で、印面の真下を正確、かつ容易に確認できることによ
り、印面を真直ぐに捺すことが容易な印鑑を提供する。 【解決手段】 印面（１）の真下を示す目印（２）を印
柱（３）の腹面下部に付けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、印面を真直ぐに捺すことが容易な印鑑に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、印面（１）の真上を示す目印（２）を印柱（３）の背面中央部に付けた 印鑑があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （イ） 印面（１）の真上を示す目印（２）が印柱（３）の背面に付けられてい るので、これを手にして捺印しようとするときは、印柱（３）の腹面が手 前向きとなるため、その都度、印柱（３）の背面を覗き込んで目印（２） の位置を確認するか、あるいは指先で目印（２）の位置を確認しなければ ならない不便さがあった。 （ロ） 印面（１）の真上を示す目印（２）が印面（１）から離れた印柱（３） の中央部に付けられているので、印面（１）の真上を正確に確認すること が容易にできなかった。 （ハ） 目印（２）の位置を確認しても、捺印しようとするときは、印柱（３） の腹面が再び手前向きとなるため、およその見当を付けて捺印する結果と なり、印面（１）を真直ぐに捺すことが容易にできなかった。 本考案は、以上の欠点を解決するためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

印面（１）の真下を示す目印（２）を印柱（３）の腹面下部に付ける。 本考案は、以上の構成よりなる、印面を真直ぐに捺すことが容易な印鑑である 。

【０００５】

【考案の実施の形態】

印面（１）の真下を示す目印（２）を印柱（３）の腹面下部に付ける。 本考案は、以上のように構成されているので、これを手にして捺印しようとす るときは、印面（１）の真下を示す目印（２）を付けた印柱（３）の腹面が手前 向きとなる。また、目印（２）が印面（１）と隣接至近の位置となる。

【０００６】

【考案の効果】

捺印しようとする自然な姿勢のままで、印柱（３）の腹面下部に付けられた目 印（２）により、印面（１）の真下を正確、かつ容易に確認できるので、印面（ １）を真直ぐに捺すことが容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】従来例の斜視図である。

【図３】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 印面 ２ 目印 ３ 印柱

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 印面（１）の真下を示す目印（２）を印
   柱（３）の腹面下部に付けた印鑑。