JP3079370U - 通風筒の落下式ダンパー - Google Patents

通風筒の落下式ダンパー

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JP3079370U
JP3079370U JP2001000444U JP2001000444U JP3079370U JP 3079370 U JP3079370 U JP 3079370U JP 2001000444 U JP2001000444 U JP 2001000444U JP 2001000444 U JP2001000444 U JP 2001000444U JP 3079370 U JP3079370 U JP 3079370U
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JP
Japan
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damper
casing
center
opening
fork
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JP2001000444U
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龍夫 平野
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Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 火災または荒天時などに如何に貨物艙と大気
を遮断するか、迅速な操作が要求され、ワンタッチのレ
バーの回動でダンパーが落下し、ケーシングの上部を塞
ぐものであり、緊急性に対応しようとするものである。 【解決手段】 給気、または、排気のムッシュルーム型
の通風筒Vにおいて、ダンパー4は、中心にダンパーシ
ャフト9を設け、該ダンパーシャフト9の上部に小判形
のコマを設け、該コマはダンパーシャフト9を中心に回
動自在に装備され、傘3の天板8上の中央に開閉座が設
けられ、該開閉座の中央にはコマが通り抜ける程度の少
し大き目の小判形の長穴が設けられ、該開閉座上には、
コマの幅の狭い方向を挟入するホーク17が装備され、
該ホーク17には棒ハンドル13が水平に設けられ、棒
ハンドル13を回動することにによりダンパー4が落下
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、船舶、特に自動車運搬船の貨物艙の通風筒の緊急遮断に用いるダン パーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を、図5で示すように、船舶の貨物艙Hの環境を一定の状態に保つた めに、給気、または、排気のムッシュルーム型の通風筒Vが甲板31上に設けら れていた。
【0003】 通風筒Vは、ケーシング32、傘33およびダンパー34で概ね構成されており 、ケーシング32は、甲板31に立設し、機動式のものであればケーシング32 内に電動機35および羽根車36が装備され、ケーシング32の上端には密閉性 を増すためパッキン37が設けられていた。
【0004】 傘33は、ケーシング32を覆うように、一回り大きい円筒形の筒状のもので、 上部に天板38が設けられ、ケーシング32のと所定の間隔を保ち、設けられて いる。
【0005】 ダンパー34は、シャフト41の先端に設けられたコマ39とコマ止金具40に より吊設され、該シャフト41は、該天板38上に設けられたネジ台42を貫通 し、該ネジ台42上の雌ネジ43に螺着し、該シャフト41の上端には、ハンド ル44が設けられていた。
【0006】 また、ダンパー34には、中心を結ぶ両円周端にガイド45が設けられ、ケーシ ング32の外壁に立設するガイド棒46を該ガイド45が挟持していた。
【0007】 よって、ハンドル44を回転することにより、シャフト41に切られたネジ山と 雌ネジ42が螺合し、ダンパー34は上下し、最下端に達することにより、ケー シング32の上端に設けられたパッキン37に接し、ケーシング32の開口を塞 ぐようになっていた。また、逆回転することにより、ダンパー34は上昇し、ケ ーシング32の開口を開放するようになっていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、ダンパーは緊急時に閉鎖するものであり、従来の構 成のダンパーではハンドルを回転させることにより、シャフトをスクリューダウ ンさせ、ケーシングの上部を塞ぐものであり、1個の操作に数十秒を要し、甲板 上に数十個の通風筒があり、緊急遮断という面で問題点を有していた。
【0009】 この考案は、従来の技術の有するこのような不十分な点に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、火災または荒天時などに如何に貨物艙と大気を 遮断するか、迅速な操作が要求され、ワンタッチのレバーの回動でダンパーが落 下し、ケーシングの上部を塞ぐものであり、緊急性に対応しようとするものであ る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、 給気、または、排気のムッシュルー ム型の通風筒において、ケーシングは、甲板に立設し、ケーシングの上端にはパ ッキンが設けられ、傘は、ケーシングを覆うように一回り大きい円筒形の筒状の もので、上部に天板が設けられ、ダンパーは、中心にダンパーシャフトを設け、 該ダンパーシャフトの上部に小判形のコマを設け、該コマはダンパーシャフトを 中心に回動自在に装備され、また、ダンパーには、中心を結ぶ両円周端にガイド が設けられ、ケーシングの外壁に立設するガイド棒を該ガイドが挟持し、傘の天 板上の中央に開閉座が設けられ、該開閉座の中央にはコマが通り抜ける程度の少 し大き目の小判形の長穴が設けられ、該開閉座上には、コマの幅の狭い方向を挟 入するホークが装備され、該ホークには棒ハンドルが水平に設けられ、棒ハンド ルを回動することにによりダンパーが落下するものである。
【0011】 棒ハンドルには、コマが長穴とクロスになった状態でストッパーピンが設けられ ているものである。
【0012】
【実施例】
この考案の技術を図1および図2で示すように、船舶の貨物艙Hの環境を一定の 状態に保つために、給気、または、排気のムッシュルーム型の通風筒Vが甲板1 上に設けられている。
【0013】 通風筒Vは、ケーシング2、傘3およびダンパー4で概ね構成されており、ケー シング2は、甲板1に立設し、機動式のものであればケーシング2内に電動機5 および羽根車6が装備され、ケーシング2の上端には密閉性を増すためパッキン 7が設けられている。
【0014】 傘3は、ケーシング2を覆うように、一回り大きい円筒形の筒状のもので、上部 に天板8が設けられ、ケーシング2のと所定の間隔を保ち、設けられている。
【0015】 ダンパー4は、中心にダンパーシャフト9を設け、該ダンパーシャフト9の上部 に小判形のコマ10を設け、該コマ10はダンパーシャフト9を中心に回動自在 に装備されている。また、ダンパー4には、中心を結ぶ両円周端にガイド15が 設けられ、ケーシング2の外壁に立設するガイド棒16を該ガイド15が挟持し ている。
【0016】 図3および図4を用いて、ダンパー4のダンパーシャフト9の上部に設けられる コマ10について説明すると、傘3の天板8上の中央に開閉座11が設けられ、 該開閉座11の中央にはコマ10が通り抜ける程度の少し大き目の小判形の長穴 12が設けられ、ダンパーシャフト9を回動するコマ10は図3に示すように開 閉座11とクロス状態でダンパー4は吊設されている。
【0017】 該開閉座11上には、コマ10の幅の狭い方向を挟入するホーク17が装備され 、該ホーク17には棒ハンドル13が水平に設けられている。
【0018】 該棒ハンドル13には、コマ10が長穴12とクロスになった状態でストッパー ピン14が設けられ、振動等でコマ10が回転しないようになっている。
【0019】 ダンパー4の遮断時は、該ストッパーピン14を外し、棒ハンドル13をほぼ9 0度回動することにより、ホーク17は、小判形のコマ10を挟持しており、図 4の状態となり、コマ10は開閉座11の長穴12を抜け落ち、ダンパー4自身 の自重でガイド15とガイド棒16に導かれ、ケーシング2の上端のパッキン7 まで落下し、貨物艙Hと大気を遮断するものである。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。こ の考案は、ワンタッチのレバーの回動でダンパーが落下し、ケーシングの上部を 塞ぐものであり、火災または荒天時などに対し、貨物艙と大気を遮断する、緊急 性に対応しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の通風筒を側面図で略示したものであ
る。
【図2】この考案の通風筒のダンパーを平面図で略示し
たものである。
【図3】この考案のダンパー操作部の開の状態を略示し
たものである。
【図4】この考案のダンパー操作部の閉の状態を略示し
たものである。
【図5】従来の通風筒を側面図で略示したものである。
【符号の説明】
1 甲板 2 ケーシング 3 傘 4 ダンパー 5 電動機 6 羽根車 7 パッキン 8 天板 9 ダンパーシャフト 10 コマ 11 開閉座 12 長穴 13 棒ハンドル 14 ストッパーピン 15 ガイド 16 ガイド棒 17 ホーク H 貨物艙 V 通風筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気、または、排気のムッシュルーム型
    の通風筒において、ケーシングは、甲板に立設し、ケー
    シングの上端にはパッキンが設けられ、傘は、ケーシン
    グを覆うように一回り大きい円筒形の筒状のもので、上
    部に天板が設けられ、ダンパーは、中心にダンパーシャ
    フトを設け、該ダンパーシャフトの上部に小判形のコマ
    を設け、該コマはダンパーシャフトを中心に回動自在に
    装備され、また、ダンパーには、中心を結ぶ両円周端に
    ガイドが設けられ、ケーシングの外壁に立設するガイド
    棒を該ガイドが挟持し、傘の天板上の中央に開閉座が設
    けられ、該開閉座の中央にはコマが通り抜ける程度の少
    し大き目の小判形の長穴が設けられ、該開閉座上には、
    コマの幅の狭い方向を挟入するホークが装備され、該ホ
    ークには棒ハンドルが水平に設けられ、棒ハンドルを回
    動することにによりダンパーが落下することを特徴とす
    る通風筒の落下式ダンパー。
  2. 【請求項2】 棒ハンドルには、コマが長穴とクロスに
    なった状態でストッパーピンが設けられる請求項1記載
    の通風筒の落下式ダンパー。
JP2001000444U 2001-02-02 2001-02-02 通風筒の落下式ダンパー Expired - Lifetime JP3079370U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080665A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Shin Kurushima Dockyard Co Ltd 自動車運搬船の通風機用ダンパー開閉装置
JP2015044539A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 三菱重工業株式会社 通風筒、船舶、および、通風筒の開閉方法
CN108999976A (zh) * 2018-09-04 2018-12-14 沈阳飞机工业(集团)有限公司 一种单侧安装密封堵塞

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