JP3079171U - 食器玩具 - Google Patents

食器玩具

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JP3079171U
JP3079171U JP2001000292U JP2001000292U JP3079171U JP 3079171 U JP3079171 U JP 3079171U JP 2001000292 U JP2001000292 U JP 2001000292U JP 2001000292 U JP2001000292 U JP 2001000292U JP 3079171 U JP3079171 U JP 3079171U
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郁子 油布
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器にスプーンを差し込むと食品がスプーン上
に現われ、スプーンで与えた食品は人形が恰も食したよ
うにスプーン上からなくなり、恰も食事をしているよう
なリアル感のある食事を実現することができる食器玩具
を提供すること。 【解決手段】スプーン体1の内部には食品を模した擬似
食品16を先端に設けたスライド部材6を上記擬似食品
16がスプーン体1の先端から出没するように摺動可能
に配置するとともに、スプーン体1の内部に引き込まれ
るように付勢し、擬似食品16の突出時には上記スライ
ド部材1は係止され、突出した擬似食品16を押圧する
ことにより係止が解除されるように形成され、容器体2
は上記スプーン体1が挿入可能に形成され、挿入したス
プーン体1を引き抜く時に上記スライド部材6をスプー
ン体1の先端方向に摺動させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食器玩具、詳しくは容器内に差し込んだスプーンを引き抜くことに よって匙部に食品を載せた状態になる食器玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、赤ちゃんの食事を世話しているように人形玩具に食事や飲物を与える人 形のお世話遊びは女児にとって一般的な遊びであり、その為の食器や調理器具な ど様々な道具が提案され実用に供されている。食事の世話をするということは食 品を模した食品玩具を人形に与える必要があり、その為には様々な食品玩具が供 給されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、食品玩具を人形に与えても、液体であれば口から体内に注入す ることはできるが固形物では口から差し込むことは難しく、人形が食べた状態を 作り出すのは困難であった。また、食品玩具がばらばらになって紛失する恐れも あり、その管理を幼児に要求することは無理があった。
【0004】 本考案は上記問題点を解消し、スプーンで与えた食品を人形が恰も食したよう にスプーン上からなくなり、恰も食事をしているような状態を作り出すことがで きリアル感のある食事を実現することができるとともに、食品玩具の保管管理を する必要のない取扱に優れた食器玩具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る食器玩具は、スプーン体と容器体との組 合せからなる以下の要件を備えることを特徴とする。 (イ)上記スプーン体の内部には食品を模した擬似食品を先端に設けたスライド 部材が配置され、該スライド部材は上記擬似食品がスプーン体の先端から出没す るように摺動可能に配置されていること (ロ)上記スプーン体は上記スライド部材をスプーン体の内部に引き込むように 付勢するとともに、擬似食品の突出時には上記スライド部材を係止し、突出した 擬似食品を押圧することにより係止が解除されるように形成されていること (ハ)上記容器体は上記スプーン体を挿入可能に形成され、挿入したスプーン体 を引き抜く時に上記スライド部材をスプーン体の先端方向に摺動させること
【0006】 また、前記食器玩具は以下の要件を備えることを特徴とする。 (イ)前記スプーン体は柄部が中空に形成され、内部には前記スライド部材が少 なくとも1つ摺動可能に配置され、該スライド部材が前方に摺動した時には先端 に設けられた擬似食品が柄部から匙部上に突出するとともに、柄部に形成された 係止部に係止されること (ロ)上記匙部上に突出した擬似食品は、該擬似食品を匙部上に押下することに より上記係止部による係止が解除され、付勢部材に付勢されて柄部内に没入する こと (ハ)前記スライド部材は裏面に係合片が突出して形成され、該係合片は上記柄 部の下面に長手方向に形成された案内長孔に係合していること (ニ)前記容器体には前記スプーン体を差し込む差し込み口が形成され、該差し 込み口にはスプーン体を案内する案内筒が連設されていること (ホ)上記案内筒の差し込み口近傍には係合突部が形成され、スプーン体の引き 抜き時には上記係合突部と上記係合片とが係合し、スライド部材を前方に摺動さ せること
【0007】
【考案の実施の形態】
図1は、本発明に係る食器玩具を示し、この食器玩具はスプーン体1と容器体 2との組合せからなるもので、スプーン体1を容器体2に差し込むことにより、 容器体2の中から食品をすくい出したように見せることができる食器玩具である 。
【0008】 スプーン体1は下部材1aと上部材1bとからなり、下部材1aと上部材1b とを組み付けることにより先端の匙部3に連接して角筒状の柄部4が形成できる ようにしたもので、柄部4の前端は匙部3に向かって開口し、図2に示すように 、底面には長手方向に2本の案内長孔5、6が形成されている。そして、柄部4 の内部には第1と、第2との2つのスライド部材7、8が長手方向に摺動可能に 並設され、それぞれは付勢部材であるスプリング10で互いに引き合うように連 結されてリミッタ11、12に当接するように付勢されている。
【0009】 そして、第1のスライド部材7の裏面には係合片15が突出して形成され、先 端にはホウレンソウを模した擬似食品16が一体に形成され、第2のスライド部 材8の裏面には係合片17が突出して形成され、先端にはミカンを模した擬似食 品18が一体に形成されている。
【0010】 なお、上記係合片15、17は上述した柄部4の案内長孔5、6にそれぞれ係 合し、柄部4の裏側から係合片15又は17を前方に押し操作するとスライド部 材7又は8は対応する案内長孔5、6に案内されて柄部4内を前方にスライド移 動し、先端の擬似食品16又は18が匙部3上に現われるようになっている。
【0011】 また、スライド部材7、8の上面には係止突部20、21がそれぞれ形成され 、スライド部材7又は8が前方にスライド移動したときには、上記係止突部20 、21は上部材1aに設けられた係止板22、23の先端に係止され、擬似食品 16又は18が匙部3上に露出した状態を維持するようになっている。この係止 状態は擬似食品16又は18を匙部3上に押し下げることによって解除され、ス プリング10に付勢されて柄部4内に瞬時に没入するようになっている。
【0012】 容器体2は、食品別(ホウレンソウ用)に用意された中空の箱体で、図3(a )の平面図、図3(b)のX−X線断面図に示すように、上面にはスプーン体1 を差し込む差し込み口30が形成され、この差し込み口30に連続して角筒状の 案内筒31が斜めに配置されている。この案内筒31は下側斜面の上部を逆U字 状に切込みを入れて係合板32を形成し、この係合板32の表面に上記スライド 部材7の係合片15に係合するクサビ状の係合突部33を突出形成してある。
【0013】 次に、擬似食品がホウレンソウである食器玩具の場合について使用態様を図4 (a)〜(c)で説明する。先ず、スプーン体1の先端を容器体2の差し込み口 30から、容器体2内に十分に差し込む(図4(b)参照)。このとき、係合板 32の係合突部33が柄部4の裏面の案内長孔5にする。そして、差し込んだス プーン体1を引き抜くときに、係合板32の係合突部33に柄部4内のスライド 部材7に形成された係合片15が係合し、スライド部材7が柄部4と一体で戻ら ないように規制する(図5(a)参照)。
【0014】 従って、スライド部材7は柄部4に対して相対的に前方に移動することになり 、結果として擬似食品が柄部4から匙部3上に突出することになる(図5(b) 参照)。このとき、係止突部20が柄部4に設けられた係止板22より前方に押 し出されるが、そのとき係合片15は案内長孔5の終端縁5aを乗り上げてスラ イド部材7は上方に押し上げられる。
【0015】 更に、スプーン体1を引き操作すると、係合板32の係合突部33は終端縁5 aの斜面に沿って押し下げられ、係合片15と係合突部33との係合が外れ、ス プリング10に付勢されてスライド部材7が復帰移動するが、この際、係止突部 20が係止板22に係止されて復帰移動が阻止され、スプーン体1を容器体2か ら完全に引き抜いた状態において擬似食品16が匙部3上に突出した状態が維持 され、恰も容器の中から食品をすくいだしたような状況を作り出すことができる (図4(c)参照)。
【0016】 次に、スプーン上の食品を適宜の人形に食べさせるために、図6に示すように 、スプーン体1の先端を人形体の口にあてがい、擬似食品16を人形体の口に押 付けるようにすると、図5(d)に示すように、擬似食品16が匙部3上に押付 けられるので、係止板22による係止突部20の係止状態が解除されてスライド 部材7はスプリング10に付勢されて瞬時に柄部4内に引き込まれ、スライド部 材7の先端に一体に形成された擬似食品16も瞬時に柄部4内に没入して匙部3 上から消失するので、恰も人形が食品(ホウレンソウ)を食べたような状態を作 り出すことができる。
【0017】 なお、食品別(ミカン)に容器体2´を用意し、容器体2´に形成された係合 板32´及び、係合板32´上の係合突部33´の位置を、スプーン体1の案内 長孔6に対応して形成することにより、ミカンの容器体2´の差し込み口30´ にスプーン体1を差し込めば、図7(a)〜(c)に示すように、ホウレンソウ の場合と同様に匙部3上にミカンを模した擬似食品18が露出し、露出した擬似 食品18を匙部3上に押し下げることによって、係止板23による係止突部21 の係止状態が解除されてスライド部材8はスプリング10に付勢されて瞬時に柄 部4内に引き込まれ、スライド部材8の先端に一体に形成された擬似食品18も 瞬時に柄部4内に没入して匙部3上から消失するので、恰も人形が食品(ミカン )を食べたような状態を作り出すことができる。 上述のように、ホウレンソウの容器体2にスプーン体1を差し込めば匙部3上に ホウレンソウを模した擬似食品16が得られ、ミカンの容器体2´にスプーン体 1を差し込めば匙部3上にミカンを模した擬似食品18が得られるので、1つの スプーンで2種類の食品を人形に与えることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、容器体の差し込み口から差し込んだスプーン体を引き抜くこ とにより、容器体の中から恰も食品をすくい出したようにスプーン体の匙部に擬 似食品が載った状態を作り出すことができる。
【0019】 しかも、匙部に載っている擬似食品を人形に食べさせるように人形の口に押し 当てると擬似食品は瞬時にスプーン体の柄部内に没入して匙部から消失し、恰も 人形が食物を食べたような状態を作り出すことができ、リアル感のある人形の世 話をすることができる。
【0020】 そして、スプーン体の柄部内に収容されている擬似食品が匙部上に出没するだ けなので、擬似食品が紛失したりすることもなく食器玩具の保管管理が容易にな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る食器玩具の斜視図
【図2】下部材の一部を切り欠いたスプーン体の分解斜
視図
【図3】(a)(b)は容器体の平面図及びX―X線断
面図
【図4】(a)〜(c)はスプーン体の使用態様を説明
する斜視図
【図5】(a)〜(d)はスライド部材の作動状態の説
明図
【図6】スプーン体の使用態様を説明する斜視図
【図7】(a)〜(d)は他のスライド部材の作動状態
の説明図
【符号の説明】
1 スプーン体 2 容器体 3 匙部 4 柄部 5、6 案内長孔 7、8 スライド部材 10 付勢部材(スプリング) 16、18 擬似食品 30 差し込み口 33 係合突部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプーン体と容器体との組合せからなる
    以下の要件を備えることを特徴とする食器玩具。 (イ)上記スプーン体の内部には食品を模した擬似食品
    を先端に設けたスライド部材が配置され、該スライド部
    材は上記擬似食品がスプーン体の先端から出没するよう
    に摺動可能に配置されていること (ロ)上記スプーン体は上記スライド部材をスプーン体
    の内部に引き込むように付勢するとともに、擬似食品の
    突出時には上記スライド部材を係止し、突出した擬似食
    品を押圧することにより係止が解除されるように形成さ
    れていること (ハ)上記容器体は上記スプーン体を挿入可能に形成さ
    れ、挿入したスプーン体を引き抜く時に上記スライド部
    材をスプーン体の先端方向に摺動させること
  2. 【請求項2】 以下の要件を備えることを特徴とする、
    請求項1記載の食器玩具。 (イ)前記スプーン体は柄部が中空に形成され、内部に
    は前記スライド部材が少なくとも1つ摺動可能に配置さ
    れ、該スライド部材が前方に摺動した時には先端に設け
    られた擬似食品が柄部から匙部上に突出するとともに、
    柄部に形成された係止部に係止されること (ロ)上記匙部上に突出した擬似食品は、該擬似食品を
    匙部上に押下することにより上記係止部による係止が解
    除され、付勢部材に付勢されて柄部内に没入すること (ハ)前記スライド部材は裏面に係合片が突出して形成
    され、該係合片は上記柄部の下面に長手方向に形成され
    た案内長孔に係合していること (ニ)前記容器体には前記スプーン体を差し込む差し込
    み口が形成され、該差し込み口にはスプーン体を案内す
    る案内筒が連設されていること (ホ)上記案内筒の差し込み口近傍には係合突部が形成
    され、スプーン体の引き抜き時には上記係合突部と上記
    係合片とが係合し、スライド部材を前方に摺動させるこ
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08227751A (ja) * 1994-10-17 1996-09-03 Molex Inc 端子ロック手段を有する電気コネクタ

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