JP3079137U - 重力三輪車 - Google Patents

重力三輪車

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顯長 邱
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顯長 邱
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダルを踏む力でなく人間の重力により車両
を駆動させる三輪車を提供する。 【解決手段】 第一ペダル41a、第二ペダル41b底
部の駆動バー411の先端が、後半部2の低部に設置さ
れている枢軸42と接続され、二つのペダル41a、4
1bが枢軸42を支えとして上下運動可能となるように
配置されている。伝道軸43は後半部2に設置され、第
一ペダル41a、第二ペダル41bには逆時計回りにの
み伝道軸43を駆動させる二つの一方向ホイール44が
設置されている。伝道軸43上の一つの一方向ホイール
44側面には伝道チェーン3によって動かされるホイー
ル45が設けられている。第一チェーン46a、第二往
復チェーンの先端は第一ペダル41aおよび第二ペダル
41bの駆動バー411に連結され、一方向ホイール4
4上方に絡み合わされ後ろ端と回転車輪47の連結部品
48を結び、連動させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は重力三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
三輪車は三つの車輪で支えられているために、二輪車(自転車)と比べて安定 している。二輪車に乗れない人でも、ペダルを踏むだけで運転可能であり、便利 な交通手段とすることができる。また、構造は自転車と類似し、前部枢軸ペダル の回転によって前部ホイールを動かし、前部ホイールからチェーンを通じて、後 輪を駆動させるしくみになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述の三輪車は二本足でペダルを踏む力によってのみ車輪を前進 させるため、大変に力を要し、上り坂の場合などは大変に力を消耗する。急な上 り坂等の場合は登ることができず、車を降りて手で押さなければならない場合も 考えられる。 したがって本考案の目的は、重力三輪車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本考案の請求項に記載の重力三輪車は、人間の体 重が重力により地面に引かれる力を駆動の動力源としている。このため、力を使 わずに運転することが可能となる。その構造は以下の通りである。 前半部には前輪、取っ手、ブレーキおよび変速ギアが設けられ、後半部には、 車輪軸、前記車輪軸の両端に設置される二つの後輪、前記車輪軸の上に設置され る変速ホイールが設けられている。 変速ギアにより変速ホイールは段のコントロールが可能となる。伝道チェーン は変速ホイールと絡み合い、省力駆動装置によって動かされ、省力駆動装置の力 を車輪軸に伝道し、二つの後輪が動かされ前進可能となる。 省力駆動装置の構造は、第一ペダルおよび第二ペダルの底部に連結されている 駆動バーの先端が、後半部前方の低部に設置されている枢軸と接続され、二つの ペダルは枢軸を支えとして上下運動可能となる。 道軸は後半部に設置され、中段両側には前記第一ペダルおよび第二ペダルが設 けられている。二つの一方向ホイールが設置され、一方向ホイールは逆時計回り にのみ伝道軸を駆動可能である。伝道軸上には、一方向ホイールの一つの側面に 、伝道チェーンによって動かされるホイールが設けられている。 第一往復チェーンおよび第二往復チェーンの先端は第一ペダルおよび、第二ペ ダルの駆動バーに連結され、一方向ホイール上方と絡み合い後ろに伸ばされ、後 ろ端および回転車輪の連結部品と結び合わされ、連動される。
【0004】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例による重力三輪車に は次のものが含まれる。 図1に示すように前半部1には前輪11、取っ手12、ブレーキ121、変速 ギア13などから構成される。
【0005】 後半部2は前半部1の後方と連結されており、車輪軸21、車輪軸の両端に設 置された二つの後輪22、車輪軸21の上に設置された変速ホイール23などか ら成る。変速ホイール23は前半部1の変速ギア13によって段をコントロール することが可能である。 伝道チェーン3は省力駆動装置4によって動かされ、変速ホイール23にから まり、省力駆動装置4の力を車輪軸21に伝道し二つの後輪22を動かし、前進 可能とする。
【0006】 図3、図4、図5および図6に示すように伝動システムは以下のように構成さ れている。 省力駆動装置4の構造は次のようになる。第一ペダル41aおよび第二ペダル 41bの底部に連結されている駆動バー411の先端が、後半部2前方の低部に 設置されている枢軸42と接続され、二つのペダル41が枢軸42を支えとして 上下運動可能となるように配置されている。 伝道軸43は後半部2に設置され、この中段両側に設置されている第一ペダル 41aおよび第二ペダル41bには二つの一方向ホイール44が設置されている 。この二つの一方向ホイール44は逆時計回りにのみ伝道軸43を駆動させるこ とができる。伝道軸43上の一つの一方向ホイール44側面には伝道チェーン3 によって動かされるホイール45を備えている。 第一チェーン46aおよび第二往復チェーン46bの先端は第一ペダル41aお よび第二ペダル41bの駆動バー411に連結され、一方向ホイール44上方に 絡み合わされ後ろ端と回転車輪47の連結部品48を結び、連動させている。 前述の連結部品48はケーブル、皮ベルト等である。
【0007】 使用状況は、図2に示すように、人間が両足を第一ペダル、第二ペダル上に乗 せ、体の重さを利用して第一ペダル42aを下に踏むと、先に踏まれた第一ペダ ル41aの重力F1によって、これに接続する第一往復チェーン46aを引き、 これに絡み合わされる一方向ホイール44を逆時計回りに回転させる。これによ り伝道軸43が駆動し、変速ホイール45により、伝道チェーン3を通じて二つ の後輪の車輪軸21を動かし、車両を前進させるものである。
【0008】 また、第一ペダル41aが最下点に達した時、第二ペダル41bはちょうど最 高点に達するため、第二ペダル41bに重力F2が働き、これに接続する第二往 復チェーン46bを引くこととなる。これによりチェーンが絡み合わされている 一方向ホイール44が逆時計回りに回転し、更に第一往復チェーン46aがもう 一つの一方向ホイール44に働き、伝道軸43を回転させる。この時、第一往復 チェーン46aが引かれることにより動かされた一方向ホイール44と伝道軸4 3は空回りの状態となる。
【0009】 乗る者が第一ペダル41a、第二ペダル41bを踏むと、二つのペダルの連動 関係を利用して、一つが上がり、一つが下がるという交差運動を繰り返し、力を 使うことなく三輪車を前進させることができる。
【0010】 また、上り坂の際は変速ギア13により変速ホイール23を減速段(低速段) に変換可能である。こうすることでトーションを増加させ、省力駆動装置4の優 れた設計を利用して上り坂を前進することができる。
【0011】 本実施例による三輪車はペダルを踏む力によって車両を駆動させるのではなく 、人間の体重を直接利用して駆動させており、力学の原理に基づき、楽に前進さ せることができる。また、人間の重力を動力に変換する過程の中で、乗る者は全 身を上下させるため、運動効果を持つと同時に、リズム感も生まれ、老化を防ぐ こともできる。歩行の代わりとして、またはレジャー、運動の一環として、多く の機能を兼ね備えた三輪車であると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による重力三輪車を示す立体
図である。
【図2】本考案の一実施例による重力三輪車の使用状態
を示す図である。
【図3】本考案の一実施例による重力三輪車の伝道シス
テムを示す図である。
【図4】本考案の一実施例による重力三輪車の伝道シス
テムを上方からみた図である。
【図5】本考案の一実施例により第一ペダルに重力がか
かった状態を示す作動側面図である。
【図6】本考案の一実施例により第二ペダルに重力がか
かった状態を示す作動側面図である。
【符号の説明】
1 前半部 2 後半部 3 伝道チェーン 4 省力駆動装置 11 前輪 12 取っ手 13 変速ギア 21 車輪軸 22 後輪 23 変速ホイール 41a 第一ペダル 41b 第二ペダル 42 枢軸 43 伝道軸 44 一方向ホイール 45 ホイール 46a 第一往復チェーン 46b 第一往復チェーン 47 回転車輪 121 ブレーキ 411 駆動バー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前半部には前輪、取っ手、ブレーキおよ
    び変速ギアが設けられ、 前記前半部と連結される後半部には、車輪軸、前記車輪
    軸の両端に設置される二つの後輪、ならびに前記車輪軸
    の上に設置される変速ホイールが設けられ、 前記変速ホイールは前記変速ギアにより段のコントロー
    ルが可能となり、 伝道チェーンは省力駆動装置によって動かされ、前記変
    速ホイールと絡み合い、前記省力駆動装置の力を前記車
    輪軸に伝道し、前記二つの後輪は動かされ前進可能であ
    り、 前記省力駆動装置は、第一ペダルおよび第二ペダルの底
    部に連結されている駆動バーの先端が前記後半部の前方
    の低部に設置されている枢軸と接続され、前記第一ペダ
    ルおよび第二ペダルが前記枢軸を支えとして上下運動可
    能であり、 道軸は前記後半部に設置され、中段両側には前記第一ペ
    ダルおよび前記第二ペダルが設けられて二つの一方向ホ
    イールが設置され、前記一方向ホイールは逆時計回りに
    のみ伝道軸を駆動可能であり、前記伝道軸上には、前記
    一方向ホイールの一つの側面に前記伝道チェーンによっ
    て動かされるホイールが設けられ、 第一往復チェーンおよび第二往復チェーンの先端は前記
    第一ペダルおよび前記第二ペダルの前記駆動バーに連結
    され、前記一方向ホイールの上方と絡み合い後方へ延伸
    され、後ろ端が前記回転車輪の連結部品と結び合わさ
    れ、連動可能であることを特徴とする重力三輪車。
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