JP3078679B2 - 自動検針用無線装置 - Google Patents
自動検針用無線装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を利用して、
例えば水道メータの検針値をセンタ装置に収集する自動
検針システムの一部を無線化した自動検針用無線システ
ムに使用される自動検針用無線装置に関する。
例えば水道メータの検針値をセンタ装置に収集する自動
検針システムの一部を無線化した自動検針用無線システ
ムに使用される自動検針用無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動検針システムで無線化され
る部分は、需要家に設置される端末用網制御装置(電話
回線の制御を行なう装置)と水道メータ間であり、無線
装置は端末用網制御装置と水道メータそれぞれに接続さ
れる。
る部分は、需要家に設置される端末用網制御装置(電話
回線の制御を行なう装置)と水道メータ間であり、無線
装置は端末用網制御装置と水道メータそれぞれに接続さ
れる。
【0003】ここで、無線装置の設置状況を考えると、
端末用網制御装置側に接続される無線装置は、主に、家
の外壁(電話回線の引き込み口である保安器の近く)に
設置され、他方、水道メータ側に接続される無線装置
は、水道メータが設置されている「メータます(地中に
埋設された量水器用ボックス)」内に設置されることに
なる。
端末用網制御装置側に接続される無線装置は、主に、家
の外壁(電話回線の引き込み口である保安器の近く)に
設置され、他方、水道メータ側に接続される無線装置
は、水道メータが設置されている「メータます(地中に
埋設された量水器用ボックス)」内に設置されることに
なる。
【0004】また、無線装置のアンテナ構造を考える
と、無線装置は屋外に設置されるため、耐候性や防雨性
を考慮する必要があると同時に、この種の自動検針シス
テムで使用される無線は、免許不要の特定小電力無線を
利用することから、筐体とアンテナを一体化する必要が
あり、一般的にはアンテナを筐体内部に収納した構造を
とることになる。
と、無線装置は屋外に設置されるため、耐候性や防雨性
を考慮する必要があると同時に、この種の自動検針シス
テムで使用される無線は、免許不要の特定小電力無線を
利用することから、筐体とアンテナを一体化する必要が
あり、一般的にはアンテナを筐体内部に収納した構造を
とることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線を使用した自動検
針システムでは、配線工事が不要であるという大きな長
所があるが、無線の場合、電波を媒体として通信を行な
うため、無線装置がいかなる場所に設置されていても通
信できるとは限らない。
針システムでは、配線工事が不要であるという大きな長
所があるが、無線の場合、電波を媒体として通信を行な
うため、無線装置がいかなる場所に設置されていても通
信できるとは限らない。
【0006】すなわち、電波には、図8に示すように
「アンテナの水平方向に電波が伝搬しやすい」という指
向特性があり、また「たとえ電波の指向方向であって
も、その方向に電子回路部品や金属板などの導電体が存
在すると電波が伝搬しにくくなる」という特性をもつ。
「アンテナの水平方向に電波が伝搬しやすい」という指
向特性があり、また「たとえ電波の指向方向であって
も、その方向に電子回路部品や金属板などの導電体が存
在すると電波が伝搬しにくくなる」という特性をもつ。
【0007】また、「電波は地中を伝搬できない」とい
う特性から、無線装置を「メータます」内深くに設置し
た場合には、上方向に設置された無線装置とは通信でき
るが、地表面に設置された無線装置とは通信できにくく
なる。
う特性から、無線装置を「メータます」内深くに設置し
た場合には、上方向に設置された無線装置とは通信でき
るが、地表面に設置された無線装置とは通信できにくく
なる。
【0008】したがって、このような水道メータの自動
検針を行なう無線システムでは、「メータます」に設置
される無線装置は、できるだけ地表面に近い場所に設置
されるほうが良い通信特性を得ることができる。
検針を行なう無線システムでは、「メータます」に設置
される無線装置は、できるだけ地表面に近い場所に設置
されるほうが良い通信特性を得ることができる。
【0009】同時に、「メータます」に設置される無線
装置のアンテナ方向を相手側無線装置方向に向けること
によっても通信特性が向上する。
装置のアンテナ方向を相手側無線装置方向に向けること
によっても通信特性が向上する。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、無線送信すべきメータ検針値
等を任意の方向に適確に無線送信し得るようにメータま
すに取り付けられ、良好な通信特性を得ることができる
自動検針用無線装置を提供することにある。
その目的とするところは、無線送信すべきメータ検針値
等を任意の方向に適確に無線送信し得るようにメータま
すに取り付けられ、良好な通信特性を得ることができる
自動検針用無線装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動検針用無線装置は、メータの情報を収
集する自動検針用無線システムに使用される自動検針用
無線装置であって、メータますの蓋に表側から形成され
た凹内部に配設される円柱構造であり、前記凹部内で無
線装置のアンテナの方向を任意に調整し得るように構成
されることを要旨とする。
め、本発明の自動検針用無線装置は、メータの情報を収
集する自動検針用無線システムに使用される自動検針用
無線装置であって、メータますの蓋に表側から形成され
た凹内部に配設される円柱構造であり、前記凹部内で無
線装置のアンテナの方向を任意に調整し得るように構成
されることを要旨とする。
【0012】また、本発明の自動検針用無線装置は、メ
ータの情報を収集する自動検針用無線システムに使用さ
れる自動検針用無線装置であって、メータますの蓋に表
側から形成された凹部内に配設される正多角柱構造であ
り、前記凹部内で無線装置のアンテナの方向を少なくと
も正多角形の1辺に相当する角度単位で任意に調整し得
るように構成されることを要旨とする。
ータの情報を収集する自動検針用無線システムに使用さ
れる自動検針用無線装置であって、メータますの蓋に表
側から形成された凹部内に配設される正多角柱構造であ
り、前記凹部内で無線装置のアンテナの方向を少なくと
も正多角形の1辺に相当する角度単位で任意に調整し得
るように構成されることを要旨とする。
【0013】更に、本発明の自動検針用無線装置は、メ
ータの情報を収集する自動検針用無線システムに使用さ
れる自動検針用無線装置であって、メータますの蓋の裏
側に取り付けられる円柱構造であり、無線装置のアンテ
ナの方向を任意に調整し得るように構成されることを要
旨とする。
ータの情報を収集する自動検針用無線システムに使用さ
れる自動検針用無線装置であって、メータますの蓋の裏
側に取り付けられる円柱構造であり、無線装置のアンテ
ナの方向を任意に調整し得るように構成されることを要
旨とする。
【0014】また更に、本発明の自動検針用無線装置
は、メータの情報を収集する自動検針用無線システムに
使用される自動検針用無線装置であって、メータますの
蓋の裏側に取り付けられる正多角柱構造であり、無線装
置のアンテナの方向を少なくとも正多角形の1辺に相当
する角度単位で任意に調整し得るように構成されること
を要旨とする。
は、メータの情報を収集する自動検針用無線システムに
使用される自動検針用無線装置であって、メータますの
蓋の裏側に取り付けられる正多角柱構造であり、無線装
置のアンテナの方向を少なくとも正多角形の1辺に相当
する角度単位で任意に調整し得るように構成されること
を要旨とする。
【0015】
【作用】本発明の自動検針用無線装置は、メータますの
蓋に表側から形成された凹部内に配設される円柱構造で
あり、凹部内で無線装置のアンテナの方向を任意に調整
することができる。
蓋に表側から形成された凹部内に配設される円柱構造で
あり、凹部内で無線装置のアンテナの方向を任意に調整
することができる。
【0016】また、本発明の自動検針用無線装置は、メ
ータますの蓋に表側から形成された凹部内に配設される
正多角柱構造であり、凹部内で無線装置のアンテナの方
向を少なくとも正多角形の1辺に相当する角度単位で任
意に調整することができる。
ータますの蓋に表側から形成された凹部内に配設される
正多角柱構造であり、凹部内で無線装置のアンテナの方
向を少なくとも正多角形の1辺に相当する角度単位で任
意に調整することができる。
【0017】更に、本発明の自動検針用無線装置は、メ
ータますの蓋の裏側に取り付けられる円柱構造であり、
無線装置のアンテナの方向を任意に調整することができ
る。
ータますの蓋の裏側に取り付けられる円柱構造であり、
無線装置のアンテナの方向を任意に調整することができ
る。
【0018】また更に、本発明の自動検針用無線装置
は、メータますの蓋の裏側に取り付けられる正多角柱構
造であり、無線装置のアンテナの方向を少なくとも正多
角形の1辺に相当する角度単位で任意に調整することが
できる。
は、メータますの蓋の裏側に取り付けられる正多角柱構
造であり、無線装置のアンテナの方向を少なくとも正多
角形の1辺に相当する角度単位で任意に調整することが
できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0020】図1は、本発明の一実施例に係わる自動検
針用無線装置および該自動検針用無線装置が水道メータ
のメータます内に設けられる構造を示す斜視図である。
図1において、自動検針用無線装置は、符号1で示すよ
うに長さの短い円柱構造に形成されている。また、この
円柱構造の自動検針用無線装置1の下方には、水道メー
タを収容するのに使用されている矩形の量水器ボックス
であるメータます3が示されている。このメータます3
は、水道メータ用として地中内に埋設されているため、
図ではその表面を除いた下方部が点線で示されている。
このメータます3の地表に露出した上蓋2には、表側か
ら、すなわち図において上側から円形の凹部2aが形成
されていて、この円形凹部2a内に自動検針用無線装置
1が配設されるようになっている。そして、円形凹部2
a内に配設された無線装置1は矢印4で示すように自在
に回転することができ、これにより無線装置1内に設け
られている図示しないアンテナの方向を任意の方向、す
なわち該無線装置1が無線通信する図示しない相手の無
線装置の方向を向くように調整することができる。
針用無線装置および該自動検針用無線装置が水道メータ
のメータます内に設けられる構造を示す斜視図である。
図1において、自動検針用無線装置は、符号1で示すよ
うに長さの短い円柱構造に形成されている。また、この
円柱構造の自動検針用無線装置1の下方には、水道メー
タを収容するのに使用されている矩形の量水器ボックス
であるメータます3が示されている。このメータます3
は、水道メータ用として地中内に埋設されているため、
図ではその表面を除いた下方部が点線で示されている。
このメータます3の地表に露出した上蓋2には、表側か
ら、すなわち図において上側から円形の凹部2aが形成
されていて、この円形凹部2a内に自動検針用無線装置
1が配設されるようになっている。そして、円形凹部2
a内に配設された無線装置1は矢印4で示すように自在
に回転することができ、これにより無線装置1内に設け
られている図示しないアンテナの方向を任意の方向、す
なわち該無線装置1が無線通信する図示しない相手の無
線装置の方向を向くように調整することができる。
【0021】図2(a)は、図1に示す無線装置1を上
蓋2内に有するメータます3を上側から見た平面図であ
り、図2(b)は、図2(a)を側面から見た内部構造
を示す部分断面図であり、上蓋2部分を除いて地中内に
埋設されている。
蓋2内に有するメータます3を上側から見た平面図であ
り、図2(b)は、図2(a)を側面から見た内部構造
を示す部分断面図であり、上蓋2部分を除いて地中内に
埋設されている。
【0022】図2(b)からよくわかるように、地表2
0から露出したメータます3の上蓋2のほぼ中央に形成
された凹部2a内に無線装置1が配設され、この無線装
置1の底から電気接続用コード5が下方に延出し、下方
のメータます3内に設けられている水道メータ6に接続
されている。その水道メータ6の両側には水道管が接続
されている。
0から露出したメータます3の上蓋2のほぼ中央に形成
された凹部2a内に無線装置1が配設され、この無線装
置1の底から電気接続用コード5が下方に延出し、下方
のメータます3内に設けられている水道メータ6に接続
されている。その水道メータ6の両側には水道管が接続
されている。
【0023】図2(c)は、無線装置1の内部を概略的
に示しているが、この無線装置1内には無線回路ユニッ
ト7およびアンテナ8が内蔵され、このアンテナ8の電
波の指向特性は矢印9で示す方向になっている。なお、
図2(d)は図2(c)に示す無線装置1の側部から見
た断面図である。
に示しているが、この無線装置1内には無線回路ユニッ
ト7およびアンテナ8が内蔵され、このアンテナ8の電
波の指向特性は矢印9で示す方向になっている。なお、
図2(d)は図2(c)に示す無線装置1の側部から見
た断面図である。
【0024】上述したような構造において、円柱構造の
無線装置1は、メータます3の上蓋2の円形凹部2a内
に設けられるので、該凹部2a内で自在に回転し、その
アンテナの方向を任意の方向に向けることができ、対の
相手無線装置と良好な無線通信を行うように調整するこ
とができる。メータます3は地中内に埋設されるが、無
線装置1は、その地表に露出した上蓋2の凹部2a内に
設けられるため、地中や他の金属板等によって電波が比
較的遮られずに、良好な無線通信を行うことができる。
無線装置1は、メータます3の上蓋2の円形凹部2a内
に設けられるので、該凹部2a内で自在に回転し、その
アンテナの方向を任意の方向に向けることができ、対の
相手無線装置と良好な無線通信を行うように調整するこ
とができる。メータます3は地中内に埋設されるが、無
線装置1は、その地表に露出した上蓋2の凹部2a内に
設けられるため、地中や他の金属板等によって電波が比
較的遮られずに、良好な無線通信を行うことができる。
【0025】図3(a)は、本発明の他の実施例を示す
平面図を示し、図3(b)は、その内部構造を示す部分
断面側面図であり、図2(a),(b)にそれぞれ類似
した図である。また、図3(c)および図3(d)はそ
れぞれ図2(c)および図2(d)に類似した図であ
り、無線装置11を示している。
平面図を示し、図3(b)は、その内部構造を示す部分
断面側面図であり、図2(a),(b)にそれぞれ類似
した図である。また、図3(c)および図3(d)はそ
れぞれ図2(c)および図2(d)に類似した図であ
り、無線装置11を示している。
【0026】図3(a),(b)からよくわかるよう
に、この実施例で示す自動検針用無線装置は、符号11
で示すように正6角形柱の構造を有し、また無線装置1
1を収容するようにメータます3の上蓋2のほぼ中央に
表側から形成された凹部3bも正6角形に形成されてい
る。
に、この実施例で示す自動検針用無線装置は、符号11
で示すように正6角形柱の構造を有し、また無線装置1
1を収容するようにメータます3の上蓋2のほぼ中央に
表側から形成された凹部3bも正6角形に形成されてい
る。
【0027】以上のように構成されたものにおいても、
図1,2に示した自動検針用無線装置と同様に、正6角
形柱構造の無線装置11は、メータます3の上蓋2の凹
部2b内に設けられるので、図4(a)に示すように、
正6角形の各辺に対応する角度で、すなわち60°の角
度で自在に回転させ、そのアンテナの方向を所望の方向
に向けることができ、対の相手無線装置と良好な無線通
信を行うように調整することができる。メータます3は
地中内に埋設されるが、無線装置11は、その地表に露
出した上蓋2の凹部2b内に設けられるため、地中や他
の金属板等によって電波が比較的遮られずに、良好な無
線通信を行うことができる。
図1,2に示した自動検針用無線装置と同様に、正6角
形柱構造の無線装置11は、メータます3の上蓋2の凹
部2b内に設けられるので、図4(a)に示すように、
正6角形の各辺に対応する角度で、すなわち60°の角
度で自在に回転させ、そのアンテナの方向を所望の方向
に向けることができ、対の相手無線装置と良好な無線通
信を行うように調整することができる。メータます3は
地中内に埋設されるが、無線装置11は、その地表に露
出した上蓋2の凹部2b内に設けられるため、地中や他
の金属板等によって電波が比較的遮られずに、良好な無
線通信を行うことができる。
【0028】なお、上記実施例では、正6角形柱構造の
無線装置11を示したが、これに限定されるものでな
く、図4(b)に示すように正8角形柱構造でもよい
し、または他の正多角形柱構造でよいことは勿論のこと
である。なお、図4(b)に示す正8角形柱構造の場合
には、図示のように45°の角度で調整することができ
る。
無線装置11を示したが、これに限定されるものでな
く、図4(b)に示すように正8角形柱構造でもよい
し、または他の正多角形柱構造でよいことは勿論のこと
である。なお、図4(b)に示す正8角形柱構造の場合
には、図示のように45°の角度で調整することができ
る。
【0029】図5は、本発明の更に他の実施例を示す斜
視図である。同図に示す実施例は、図1に示したものと
同じ円柱構造の無線装置1をメータます3の上蓋2の裏
側に一対のサポート13で取り付けたものである。
視図である。同図に示す実施例は、図1に示したものと
同じ円柱構造の無線装置1をメータます3の上蓋2の裏
側に一対のサポート13で取り付けたものである。
【0030】前記一対のサポート13は、図6に示す構
造からもわかるように、各々がL字形とコの字形を組み
合わせた形状のものであり、例えば弾力性のあるプラス
チックで形成され、一対のサポート13の間に無線装置
1をはめ込むように支持している。なお、図6(a)は
メータます3の上蓋2を裏側から見た図である。
造からもわかるように、各々がL字形とコの字形を組み
合わせた形状のものであり、例えば弾力性のあるプラス
チックで形成され、一対のサポート13の間に無線装置
1をはめ込むように支持している。なお、図6(a)は
メータます3の上蓋2を裏側から見た図である。
【0031】図7(a),(b),(c)は、それぞれ
本発明の別の実施例を示す平面図、部分断面側面図、お
よび他の側から見た部分断面側面図である。
本発明の別の実施例を示す平面図、部分断面側面図、お
よび他の側から見た部分断面側面図である。
【0032】図7に示す実施例は、図5,6に示した実
施例における円柱構造の無線装置1の代わりに図3に示
したと同じ正6角形柱構造の無線装置11を使用し、こ
の無線装置11をメータます3の上蓋2にサポート13
で取り付けるようにしたものであり、その他の構成は図
5,6の実施例と同じである。
施例における円柱構造の無線装置1の代わりに図3に示
したと同じ正6角形柱構造の無線装置11を使用し、こ
の無線装置11をメータます3の上蓋2にサポート13
で取り付けるようにしたものであり、その他の構成は図
5,6の実施例と同じである。
【0033】図5〜7に示す実施例の自動検針用無線装
置においても、図1,2および3,4にそれぞれ示した
円柱構造および正多角形柱構造の無線装置と同様に、メ
ータます3の上蓋2の裏側でサポート13で支持されな
がら自在に回転させ、そのアンテナの方向を所望の方向
に向けることができ、対の相手無線装置と良好な無線通
信を行うように調整することができる。メータます3は
地中内に埋設されるが、無線装置は、その地表に露出し
た上蓋2の裏側に取り付けられるため、地中や他の金属
板等によって電波が比較的遮られずに、良好な無線通信
を行うことができる。
置においても、図1,2および3,4にそれぞれ示した
円柱構造および正多角形柱構造の無線装置と同様に、メ
ータます3の上蓋2の裏側でサポート13で支持されな
がら自在に回転させ、そのアンテナの方向を所望の方向
に向けることができ、対の相手無線装置と良好な無線通
信を行うように調整することができる。メータます3は
地中内に埋設されるが、無線装置は、その地表に露出し
た上蓋2の裏側に取り付けられるため、地中や他の金属
板等によって電波が比較的遮られずに、良好な無線通信
を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動検針用無線装置はメータますの蓋の凹部内に配設さ
れる円柱構造または正多角形柱構造であり、凹部内でア
ンテナの方向を所望の方向に調整することができたり、
またはメータますの蓋の裏側に取り付けられる円柱構造
または正多角形柱構造であり、アンテナの方向を所望の
方向に調整することができるので、アンテナを無線通信
すべき相手の無線装置の方向に自在に向けることができ
るとともに、地表面に近いメータますの上蓋に無線装置
を取り付けることができ、電波を比較的遮られずに、良
好な通信特性を得ることができる。
自動検針用無線装置はメータますの蓋の凹部内に配設さ
れる円柱構造または正多角形柱構造であり、凹部内でア
ンテナの方向を所望の方向に調整することができたり、
またはメータますの蓋の裏側に取り付けられる円柱構造
または正多角形柱構造であり、アンテナの方向を所望の
方向に調整することができるので、アンテナを無線通信
すべき相手の無線装置の方向に自在に向けることができ
るとともに、地表面に近いメータますの上蓋に無線装置
を取り付けることができ、電波を比較的遮られずに、良
好な通信特性を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる自動検針用無線装置
および該自動検針用無線装置が水道メータのメータます
内に設けられる構造を示す斜視図である。
および該自動検針用無線装置が水道メータのメータます
内に設けられる構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示す無線装置を上蓋内に有するメータま
すを上側から見た平面図および側面から見た内部構造を
示す部分断面側面図である。
すを上側から見た平面図および側面から見た内部構造を
示す部分断面側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す平面図および内部構
造を示す部分断面側面図である。
造を示す部分断面側面図である。
【図4】図3に示す正6角形柱構造および正8角形柱構
造の無線装置の電波指向性方向調整角度を示す図であ
る。
造の無線装置の電波指向性方向調整角度を示す図であ
る。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5に示す実施例の平面図、部分断面側面図、
および他の側から見た部分断面側面図である。
および他の側から見た部分断面側面図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す平面図、部分断面側
面図、および他の側から見た部分断面側面図である。
面図、および他の側から見た部分断面側面図である。
【図8】従来の自動検針用無線装置における説明図であ
る。
る。
1,11 自動検針用無線装置 2 上蓋 2a,2b 凹部 3 メータます 13 サポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C 13/00 - 25/04 H04M 11/00
Claims (4)
- 【請求項1】 メータの情報を収集する自動検針用無線
システムに使用される自動検針用無線装置であって、メ
ータますの蓋に表側から形成された凹部内に配設される
円柱構造であり、前記凹部内で無線装置のアンテナの方
向を任意に調整し得るように構成されることを特徴とす
る自動検針用無線装置。 - 【請求項2】 メータの情報を収集する自動検針用無線
システムに使用される自動検針用無線装置であって、メ
ータますの蓋に表側から形成された凹部内に配設される
正多角柱構造であり、前記凹部内で無線装置のアンテナ
の方向を少なくとも正多角形の1辺に相当する角度単位
で任意に調整し得るように構成されることを特徴とする
自動検針用無線装置。 - 【請求項3】 メータの情報を収集する自動検針用無線
システムに使用される自動検針用無線装置であって、メ
ータますの蓋の裏側に取り付けられる円柱構造であり、
無線装置のアンテナの方向を任意に調整し得るように構
成されることを特徴とする自動検針用無線装置。 - 【請求項4】 メータの情報を収集する自動検針用無線
システムに使用される自動検針用無線装置であって、メ
ータますの蓋の裏側に取り付けられる正多角柱構造であ
り、無線装置のアンテナの方向を少なくとも正多角形の
1辺に相当する角度単位で任意に調整し得るように構成
されることを特徴とする自動検針用無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7215293A JP3078679B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 自動検針用無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7215293A JP3078679B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 自動検針用無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06282790A JPH06282790A (ja) | 1994-10-07 |
JP3078679B2 true JP3078679B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=13481003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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