JP3078313U - 組立式祭壇 - Google Patents
組立式祭壇Info
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- JP3078313U JP3078313U JP2000008797U JP2000008797U JP3078313U JP 3078313 U JP3078313 U JP 3078313U JP 2000008797 U JP2000008797 U JP 2000008797U JP 2000008797 U JP2000008797 U JP 2000008797U JP 3078313 U JP3078313 U JP 3078313U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立、分解操作が容易であり、収納時に場所
を取らない組立式祭壇を提供する。 【解決手段】 対向して立てられる三段になった二枚の
脚板と、脚板のそれぞれの段の上に載せられる天板と、
天板の下方の脚板間に渡架される渡板とからなる組立式
祭壇において、脚板を三枚の方形をした脚板片を枢着し
て平板状に折り畳みできるものにするとともに、渡板を
天板に枢着して平板状に折り畳みできるものにしたこと
を特徴とする組立式祭壇。
を取らない組立式祭壇を提供する。 【解決手段】 対向して立てられる三段になった二枚の
脚板と、脚板のそれぞれの段の上に載せられる天板と、
天板の下方の脚板間に渡架される渡板とからなる組立式
祭壇において、脚板を三枚の方形をした脚板片を枢着し
て平板状に折り畳みできるものにするとともに、渡板を
天板に枢着して平板状に折り畳みできるものにしたこと
を特徴とする組立式祭壇。
Description
【0001】
本考案は、家庭における仏事等に使用する簡易な組立式祭壇に関する。
【0002】
盆や法事或いは周回忌等では、祭壇を飾ってその上に供え物をする。このため、 多くの家庭は祭壇を保有しているが、保管スペースの関係もあって、最近では、 組立式のものが多い。組立式祭壇も種々のものが提案されているが、いずれも、 組立や片付け(収納)に面倒な作業を必要としたり、収納スペースが大きかった り、重量が重かったりする欠点があった。本考案は、このような課題を解決する ものであり、構成片の数が少ない上に収納すれば極めて小さいスペースになる組 立式祭壇を提供したものである。
【0003】
以上の課題の下、本考案は、対向して立てられる三段になった二枚の脚板と、脚 板のそれぞれの段の上に載せられる天板と、天板の下方の脚板間に渡架される渡 板とからなる組立式祭壇において、脚板を三枚の方形をした脚板片を枢着して平 板状に折り畳みできるものにするとともに、渡板を天板に枢着して平板状に折り 畳みできるものにしたことを特徴とする組立式祭壇を提供する。
【0004】 以上のように、本考案に係る組立式祭壇は、いずれも折り畳めば平板状になる二 つの脚板と三つの天板とからなる少ない(五つの)構成片で構成されたものであ るから、折り畳んでの収納時に極めて小さいスペースにできるとともに、組立、 片付けの作業も簡単である。又、渡板は天板に枢着されているのであるから、組 立に際しても迷うことはない。加えて、少ない構成片であることから、重量も軽 く、持ち運びも容易である。
【0005】 この場合において、各々の脚板片と天板がそれぞれ同一幅であり、天板は上段を 構成する脚板片よりも長いとともに、渡板が天板と同一幅か幅狭のものであれば 、収納等に使用する箱は天板が一杯に入る箱を用意すればよいから、効率的であ って小スペースで足りる。又、脚板片の中央に孔を形成すれば、軽量になるし、 脚板片が当たる天板の個所に溝を形成し、脚板片をこの溝に挿入すれば、天板の 位置決めと固定が確実になる。更に、以上の脚板、天板及び渡板を桐の板で製作 すれば、軽くて豪華な感じを与える。
【0006】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る組立 式祭壇の斜視図、図2は正面図、図3は平面図、図4は側面図、図5は図2のA −A断面図であるが、この組立式祭壇は、対向して立てられる三段になった二枚 の脚板1と、脚板1の段(上辺)の上に載せられる天板2と、天板2の下方で脚 板1の間に渡架される渡板3とからなる。
【0007】 このうち、脚板1は、それぞれ高さの違う方形をした三枚の脚板片1a、1b、 1cを用い、各々の縦縁を蝶番等4で枢着して折り畳み可能にしたものである。 本例の場合、各々の脚板片1a、1b、1cの幅aは同一寸法にし、上段を構成 する脚板片1aの上に中段を構成する脚板片1bが折り返せ、その上に下段を構 成する脚板片1cが折り返せるようにする。図6はこの状態を示す脚板1の側面 図であるが、このような折り畳みができるように蝶番等4を取り付けることにな る。こうすると、折り返して積み重ねたものの幅が揃い、トータルとしての幅を 最小のものとすることができる。
【0008】 更に、本例の脚板片1a、1b、1cはそれぞれ中央に孔5が形成されている。 この孔5は、重量を軽減するためのものであるが、孔5の形成方法は、一枚の板 をくり抜くものであってもよいし、中央に空間を形成して板片を突き合わせるも のであってもよい。
【0009】 天板2は、各脚板片1a、1b、1cの上辺に載せられる長方形の板である。従 って、天板2は脚板片1a、1b、1cの数と同じ三枚が必要になるが、各々の 天板は同一寸法のものにしてある。本例の天板2は、脚板片1a、1b、1cの 幅と同一に設定されているが、長さは脚板1の間隔よりは長く設定されている。 脚板1の間隔を設定するには、天板2の裏面に脚板1の厚みと同じ幅の溝6を二 筋形成し、この溝6の中に左右の脚板1を嵌め込むことで行うようにしている。 尚、こうすると、脚板1に対する天板2の位置決めが確実になり、ずれたりしな い効果もある。
【0010】 渡板3は、脚板1間に渡架されて各々の脚板1の起立性を高めるかすがいの作用 は果たすものである。従って、渡板3の長さは脚板1の内側間隔と等しく設定さ れるが、加えて、本考案では、天板2に蝶番等7で渡板3を枢着し、天板2と渡 板3とを折り畳みできるようにしているのが特徴である。この場合、渡板3の両 側端面の適所にネジ孔8を穿っておくとともに(強度的に弱いことから、図2に 示すように、通常はネジ孔8を形成した金属製のナット筒9を埋め込む)、対応 する脚板片1a、1b、1cの所定個所に孔10を形成し、この孔10にボルト 11を通してネジ孔8にネジ込んで固定する(この操作を工具なしでできるよう にボルト11は蝶ボルトが適する)。尚、この渡板3は、天板2の後縁等に枢着 され、下方に垂らして背の高い側の隣の脚板片1aに固定するものであるが、通 常は、中段のものに一つ設ければよい(図5)。しかし、これだけではかすがい 効果が十分でないときには、更に下段のものにも設けることが考えられる。
【0011】 ところで、以上の脚板1、天板2及び渡板3の材質は、金属板、木材板、樹脂板 を問わないが、軽くて厳粛さを与えるものが好ましい。この点で、杉等の木材板 が適するが、中でも、桐が軽くて豪華な感じを与えて最も好ましい。又、この祭 壇の大きさ等も特に限定されないが、家庭用に用いるものでは、17mmの厚み の桐の板を使用し、天板2の大きさが900×260mm、最上位の脚板1の高 さが680mm程度で十分である。
【0012】 次に、以上の組立式祭壇を組み立てる場合について説明すると、まず、脚板片1 a、1b、1cを展開して一枚の脚板1にする。次いで、各脚板片1a、1b、 1cの上辺に天板2を載せ掛けるのであるが、このとき、中段の脚板片1bを最 初に載せ、これに枢着されている渡板3を所定の角度にして孔10からボルト1 1を差し込んで固定すると、脚板1の起立性が良くなり、残りの天板2の載せが 容易になる。以上で組立は完成するから、天板2の上に白布等を掛け、その上に 供物を載せることになる。
【0013】 これに対して、片付けは以上と逆のことをすればよい。図7はこの片付けの状態 を示す説明図であるが、このように、各構成片は、二つの折り畳んだ脚板片1a 、1b、1cと、一つの渡板3を折り畳んだ天板2と、二つの天板2の、都合、 五つからなるが、一番大きな天板2を重ねたものを最下位にし、その上に渡板が 付いた天板2、折り畳んだ脚板片1a、1b、1cを重ねると(このとき上下を 逆にして互いに向き合わせて重ねると、上下スペースを小さくできる)、非常に 小さなスペースになる。従って、天板2がきっちりと入る箱12等を用意してお けば、この中にすべてのものを低い高さ(板厚をtとすれば8tでよい)で収容 できることになる。
【0014】
以上、本考案に係る組立式祭壇によれば、いずれも折り畳めば平板状になる二つ の脚板と三つの天板とからなる少ない(五つの)構成片で構成されたものである から、折り畳んでの収納時に極めて小さいスペースにできるとともに、組立、片 付けの作業も簡単である。又、渡板は天板に枢着されているのであるから、組立 に際しても迷うことはない。加えて、少ない構成片であることから、重量も軽く 、持ち運びも容易である。
【0015】 この場合において、各々の脚板片と天板がそれぞれ同一幅であり、天板は上段を 構成する脚板片よりも長いとともに、渡板が天板と同一幅か幅狭のものであれば 、収納等に使用する箱は天板が一杯に入る箱を用意すればよいから、効率的であ って小スペースで足りる。又、脚板片の中央に孔を形成すれば、軽量になるし、 脚板片が当たる天板の個所に溝を形成し、脚板片をこの溝に挿入すれば、天板の 位置決めと固定が確実になる。更に、以上の脚板、天板及び渡板を桐の板で製作 すれば、軽くて豪華な感じを与える。
【図1】本考案の一例を示す組立式祭壇の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の一例を示す組立式祭壇の正面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一例を示す組立式祭壇の平面図であ
る。
る。
【図4】本考案の一例を示す組立式祭壇の側面図であ
る。
る。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】本考案の一例を示す組立式祭壇の脚板の折り畳
み状態を示す説明図である。
み状態を示す説明図である。
【図7】本考案の一例を示す組立式祭壇を箱に収容する
状態の説明図である。
状態の説明図である。
1 脚板 1a 脚板片 1b 脚板片 1c 脚板片 2 天板 3 渡板 5 孔 6 溝
Claims (4)
- 【請求項1】 対向して立てられる三段になった二枚の
脚板と、脚板のそれぞれの段の上に載せられる天板と、
天板の下方の脚板間に渡架される渡板とからなる組立式
祭壇において、脚板を三枚の方形をした脚板片を枢着し
て平板状に折り畳みできるものにするとともに、渡板を
天板に枢着して平板状に折り畳みできるものにしたこと
を特徴とする組立式祭壇。 - 【請求項2】 各々の脚板片と天板がそれぞれ同一幅で
あり、天板は上段を構成する脚板片よりも長いととも
に、渡板が天板と同一幅か幅狭のものである請求項1の
組立式祭壇。 - 【請求項3】 脚板片の中央に孔が形成されるととも
に、脚板片が当たる天板の個所に溝を形成し、脚板片を
この溝に挿入した請求項1又は2の組立式祭壇。 - 【請求項4】 脚板、天板及び渡板が桐の板で構成され
る請求項1〜3いずれかの組立式祭壇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008797U JP3078313U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 組立式祭壇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008797U JP3078313U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 組立式祭壇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078313U true JP3078313U (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=43211263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008797U Expired - Lifetime JP3078313U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 組立式祭壇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078313U (ja) |
-
2000
- 2000-12-13 JP JP2000008797U patent/JP3078313U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |