JP3078185U - フレーム型夜間灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームと夜間灯が一体となり、図案の収蔵
及び適する照明を備えたフレーム型夜間灯を提供する。 【解決手段】 フレーム型夜間灯は、フレームと夜間灯
が一緒になっており、図案の収蔵と共に照明機能を持っ
たフレーム型夜間灯で、主に透光面板１の底面にフレー
ム型の導光板２と回路板３が固設され、その前後にはそ
れぞれ蓋板４，５があり、この蓋板を対応させて固定
し、それを透光面板の前後にある予定位置に定位し、回
路板に電源を引いて導光板に明かりを付ける。するとそ
の光束が外に向けて投射され、光束は透光面板の周辺壁
から前方の蓋板上方に設置した図案を映写し、フレーム
型夜間灯を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、フレーム型夜間灯に関するもので、フレームと夜間灯が一体となり 、図案の収蔵及び適する照明を備えたフレーム型夜間灯である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のフォトフレームと夜間灯は、それぞれ別の場所に設置され、且つ全く違 う機能を持つものである。基本的には一緒にできる物ではないが、時代の流れに 従って消費者の要求も高まり、品質だけでなく、機能または効果についても更に 要求は高くなっている。市販のフレームはただ図案を飾るためのものだけで、そ の他の利用はできない。また夜間灯についても、タングステン電球を使用して、 壁面のコンセントに固設すると、電球は寿命が短いために常に交換しなければな らない他、数人が共に暮らすと双方の習慣が異なるため、常にどちらかの睡眠を 妨げることになる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上述の問題を改善したフレーム型夜間灯を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案のフレーム型夜間灯は、主に透光面板の底面 にフレーム型の導光板と回路板が固設され、且つその前後にはそれぞれ蓋板を備 えたフレーム型夜間灯において、その蓋板は対応させて止め、且つこれを透光面 板の前後予定位置に定位し、回路板に電源を引いて導光板を明るくすると、その 光束は外に向かって投射され、その光束が透光面板の周辺壁から前方蓋板に設置 された図案を照明することを特徴とする。 透光面板は、その底面にフレーム型の導光板と回路板が固設され、その回路板 の底面には電子回路がプリントされ、且つ周辺縁には等間隔に発光ダイオードが 設置されているもので、導光板は、回路板の周辺を枠設置し、その底面には光反 射層を貼るもので、それらの特徴によって、導光板と回路板を透光面板の底面に 定位し、回路板上の発光ダイオードが明るくなり、その光束を導光板に投射し、 それによって導光板と光反射層から光が拡散し、導光板全体が光り、照明効果を 得ることを特徴とする。 透光面板は、その底面にフレーム型の導光板と回路板が固設され、その回路板 には電子回路がプリントされ、この導光板は求めに応じて異なる形状に成型した り、色を付けることを特徴とする。 前方蓋板は、その前方の蓋板に鏡面を成型し、図案を収蔵しないときは鏡面と して使用し、また前方に対応して嵌めこむ保護板があり、図案は保護板と前方の 蓋板の間に収蔵し、簡易な図案保護の効果を得ることを特徴とする。

【０００５】

【考案実施の形態】

以下、本考案フレーム型夜間灯の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図１から３に示すように、本考案は、主に透光面板１の底面にフレーム 型の導光板２と回路板３が固設され、且つその前後にはそれぞれ蓋板４，５が設 置されている。この蓋板４，５は、対応させて止め、且つ保護板６と脚７を設置 する。これらを透光面板１の前後の予定位置に定位させ、回路板３に交流または 直流の電源を引いて導光板２に照明を付け、その光束を外に向けて投射する。ま たその光束を透光面板１の周辺壁から前方の蓋板４上方に設置してある図案８を 照明することによって、フレーム型夜間灯（図４参照）が形成される。

【０００６】 引き続き、図１から３に示すとおり、本考案の透光面板１の底面には、フレー ム型の導光板２と回路板３が固設され、そのうちその回路板３の底面にはプリン トされた電子回路（図未提示）があり、且つその周辺縁には等間隔に発光ダイオ ード３１が設置される。この導光板２は、回路板３周辺に枠型設置され、底面に は光反射層２２がある。上述の特徴によって、導光板２と回路板３を透光面板１ の底面に固設し、回路板３上の発光ダイオード３１に明かりがつく。そしてその 光束が導光板２へ投射され、導光板２と光反射層２２によって、光束を拡散させ 、導光板２全体が明るくなり、よりよい照明効果を得る。

【０００７】 また、図４に示すのは、本考案の別の実施例使用参考図であるが、そのうち前 方蓋板４が成型鏡面で、組立後、本考案提示の図案を入れない場合、鏡面として 使用するものである。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案のフレーム型夜間灯は、下述の特徴と効果がある 。 １．本考案は図案を設置することにより、写真フレーム機能も合わせ持ち、且 つ夜間に明かりを付けると、導光板の光束は透光面板の周辺壁から図案に映写さ れ、夜間灯機能以外に使用者の親しい人や宗教画などを入れることによって、夜 間暗い中で目に入っても心安らかな気持ちになれ、安らかに眠りに入ることがで きる。 ２．本考案は、発光ダイオードによる光源であり、この発光ダイオードは明る さが高く、また寿命も長い上に節電型であり、永久的な発光部品であると言える 。加えて光度が柔和であるため、使用者は、それぞれの習慣によって適する場所 に設置すればよく、他人に不便をかけない。 ３．本考案の構造は、簡単で且つ組立後も比較的丈夫であるため、間違えて落 としたり、ぶつけても壊れない。 ４．本考案は、交流或いは直流の電源によって光るので、使用しやすく、便利 である。 ５．前述の発光ダイオードは光度が高く、また点灯時に発熱しないため、図案 を長時間前方蓋板においていても、図案が変形したり、湾曲してしまうことがな く、信頼度が高い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体分解図である。

【図２】本考案の組立立体図である（導光板に明かりが
ついている時）。

【図３】本考案の組立断面図である。

【図４】本考案の別の実施例の使用参考図である。

【符号の説明】

１ 透光面板 ２ 導光板 ２２ 光反射層 ３ 回路板 ３１ 発光ダイオード ４ 蓋 ５ 蓋 ６ 保護板 ７ 脚 ８ 図案

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主に透光面板の底面にフレーム型の導光板
   と回路板が固設され、且つその前後にはそれぞれ蓋板を
   備えたフレーム型夜間灯において、 その蓋板は対応させて止め、且つこれを透光面板の前後
   予定位置に定位し、回路板に電源を引いて導光板を明る
   くすると、その光束は外に向かって投射され、その光束
   が透光面板の周辺壁から前方蓋板に設置された図案を照
   明することを特徴とするフレーム型夜間灯。
2. 【請求項２】前記透光面板は、その底面にフレーム型の
   導光板と回路板が固設され、その回路板の底面には電子
   回路がプリントされ、且つ周辺縁には等間隔に発光ダイ
   オードが設置されているもので、導光板は、回路板の周
   辺を枠設置し、その底面には光反射層を貼るもので、そ
   れら特徴によって、導光板と回路板を透光面板の底面に
   定位し、回路板上の発光ダイオードが明るくなり、その
   光束を導光板に投射し、それによって導光板と光反射層
   から光が拡散し、導光板全体が光り、照明効果を得るこ
   とを特徴とする請求項１記載のフレーム型夜間灯。
3. 【請求項３】前記透光面板は、その底面にフレーム型の
   導光板と回路板が固設され、その回路板には電子回路が
   プリントされ、この導光板は求めに応じて異なる形状に
   成型したり、色を付けることを特徴とする請求項１記載
   のフレーム型夜間灯。
4. 【請求項４】前記前方蓋板は、その前方の蓋板に鏡面を
   成型し、図案を収蔵しないときは鏡面として使用し、ま
   た前方に対応して嵌めこむ保護板があり、図案は保護板
   と前方の蓋板の間に収蔵し、簡易な図案保護の効果を得
   ることを特徴とする請求項１記載のフレーム型夜間灯。