JP3077642U

JP3077642U - クリップオンしおり

Info

Publication number: JP3077642U
Application number: JP2000008879U
Authority: JP
Inventors: よしみ田中
Original assignee: よしみ田中
Priority date: 2000-11-10
Filing date: 2000-11-10
Publication date: 2001-05-29
Anticipated expiration: 2006-11-10

Abstract

(57)【要約】【課題】書籍の任意のページに簡単、確実に装着で
き、装飾性の高いしおりを得る。【解決手段】１本の針金の一方の先端に渦巻き型を形
成し、他方はＵ字形に折り曲げ、その先端をＵ字形に曲
げた面と反対方向に渦巻き型に形成する。渦巻き型をつ
くると同時に渦巻き型の方向と同方向に所定の角度で彎
曲させる。Ｕ字型の最深部１と、両端の渦巻き型でそれ
ぞれ最もＵ字形に曲げた面に近く、なおかつ１からの長
さが異なる２点２、３を同一直線上に並べ、本品を装着
する本の任意のページをノド側および背表紙側からバネ
状に押し付けることにより、本への装着が確実となり、
点２を含む側の渦巻き部分４への装飾品の取り付けが可
能となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、本への固定が容易で、装飾品の取り付けが可能なしおりに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

紙・布・皮革に紐をつけたしおり、針金を用いた開き止め用しおり、樹脂を用いた戻り閉じ防止クリップが実用に共されている。本の任意のページに目印をつけるには実用上十分であった。

【０００３】しかし、しおりを本に挟んだ際、本の外部からはしおりの紐、あるいはしおりの上端が見えるだけであるため、装飾性が低く、また、本からしおり本体が脱落しやすいという欠点があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、しおりの装飾性を高めることと、本からのしおりの脱落を防止することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、１本の針金の一方の先端に渦巻き型を形成し、他方はＵ字形に折り曲げ、その先端をＵ字形に曲げた面と反対方向に渦巻き型に形成した。また、渦巻き型をつくると同時に渦巻き型の方向と同方向に所定の角度で彎曲させた。Ｕ字型の最深部１と、両端の渦巻き型でそれぞれ最もＵ字形に曲げた面に近く、なおかつ１からの長さが異なる２点２、３を同一直線上に並べることにより、本の任意のページのノド側から背表紙側にかけて本品を装着することを可能とし、装飾品の取り付けを容易にした。

【０００６】

【考案の実施の形態】実施例の形態について、図面を参照して説明する。１本の針金の一方の先端に渦巻き型を形成し、他方はＵ字形に折り曲げ、その先端をＵ字形に曲げた面と反対方向に渦巻き型に形成する。また、渦巻き型をつくると同時に渦巻き型の方向と同方向に所定の角度で彎曲させる。Ｕ字型の最深部１と、両端の渦巻き型でそれぞれ最もＵ字形に曲げた面に近く、なおかつ１からの長さが異なる２点２、３を同一直線上に並べる。２、３のうち、１からの長さが短い方を２、長い方を３とした場合、２を含む側の渦巻き４に装飾品を環、ピン、紐などを用いて取り付ける。本品の本への装着に際しては、本の背表紙の上端側から、本品で本を挟み、１を本の背表紙の上端、２を背表紙、３を目印をつけたいページのノド側に接触させる。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したように本考案のしおりは、バネ効果により、目印をつけたい書籍の任意のページに容易に装着できる。また装着した書籍の背表紙側に装飾品を取り付けられるので、外観上も優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】しおりの外観図である。

【図２】しおりの使用方法を示した説明図である。

【符号の説明】

１Ｕ字形の最深部２Ｕ字形に曲げた面に最も近い点（１からの長さが
短いもの）３Ｕ字形に曲げた面に最も近い点（１からの長さが
長いもの）４装飾品係止位置

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】１本の針金の一方の先端に渦巻き型を形
成し、他方はＵ字形に折り曲げ、その先端をＵ字形に曲
げた面と反対方向に渦巻き型に形成すると同時に渦巻き
型の方向と同方向に所定の角度で彎曲させ、Ｕ字型の最
深部と、両端の渦巻き型でそれぞれ最もＵ字形に曲げた
面に近く、なおかつ最深部からの長さが異なる２点を同
一直線上に並べて形成したことを特徴とするクリップオ
ンしおり。