JP3077557B2 - 斜め挿入防止コネクタ - Google Patents

斜め挿入防止コネクタ

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JP3077557B2
JP3077557B2 JP07117825A JP11782595A JP3077557B2 JP 3077557 B2 JP3077557 B2 JP 3077557B2 JP 07117825 A JP07117825 A JP 07117825A JP 11782595 A JP11782595 A JP 11782595A JP 3077557 B2 JP3077557 B2 JP 3077557B2
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JP
Japan
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housing
rib
connector
retainer
insertion prevention
Prior art date
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JP07117825A
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English (en)
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JPH08288016A (ja
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理 笹井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斜め挿入防止コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の斜め挿入防止コネクタと
して、図4〜図6に示すものが知られている。同図に示
す雌側コネクタ1は、概ね矩形箱形に形成されたハウジ
ング2を備え、このハウジング2には前端から後端にか
けて貫通する複数の端子金具収容室3が形成されてい
る。ハウジング2における幅広の側面の後端部分を覆う
ようにリテーナ4が薄片状のヒンジ部5を介して同ハウ
ジング2における幅狭の側面に連結されている。リテー
ナ4はハウジング2における幅広の側面の後端部分に形
成された開口を介して端子金具収容室3へ進入するリテ
ーナ爪4aを有しており、同リテーナ爪4aにて端子金
具収容室3に挿入される端子金具の後端角部に当接して
抜け止めを図る。ハウジング2における幅広の側面の前
端部分には前後方向に延びるリブ6を形成してある。
【0003】ヒンジ部5を撓めてリテーナ4をハウジン
グ2に装着すると、当該雌側コネクタ1の外側面には前
端部分にリブ6が突出した状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の斜め挿
入防止コネクタにおいては、次のような課題があった。
図6に示すように、雌側コネクタ1を雄側コネクタ8の
フード部9開口に対して斜めに挿入しようとした場合、
リテーナ4の外側面にリブがないため、斜め挿入できる
角度が大きくなる。従って、斜め挿入しやすく、雄側の
端子金具を損傷させてしまう可能性がある。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、斜め挿入できる角度を小さくして端子金具の損傷を
防止することが可能な斜め挿入防止コネクタの提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ハウジングの後端側側面に
リテーナを装着して雄側コネクタのフード部に挿入可能
な雌側コネクタにおいて、前記ハウジングの互いに反対
側となる2つの外側面に夫々挿入方向に沿ったリブを形
成するとともに、前記2つの外側面に装着される2つの
前記リテーナの外側面に前記ハウジングのリブと連なる
リブを形成することで、概ね全長にわたるリブを構成
し、前記ハウジングのリブの挿入方向先端の位置を、そ
のハウジングの先端面よりも後方に位置させた構成とし
てある。
【0007】
【作用】上記のように構成した本発明においては、概ね
全長にわたってリブを形成しているため、雄側コネクタ
のフード部に斜めに挿入しようとしても後端側でリブが
開口端部に突き当たり、斜め挿入できる角度が小さくな
る。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、斜め挿入
できる角度を小さくしたので、雄側コネクタのフード部
内に立設されている雄側端子金具に突き当たって損傷さ
せてしまうことのない斜め挿入防止コネクタを提供する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例に係る斜め挿入防止コネ
クタを分解斜視図により示しており、図2は組立状態を
斜視図により示している。同図において、雌側コネクタ
10は、概ね矩形箱状に形成されたハウジング11と、
このハウジング11の幅広の側面における後端部分を覆
うリテーナ12とから構成されている。ハウジング11
は、前後方向に貫通する複数の端子金具収容室13を形
成されており、各端子金具収容室13はこのハウジング
11の幅広の側面における後端部分に形成された連通窓
14を介して外部に連通している。また、前端部分の上
下二面の両側端よりの外周面には挿入方向である前後方
向に向かってリブ15を形成してある。ハウジング11
の幅広の側面における後端部分は外形を一回り小さくし
てあり、コの字形のリテーナ12を上方と下方から装着
したときに全長にわたって概ね同じ断面形状の箱体を形
成するようになっている。
【0010】リテーナ12はハウジング11における幅
広の側面を覆うことになる基部12aと幅狭の側面を覆
うことになるアーム部12b,12bとから構成され、
基部12aの前端には上記連通窓14を介して上記端子
金具収容室13に進入するリテーナ爪12a1を形成し
てある。アーム部12b,12bとハウジング11との
対向面には互いに斜め方向にスライド可能に係合する凹
凸を形成してあり、この凹凸によってリテーナ12はハ
ウジング11に対して前後方向に斜めにスライドする。
リテーナ12は後方に移動するにつれてハウジング11
から離れるとともに前方に移動するにつれてハウジング
11に近接し、近接するにつれて上記リテーナ爪12a
1が端子金具収容室13内に進入する。ハウジング11
に形成したリブ15に対応し、リテーナ12の基部12
aにおいてもこのリブ15と連続するリブ12a2を備
えている。リテーナ12はハウジング11の上方と下方
から装着されるため、上下四つのリブ15に対してそれ
ぞれのリテーナ12に二つずつのリブ12a2,12a
2を備えている。
【0011】本実施例においては、ハウジング11のリ
ブ15とリテーナのリブ12a2は、それぞれ直線上に
並んで形成されるとともに、上下二面に計四つずつ形成
されているが、係るリブは全長にわたって形成されるも
のであれば良く、連続していなかったり、その数が変化
していてもかまわない。次に、上記構成からなる本実施
例の動作を説明する。図1に示すように、当初別体であ
るハウジング11に対してリテーナ12,12を上方と
下方から装着すると、図2に示すように、一体となり、
上面と下面に形成したリブ15とリブ12a2とが一直
線上に並んで概ね全長にわたって形成されたことにな
る。
【0012】リブが全長にわたって形成されると、例え
ば、図3に示すように対となる雄側コネクタ20のフー
ド部21に当該雌側コネクタ10を挿入しようとする場
合、リテーナ12に形成したリブ12a2がフード部2
1の開口端にも当接するため、従来のように急な角度で
フード部21内に進入していくことができなくなる。す
ると、当該フード部21内に立設して保持されている雄
側端子金具22の先端に当接しなくなるので、損傷を防
止できる。
【0013】このように、後端側側面にリテーナ12を
装着するハウジング11を有する雌側コネクタ10にお
いて、ハウジング11の前端側外側面とリテーナ12の
外側面にそれぞれリブ15,12a2を形成して全長に
わたってリブを有するようにしたため、雄側コネクタ2
0におけるフード部21に挿入するときに斜め挿入でき
る角度が小さくなり、雄側端子金具22を損傷しなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る斜め挿入防止コネクタ
の分解斜視図である。
【図2】斜め挿入防止コネクタの組立状態の斜視図であ
る。
【図3】雌側コネクタを雄側コネクタのフード部に挿入
する状態を示す模式図である。
【図4】従来の斜め挿入防止コネクタの分解斜視図であ
る。
【図5】同斜め挿入防止コネクタの組立状態の斜視図で
ある。
【図6】雌側コネクタを雄側コネクタのフード部に挿入
する状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10…雌側コネクタ 11…ハウジング 12…リテーナ 12a2…リブ 15…リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42 H01R 13/64

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの後端側側面にリテーナを装
    着して雄側コネクタのフード部に挿入可能な雌側コネク
    タにおいて、前記ハウジングの互いに反対側となる2つの外側面に夫
    々挿入方向に沿ったリブを形成するとともに、前記2つ
    の外側面に装着される2つの前記リテーナの外側面に前
    記ハウジングのリブと連なるリブを形成することで、概
    ね全長にわたるリブを構成し、 前記ハウジングのリブの挿入方向先端の位置を、そのハ
    ウジングの先端面よりも後方に位置させた ことを特徴と
    する斜め挿入防止コネクタ。
JP07117825A 1995-04-18 1995-04-18 斜め挿入防止コネクタ Expired - Lifetime JP3077557B2 (ja)

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JP07117825A JP3077557B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 斜め挿入防止コネクタ

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JPH08288016A JPH08288016A (ja) 1996-11-01
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ID=14721183

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JP2008210656A (ja) 2007-02-27 2008-09-11 Mitsumi Electric Co Ltd コネクタ装置

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