JP3077540B2 - ベルトシール集塵ダクト - Google Patents

ベルトシール集塵ダクト

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JP3077540B2
JP3077540B2 JP06324035A JP32403594A JP3077540B2 JP 3077540 B2 JP3077540 B2 JP 3077540B2 JP 06324035 A JP06324035 A JP 06324035A JP 32403594 A JP32403594 A JP 32403594A JP 3077540 B2 JP3077540 B2 JP 3077540B2
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dust collecting
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啓仁 寺元
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動機械、例えば走行
式シップローダに設けられた集塵ダクトと集塵装置を連
結するベルトシール集塵ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄鉱石又は石炭等のばら物の船
積みに使われているシップローダは地上のベルトコンベ
アにより輸送された鉄鉱石又は石炭等のばら物を、トリ
ッパあるいはシュータを経由して機内コンベアに受け入
れ、例えばテレスコピックシュータ又はダストレスシュ
ータ等から船積みする。
【0003】ばら物を船に排出するシュータの先端部分
においては発塵がかなり多いため、シップローダ本体に
吸引機とバッグフィルタとダンパ等を有する集塵装置を
搭載して塵等を吸引していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
シップローダ本体に集塵装置を搭載した場合はシップロ
ーダの重量が重くなる共に構造が複雑になっていた。こ
のため、走行式シップローダに集塵装置を搭載するため
には大きな走行駆動力が必要になり製造原価が高くな
る。これを防ぐために、走行式シップローダの軽量化及
び構造の単純化を図る必要がある。
【0005】例えば、走行式シップローダの軽量化及び
構造の単純化を図るためには吸引機とバッグフィルタと
ダンパ等を有し重量の有る集塵装置を走行式シップロー
ダから分離して地上に設置する必要が有る。そして、地
上に設置した集塵装置と走行式シップローダ上の集塵ダ
クトを連結する必要が有るが、走行式シップローダ上の
集塵ダクトは走行式シップローダと共に走行路に沿って
移動するので、移動する走行式シップローダ上の集塵ダ
クトを連続的に地上の吸塵装置と連結する装置が必要と
なる。
【0006】この発明はかかる要望に対応するためにな
されたものであり、移動機械と共に移動する集塵ダクト
と固定した集塵装置などを連結するベルトシール集塵ダ
クトを得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るベルトシ
ール集塵ダクトは、ダクトフレームと二枚の密封シー
ベルトと連結部とガイドローラを有し、ダクトフレーム
は地上の集塵装置と移動機械に設けられた集塵ダクトを
連結するものであり、全長にわたり連続した開口部を有
し一端部が集塵装置に接続され他端部が密封され、二枚
密封シールベルトはダクトフレームの開口部を密封す
るものであり、可撓シール材でベルト状に形成され、
クトフレームの開口部の中央で互いに圧接して開口部の
両側にそれぞれ固定され、連結部はダクトフレームと移
動機械の集塵ダクトを連結するものであり、挿入ダクト
とダクトガイドを有し、挿入ダクトは連結部中央でダク
トフレームと移動機械の集塵ダクトを連結し、ダクトガ
イドは前後端部が先細形状をし、中心部が挿入ダクトの
外周部に取り付けられ、挿入ダクトを密封シールベルト
の圧接部に沿ってガイドし、ガイドローラは密封シール
ベルトを挾んで連結部に取り付けられ、密封シールベル
を連結部に圧接することを特徴とする。
【0008】また、密封シールベルトは合成樹脂板と板
バネから成り、合成樹脂板を板バネの弾性力で連結部に
圧接している
【0009】
【作用】この発明においては、集塵装置に接続したダク
トフレームの全長にわたる連続した開口部を開口部中央
で互いに圧接する二枚の密封シールベルトで密封し、二
枚の密封シールベルトの圧接部に挿入された連結部の挿
入ダクトでダクトフレームと移動機械の集塵ダクトを連
結する。
【0010】さらに、連結部は挿入ダクトの移動方向前
後にダクトガイドを有し、ダクトガイドは挿入ダクトを
密封シールベルトの圧接部に沿って誘導する。
【0011】さらに、ガイドローラは密封シールベルト
を連結部に圧接し、連結部と密封シールベルトとの間に
隙間ができることを防止する。
【0012】また、密封シールベルトは合成樹脂板と板
バネから成り、合成樹脂板を板バネの弾性力で連結部に
圧接して合成樹脂板で連結部との摩擦抵抗を減らすと
共に板バネの弾性力で連結部等との間に隙間ができるこ
とを防止する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すベルトシー
ル集塵ダクト1の断面図である。ベルトシール集塵ダク
ト1は、ダクトフレーム4と、二枚の密封シールベルト
5a,5bと、連結部6とガイドローラ7を有する。
【0014】ダクトフレーム4は、図2に斜視図に示す
ように全長にわたり連続した開口部4aを有し、図3の
構成図に示すように一端部が密封され他端部が吸引機と
バッグフィルタとダンパ等を有する集塵装置13に接続
される。ダクトフレーム4は走行式シップローダ14の
走行路15に沿って設置され、二枚の密封シールベルト
5a,5bとで集塵ダクト連結装置3の走行路を形成す
る。二枚の密封シールベルト5a,5bは、それぞれ一
方の端部がダクトフレーム4の開口部4aの両側に固定
され、ダクトフレーム4の開口部4a中央で互いに圧接
してダクトフレーム4の開口を密封する。ここで、二枚
の密封シールベルト5a,5bは互いに圧接しているの
で、ダクトフレーム4に沿って互いに向き合い凸状に湾
曲している。この二枚の密封シールベルト5a,5bは
連結部6との接触表面に、例えばフェノール樹脂、ポリ
アセタール、エポキシ樹脂、ケプラ又はFRP等の合成
樹脂板11を有し、合成樹脂板11の連結部6との接触
表面と反対側の面に板バネ12を有し、合成樹脂板11
が板バネ12の弾性力により連結部6に圧接されてい
る。このように二枚の密封シールベルト5a,5bは合
成樹脂板11と板バネ12から成るので、合成樹脂板1
1が板バネ12の弾性力で互いに密着し、圧接部からの
空気の流入を防ぐことができる。また、ベルトシール集
塵ダクト1には集塵装置13からの吸引力が働くので、
密封シールベルト5a,5bは集塵装置13からの吸引
力が働き互いに強く圧接される。
【0015】連結部6は集塵ダクト連結装置3の下部に
設けられ、二枚の密封シールベルト5a,5bの圧接部
に挿入され、ダクトフレーム4に沿って集塵ダクト連結
装置3と共に走行する。連結部6は、図4の斜視図に示
すように挿入ダクト6a及びダクトガイド6bを備え
る。挿入ダクト6aは連結部6中央で連結部1を上下に
貫き、図5の底面図に示すようにダクトフレーム4と集
塵ダクト連結装置3とを連結する。ダクトガイド6bは
連結部6の移動方向前後で挿入ダクト6aを密封シール
ベルト5a,5bの圧接部に沿って誘導する。これによ
り、連結部6は密封シールベルト5a,5bの間をダク
トフレーム4に沿って容易に移動できる。また、密封シ
ールベルト5a,5bは連結部6との接触部表面に合成
樹脂板11を有し、連結部6との摩擦抵抗を少なくする
ので連結部6は容易に移動できる。
【0016】ガイドローラ7a〜7fは集塵ダクト連結
装置3の下部に設けられ、連結部6と共に移動し、連結
部6の両側から密封シールベルト5a,5bを連結部6
に圧接し、密封シールベルト5a,5bと連結部6との
間に隙間が開くことを防止している。このガイドローラ
7a〜7fは連結部6の移動方向に回転自在であり、且
つ、連結部6の移動方向と直交する方向に微動可能であ
るので、容易に密封シールベルト5a,5b上を移動で
きると共に、連結部6の移動に伴う密封シールベルト5
a,5bの幅にばらつきがあっても対応できる。
【0017】上記のようにベルトシール集塵ダクト1を
構成することにより、例えばエキスパンションジョイン
ト8を介して走行式シップローダ14上の集塵ダクト2
を連結する集塵ダクト連結装置3は、走行式シップロー
ダ14上の集塵ダクト2とベルトシール集塵ダクト1と
を連結することができる。なお、集塵ダクト連結装置3
の前後左右の下部には、図6の側断面図に示すように移
動ローラ9が設けられるので、集塵ダクト連結装置3は
地上のベルトシール集塵ダクト1上を容易に移動するこ
とができる。
【0018】なお、上記実施例では密封シールベルト5
a,5bの合成樹脂板11を板バネ12の弾性力で連結
部6と接触させている場合について説明したが、例えば
エポキシ樹脂、ケプラ又はFRP等の耐熱性が高く、且
つ、堅く弾性の高い合成樹脂単体で構成するようにして
も良い。
【0019】また、連結部6が密封シールベルト5a,
5bと接触する部分に滑性シールを付設しても良い。滑
性シールは、例えばエポキシ樹脂等の合成樹脂材料など
から成り、密封シールベルト5a,5bとの摩擦抵抗を
少なくすることにより、連結部6を、密封シールベルト
5a,5bの間を通しながらダクトフレーム4に沿って
容易に移動できる。
【0020】また、上記実施例ではガイドローラ7a〜
7fを連結部6の進行方向の前後及び中央部左右に設置
したが、密封構造を維持する限り、連結部6の進行方向
の前後左右にのみ設置したり、他の場所に設置したりし
ても良い。
【0021】さらに、上記実施例ではダクトフレーム4
の上部に開口した場合について説明したが、ダクトフレ
ーム4の開口をダクトフレーム4の側面に設けて、ダク
トフレーム4の側面から移動する集塵ダクト12を連結
するようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、集塵装
置に接続したダクトフレームの全長にわたる連続した開
口部を開口部中央で互いに圧接する二枚の密封シールベ
ルトで密封し、二枚の密封シールベルトの圧接部に挿入
された連結部の挿入ダクトでダクトフレームと移動機械
の集塵ダクトを連結するので、固定した集塵装置と移動
機械の集塵ダクトを連続的に連結できる。
【0023】さらに、連結部は挿入ダクトの移動方向前
後にダクトガイドを有し、ダクトガイドは挿入ダクトを
密封シールベルトの圧接部に沿って誘導するので、挿入
ダクトは密封シールベルトの圧接部に沿って容易に移動
できる。
【0024】さらに、ガイドローラは密封シールベルト
を連結部に圧接し、連結部と密封シールベルトとの間に
隙間ができることを防止するので、密封度合を高めるこ
とができる。
【0025】また、密封シールベルトは合成樹脂板と板
バネから成り、合成樹脂板が板バネの弾性力で連結部と
接触するので、合成樹脂板により連結部との摩擦抵抗を
減らすと共に、板バネの弾性力により連結部等との間に
隙間ができることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】ダクトフレームの斜視図である。
【図3】走行式シップローダ用集塵装置の構成図であ
る。
【図4】連結部の斜視図である。
【図5】連結部の底面図である。
【図6】集塵ダクト連結装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 ベルトシール集塵ダクト 2 集塵ダクト 3 集塵ダクト連結装置 4 ダクトフレーム 4a 開口部 5a 密封シールベルト 5b 密封シールベルト 6 連結部 6a 挿入ダクト 6b ダクトガイド 7 ガイドローラ 9 移動ローラ 11 合成樹脂板 12 板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−145731(JP,U) 実開 昭49−36686(JP,U) 実開 昭61−142711(JP,U) 実開 昭51−66982(JP,U) 実開 昭57−203030(JP,U) 実開 昭49−100367(JP,U) 実開 昭51−49583(JP,U) 実開 昭61−151932(JP,U) 実開 平6−76224(JP,U) 実開 昭51−81303(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 45/22 B65G 67/60 B65G 69/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトフレームと二枚の密封シールベル
    と連結部とガイドローラを有し、 ダクトフレームは地上の集塵装置と移動機械に設けられ
    た集塵ダクトを連結するものであり、全長にわたり連続
    した開口部を有し一端部が集塵装置に接続され他端部が
    密封され、 二枚の密封シールベルトはダクトフレームの開口部を密
    封するものであり、可撓シール材で形成され、ダクトフ
    レームの開口部の中央で互いに圧接して開口部の両側に
    それぞれ固定され、 連結部はダクトフレームと移動機械の集塵ダクトを連結
    するものであり、挿入ダクトとダクトガイドを有し、 挿入ダクトは連結部中央でダクトフレームと移動機械の
    集塵ダクトを連結し、 ダクトガイドは前後端部が先細形状をし、中心部が挿入
    ダクトの外周部に取り付けられ、挿入ダクトを密封シー
    ベルトの圧接部に沿ってガイドし、 ガイドローラは密封シールベルトを挾んで連結部に取り
    付けられ、密封シールベルトを連結部に圧接することを
    特徴とするベルトシール集塵ダクト。
  2. 【請求項2】 密封シールベルトは合成樹脂板と板バネ
    から成り、合成樹脂板を板バネの弾性力で連結部に圧接
    していることを特徴とする請求項1記載のベルトシール
    集塵ダクト。
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CN114056954B (zh) * 2021-12-01 2024-03-19 沈阳铝镁设计研究院有限公司 一种新型卸料车联动密封装置

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