JP3077063U - 手動工具のラチェット式回転制御構造 - Google Patents

手動工具のラチェット式回転制御構造

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JP3077063U
JP3077063U JP2000007454U JP2000007454U JP3077063U JP 3077063 U JP3077063 U JP 3077063U JP 2000007454 U JP2000007454 U JP 2000007454U JP 2000007454 U JP2000007454 U JP 2000007454U JP 3077063 U JP3077063 U JP 3077063U
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ratchet
rotation control
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steel ball
type rotation
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JP2000007454U
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English (en)
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智慶 謝
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智慶 謝
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ラチェットホイールを具えた回動操作する工
具の構造を簡単とし、携帯に便利とし、製造コストを下
げることができ、組立に便利とする手動工具のラチェッ
ト式回転制御構造の提供。 【解決手段】 主体の開口11部分の接線位置に垂直孔
12を削設し、且つ孔内両側それぞれに係止ブロック1
3、スプリング14及びスチールボール15を設け、外
周に弾性スチールリング16を套設し、弾性スチールリ
ングがスチールボールに接触して制御して該ソケットに
挿入される工具の正転、反転の制御を形成し、スリー
ブ、ネジ回し、ラチェットスパナ、板状スパナ、多機能
組合せスパナに応用できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の手動工具のラチェット式回転制御構造に係り、回動操作され る手動工具に運用され、構造が簡単であり、このような工具に対して、携帯に便 利とし、製造コストを下げることができ、また組立に便利とする効果を提供しう る、手動工具のラチェット式回転制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
スパナは、19、20世紀の産業界に対して不可欠の手持ち工具の一つとされ 、例えばリングスパナ、スリーブスパナ、ラチェットスパナ、梅花スパナ等はい ずれも工場と家庭のいずれにも配備されている物品である。そのうち、連続制動 可能なラチェットスパナは、梅花スパナとラチェットスパナの長所を結合させた もので、大幅に業者の作業効率と産業品質を向上し、さらにスパナ工具の技術領 域を大きく前進させた。図1から図3は一般に使用されているラチェットスパナ を示しその構造は複雑で且つ加工コストが高く、組立も比較的不便で、且つラチ ェットホイールの製造コストが高かった。図4に示されるものは板状の簡易型ラ チェットスパナであり、図5は本考案の創作に至る前の別の一つの無ラチェット ホイールのラチェット式スパナである。両者は前者の製造コストが高く、後者の 製造コストが比較的低いが、しかしいずれも作動と受力が比較的小さく、ラチェ ット式の作動音がなく、並びにスパナがもともと持つべき機能を発揮できず、研 究過程での失敗の例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、構造が簡単で携帯に便利であり、製造コストを下げ、また組立に便 利である手動工具のラチェット式回転制御構造を提供することを課題としている 。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、主体の開口部分の接線位置に垂直孔を削設し、且つ垂直孔 内側の両側それぞれに係止ブロック、スプリング及びスチールボールを設け、外 周に弾性スチールリングを套設し、弾性スチールリングをスチールボールに接触 させ、並びに弾性スチールリングの外に突出する凸点の内側に収容空間を形成し 、該弾性スチールリングが左右に回転し並びに一側のスチールボールを係止可能 であるようにし、回動操作する手動工具の正転、反転の制御を行えるようにした ことを特徴とする、手動工具のラチェット式回転制御構造としている。 請求項2の考案は、前記主体の開口内のスチールボールとスプリングを上下の 位置に設けるか、或いは上方或いは下方に存在させて、スリーブ、ネジ回し、ラ チェットスパナ、板状スパナ、多機能組合せスパナに応用できるようにしたこと を特徴とする、請求項1に記載の手動工具のラチェット式回転制御構造としてい る。 請求項3の考案は、前記スリーブ、ネジ回しに応用する時に、単位ビットの脱 落を防止するために適宜位置に磁石を設けたことを特徴とする、請求項2に記載 の手動工具のラチェット式回転制御構造としている。 請求項4の考案は、前記係止ブロックの代わりに多角形の切欠きを設けて、多 角形のネジ部品を駆動できるようにすると共に、回動操作するハンドルを円形、 楕円形或いはその他の不規則形状となしたことを特徴とする、請求項1に記載の 手動工具のラチェット式回転制御構造としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図6に示されるように、本考案の手動工具のラチェット式回転制御構造は、開 口11の接線位置に垂直孔12が設けられ、且つ垂直孔12内両側にそれぞれ係 止ブロック13とスプリング14及びスチールボール15が設けられ、外周が弾 性を有するスチールリング16で包囲され、スチールリング16がスチールボー ル15に接触し並びにスチールリング16の外部に突出する凸点161が収容空 間を形成し、該スチールリング16が左右に回転し並びに一側のスチールボール 15を係止可能とされ、該ソケットの本体1の正転、反転の制御を形成する。図 8は本考案のもう一つの実施例を示し、ネジ回し2に応用されている。
【0006】 また、開口11内の係止ブロック13とスプリング14が上下の位置に設置さ れ、且つ単独で一組が設けられることが可能で、スチールボール15の代わりに 嵌子が採用可能であり(図7参照)、スリーブ3、ネジ回し2、板状スパナ4( 図10参照)及び多機能組合せスパナ5に応用可能で、これは図20、21に示 されるとおりであり、また、図9に示されるように周知のラチェットスパナ6に も応用可能である。
【0007】 また、開口11にスリーブ3が応用された実施例は図11に示され、ネジ回し 2が応用された時は図12に示され、単位ビット19の脱落を防止するため、適 宜位置に磁石19が設置され、図13は別方向の設計を示している。
【0008】 さらに開口11部分の係止ブロック13の代わりに多角形の切欠き131を採 用可能であり、これにより多角形のネジ部品0を駆動でき、且つスパナを円形、 楕円形等多種の不規則形状とすることができる。これは図14、15、16、1 7、18、19に示されるとおりである。
【0009】
【考案の効果】
本考案の手動工具のラチェット式回転制御構造は、作用空間を縮小する実用的 機能を有し、ゆえに本考案は実用性を有する。また本考案の実施例に記載の構造 は、その出願前にいかなる刊行物にも記載されておらず、また公開使用もされて いないため、新規性を有し、また本考案は機能上の増進の事実を有する。ゆえに 本考案は新規性、進歩性を具えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のラチェットスパナの断面図である。
【図2】もう一種類の周知のラチェットスパナの断面図
である。
【図3】さらにもう一種類の周知のラチェットスパナの
分解斜視図である。
【図4】本考案の創作過程で失敗した板状ラチェットス
パナの断面図である。
【図5】本考案の創作過程で失敗したもう一種類の板状
ラチェットスパナの断面図である。
【図6】本考案の断面図である。
【図7】本考案の第2の実施例の断面図である。
【図8】本考案の第3の実施例の断面図である。
【図9】本考案の第4の実施例の断面図である。
【図10】本考案の第5の実施例の断面図である。
【図11】本考案の開口内に磁石を取り付けた実施例の
断面図である。
【図12】図11の縦向応用実施例図である。
【図13】図11の横向応用実施例図である。
【図14】本考案の多角形係止ブロックと楕円形体の組
合せ断面図である。
【図15】本考案の多角形係止ブロックと不規則形体の
断面図である。
【図16】本考案の多角形係止ブロックのもう一つの実
施例図である。
【図17】本考案の多角形係止ブロックのさらにもう一
つの実施例図である。
【図18】本考案の楕円形スパナの望ましい実施例図で
ある。
【図19】本考案の不規則形スパナの望ましい実施例図
である。
【図20】本考案を多機能工具に応用した実施例の分解
斜視図である。
【図21】本考案を多機能工具に応用した実施例の組合
せ断面図である。
【符号の説明】
0 ネジ部品 1 主体 11 開口 12 垂直孔 13 係止ブロック 131 切欠き 14 スプリング 15 スチールボール 16 スチールリング 161 凸点 18 単位ビット 19 磁石 2 ネジ回し 3 スリーブ 4 板状スパナ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体の開口部分の接線位置に垂直孔を削
    設し、且つ垂直孔内側の両側それぞれに係止ブロック、
    スプリング及びスチールボールを設け、外周に弾性スチ
    ールリングを套設し、弾性スチールリングをスチールボ
    ールに接触させ、並びに弾性スチールリングの外に突出
    する凸点の内側に収容空間を形成し、該弾性スチールリ
    ングが左右に回転し並びに一側のスチールボールを係止
    可能であるようにし、回動操作する手動工具の正転、反
    転の制御を行えるようにしたことを特徴とする、手動工
    具のラチェット式回転制御構造。
  2. 【請求項2】 前記主体の開口内のスチールボールとス
    プリングを上下の位置に設けるか、或いは上方或いは下
    方に存在させて、スリーブ、ネジ回し、ラチェットスパ
    ナ、板状スパナ、多機能組合せスパナに応用できるよう
    にしたことを特徴とする、請求項1に記載の手動工具の
    ラチェット式回転制御構造。
  3. 【請求項3】 前記スリーブ、ネジ回しに応用する時
    に、単位ビットの脱落を防止するために適宜位置に磁石
    を設けたことを特徴とする、請求項2に記載の手動工具
    のラチェット式回転制御構造。
  4. 【請求項4】 前記係止ブロックの代わりに多角形の切
    欠きを設けて、多角形のネジ部品を駆動できるようにす
    ると共に、回動操作するハンドルを円形、楕円形或いは
    その他の不規則形状となしたことを特徴とする、請求項
    1に記載の手動工具のラチェット式回転制御構造。
JP2000007454U 2000-10-18 2000-10-18 手動工具のラチェット式回転制御構造 Expired - Lifetime JP3077063U (ja)

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