JP3077042U - 曲折注入口を具えたダイカスト金型の構造 - Google Patents
曲折注入口を具えたダイカスト金型の構造Info
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- JP3077042U JP3077042U JP2000007420U JP2000007420U JP3077042U JP 3077042 U JP3077042 U JP 3077042U JP 2000007420 U JP2000007420 U JP 2000007420U JP 2000007420 U JP2000007420 U JP 2000007420U JP 3077042 U JP3077042 U JP 3077042U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湯液のキャビティーへの流速を緩め、湯液が
直接キャビティーに注入されて焼触現象を形成するのを
防止し、これにより製品の品質を高め、市場での競争力
を増加できるようにすること。 【解決手段】 可動金型と固定金型の当接面にそれぞれ
対応するキャビティーと湯道が設けられ、且つキャビテ
ィーと湯道の間に縮径の注入口が設けられ、湯液が湯道
より注入口を通りキャビティーに注入される金型におい
て、湯道が曲折道とされ、湯液のキャビティーへの流速
を緩め、湯液が直接キャビティーに注入されて焼触現象
を形成するのを防止し、これにより製品の品質を高め、
市場での競争力を増加できるようにした。
直接キャビティーに注入されて焼触現象を形成するのを
防止し、これにより製品の品質を高め、市場での競争力
を増加できるようにすること。 【解決手段】 可動金型と固定金型の当接面にそれぞれ
対応するキャビティーと湯道が設けられ、且つキャビテ
ィーと湯道の間に縮径の注入口が設けられ、湯液が湯道
より注入口を通りキャビティーに注入される金型におい
て、湯道が曲折道とされ、湯液のキャビティーへの流速
を緩め、湯液が直接キャビティーに注入されて焼触現象
を形成するのを防止し、これにより製品の品質を高め、
市場での競争力を増加できるようにした。
Description
【0001】
本考案は一種のダイカスト金型の構造に係り、特に、金型の湯道が曲折道とさ れ、湯液のキャビティーへの流速を緩め、湯液が直接キャビティーに注入されて 焼触現象を形成するのを防止するようにした、曲折注入口を具えたダイカスト金 型の構造に関する。
【0002】
一般に、スチール鉄金属より融点の低い、低融点金属、例えばアルミニウム、 マグネシウムは、その融点が低いため、射出成形に使用可能で、且つ高温流動性 が良好であるため、薄小パーツを成形するのに使用される。
【0003】 周知のダイカスト金型は、図2、3に示されるように、可動金型aと固定金型 bの当接面にそれぞれ対応するキャビティーcと湯道dが設けられ、キャビティ ーcと湯道dの間に縮径の注入口eが設けられ、湯道が湯道dより注入口eを通 りキャビティーcに注入される。湯液が管径の比較的大きい注入口dより管径の 小さい注入口eを流れる時、断面積の縮小により、流速が高まり、このため湯液 が高速でキャビティーcに注入され、最先にキャビティーcに進入した湯液の温 度は高く、且つ不純物を付帯しやすく、このためキャビティーcに先に接触する 湯液の部分に焼触現象が発生しやすく、このために製品の表面に高温焼黒の痕跡 が発生して製品品質が下がり、市場での競争力が低下した。
【0004】
本考案は、ダイカスト金型の湯道を曲折道として、湯液のキャビティーへの流 速を緩め、これにより湯液が直接キャビティーに注入されることによる焼触現象 を形成するのを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、可動金型と固定金型の当接面にそれぞれ対応するキャビテ ィーと湯道が設けられ、且つキャビティーと湯道の間に縮径の注入口が設けられ 、湯液が湯道より注入口を通りキャビティーに注入されるダイカスト金型におい て、 湯道が曲折道とされ、湯液のキャビティーへの流速を緩め、湯液が直接キャビ ティーに注入されて焼触現象を形成するのを防止したことを特徴とする、曲折注 入口を具えたダイカスト金型の構造としている。
【0006】
本考案によると、可動金型と固定金型の当接面にそれぞれ対応するキャビティ ーと湯道が設けられ、且つキャビティーと湯道の間に縮径の注入口が設けられ、 湯液が湯道より注入口を通りキャビティーに注入される金型において、湯道が曲 折道とされ、湯液のキャビティーへの流速を緩め、湯液が直接キャビティーに注 入されて焼触現象を形成するのを防止し、これにより製品の品質を高め、市場で の競争力を増加できるようにしたことを特徴としている。
【0007】
図1に示されるように、可動金型1と固定金型2の当接面にそれぞれ対応する キャビティー3と湯道4が設けられ、且つキャビティー3と湯道4の間に縮径の 注入口5が設けられ、湯液が湯道4より注入口5を通りキャビティー3に注入さ れる金型において、本考案は以下を特徴としている。
【0008】 該湯道44が曲折道とされ、湯液のキャビティー3への流速を緩め、湯液が直 接キャビティー3に注入されて焼触現象を形成するのを防止している。
【0009】 以上の構造により、湯道4の経路が曲折形状とされて、湯液が湯道4を流れる 時に乱流を発生してキャビティー3への流速が緩められ、湯液が直接キャビティ ー3に注入される時に形成される製品表面の焼触の現象が防止され、これにより 製品の品質を高め、市場での競争力を増加できる。
【0010】
本考案は、ダイカスト金型の湯道を曲折道として、湯液のキャビティーへの流 速を緩め、これにより湯液が直接キャビティーに注入されることによる焼触現象 を形成するのを防止している。ゆえに、本考案は、実用性、新規性、進歩性及び 産業上の利用価値を有する考案である。
【図1】本考案の組合せ断面図である。
【図2】周知の技術の組合せ断面図である。
【図3】もう一つの周知の技術の組合せ断面図である。
1 可動金型 2 固定金型 3 キャビティー 4 湯道 5 注入口
Claims (1)
- 【請求項1】 可動金型と固定金型の当接面にそれぞれ
対応するキャビティーと湯道が設けられ、且つキャビテ
ィーと湯道の間に縮径の注入口が設けられ、湯液が湯道
より注入口を通りキャビティーに注入されるダイカスト
金型において、 湯道が曲折道とされ、湯液のキャビティーへの流速を緩
め、湯液が直接キャビティーに注入されて焼触現象を形
成するのを防止したことを特徴とする、曲折注入口を具
えたダイカスト金型の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007420U JP3077042U (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 曲折注入口を具えたダイカスト金型の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007420U JP3077042U (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 曲折注入口を具えたダイカスト金型の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077042U true JP3077042U (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=43210072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007420U Expired - Lifetime JP3077042U (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 曲折注入口を具えたダイカスト金型の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077042U (ja) |
-
2000
- 2000-10-17 JP JP2000007420U patent/JP3077042U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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