JP3077025U - 可搬型電動工具 - Google Patents

可搬型電動工具

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JP3077025U JP2000007390U JP2000007390U JP3077025U JP 3077025 U JP3077025 U JP 3077025U JP 2000007390 U JP2000007390 U JP 2000007390U JP 2000007390 U JP2000007390 U JP 2000007390U JP 3077025 U JP3077025 U JP 3077025U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可搬型電動工具1は、建築現場とか工事現場
等に持ち込んで使用する場合が殆どであるが、そのよう
な現場は作業に適した明るい所ばかりとは限らない。一
方、建築施行者から要求される加工精度は年々きびしく
なり、工事箇所によっては、仕上げ時等の1mmの狂い
も許されない場合も少なくない。しかし、夕方になり暗
くなって来たりした場合、木材等の被加工材に引かれた
線は見にくくなり、どうしても加工精度が悪くなってい
た。また、建築技術者も高齢化し、視力が弱っている人
もいるので、作業箇所が常に明るく照らされているよう
な可搬型電動工具が要望されていた。 【解決手段】 可搬型電動工具1における作業箇所を照
らす電灯15と、該電灯15のための点灯スイッチ16
を、可搬型電動工具と一体とされている部材上(例、工
具支柱7上)に取り付けた。作業箇所が常に明るく照ら
されるので、加工精度も上がるし、視力の弱った高齢の
建築技術者でも使い易くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築現場等の任意の場所に、携帯ないしは搬入して使用する可搬型 電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、建築技術者の不足とか工具技術の進歩等により、多くの工具が作業 能率の良い電動工具とされている。そして、電動工具の中には、建築現場や工事 現場等の任意の場所に、携帯ないしは搬入して使用する可搬型電動工具がある。 図2は、そのような従来の可搬型電動工具の1例を示す図である。ここで例示 したのは、丸鋸で木材等を切断する工具である。図2において、1は可搬型電動 工具、2は鋸くず収納部、3は保護カバー、4は把手、5はモーター部、6は丸 鋸、7は工具支柱、8,9は位置決め固定体、10は加工台、11は位置決め可 動体、12はねじ棒、13はつまみ、14は支持脚である。
【0003】 加工台10は平坦なテーブルであり、その下部の四隅には支持脚14が設けら れている。 加工台10の奥側の側面に沿って、位置決め固定体8,9が植立されている。 木材等の被加工材を加工台10の上に置く際、その1側面を位置決め固定体8, 9に当てがうようにして置くことにより、位置決めをすることが出来る。 位置決め可動体11は、つまみ13を摘んでねじ棒12を回動させることによ り、前進または後退させられる。この位置決め可動体11を前進させ、位置決め 固定体8との間に被加工材を挟持することにより、被加工材を加工台10上で、 しっかりと固定することが出来る。
【0004】 丸鋸6はモーター部5によって駆動され、モーター部5は電源(図では示して いない)に接続されている。モーター部5には、把手4が取り付けられている。 鋸くず収納部2は、丸鋸6で被加工材を切断している時に生ずる鋸くずを収納す る部分であり、着脱自在の袋状とされていることが多い。保護カバー3は、丸鋸 6から作業者を保護するカバーである。 丸鋸6やモーター部5等は一体に連結されているが、工具支柱7は、それら一 体に連結されているもの全体を、回動自在に支持している支柱である。切断作業 をしない場合、丸鋸6等は、上方向の限界位置まで回動させられている。把手4 は、作業者が前記の回動をさせる際の便のために設けられている。丸鋸6で被加 工材を切断しようとする時、作業者は把手4を握り、丸鋸6を被加工材に向かっ て下ろすように回動させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
(問題点) しかしながら、前記した従来の可搬型電動工具では、作業する時間や場所によ っては作業箇所が暗くなり、精度の高い加工作業をすることが出来ないという問 題点があった。 (問題点の説明) 前記したように、可搬型電動工具は、建築現場とか工事現場等に持ち込んで使 用する場合が殆どである。しかし、そのような現場は、可搬型電動工具による作 業に適した明るい所ばかりとは限らない。昼なお暗い建築中の屋内で、工事用の 裸電球がところどころにぶら下げられている程度の環境で使用することも少なく ない。
【0006】 一方、建築施行者から要求される加工精度も年々きびしくなり、工事箇所によ っては、仕上げ時等の精度が1mmの狂いも許されない場合も少なくない。 従って、可搬型電動工具で加工作業をする場合にも、極めて精度よく行うこと が要求される。しかし、夕方になり暗くなって来たりした場合とか、電気の照明 があるといっても、裸電球がぶら下がっている程度の昼なお暗い部屋で作業する 場合は、加工箇所がはっきりとは見えなくなる(例えば、或る線にそって丸鋸で 切断しようとする場合、その線がはっきりとは見えなくなる。)
【0007】 他方、大工等の建築技術者も年々高齢化しているが、高齢化による視力の衰え という問題も、無視することが出来ない問題となって来ている。年はとっても、 まだまだ元気で働くぞという意志と体力を持っている建築技術者は多い。しかし 、視力だけは若い時と同じというわけにはいかず、木材等に引かれた細い線を、 薄暗い中ではっきりと見ることは難しくなって来ており、それが作業能率の低下 や加工精度の低下をもたらす原因となっていた。 以上のような種々の理由から、可搬型電動工具については、常に、細い線でも はっきりと見ることが出来るような状態で使用出来ることが望ましいわけである が、従来の可搬型電動工具では、そのような点については全く配慮されておらず 、長年、建築技術者は不便な思いをさせられて来ていた。 本考案は、そのような点について配慮した可搬型電動工具を提供し、前記した ような問題点を解決することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案では、建築現場や工事現場に携帯ないしは搬 入して使用する可搬型電動工具において、該可搬型電動工具における作業箇所を 照らす電灯と該電灯のための点灯スイッチとを、該可搬型電動工具と一体とされ ている部材上に取り付けることとした。
【0009】 (作 用) 可搬型電動工具自身に、その作業箇所を照らす電灯を取り付けたので、夕方で 暗くなろうが照明不足の屋内であろうが、あるいは視力の弱った高齢の建築技術 者であっても、細い加工線をはっきりと見ることが出来るようになる。そのため 、使い易くなると共に、精度の良い加工が出来るようになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の可搬型電動工具の1例を示す図である。符号は図2のものに 対応し、15は電灯、16は点灯スイッチである。図2と同じ符号のものは、図 2と同じものであるので、それらについての説明は省略する。 構成上、図2に示した従来の可搬型電動工具と相違する点は、電灯15と点灯 スイッチ16を新しく設けた点である。
【0011】 電灯15は、可搬型電動工具1で切断等の加工作業をする場合の作業箇所であ る、加工台10の中央部を照らすように設けられた電灯である。図の例では工具 支柱7の側面に設けているが、設置場所はその位置に限られるわけではない。工 具支柱7の正面に設けてもよいし、可搬型電動工具を構成するそれ以外の部材の 上に設けてもよい。あるいは、可搬型電動工具1に専用の支柱を立てて、それに 設けてもよい。要するに、可搬型電動工具1と一体とされている部材上であって 、可搬型電動工具1の作業箇所を照らす位置であれば、どこでもよい。 点灯スイッチ16は、電灯15を点灯,消灯するスイッチであり、図の例では 電灯15に隣接して、やはり工具支柱7に設けられている。電灯15を点灯する 電源は、モーター部5へ供給される電源を分離して利用するようにする。なお、 その電気配線は、通常の電気技術者が適宜行える程度のことである。
【0012】 前記のような電灯15を設けると、夕方暗くなったり、暗い屋内で作業をした りしても、点灯スイッチ16をオンして電灯15で加工台10上の作業箇所を照 らせば、作業箇所は明るくなり、被加工材に引いてある細い線等もはっきりと見 ることが出来、精度の良い加工も容易に出来るようになる。 更に、作業している部屋の照明があったとしても、可搬型電動工具の搬入位置 と照明との相対的位置関係が悪ければ、可搬型電動工具の作業箇所が作業者の影 に入ってしまったり、あるいは影がチラチラ動いたりして、作業しづらいものと なっていたが、本考案のように、可搬型電動工具と一体に電灯15が設置され、 常に作業箇所を明るく照らすようにされていると、作業者の影など全く気になら ないものとなる。 また、作業者が視力の衰えた高齢者であっても、電灯15を点灯して作業箇所 を明るく照らすことにより、容易に作業をすることが出来る。即ち、高齢化社会 に対応した可搬型電動工具とすることが出来る。
【0013】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の可搬型電動工具によれば、次のような効果を奏する 。 可搬型電動工具自身に、その作業箇所を照らす電灯を取り付けたので、夕方 で暗くなろうが照明不足の屋内であろうが、細い加工線を常にはっきりと見るこ とが出来るようになり、精度の良い加工が出来るようになった。 作業箇所を常に明るく照らすことが出来るので、視力の弱った高齢の建築技 術者にとっても使い易いものとなり、高齢化社会に対応する可搬型電動工具を提 供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の可搬型電動工具の1例を示す図
【図2】 従来の可搬型電動工具の1例を示す図
【符号の説明】
1…可搬型電動工具、2…鋸くず収納部、3…保護カバ
ー、4…把手、5…モーター部、6…丸鋸、7…工具支
柱、8,9…位置決め固定体、10…加工台、11…位
置決め可動体、12…ねじ棒、13…つまみ、14…支
持脚、15…電灯、16…点灯スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場や工事現場に携帯ないしは搬入
    して使用する可搬型電動工具において、該可搬型電動工
    具における作業箇所を照らす電灯と、該電灯のための点
    灯スイッチとを、該可搬型電動工具と一体とされている
    部材上に取り付けたことを特徴とする可搬型電動工具。
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