JP3077010U - 発光する釦 - Google Patents

発光する釦

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JP3077010U
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盛喜 塚本
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仁礼工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案の発光する釦は、衣服に着け発光する事
により、暗所でのさまざまな危険を未然に防ぎその着用
者の安全を守り、しかも装飾性も有する。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂に夜行性蓄光塗料とブラ
ックライト対応蛍光顔料を混練した材料を使用し、成形
機で釦を製造する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、光を吸収して暗所で発光する釦に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】 釦は古来より服飾、鞄、バック、靴、手芸等に日常多く使用され、その材質は金 属、ガラス、宝石、皮革、合成樹脂、陶器、貝類と多岐にわたる。従来の光る釦 は、これらの材料に、アルミニューム、魚の鱗や貝殻の粉末等を混練、又は塗布 して太陽や月、照明の明かりを受けて反射するものであった。
【0004】 蓄光性夜光顔料は古くより存在し、その用途は照明器具のスイッチ、安全標識、 防災標識、時計や計器類の文字板、文具、玩具等に幅広く使用されている。ブラ ックライトの照射で発光する商品の用途としてはアートディスプレイ、看板、サ イン、POP、道路標識、装飾品、各種イベントの演出等に使用されている。
【0005】 光を吸収して自ら発光し、人々が暗所でのさまざまな危険や災害から未然に身を 防ぐ事を目的として、蓄光性夜光顔料とブラックライトに対応して発光する蛍光 顔料をプラスチックに混練した材料を使用した釦は無かった。
【0006】 蓄光性夜光顔料の発光原理は、光の吸収、発光、吸収、発光を繰り返す。従来の 蓄光性夜光顔料は、硫化亜鉛タイプが主流であったが、近年、開発されたアルミ ン酸塩化合物の蓄光性夜光顔料は、硫化亜鉛タイプに比較して残光、すなわち発 光時間が数段と長く、また、耐光性も優れる。このアルミン酸塩化合物の蓄光性 夜光顔料の代表的ものは、根本特殊化学株式会社のN夜光としてルミノーバの商 品名で市販されている。
【0007】 ブラックライトは、水銀ランプから発生する光を紫外線フィルターで取り出した 紫外線を蛍光体や蛍光物質を含んだ被写体にあてると光を発する。蛍光体や蛍光 体の組成の配合に応じて、赤、青、緑、橙、黄等の光を被写体が発光、発色する 。このブラックライト対応の蛍光体材料は、被写体の材質、加工方法、用途に応 じて粉末、インキ、塗料等の状態で市販されているが、近年セキュリティー分野 への応用が広がり、その組成は各社の最高機密事項となっている。上記、根本特 殊化学株式会社も、同材料をオーロレインボーの商品名で市販している。
【0008】 蓄光性夜光顔料の製品は外部の光を吸収した後に発光するのに対し、ブラックラ イト対応の蛍光体材料を使用した製品の特長は、ブラックライトが被写体に当る と瞬時に発光、発色する。
【0009】 暗所、特に夜間の通学、通勤の際の安全具類としては、反射テープや蓄光性夜光 顔料を塗布した腕章、懐中電灯や帽子、ランドセル類の鞄、靴、自転車等に施し ている。夜間の屋外作業には発光ダイオードライトや反射テープを縫い込んだ作 業服を着用している。
【考案が解決しようとする課題】
【0010】 上記の安全対策に使用される多種の安全具は、それの着用や携帯を忘れたり、そ の携帯自体が面倒でもあり、また紛失しがちで、特に高年齢者や低学年の児童に その傾向があるのは否めない事である。また、高齢者はそれらの携帯を好まない 傾向がある。その為に高齢者の不慮の事故や児童の交通事故が発生する件数も年 々多発している。懐中電灯等は電池切れの場合、とっさの時に使用できない不便 さも起こる。
【0011】 大都市では多くの照明やネオンサイン、多くの自動車のヘッドライトなどで夜間 遅く迄明るくその不便さや危険を感じないが、地方では繁華街を一歩外れると周 囲は暗い場所が多い。
【0012】 地震や台風等の災害時の停電にはさまざまな混乱が生じる。その中での家族や知 人の発見において、闇夜の場合は特に捜索活動は困難となる。
【0013】 近年のフアッションや装飾品は、多種の工夫を凝らした多くの物が商品化されて いる。特にイベント会場やライブ公演に集まる若者達は、常に独創性や個性的な 商品を求めている。
【課題を解決するための手段】
【0014】 生活の3大要素でもある衣、食、住の衣服に身近な部材である釦を、合成樹脂に 蓄光性夜光顔料とブラックライト対応蛍光顔料を混練させた材料を使用して製造 する。その釦を衣服に着け発光する事により、暗所での安全を人々に提供するも のである。
【0015】 上記2種類の顔料の処理方法は、混練、塗装、印刷等の方法があるが、その用途 の性質上、洗濯や布地等の摩擦に耐えうる合成樹脂への練り込み、すなわち混練 方法が望ましい。塗装や印刷の方法では塗料の剥離等の問題が生じる。
【0016】 従来の硫化亜鉛タイプの蓄光性夜光顔料の発光時間はアルミン酸塩化合物に比べ 10分の1と短く、対光性も著しく落ちる。本考案の光る釦は、アルミン酸塩化 合物蓄光性夜光顔料を使用する事によって、その効能を十分満たす釦の製造を可 能にした。
【考案の実施の形態】
【0017】 粉末状のアルミン酸塩化合物蓄光性夜光顔料とブラックライト対応蛍光顔料を熱 可塑性合成樹脂に混練した材料を予め釦の金型を取り付けた射出成形機で成形し 、製品となった発光する釦を各種の衣服に取り着ける。
【実施例】
【0018】 本考案の発光する釦を衣服に取り付けた図で説明する。図1は上着2に取り付け た斜視図である。釦1aは襟や袖に着け、発光する事で各種のイベントやライブ 公演会場での装飾的な使用ができる。
【考案の効果】
【0019】 従来の安全対策に使用される多種の安全具は、着用やそれの携帯を忘れたり、そ の携帯自体が面倒でもあり、また紛失しがちでもある。本考案の発光する釦は日 常の生活習慣の衣類に着ける事でそれを忘れる事なく、自然に、抵抗なく身に付 けられ、しかも電池など他のエネルギーを必要とせず、自ら発光する事により暗 所や夜間の人々の行動を安全にする効果がある。
【0020】 今や我が国は高齢化社会となり、高齢者の散歩中の迷子、徘徊中の事故も年々増 加している。その人達が夜間の畑や林、草むらや住宅街の片隅で行き倒れした場 合などでは暗所で光る釦によって家族や警察の捜索の早期発見を可能とし、冬場 の厳冬期などでは一命を取りとめると言う効果が考えられる。また、早期発見で は地震等の災害時の防災用品としても効果的である。
【0021】 冬季になると暗くなるのも早く、塾やクラブ活動で遅くなる低学年児童が自転車 や自動車との事故を未然に防ぎ、また、若い女性や女子生徒達が電車等の乗り物 から降り、車中の明かりを吸収して明るく発光する釦が夜道の通勤や通学の帰宅 途中での暴漢からの行動を抑制する効果もある。
【0022】 女性や若者達が衣服の襟や袖に着ける発光する釦が装飾品にもなる。特にブラッ クライトはイベント会場やライブ公演等の演出効果にも多用され、参加者にその 場の満足感を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は上着に発光する釦を取り付けた斜視図で
ある。
【符号の説明】
2. 衣服 1. 釦 1a. 釦

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂に蓄光性夜光顔料と、ブラック
    ライトで発光する蛍光顔料の発光体を混練した材料を使
    用する釦。
  2. 【請求項2】 釦が発光する事により暗所での日常生活
    の安全と災害時の防災を目的とした請求項1記載の釦。
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