JP3027653U - 要発光性品 - Google Patents

要発光性品

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JP3027653U
JP3027653U JP1996001213U JP121396U JP3027653U JP 3027653 U JP3027653 U JP 3027653U JP 1996001213 U JP1996001213 U JP 1996001213U JP 121396 U JP121396 U JP 121396U JP 3027653 U JP3027653 U JP 3027653U
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JP
Japan
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fluorescent
sheet material
fluorescent paint
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coated
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JP1996001213U
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English (en)
Inventor
秀夫 渡辺
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秀夫 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要発光性品の発光部分が、耐久性よく光るよ
うにすることにある。 【解決手段】 靴1等の表面側の要発光部分に蛍光塗料
5を被覆した上に透明の紫外線遮断塗膜6またはそのシ
ート材を被覆し、蛍光塗料5が紫外線で劣化して耐久性
を失わないようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、靴等の蛍光塗料で光る要発光性品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計の必要部に蛍光塗料が塗着され、暗闇や夜間でも文字盤の数字が読 み取れるようにしたものが知られている。
【0003】 また、傘や自転車、交通標識についても、その必要部に蛍光塗料を塗着し、自 動車のライトに当たって反射して夜間や暗闇での歩行や走行の安全がはかれるよ うにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの蛍光塗料では、自動車等のライトが当たらなければ光らず、 また自動車等のライトに当たって蛍光塗料の残光で光っていても、その残光時間 が長くなく、しかも紫外線が照射されると耐久性がなくなり、安全性が確保でき なかった。
【0005】 そのため、蛍光塗料の発光の長時間化がはかれることが望まれるものであった 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、靴 等の表面側の要発光部分に被覆した蛍光塗料の上に、透明の紫外線遮断塗膜また はそのシート材を被覆したことを特徴とする要発光性品を提供するにある。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の要発光性品は、靴等の表面側の要発光部分に被覆した蛍光塗料の上に 、透明の紫外線遮断塗膜またはそのシート材を被膜したことを特徴としている。
【0008】 本考案は、ゴム製や合成樹脂製の靴やサンダル、長靴等、バッグ、かばん、交 通標識、自転車、自動車、その他文字パターン等の標識、公告看板、玩具、スポ ーツ用具、造花、アウトドアーの衣服、ネックレス、イヤリング等の装飾品、ス イッチ等の電気部品、その他の従来知られている要発光性品に適用することがで きる。
【0009】 そして、その要発光性品の表面側の要発光部分に、蛍光塗料またはそのシート 材を被覆して、紫外線遮断塗膜またはそのシート材を被着し、自動車等のライト に反射して蛍光塗料が光るとともに、紫外線が当たっても、蛍光塗料が劣化して 耐久性がなくならないようにしている。
【0010】 上記した蛍光塗料としては、従来公知の物質の蛍光現象を利用したものが使用 でき、蛍光顔料や蛍光塗料を所定のゴム材や樹脂材に混合させたりして得ること ができる。これらの蛍光塗料は、所要の要発光部分に0.1〜2mmの厚さに塗 着することができ、またこれらをシート材として被覆することができる。
【0011】 そして、その上側の紫外線遮断塗膜またはシート材は、下側の蛍光塗料が鮮明 に光るようにできるだけ透明体とするのが望ましく、たとえば公知のように塗料 に二酸化チタンや亜鉛華などを添加した所定の厚さのものを使用することができ る。
【0012】 また、靴等のゴム材または樹脂材の表面側の要発光部分に、ゴム材または樹脂 材に10〜20重量%の蛍光塗料を混合した蛍光シート材を被覆して、その上面 に紫外線遮断塗膜またはそのシート材を被覆し、上記被覆したシート材を加硫圧 着して要発光部分に一体的に結合することによって被覆することもできる。
【0013】 このように紫外線遮断塗膜またはシート材を介することによって、蛍光塗料に 紫外線が照射されるのを防止でき、紫外線で減光されることがなく、耐久性を維 持できるようにできる。なお、紫外線遮断塗膜は、携帯可能なチューブや容器に 入ったクリームやペースト状のものを、日焼け防止クリームのようにして蛍光塗 料の上に塗って被着することもできるものである。
【0014】
【実施例】
図1、図2は、本考案の一実施例で、運動靴等の靴に実施したものである。運 動靴等の靴1は、少なくとも底部側をゴム材や合成樹脂材で形成していて、図1 のようにその前面部2や、側面部3、後面部4の前方や後方、側方からよく見え る部分に上記した蛍光塗料5、紫外線遮断塗膜6を塗着している。
【0015】 上記した蛍光塗料5は、所要のゴム材または樹脂材の中に10〜20重量%混 合して練って、所定の厚さのシート材とし、また紫外線カット用の透明な紫外線 遮断塗膜またはそのシート材を被着し、図2のように上記の部分にそれぞれ被着 し、加硫圧着して成形したものである。
【0016】 したがって、この靴1を履くと、夕刻時や雨の日等では自動車等のライトが当 たると反射して蛍光塗料5が光って、自動車や自転車等による人身事故の防止を はかれるとともに、蛍光塗料のシート材の表面に紫外線遮断塗膜またはシート材 を被着しているので、蛍光塗料を紫外線から変色したり、劣化するのを有効に防 止でき、耐久性を従来の2〜3ヵ月からその数十倍に高められる。。
【0017】 また、蛍光塗料をゴム材や樹脂材に練り込んで靴と一体化するため、経時変化 の強化がはかれ、実用に耐えるようにできた。
【0018】 上記実施例では、一般の靴について説明したが、ビーチサンダル、短靴、長靴 等についても同様に適用することができ、またバッグ、かばん等の着用物が好ま しく、交通標識や他の標識、公告看板、玩具、スポーツ用具、造花、アウトドア ーの衣服、ネックレス、イヤリング等の装飾品、スイッチ等の電気部品、その他 の従来知られている要発光性品についても適用できるものである。
【0019】 また、上記実施例では、要発光性品に蛍光塗料、紫外線遮断塗膜等を一体的に 被着するようにしたが、吹き付け塗着したり、シート材としたものを接着剤や接 着テープ等を介して接着して取り付けるようにすることもできるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、要発光性品の要発光部分に被着した蛍光塗料 に紫外線遮断塗料を被覆するので、自動車等のライトが当たると反射して蛍光塗 料が光って、自動車や自転車等による人身事故の防止をはかることができるとと もに、蛍光塗料が紫外線で変色したり、劣化するのを有効に防止でき、耐久性を 従来の2〜3ヵ月からその数十倍に高められる。
【0021】 また、蛍光塗料をゴム材や樹脂材に練り込んで靴と一体化することによって、 経時変化の強化がはかれ、実用に耐えるようにできる。
【0022】 特に、靴やかばん、バッグの着用物に実施すると、その着用者を事故から保護 できやすくて好ましい。
【0023】 また、紫外線遮断塗膜を日焼け防止クリームのようにして使用すれば、蛍光塗 料の上に簡単に重ねて塗れ、容易に蛍光の耐久性をはかれて便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の靴の側面図、
【図2】同上の要部断面図、
【符号の説明】
1…靴 5…蛍光塗料 6…
紫外線遮断塗膜

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴等の表面側の要発光部分に被覆した蛍
    光塗料の上に、透明の紫外線遮断塗膜またはそのシート
    材を被覆したことを特徴とする要発光性品。
  2. 【請求項2】 蛍光塗料のシート材に透明の紫外線遮断
    塗膜またはそのシート材を被覆した請求項1に記載のシ
    ート状の要発光性品。
  3. 【請求項3】 ゴム材または樹脂材に所定量の蛍光塗料
    を混合した蛍光シート材を、ゴム材または樹脂材の前
    面、側面、背面等の表面部に被覆し、この上に紫外線遮
    断塗膜またはそのシート材を被覆して上記蛍光シート材
    を加硫圧着して上記ゴム材や樹脂材に一体的に被着した
    請求項1に記載の要発光性品。
  4. 【請求項4】 ゴム材または樹脂材が、靴製品である請
    求項3に記載の要発光性品。
  5. 【請求項5】 ゴム材または樹脂材が、かばんやバッグ
    である請求項3に記載の要発光性品。
  6. 【請求項6】 紫外線遮断塗料がクリーム状やペースト
    状で携帯可能なチューブや容器に入っていて、日焼け防
    止のように蛍光塗料の上に塗って被着するようにした請
    求項1に記載の要発光性品。
JP1996001213U 1996-02-05 1996-02-05 要発光性品 Expired - Lifetime JP3027653U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575889U (ja) * 1992-03-11 1993-10-15 棚橋工業株式会社 カウンターのスキャナー支持スタンド

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