JP3076474U - 車輌盗難防止装置 - Google Patents
車輌盗難防止装置Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 車輌の保護、悪事の発生防止・抑制・盗人の
特定等に役立てること。 【解決手段】 本考案は、車輌の異常発生を検知するセン
サー4と、遠隔操作ができる制御部6と、送信部5及び/
又は警報部9とで構成される車輌盗難防止装置で、送信
部の携帯電話で、連絡受信部8に異常発生を伝達し、か
つ警報部が作動で、通報及び画像により、車輌の盗難行
為等の発生と、位置を確認する。
特定等に役立てること。 【解決手段】 本考案は、車輌の異常発生を検知するセン
サー4と、遠隔操作ができる制御部6と、送信部5及び/
又は警報部9とで構成される車輌盗難防止装置で、送信
部の携帯電話で、連絡受信部8に異常発生を伝達し、か
つ警報部が作動で、通報及び画像により、車輌の盗難行
為等の発生と、位置を確認する。
Description
【0001】
本考案は、車輌盗難防止装置に関する。
【0002】
従来、車輌盗難防止装置に関する文献は多数挙げられるが、本考案と目的及び 内容が類似する文献を説明する。
【0003】 (1)特開平10-315917号の自動車の盗難等異常状態警報装置がある(文献(1)とする )。その要旨は、自動車に設置し、自動車に対する人の接近,接触又は侵入等の 異常の有無を監視する異常監視センサと、異常監視センサによる異常検出時に警報信号 を出力する警報回路部とでなり、警報回路部が出力する警報信号を受けて、携帯 電話機が、予め記憶させてある通報相手の電話番号に電話をかけ、音声で警報を 送信する構成であり、自動車の付近に不特定者や運転者がいない場合でも、自動 車から離れた位置にいる運転者等の通報相手先へ、携帯電話回線を使用して確実 に警報通知ができることを特徴とする。
【0004】 (2)特開平10‐230820号の車輌盗難防止用監視装置及びこれを用いたシステム(文献( 2)とする)がある。その要旨は、車輌に搭載され車輌の周囲の画像を撮像するカメラ と、カメラにより撮像された画像テ゛ータを画像処理する画像処理手段と、車輌に搭載 され車輌の動揺を検出するショックセンサと、車輌に搭載された自動車電話機とでなり 、ショックセンサにより車輌の動揺が検出されると、カメラによる車輌の周囲の画像を自動 車電話機から警察署、自宅に送信し、画像テ゛ータの記憶を基にして、盗人を特定し 、又はカメラの設置で、車輌の無断使用や盗難を未然に防止できる。
【0005】
前記文献(1)は、電源切替えスイッチを備えた構成でないので、例えば、車輌の電 源系統を故意に作動不可能に操作(悪用)された場合には、当該警報装置が作動せ ず問題である。またこの文献(1)は、警報装置側に音声等の警報手段、又は画像 送信用のカメラ、位置通信用のGPS受信器を備えないこと、警報装置としての機能が 少し劣ることが考えられる。
【0006】 また文献(2)は、電源切替えスイッチを備えた構成でないので、例えば、車輌の電 源系統を悪用された場合には、当該警報装置が作動せず問題である。またこの文 献(2)は、警報装置側に音声等の警報手段、又は位置通信用のGPS受信器を備えな いこと、警報装置としての機能が少し劣ることが考えられる。
【0007】
請求項1の考案は、対人・赤外線・ショックセンサー(センサーとする)により車輌の異常が 検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と認識し、携帯電話からの送信又はカメラ で捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介して送信し、所定の箇所の所有者(本 人、関係者又は警察等)の電話又は画面に送信する。この通報及び画像により、 車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像も同時に送信して、車輌の保護、悪事の 発生防止・抑制・盗人(人)の特定等に役立てることを意図する。
【0008】 請求項1は、車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生を検知するセンサーと、センサー で作動する制御部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部とで構成 される車輌盗難防止装置であって、 送信部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に異常発生を伝達す るとともに、警報部が作動すること、 車輌盗難防止装置の電源を、外部からの指令で入切り及び/又は切換え可能と すること、 を特徴とする車輌盗難防止装置である。
【0009】 請求項2の考案は、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、 盗難行為と認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処 理手段を介して送信し、或いはGPS受信機から送信して、所定の箇所の所有者の 電話又は画面に送信する。この通報及び画像により、車輌の盗難行為等の発生と 、周囲の画像及び位置も同時に送信して、位置の確認を基にして車輌の保護、悪 事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立てることを意図する。
【0010】 請求項2は、車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生を検知するセンサーと、センサー で作動する制御部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部と、制御 部で作動する画像処理部及び/又はGPS処理部とで構成される車輌盗難防止装置 であって、 送信部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に前記異常発生を伝 達するとともに、警報部が作動し、かつ画像処理部より画像を送信するとともに 、GPS処理部よりの指令で前記画像上で現在位置の確定をすること、 車輌盗難防止装置の電源を、外部からの指令で入切り及び/又は切換え可能と すること、 を特徴とする車輌盗難防止装置である。
【0011】
本考案は、人が車輌に接触又はト゛ア等に接触することで、センサーが作動する。こ のセンサーにより車輌の異常が検出されると、制御部が車輌の無断使用、盗難行為と 認識して警報を発信する。警報の発信とともに、警報部より警告又は通報を依頼 する情報を発信できる。 従って、次のような対応ができる。即ち、 情報の聴取者より有益な情報の 提供を願い、事件の早期解決が図れること、 警報は、例えば、携帯電話から の音声を、他の箇所にいる所有者の電話に送信することで、事件の内容が確認で きる。 カメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介して送信し、他の箇所 にいる所有者の画面に送信することで、事件の内容が確認できる。 GPS受信 機から送信して、所定の箇所にいる所有者の画面に送信することで、事件の内容 が確認できる。 以上のような発信及び受信、即ち、事件の通報及び画像による情報を利用して 、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像及び位置も同時に送信して、位置の確 認を基にして車輌の保護、悪事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立て得る実 益がある。
【0012】
以下、本考案の一実施例を説明する。 図1は車輌盗難防止装置の実施形態を示すフ゛ロック図、図2は図1の制御手段におけ る制御手順を示すフローチャート図である。
【0013】 車輌盗難防止装置1は、車輌Vに搭載されるものであり、車輌Vの周囲の画像を 撮像する数台のCCDカメラ2と、このカメラ2により撮像された画像テ゛ータを画像処理する 画像処理手段3と、車輌Vの動揺を検出するセンサー4と、外部へ信号を送信する携帯 電話等の送信手段5と、制御部6と、メモリ7と、GPS 受信機8と、警報部9と、接続用 又は充電用の電源10、とを有している。図中11はストロホ゛を示す。
【0014】 カメラ2は、例えば、運転席側方、助手席側方、車輌前後方等を撮像する数台設置 し、この各カメラ2の画像テ゛ータを、制御部6の画像処理手段3を介して出力する。
【0015】 センサー4は、車輌Vの無断使用、盗難行為と認識した際に、反応する検出手段であ って、この車輌Vの動きをキャッチし、信号として制御部6に出力する。通常、車輌を 無断で使用する場合、盗難しようとする場合には、何らかのショックを車輌Vに与え るので、このショックを検知して、前記状況を認識する。また光線による認識も可能 である。勿論、所有者等が正規に車輌を使用している場合には盗難等と認識しな いように、制御部6に図示しないスィッチを設ける。
【0016】 送信手段5は、携帯電話500を使用し、所有者が使用する携帯電話と兼用する。 勿論、専用電話、自動車電話機の場合も有り得る。この携帯電話500は、画像テ゛ータ を電波で送信するために、モテ゛ム等を内蔵、外付け等する。
【0017】 制御部6は、例えば、マイクロコンヒ゜ュータにより構成されており、センサー4により車輌Vの 動揺が検出されると、カメラ2から取り込まれ画像処理手段3で画像処理して車輌Vの 周囲の状況を、携帯電話等の送信手段5を介して、他の箇所にいる所有者Hの画面 に送信する。
【0018】 またメモリ7は、例えば、RAMからなり、制御部6から送信手段5を用いて送信され る車輌Vの周囲の画像を記憶するもので、その後、記憶内容を読み出すことによ り、盗人等を特定できる。
【0019】 GPS受信機8から送信して、所定の箇所にいる所有者Hの画面に、車輌Vの位置をリアルタイム に送信し、この車輌Vの位置を、携帯電話等の送信手段5を介して、他の箇 所にいる所有者Hの画面に的確に送信する。
【0020】 警報部9は、センサー4が何らかのショック(異常)を検知したときに、送信手段5による 送信と同時に警報を発する構造となっている。
【0021】 接続用又は充電用の電源10(車輌盗難防止装置の電源)は、シカ゛ーライター電源,ACアタ゛フ゜ター 等の接続用と、電池、ハ゛ッテリー等の充電式があり、電源の入切りを、遠隔操 作により制御する。また接続用の電源の入切り及び/又は充電式の電源の入切り を、遠隔操作により制御する。以上の遠隔操作を採用する構成では、例えば、安 全性の確保、咄嗟の時の防御等に役立つこと、又は本装置の確実な動作と、機能 の拡充が期待できる。
【0022】 尚、前記の他の箇所とは、車輌盗難防止装置1から送信される目的箇所であり 、例えば、車輌Vの所有者Hの自宅、所有者Hが指定した場所、または管轄の警察 署Pを挙げることができる。
【0023】 次に動作を説明する。先ず、車輌盗難防止装置1のスイッチをONして、監視モート゛にセット する。この監視モート゛において、制御部6はセンサー4からの信号を監視し(ST−1)、センサー 4が車輌Vの動揺を検知するとST‐2に進む。このST‐2では、カメラ4又はGPS受 信機8により取り込まれる車輌Vの周囲の画像・位置を、画像処理手段3で処理し た後、制御部6に取り込み、かつST‐3では、メモリ7に画像テ゛ータを記憶する。
【0024】 制御部6は、携帯電話等の送信手段3を操作して、所有者Hの自宅、所有者Hが指 定した場所、又は管轄の警察署Pの受信手段12(電話、テレヒ゛、ナヒ゛ケーション等)に音声 及び/又は画像を送信する(ST‐4)、(ST‐5)。この操作で終了する。
【0025】
請求項1の考案は、車輌等の異常発生を検知するセンサーと、センサーで作動する制御 部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部とで構成される車輌盗難 防止装置であって、送信部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に 異常発生を伝達するとともに、警報部が作動し、また車輌盗難防止装置の電源を 、外部からの指令で入切り及び/切換え可能とする車輌盗難防止装置である。
【0026】 従って、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と 認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介 して送信し、所定の箇所の所有者の電話又は画面に送信する。この通報及び画像 により、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像も同時に送信して、車輌の保護 、悪事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立て得る特徴がある。
【0027】 請求項2の考案は、車輌等の異常発生を検知するセンサーと、センサーで作動する制御 部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部と、制御部で作動する画 像処理部及び/又はGPS処理部とで構成される車輌盗難防止装置であって、送信 部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に前記異常発生を伝達し、 警報部が作動し、かつ画像処理部より画像を送信し、かつGPS処理部よりの指令 で前記画像上で現在位置の確定し、また車輌盗難防止装置の電源を、外部からの 指令で入切り及び/切換え可能とした車輌盗難防止装置である。
【0028】 従って、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と 認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介 して送信し、或いはGPS受信機から送信して、所定の箇所の所有者の電話又は画 面に送信する。この通報及び画像により、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画 像及び位置も同時に送信して、位置の確認を基にして車輌の保護、悪事の発生防 止・抑制・盗人の特定等に役立て得る特徴がある。
【提出日】平成12年10月19日(2000.10.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、車輌盗難防止装置に関する。
【0002】
従来、車輌盗難防止装置に関する文献は多数挙げられるが、本考案と目的及び 内容が類似する文献を説明する。
【0003】 (1)特開平10-315917号の自動車の盗難等異常状態警報装置がある(文献(1)とする )。その要旨は、自動車に設置し、自動車に対する人の接近,接触又は侵入等の 異常の有無を監視する異常監視センサと、異常監視センサによる異常検出時に警報信号 を出力する警報回路部とでなり、警報回路部が出力する警報信号を受けて、携帯 電話機が、予め記憶させてある通報相手の電話番号に電話をかけ、音声で警報を 送信する構成であり、自動車の付近に不特定者や運転者がいない場合でも、自動 車から離れた位置にいる運転者等の通報相手先へ、携帯電話回線を使用して確実 に警報通知ができることを特徴とする。
【0004】 (2)特開平10‐230820号の車輌盗難防止用監視装置及びこれを用いたシステム(文献( 2)とする)がある。その要旨は、車輌に搭載され車輌の周囲の画像を撮像するカメラ と、カメラにより撮像された画像テ゛ータを画像処理する画像処理手段と、車輌に搭載 され車輌の動揺を検出するショックセンサと、車輌に搭載された自動車電話機とでなり 、ショックセンサにより車輌の動揺が検出されると、カメラによる車輌の周囲の画像を自動 車電話機から警察署、自宅に送信し、画像テ゛ータの記憶を基にして、盗人を特定し 、又はカメラの設置で、車輌の無断使用や盗難を未然に防止できる。
【0005】
前記文献(1)は、電源切替えスイッチを備えた構成でないので、例えば、車輌の電 源系統を故意に作動不可能に操作(悪用)された場合には、当該警報装置が作動せ ず問題である。またこの文献(1)は、警報装置側に音声等の警報手段、又は画像 送信用のカメラ、位置通信用のGPS受信器を備えないこと、警報装置としての機能が 少し劣ることが考えられる。
【0006】 また文献(2)は、電源切替えスイッチを備えた構成でないので、例えば、車輌の電 源系統を悪用された場合には、当該警報装置が作動せず問題である。またこの文 献(2)は、警報装置側に音声等の警報手段、又は位置通信用のGPS受信器を備えな いこと、警報装置としての機能が少し劣ることが考えられる。
【0007】
請求項1の考案は、対人・赤外線・ショックセンサー(センサーとする)により車輌の異常が 検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と認識し、携帯電話からの送信又はカメラ で捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介して送信し、所定の箇所の所有者(本 人、関係者又は警察等)の電話又は画面に送信する。この通報及び画像により、 車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像も同時に送信して、車輌の保護、悪事の 発生防止・抑制・盗人(人)の特定等に役立てることを意図する。
【0008】 請求項1は、車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生を検知するセンサーと、このセンサー で作動する制御部と、この制御部の指令で作動する送信部と、前記制御部の 指令で、前記異常発生時に作動する警報部と、で構成される遠隔操作で電源の入 切り及び/又は切換えができる車輌盗難防止装置であって 、 前記車輌盗難防止装置の送信部より、所有者の自宅、所有者が指定した場所、 又は管轄の警察署の受信手段に前記異常発生を伝達する構成の 車輌盗難防止装置 である。
【0009】 請求項2の考案は、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、 盗難行為と認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処 理手段を介して送信し、或いはGPS受信機から送信して、所定の箇所の所有者の 電話又は画面に送信する。この通報及び画像により、車輌の盗難行為等の発生と 、周囲の画像及び位置も同時に送信して、位置の確認を基にして車輌の保護、悪 事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立てることを意図する。
【0010】 請求項2は、車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生を検知するセンサーと、このセンサー で作動する制御部と、この制御部の指令で作動する送信部及び画像処理部と 、前記制御部の指令で、前記異常発生時に作動する警報部 及び/又はGPS処理部 と、で構成される遠隔操作で電源の入切り及び/又は切換えができる車輌盗難防 止装置であって 、 前記車輌盗難防止装置の送信部より、受信手段に前記異常発生を伝達するとと もに、 GPS処理部の指令で所有者の自宅、所有者が指定した場所、又は管轄の警 察署の受信手段で 現在位置を確定する構成の車輌盗難防止装置である。
【0011】
本考案は、人が車輌に接触又はト゛ア等に接触することで、センサーが作動する。こ のセンサーにより車輌の異常が検出されると、制御部が車輌の無断使用、盗難行為と 認識して警報を発信する。警報の発信とともに、警報部より警告又は通報を依頼 する情報を発信できる。 従って、次のような対応ができる。即ち、 情報の聴取者より有益な情報の 提供を願い、事件の早期解決が図れること、 警報は、例えば、携帯電話から の音声を、他の箇所にいる所有者の電話に送信することで、事件の内容が確認で きる。 カメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介して送信し、他の箇所 にいる所有者の画面に送信することで、事件の内容が確認できる。 GPS受信 機から送信して、所定の箇所にいる所有者の画面に送信することで、事件の内容 が確認できる。 以上のような発信及び受信、即ち、事件の通報及び画像による情報を利用して 、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像及び位置も同時に送信して、位置の確 認を基にして車輌の保護、悪事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立て得る実 益がある。
【0012】
以下、本考案の一実施例を説明する。 図1は車輌盗難防止装置の実施形態を示すフ゛ロック図、図2は図1の制御手段におけ る制御手順を示すフローチャート図である。
【0013】 車輌盗難防止装置1は、車輌Vに搭載されるものであり、車輌Vの周囲の画像を 撮像する数台のCCDカメラ2と、このカメラ2により撮像された画像テ゛ータを画像処理する 画像処理手段3と、車輌Vの動揺を検出するセンサー4と、外部へ信号を送信する携帯 電話等の送信手段5と、制御部6と、メモリ7と、GPS 受信機8と、警報部9と、接続用 又は充電用の電源10、とを有している。図中11はストロホ゛を示す。
【0014】 カメラ2は、例えば、運転席側方、助手席側方、車輌前後方等を撮像する数台設置 し、この各カメラ2の画像テ゛ータを、制御部6の画像処理手段3を介して出力する。
【0015】 センサー4は、車輌Vの無断使用、盗難行為と認識した際に、反応する検出手段であ って、この車輌Vの動きをキャッチし、信号として制御部6に出力する。通常、車輌を 無断で使用する場合、盗難しようとする場合には、何らかのショックを車輌Vに与え るので、このショックを検知して、前記状況を認識する。また光線による認識も可能 である。勿論、所有者等が正規に車輌を使用している場合には盗難等と認識しな いように、制御部6に図示しないスィッチを設ける。
【0016】 送信手段5は、携帯電話500を使用し、所有者が使用する携帯電話と兼用する。 勿論、専用電話、自動車電話機の場合も有り得る。この携帯電話500は、画像テ゛ータ を電波で送信するために、モテ゛ム等を内蔵、外付け等する。
【0017】 制御部6は、例えば、マイクロコンヒ゜ュータにより構成されており、センサー4により車輌Vの 動揺が検出されると、カメラ2から取り込まれ画像処理手段3で画像処理して車輌Vの 周囲の状況を、携帯電話等の送信手段5を介して、他の箇所にいる所有者Hの画面 に送信する。
【0018】 またメモリ7は、例えば、RAMからなり、制御部6から送信手段5を用いて送信され る車輌Vの周囲の画像を記憶するもので、その後、記憶内容を読み出すことによ り、盗人等を特定できる。
【0019】 GPS受信機8から送信して、所定の箇所にいる所有者Hの画面に、車輌Vの位置をリアルタイム に送信し、この車輌Vの位置を、携帯電話等の送信手段5を介して、他の箇 所にいる所有者Hの画面に的確に送信する。
【0020】 警報部9は、センサー4が何らかのショック(異常)を検知したときに、送信手段5による 送信と同時に警報を発する構造となっている。
【0021】 接続用又は充電用の電源10(車輌盗難防止装置の電源)は、シカ゛ーライター電源,ACア タ゛フ゜ター 等の接続用と、電池、ハ゛ッテリー等の充電式があり、電源の入切りを、遠隔操 作により制御する。また接続用の電源の入切り及び/又は充電式の電源の入切り を、遠隔操作により制御する。以上の遠隔操作を採用する構成では、例えば、安 全性の確保、咄嗟の時の防御等に役立つこと、又は本装置の確実な動作と、機能 の拡充が期待できる。
【0022】 尚、前記の他の箇所とは、車輌盗難防止装置1から送信される目的箇所であり 、例えば、車輌Vの所有者Hの自宅、所有者Hが指定した場所、または管轄の警察 署Pを挙げることができる。
【0023】 次に動作を説明する。先ず、車輌盗難防止装置1のスイッチをONして、監視モート゛にセット する。この監視モート゛において、制御部6はセンサー4からの信号を監視し(ST−1)、センサー 4が車輌Vの動揺を検知するとST‐2に進む。このST‐2では、カメラ2又はGPS受 信機8により取り込まれる車輌Vの周囲の画像・位置を、画像処理手段3で処理し た後、制御部6に取り込み、かつST‐3では、メモリ7に画像テ゛ータを記憶する。
【0024】 制御部6は、携帯電話等の送信手段5を操作して、所有者Hの自宅、所有者Hが指 定した場所、又は管轄の警察署Pの受信手段12(電話、テレヒ゛、ナヒ゛ケーション等)に音声 及び/又は画像を送信する(ST‐4)、(ST‐5)。この操作で終了する。
【0025】
請求項1の考案は、車輌等の異常発生を検知するセンサーと、センサーで作動する制御 部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部とで構成される車輌盗難 防止装置であって、送信部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に 異常発生を伝達するとともに、警報部が作動し、また車輌盗難防止装置の電源を 、外部からの指令で入切り及び/切換え可能とする車輌盗難防止装置である。
【0026】 従って、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と 認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介 して送信し、所定の箇所の所有者の電話又は画面に送信する。この通報及び画像 により、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画像も同時に送信して、車輌の保護 、悪事の発生防止・抑制・盗人の特定等に役立て得る特徴がある。
【0027】 請求項2の考案は、車輌等の異常発生を検知するセンサーと、センサーで作動する制御 部と、制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部と、制御部で作動する画 像処理部及び/又はGPS処理部とで構成される車輌盗難防止装置であって、送信 部を携帯電話とし、携帯電話より、任意の連絡受信部に前記異常発生を伝達し、 警報部が作動し、かつ画像処理部より画像を送信し、かつGPS処理部よりの指令 で前記画像上で現在位置の確定し、また車輌盗難防止装置の電源を、外部からの 指令で入切り及び/切換え可能とした車輌盗難防止装置である。
【0028】 従って、センサーにより車輌の異常が検出されると、車輌の無断使用、盗難行為と 認識し、携帯電話からの送信又はカメラで捉えた周囲の画像を、画像処理手段を介 して送信し、或いはGPS受信機から送信して、所定の箇所の所有者の電話又は画 面に送信する。この通報及び画像により、車輌の盗難行為等の発生と、周囲の画 像及び位置も同時に送信して、位置の確認を基にして車輌の保護、悪事の発生防 止・抑制・盗人の特定等に役立て得る特徴がある。
【図1】車輌盗難防止装置の実施形態を示すフ゛ロック図であ
る。
る。
【図2】図1の制御手段における制御手順を示すフローチャート
図である。
図である。
1 車輌盗難防止装置 2 カメラ 3 画像処理手段 4 センサー 5 送信手段 6 制御部 7 メモリ 8 GPS受信機 9 警報部 10 電源 11 ストロホ゛ 12 受信手段 H 所有者 P 警察署 V 車輌
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月19日(2000.10.
19)
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 車輌盗難防止装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】車輌盗難防止装置の実施形態を示すフ゛ロック図であ
る。
る。
【図2】図1の制御手段における制御手順を示すフローチャート
図である。
図である。
【符号の説明】 1 車輌盗難防止装置 2 カメラ 3 画像処理手段 4 センサー 5 送信手段 6 制御部 7 メモリ 8 GPS受信機 9 警報部 10 電源 11 ストロホ゛ 12 受信手段 H 所有者 P 警察署 V 車輌
Claims (2)
- 【請求項1】 車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生
を検知するセンサーと、このセンサーで作動する制御部と、この
制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部とで構
成される車輌盗難防止装置であって、 前記送信部を携帯電話とし、この携帯電話より、任意の
連絡受信部に前記異常発生を伝達するとともに、前記警
報部が作動すること、 前記車輌盗難防止装置の電源を、外部からの指令で入切
り及び/又は切換え可能とすること、 を特徴とする車輌盗難防止装置。 - 【請求項2】 車輌等の盗難、侵入、損傷等の異常発生
を検知するセンサーと、このセンサーで作動する制御部と、この
制御部の指令で作動する送信部及び/又は警報部と、前
記制御部で作動する画像処理部及び/又はGPS処理部と
で構成される車輌盗難防止装置であって、 前記送信部を携帯電話とし、この携帯電話より、任意の
連絡受信部に前記異常発生を伝達するとともに、前記警
報部が作動し、かつ画像処理部より画像を送信するとと
もに、GPS処理部よりの指令で前記画像上で現在位置の
確定をすること、 前記車輌盗難防止装置の電源を、外部からの指令で入切
り及び/又は切換え可能とすること、 を特徴とする車輌盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006805U JP3076474U (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 車輌盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000006805U JP3076474U (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 車輌盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3076474U true JP3076474U (ja) | 2001-04-06 |
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ID=43209534
Family Applications (1)
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JP2000006805U Expired - Fee Related JP3076474U (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 車輌盗難防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3076474U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003312447A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Denso Corp | 車両監視装置 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000006805U patent/JP3076474U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003312447A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Denso Corp | 車両監視装置 |
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