JP3076448B2 - スプリンクラー消火設備 - Google Patents

スプリンクラー消火設備

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JP3076448B2
JP3076448B2 JP04137372A JP13737292A JP3076448B2 JP 3076448 B2 JP3076448 B2 JP 3076448B2 JP 04137372 A JP04137372 A JP 04137372A JP 13737292 A JP13737292 A JP 13737292A JP 3076448 B2 JP3076448 B2 JP 3076448B2
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安春 坂口
和雄 浅田
章 中森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプリンクラー配管と
それに接続したスプリンクラーヘッドとからなるスプリ
ンクラー消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、スプリンクラー配管のうち各
スプリンクラーヘッドに接続する巻だし管に水を分配供
給する給水管内の圧力を検出することにより、漏水なく
スプリンクラー配管に水が充満しているか否かを判断し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、スプリンクラ
ー配管のうち給水管の側面に分岐孔を形成し、その分岐
孔を介して連通するように前記巻だし管を溶接した配管
構造では、巻だし管が給水管に接続していれば、給水管
に対する分岐孔の形成が忘れられていてもそのことを外
からの目視観察で発見することは不可能である。これか
らも明らかなように、スプリンクラー設備では、スプリ
ンクラー配管の閉塞が皆無であるとは言い切れない。そ
して、このような管閉塞があると、火災発生時、スプリ
ンクラーヘッドが感熱作動しても水が出ず、非常に危険
である。ところが、上記従来の技術では、スプリンクラ
ー配管からの漏水があれば、管内圧力の低下でそれを確
実に検知できるものの、漏水がなければ、管閉塞が有る
場合と無い場合との管内圧力は同一で、区別が付かない
ので、管閉塞の有る無しの判断に役立たず、水が各スプ
リンクラーヘッドにまで達していることの保証を得るこ
とができなかった。本発明の目的は、スプリンクラーヘ
ッドにまで水が達しているか否かを的確に判断できるよ
うにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明による
スプリンクラー消火設備の特徴は、前記スプリンクラー
配管のうちスプリンクラーヘッドに近い箇所に、水検出
用の電極を挿入設置してある点にある。
【0005】本発明の第2発明によるスプリンクラー消
火設備の特徴は、前記スプリンクラーヘッドに、水検出
用の電極を挿入設置してある点にある。
【0006】本発明の第3発明によるスプリンクラーヘ
ッドの特徴は、前記第1発明や第2発明において、前記
電極の信号取り出し端を天井下に臨む状態に配置してあ
る点にある。
【0007】
【作用】第1発明及び第2発明によれば、スプリンクラ
ー配管内に水を充満させた状態でスプリンクラーヘッド
にまで水が達していれば、電極がその水に接触して検出
作動し、スプリンクラーヘッドにまで水が達していなけ
れば、電極が非検出の状態に保持されるから、スプリン
クラー配管内に水を充満させた状態での電極の状態を検
査することにより、スプリンクラーヘッドにまで水が達
しているか否かを的確に判断することができる。
【0008】第3発明によれば、天井の施工後に前記の
検査を行える。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によれば、スプリンクラ
ーヘッドにまで水が達しているか否かを確実に判断でき
て、消火性能の信頼性を向上できるようになった。特に
請求項3記載のようにすれば、天井施工の段取りを妨げ
ることなく、非常に作業性良くスプリンクラーヘッドに
まで水が達しているか否かの確認を行える。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕スプリンクラー消火設備は、図1に示すよ
うに、スプリンクラーヘッド1を天井仕上げ材Aに形成
のスプリンクラー用設置用の孔aを通して天井下に臨む
状態に配置し、そのスプリンクラーヘッド1に接続する
給水用のスプリンクラー配管2を天井裏に配置して構成
されている。なお、図では、1つのスプリンクラーヘッ
ド1を示してあるが、スプリンクラーヘッド1は天井に
分散配置されている。前記スプリンクラー配管2は、下
端に前記スプリンクラーヘッド1を接続した上下姿勢の
巻だし管3と、天井裏に水平姿勢で配置して各スプリン
クラーヘッド1に対する巻だし管3に水を分配供給する
給水管4とを備え、給水管4への巻だし管3の接続構造
は、図1に示すように、給水管4の側面に分岐孔5を形
成し、その給水管4の側面に巻だし管3の上端部を、上
端開口が分岐孔5に連通する状態に溶接にて固着して構
成されている。前記巻だし管3の下端にスプリンクラー
ヘッド1を接続する手段は、スプリンクラーヘッド1へ
の接続部10Aと、巻だし管2下端への接続部10Bと
を備えた配管材の一例である継手10を用いる手段であ
り、具体的には、継手10の接続部10Bを巻だし管3
の下端部にねじ込み接続し、接続部10Aにスプリンク
ラーヘッド1をねじ込み接続する手段である。かつ、巻
だし管3は、クリップ6を介して天井下地Bに保持され
ている。7は、天井仕上げ材Aとスプリンクラーヘッド
1との隙間を閉塞する装飾用のキャップである。そし
て、このスプリンクラー消火設備は、スプリンクラー配
管2に水を充満させた状態で各スプリンクラーヘッド1
にまで水が達しているか否かを検出する検水手段を有す
る。
【0011】検水手段は、前記継手10のうちスプリン
クラーヘッド1に近い箇所に、それら間に水が位置する
か否かを通電の有無をもって検出する一対の水検出用の
電極のうちの一方8を継手10に電気的に絶縁した状態
に挿入設置し、その電極8の信号取り出し端8aを前記
キャップ7の下面に天井下に臨む状態に配置し、もっ
て、スプリンクラーヘッド1を他方の水検出用の電極と
して、そのスプリンクラーヘッド1と電極8とにテスタ
ーTを接続して、抵抗値又は電流値を測定することによ
り、スプリンクラーヘッド1にまで水が達しているか否
かを検出するように構成されている。つまり、図示する
ように、スプリンクラーヘッド1まで水が達している場
合には、水を介して電極8とスプリンクラーヘッド1と
の間が電気的に導通する状態となり、スプリンクラーヘ
ッド1まで水が達していない場合には、電極8とスプリ
ンクラーヘッド1との間の電気的な導通が絶たれた状態
となりから、電極8とスプリンクラーヘッド1との電気
の導通の有無をテスターTを用いて検査することによ
り、スプリンクラーヘッド1まで水が達しているか否か
を知ることができる。11は、電極8を取り付けるため
の電気絶縁材製のプラグである。
【0012】〔実施例2〕上記実施例1で示したスプリ
ンクラー消火設備において、前記検水手段を次のように
構成したものである。図2に示すように、継手10の下
端部に、一対の電極8を挿入設置し、それら電極8間の
導通の有無をテスターTで計測することで、スプリンク
ラーヘッド1まで水が達しているか否かを検出するよう
に構成する。前記電極8それぞれの信号取り出し端8a
はともに、キャップ7の下面に、天井下に臨む状態に配
置されている。
【0013】〔別実施例〕上記実施例では、継手10に
電極8を挿入設置したが、図3、図4に示すように、ス
プリンクラーヘッド1のうちヘッド本体1Aを巻だし管
3に接続させるソケット1Bに電極8を挿入設置して実
施してもよく、また、図5、図6に示すように、巻だし
管3に電極8を挿入設置して実施してもよい。次の方法
で検査してもよい。図7に示すように、抵抗の計測機器
として、印加電圧が3Vなどの直流低電圧である普通一
般のテスターT1と、印加電圧が500Vなどの交流高
電圧である絶縁計(抵抗計)T2とを用いる。そして、
図7の(イ)で示すように、スプリンクラーヘッド1に
まで水が達していないと、テスターT1の計測表示及び
絶縁計T2の計測表示はともに抵抗無限大を示し、図7
の(ロ)で示すように、スプリンクラーヘッド1にまで
水が達していると、テスターT1の計測表示は10KΩ
などの水の抵抗値を示す一方、絶縁計T2の計測表示は
0(ゼロ)Ωを示し、図7の(ハ)で示すように、スプ
リンクラーヘッド1にまで水が達しておらずに絶縁不良
があると、テスターT1の計測表示及び絶縁計T2の計
測表示はともに0(ゼロ)Ωを示す。従って、この方法
によれば、テスターT1及び絶縁計T2の計測表示か
ら、スプリンクラーヘッド1にまで水が達しているか否
かの判別に加え、絶縁不良の有無の判別も行える。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す要部の切り欠き側面図
【図2】実施例2を示す要部の縦断面図
【図3】別の実施例を示す要部の縦断面図
【図4】別の実施例を示す要部の縦断面図
【図5】別の実施例を示す要部の縦断面図
【図6】別の実施例を示す要部の縦断面図
【図7】計測方法を示す説明図
【符号の説明】
1 スプリンクラーヘッド 2 スプリンクラー配管 8 電極 8a 信号取り出し端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 安春 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 浅田 和雄 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 中森 章 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (56)参考文献 特開 昭53−67995(JP,A) 特開 昭49−85888(JP,A) 特開 平3−47280(JP,A) 特公 昭50−10477(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 27/00 - 39/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラーヘッド(1)とそれに接
    続する給水用のスプリンクラー配管(2)とからなるス
    プリンクラー消火設備であって、前記スプリンクラー配
    管(2)のうちスプリンクラーヘッド(1)に近い箇所
    に、水検出用の電極(8)を挿入設置してあるスプリン
    クラー消火設備。
  2. 【請求項2】 スプリンクラーヘッド(1)とそれに接
    続する給水用のスプリンクラー配管(2)とからなるス
    プリンクラー消火設備であって、前記スプリンクラーヘ
    ッド(1)に、水検出用の電極(8)を挿入設置してあ
    るスプリンクラー消火設備。
  3. 【請求項3】 前記電極(8)の信号取り出し端(8
    a)を天井下に臨む状態に配置してある請求項1又は2
    記載のスプリンクラー消火設備。
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